ハリケーン発生?!どうなる原油市場 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2010/08/25(水) 18:25

コモディティインテリジェンスの近藤雅世さんと

今日も株が売られ日経平均は4日続落、年初来安値を更新しましたが、今の日本のマーケット関係者の関心は為替でしょう。今日も野田財務大臣が新味のない会見を行って円高を誘う局面がありましたが、夕方にはいってきたフラッシュニュースでは、菅直人首相と日本経団連など経済3団体首脳が意見したとこのとで、米倉経団連会長は終了後、「為替介入等を(検討するよう)お願いした。首相は、介入も含め円高対応検討すると話したものと理解している、と話したそうです。

今朝の日経新聞の一面記事の「日銀、追加緩和を検討」
という記事の論調から考えても、
そろそろ当局からのアクションがあって然り、、、
近藤さんは円高も最終局面に差し掛かっており、底入れは近いと
解説くださいました。

皆さんごきげんいかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンス代表取締役社長の
近藤雅世さんにお話を伺いました。

近藤さんによるとこの円高、中国が外貨準備を使って日本国債を
購入していることが背景にあるということで、この傾向が継続する限り、
大きく円安になることは考えにくいとも。ただし、催促相場としての
円高はそろそろ、、、ということのようです。

となると、TOCOMの商品市場はこれまで円高に頭を抑えられていましたが、
そろそろ軽くなるかもしれません。

マーケットが波乱含みなのは日本だけではなく、昨日の
アメリカの7月中古住宅販売件数の凄まじい悪化ぶりをみても
なかなかリスクテイク相場にはなりにくい環境にあります。
昨日はこの中古住宅の指標の影響でしょうか、金が急騰しました。
解説としては「リスク回避資産の流入」です。

こうした環境の中ではなかなか投資マインドも盛り上がらないのですが、
近藤さんは「原油」が大注目だとお話くださいました。

ラニーニャで世界的に天候不順がクローズアップされていますが、
今年はハリケーン多発年になると予想されています。
そして、新しいハリケーンが発生、近藤さんがスタジオに向かう直前に
キャッチした情報ということでまだ生まれたてのハリケーンだということですが、
これがかなりの確立でアメリカの上陸する可能性があるとか。

需給だけを見ているとなかなか原油を買う気にはなれませんが、
(株価もさえませんしね・・・)
季節要因としてハリケーンがこの先の原油市場の大きなインパクトと
なりそうです。テクニカル的にみても71ドルまで下がってきていますので
値ごろとしては買いやすいところに到達していると見ていいでしょう。

詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説を聞いてみてくださいね。
小麦の現状などについてもお話をいただきました。