金価格の先行き決める米金融政策 [投資α情報(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2011/04/01(金) 18:37

金融・貴金属アナリスト 亀井幸一郎さんと

ドル建て金価格は31日終値ベースで1440ドルの史上最高値更新。
そして今日4月1日TOCOM東京工業品取引所の金価格も1983年以来の3864円にまで上昇となりました。金価格が輝きを放っています。

しかしながら、今週はにわかにアメリカのQE2の1000ドル縮小で終了の可能性などの
FRB理事らによるタカ派発言が材料視され、ドルが強含み傾向にあります。
こうした変数は金にとってネガティブ要因。さて本当にアメリカは出口戦略に向けて
舵を切ることができるのでしょうか?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融・貴金属アナリスト亀井幸一郎さんにお話を伺いました。

亀井さんは、足元ではタカ派意見を材料にマーケットが反応しているが、
6月で量的緩和を終了できるとは思えないと指摘。
今月26日27日のFOMCでどのような方針が示されるのかに
関心が高まっていますが、最終的にはバーナンキ議長が何を発信するかです。
FOMCに向けてはいろいろな思惑が出てくると思われますが、
バーナンキ議長はこれまで一貫して慎重姿勢を崩していません。
トーンは弱いのですが信念は強い(お酒も強いとか?)そうですから、
ここで一気に蛇口を閉めることはないと思われます。

というのも住宅系の指標が軒並み悪化しており、
住宅の資産価値が住宅ローン残高を下回る
「アンダー ウォーター(水面下)」状態の物件の割合が
なんと27%にも達しているのだそうです・・・。
こんな状況にあってのダウの上昇、そして景気見通し楽観、
インフレ警戒からの出口戦略・・・・。昨年の相場に酷似していませんか?
亀井さんはさらなる量的緩和の可能性も否定しませんでした。

また欧州の財務問題。
目先はECBの利上げだけを材料にユーロが買われる地合いとなっていますが、
ソブリン問題はなくなったわけではありません。
しかし、2013年まではセーフティーネットが張られ、こちらの問題は
先送りされてしまっている状態。いずれ蒸し返されるだろうということです。

また中東に北アフリカリスクも懸念材料。
日本の震災による今後の為替市場の動向も気がかりです。
今日は亀井さんにこれらの点についても解説を頂き、
今後の金価格の動向についてお話を伺っておりますので
どうぞ、オンデマンド放送でご確認ください。

内容が盛りだくさんすぎて15分じゃ足りない濃密な放送となりました。