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原油価格高騰の背景 国内は円安効果も [コモディティの見通し]

2012/2/22(水) 18:36 投稿:大橋ひろこ  記事URL トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )

オーバルネクストアナリスト柿原一也さんと

オーバルネクストアナリスト柿原一也さんと

今日の日経新聞の商品面に「原油需要=新興国、先進国を逆転へ」という記事が掲載されていました。原油市場で新興国の需要が拡大し、4-6月期は先進国を初めて上回る見通しだというもの。中国やインドなどアジア諸国、南米、中東などほぼ全ての地域で需要が増えているのだそうです。中国を新興国と呼んでいいものかどうかという話もありますが、先進国の需要が低迷する中新興国の台頭がエネルギー価格の下値を支えているのです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか。大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト柿原一也さんにお話を伺いました。

WTI原油価格は106ドル台にまで上昇してきました。
何故原油価格は高止まりしているのでしょうか。

柿原さんは「イランプレミアム」が北海ブレント価格を押し上げ、
これにWTI原油価格が連れ高となっていると解説くださいました。
過剰流動性マネーも原油高の一因ではあるのですが、
もし、この相場が崩れてリスク資産が売られる相場がきても
原油価格の下落比率はそれほど高くないと柿原さんは指摘されます。
北海ブレントの需給は引き締まっており、決してリスクプレミアムだけが
原油高の要因ではないのだそうです。
ただ、アメリカの原油の需給はそれほどタイトではないのですが・・・。

需給でいうと日本のエネルギー製品の需要が厳冬のせいで
思ったよりも高く、在庫がタイトな状況にあります。
TOCOMのガソリン、灯油価格は連日の上昇を見せていますが、
需給がタイトであること、そして為替市場での円安が影響しています。

ドル円相場は今日1ドル80円台に乗せるところまで上昇。
これが国内製品の価格を押し上げています。
ガソリン灯油だけではなくコモディティ全般高くなっていますね。
原発停止から日本は海外からLNGなどエネルギーを買わなくては
ならず、これが貿易収支の赤字の原因となっています。
これまで輸出に気遣って円高是正が声高に叫ばれてきましたが、
資源のない日本は輸入も多く、特に原発停止からのエネルギー購入は
拡大しており、これが為替市場での円安の一因になっているとの
指摘もあります。輸入が増えれば円安が進行する。
円安が進行すれば商品価格は上がる。そして安くなった円で
高くなった商品を買わなければならない、というスパイラルを
懸念する声も出始めているようです。

柿原さんにはWTI原油価格の今後の見通し、
そしてTOCOMのガソリン、灯油の投資戦略なども
伺っています。詳しくはオンデマンド放送で
柿原さんの解説をお聞きくださいね。


 

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更新:5/22 18:00

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