外債ファンドで起こりがちな事 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん] [マーケット・トレンド]
2012/10/09(火) 21:43

IMF国際通貨基金・世界銀行年次総会が
今日から東京の有楽町を中心に開幕しましたが
それに先立ってIMFから発表された世界経済見通し。
世界経済の成長率は7月予想時の3.5%から3.3%に下方修正されました。
これは、世界全体で労働収入が現象しているということ。
労働収入がダメなら、運用で頑張りたいところ。
で、ついリターンの高い方へと行がちですが、今は機関投資家でもリスクを避ける指向。
それなのに私たち個人投資家がリスクをとるのは普通に考えても難しいでしょう。
運用は自分の裁量で出来るところで希望に繋がるツールであって欲しいというのが野尻さんの考えです。

さて、そんなところも踏まえて今週も外国債券ファンドをみて行きます。
外債は債券要因と為替要因の二つを見ることが大切です。
運用自体は一時期よりも持ち直してきていますが、為替の影響で基準価格が安くなってしまっています。
通貨別構成比で同じファンドの一年前と比べてみると傾向が見えてくるのですが
アクティブ型はユーロの割合をかなり下げてきており、そのように状況に合わせて割合を変えることが自由なのですが
インデックス型は特定の指標をベンチマークにして、その基準の比率のままなので
この現状でもユーロを40%も組み込んでいるものもあり、イタリアもスペインも入っているまま…。
今後の好転を期待して今貯めていれば良い結果に繋がることもあるかも知れませんが
自分の気持ちとずれたままで保有しているのであれば、手放さなくとも一旦お休みするのも手です。
問題は、自分がユーロを保有していることを知らずに持っていること!
特にインデックスファンドをお持ちの方は、自分で思っているよりもユーロを持っている可能性があるので、一度自分の資産を全部調べてどれだけの割合でユーロを保有しているか確認してみて下さいね。