日本が資源大国になる日?!~金相場のポイント [大橋ひろこコラム] [マーケット・トレンド]
2012/10/03(水) 18:18

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと  アメリカのお土産のクッキーを差し入れていただきました

今日の日経新聞夕刊に「秋田でシェールオイル」という記事が掲載されました。シェールオイルといえばアメリカ。独自の掘削技術からノースダコタのバッケン油田のシェール層からオイルの掘削に成功し革命が起こっている、という話はこの番組でも何度か取り上げていますが、資源がないといわれてきた日本でオイル生産が可能になるとは。この秋田本荘市のシェールオイルの他にも佐渡沖の海上油田、静岡のメタンハイドレード、南鳥島のレアアースなど日本列島には様々なエネルギーが眠っており、技術革新からこうした資源が採取できる可能性が広がってきているのです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

南鳥島周辺の海底に眠るレアアースは
国内年間消費量の200年分にもなる可能性があり、
中には金や銀も含まれるということで、
日本も金の生産国となる日が来るかもしれません。

その金価格ですが、QE3発動で勢いがついて1700ドル台へと上昇し、
高値水準でもみ合いに入っています。

森さんによると金相場は週足では6週、月足で4カ月連続の陽線引けで
第3四半期の取引を終了しており、トレンドが明確になってきています。
1800ドルの節目は過去に何度も抵抗にあっているために
突破するには時間もかかるかもしれませんが、
ここを年内にも突破できるとの見通しが大勢となってきているようです。

世界の緩和政策で金余りとなる中、
米国の経済指標は景気減速を示す数字が多く、
欧州は南欧各国の債務不安が払拭できず・・・。
中国の景気後退も懸念され始めています。
現状ではドル、ユーロも買えず、金のセイフヘイブン(資金の逃避先)
としての魅力から買われる傾向が強まっているのです。

短期筋も動き出しています。
夏場までは静かで地味な推移が続いていましたが、
QE3への思惑から短期筋が金市場に流入。
8月17日には38万5,434枚まで落ち込んでいた取組高は
9月27日に49万2,149枚まで急増しています。

また世界13カ国に上場している金上場投資信託(ETF)に絡む
現物保有高は10月1日現在1,670.03トンとなり、
9月3日の1,622.13トンより3%増加,中長期資金も動き始めました。

森さんにはプラチナ価格の今後についても解説いただいています。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。