東日本大震災が世界の商品価格に与える影響は? [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011/03/23(水) 18:59

近藤雅世さんと

今日は大橋ひろこさんに代わって
山本郁がお送りしました!
大橋さんは病気ではないのでどうぞご心配なく。
また金曜日には元気な声を聞かせてくれますから!

さて、今日のコメンテーターは
コモディティーインテリジェンス代表取締役社長の
近藤雅世さん。
地震による福島の原発事故について
近藤さんは事態は良い方向へ動いていると感じているそうです。
地震直後の先週は福島原子力発電所が再臨界を迎えるかもしれない
という不安が世界を覆い、日本の株価は史上3番目の値下がり
円は3月17日に76円24銭と史上最高値をつけました。
そして商品価格は同じ時期にほとんど全てが急落して直近の底値をつけ
その後上昇に転じています。
NY原油は3月16日の96.22ドルが底で
昨日は104ドルに回復。
今後、リビアと福島の原発次第ですがリビアについては
今後大規模な戦争になることはなく
原油価格がこれ以上上がらないと見ているそうです。
金は3月15日の1380.7ドルが底で
昨日は1427.6ドルに回復。
1400ドル台はかなり高い水準なので
原子力発電所が修復され世界景気が良くなり
株価が上がれば金価格が下がるとみられますが
ただ4月にポルトガル国債の償還などが控えているので
それによってはシナリオが変わってきますが…。
詳しい近藤さんの解説はオンデマンド放送でお聴きくださいね!


例えば、毎月1万円を積立てるなら…その1 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2011/03/22(火) 23:37

投信積立ては“続けること”が
何よりも大切。
だから無理の無い金額で!
先週勉強しましたよね。
そこで今日は「1万円を…」と掲げましたが
これはあくまでも目安。
5000円、2万、3万、5万円でも構いません。

今日のポイントは
自分が積立てるファンドをどれくらいの割合持っていたいか
つまり、先週勉強した“ゴールのイメージ”を持つことです。
比率でいいのですが、最初は金額で考えた方が分りやすいでしょう。
「50万円保有したい!」と思ったら
1万円ずつ積立てれば単純に考えれば50ヶ月。
ただし投信積立は上にも下にも動きますから積み立てを続けて行く中で
メンテナンスします。
このように、どれくらいの金額を持ちたいか、何年くらい続けたいか
逆算して後々比率を考えてゆけば良いでしょう。

ところで、1万円の投信積立を始めるにあたって
野尻さん、一つ確認したいことがある…っておっしゃいました。
貯蓄力です。
かなり前になりますが、資産を家に喩えると
円定期の積み立てが一階部分。
そして投資は二階と考えましょう…と教わりました。
つまり一階がなくては二階はありえない。
円定期を始めていなくては投資を先に始めるわけにはいかないのです。
ですから、もし、まだ円定期積み立てを始めていない方の場合
1万円の投信積立てを始めるなら、同時に1万円の円定期積立を始めましょう。
そんなにお金を捻出できないなら、5000円ずつでもいいのです。
いま、金融機関では小額からの積立てができるようにする傾向にあります。
だから、小額の積立を出来る所を探し
小額の積立を出来るよう方法を考えましょう!

次に考えるのは、自分がどんな投資をしたいのか…ということ。
“積極的に利益を追求したい”のか
それとも
“安定性を重視したい”のか。

それによって何に投資をするのかを選ぶことになりますが
これについてはまた来週教えて頂きましょう。


昨年4月から始った野尻さんの投資入門、間もなく1年です。

まだ何も始めていないビギナーの皆さん
とにかく、まずは自分の無理の無い金額での円定期積立てを始めましょう。
円定期積立は投資の土台になるだけでなく
投資の運用成績のベンチマークにもなるんですから!

詳しくはオンデマンド放送でお聴きくださいね♪


今週の放送予定(3月22日~25日) [山本郁コラム]
2011/03/20(日) 09:28

「このような大惨事にもかかわらず日本人は冷静で秩序を保ち
互いの思いやりを忘れない高潔な国民である」

世界各国のマスコミから讃えらた一方で
直接被災しなかった東京で食料の買い占めという情けない姿がみられました。

六本木の比較的高級なスーパーでもこの通り。
この棚は500円~600円という高額な
レトルトカレーやパスタソースの並んでいた棚です。




こんなコーナーも発見。
新規店舗オープンキャンペーンの為に準備した商品を急遽変更して
売上げ金を全額義援金として日本赤十字に寄付するそうです。

今、水もガスも電気も困っていない人は
ストックとしてレトルト食品を買い込むよりも
野菜を煮込んであったかいシチューを作って
「今私たちに出来ること」
家族の食卓で話し合ってみて下さい。


それでは今週の放送予定。
21日(月)は春分の日のためお休みで火曜日からの放送です。


3月22日(火)野尻美江子さん(ファイナンシャルプランナー)
       「例えば、毎月1万円を積立てるなら・・・」 
 
       
  23日(水)近藤雅世さん(コモディティーインテリジェンス代表取締役社長)
      「商品市場全般の動向と今後の見通し」
      
       
  24日(木)伊藤さゆりさん(ニッセイ基礎研究所 主任研究員)
      「世界のマーケット・トピックス」

       
  25日(金)藤澤治さん(オイルエコノミスト)
       「専門家の目~オイルマーケットと世界の経済」

今週も宜しくお願い致します。


エネルギー政策の転換も?そして中東情勢 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011/03/19(土) 01:46

マーケット・リスク・アドバイザリー新村直弘さんと

為替市場の動向を注視している方は今朝の介入の予測は可能だったかと思います。
しかしながら、G7各国の「協調」介入という形での介入はサプライズでした。
昨年円が最高値を更新する過程で1日で2兆円あまりの介入を行った際は単独介入で、その後介入水準を上回る円高が進行してもピタリと介入を止めていましたし・・・。

震災から1週間、激動のマーケットが続いていますが、
その中にあっても先般のFOMCによる景気見通しの引き上げ、
大きく戻したダウ平均、そして今日の介入と言う流れを見ると
リスク回避のパニック的手仕舞い相場が一旦落ち着きを取り戻した
ようにも見えますが、果たして今後のマーケットは?!

