このところの原油価格は、70~80ドルでのボックス圏での動きとなっています。このレベルが居心地がいいのか、OPEC諸国にも不満もない水準なのか(笑)
今日は、オイルエコノミストの藤澤治さんをお迎えし「懸念される景気減速と原油価格の動向」というテーマでお話を伺いました。
サブプライムショック前の景気上昇期には147ドルという途方もない高値を
つけた原油ですが、このところは世界景気の減速への懸念に、
上値が抑えられているようです。ソブリン問題やアメリカの景気減速など、
マーケットはどちらかというとリスク回避ムードですが、
今、原油価格と株式市場の連動が密接となっています。
藤澤さんによると現在の原油と株の相関係数は0.95(1で同じ動き)
殆ど株と原油が同じ動きを見せています。
リスクテイク相場となるまではこんな傾向が続くのかもしれませんね。
季節要因的には夏のガソリン需要期で原油在庫も減少傾向、
(ただし在庫水準は高レベル)
これが原油価格の下支え要因かと思われますが、
ハリケーン予想が多い今年はこれが更なる材料となる可能性も。
今もボニーというハリケーンが発生してニュースになっていますね。
原油の独自材料の強くともマクロマーケットが脆弱なため
原油相場を膠着させているのでしょう。
ただ、ひとつ大きな注意点として藤澤さんはイランの制裁問題を
取り上げて解説くださいました。
日本ではあまりイランの制裁問題が大きなニュースとして
取り上げられないのですが、これが原油市場の波乱要因となる可能性が。
国連、EU、アメリカとイランへの制裁が出揃っていますが、
特にアメリカのイラン制裁が厳しい内容となる模様で、
日本の民間の銀行にアメリカからの要人から
イランとの取引を停止するよう要請がありました。
こうした話は通常は政治が介入するものですから
財務省と通じて通達があるものかと思うのですが・・・。
藤澤さんも、民間金融機関に米要人が直接介入するのは
珍しいことだと話されていました。
このイランの問題が原油市場にどうして問題となるのか?!
具体的解説を藤澤さんに伺っています。
詳しくはオンデマンド放送を聞いてくださいね。