今日はマーケット・リスク・アドバイザリーの新村直弘さんに
お話を伺いました。新村さんは震災、津波、そして原発事故へと
拡大した今回の問題が今後及ぼす影響の一つとして、
エネルギー政策の見直しが入るであろうことを指摘。
今後、原子力発電が極めて高い安全性が確保できることが
確信できるまでは、石油・天然ガスといった化石燃料の需要が
増加することになるとお話下さいました。
要するに火力発電に頼らざるを得ないということですね。

またこの震災によるダメージは日本にとっては大きなマイナスと
なりますが、リーマンショック後以降の世界の景気回復は
新興国の経済拡大によるもの、よって、世界景気の回復に
水を差すようなことにはならないのではないかということです。
(但しこれは原発問題が拡大しないことが前提ですが・・・)
2010年の米国の貿易相手国をみると中国のシェアが20%弱、
日本は6%なのだとか。

そして激化する中東情勢。
リビアでは製油所への攻撃が続き生産能力は
50%以上が損なわれている現状。
西側諸国は一旦反政府側を支援する姿勢を見せており、
このままカダフィが復権した場合、西側の思う通りに
原油が供給されるかどうかは微妙。
今のところOPEC諸国の余剰生産能力があるため、
この分を補って価格高騰を抑えていますが、
緊迫した中東情勢に更なる危機が発生し供給余力が低下してしまうと
原油相場の上昇要因となります。
注目すべきはやはりサウジアラビアだということです。
詳しくはオンデマンド放送で新村さんの解説をお聴きくださいね。

新村さんの原油価格の予想レンジとしては
北海Brent価格で100~120ドルの非常にワイドな
レンジ相場を維持する、ということで
まだまだ高値水準での推移となりそうです。

マーケット・リスク・アドバイザリーHPはコチラです。


商品市場から資金流出も中東リスクで金確り [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011/03/16(水) 21:04

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

番組が終了したら通常はスタジオに残ってこのブログを更新するのですが、今日は帰宅して自宅のPCから更新です。
都心の電車も平常運行ではないため、スタジオに行くにも帰宅するにも皆さんいろいろと苦労されているようですが、被災地の窮状を思えばなんでもないこと、ひとりでも多くの皆様のご無事と健康をお祈りしてます。

今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話を伺いました。
東海林さんには地震後のマーケット、そして今後・・
というテーマでいろいろとお話を伺ったのですが、
やはり目先の焦点は原発事故の連鎖。
地震への懸念から原発事故被害拡大への懸念へとマーケットの関心が
シフトしてきており、今後の行方もこの問題次第と
いったところのようです。

日銀は月曜からの3日間で28兆円もの資金供給オペを実施。
これが過度の円高、株安を阻止出来ているのか否か、
まだ総合的に現状のマーケットを把握しかねるのですが、
為替市場にはレートチェックの噂なども
出てきていますので、実弾円売り介入への思惑も
抑止力にはなっているものと思います。

震災以後、商品市場からの資金流出傾向が著しく見て取れるのですが、
原油、穀物などが大きく値を下げる中、金市場の動きは下げが限定的です。
これは震災による日本経済の停滞から世界景気への影響を懸念した
リスク回避がコモディティ市場全般に広がり、
手仕舞い売りが殺到していると推測できるのですが、
金だけは一方で中東問題を材料に支えられているとの指摘もあります。

国内では、地震、原発問題の報道一色となり中東リスクが
霞んでしまっていますが、サウジアラビア軍部隊を主体とする
湾岸協力会議(GCC)派遣軍が14日、バーレーン入りしており、
中東・北アフリカに反体制デモが拡大して以来初の
外国軍の介入の事態に発展、これも大きなリスクであることに
なんら変化はないそうです。

しかし原油市場はこうした中東リスクでWTI価格100ドル超えと
なっていたものが日本の需要減退を懸念して100ドル割れと下落しており、
中東リスクより日本の震災問題を材料視していますね。

一方プラチナ市場の下落が大きいのは
自動車メーカーの生産ラインに問題が生じていること、
株価の下落が激しいことなどが背景にありますが、
東海林さんによるとプラチナの生産コスト1700ドルだそうで、
今回この1700ドルをを割り込んだところでは買いも見られ、
中長期的視野でみればいい買い場が到来しているとも言えるのだそう。

こうしたコモディティ銘柄のそれぞれの動きと今後を
東海林さんにお伺いしましたが、ただし、
原発の問題がこれ以上の悪化を辿るようであれば
マーケット全体がリスク回避相場の混乱に陥る可能性は否定できず、
まだまだマーケットの先行きを予測する時期にはないものと思います。

詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聴きください。


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