メキシコ湾原油流出事故がオイルマーケットにじわり影響?! [投資α情報(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2010/06/26(土) 00:18

オイルエコノミスト藤澤治さんとipad

4月20日にメキシコ湾原油流失事故が発生してから2ヶ月。
ロボットを潜らせ壊れたバルブを閉めようとして失敗し、流出箇所に泥やタイヤなどを詰めて抑えようとして失敗し、未だ原油の流出が続いている状況です。それでも懸命に原油回収に努めてはいるものの、24日にはロボットが回収システムと衝突するなど混乱を来しています。

皆さんごきげんいかがでしょう、大橋ひろこです。
今回の原油流出源は水深約1500㍍の海底ですが、そもそも
人間が潜水できる限界が300㍍と言われており、作業が思うように
進まないようですが、対応の遅れ、被害の拡大でオバマ政権の支持率も
低下の一途をたどっており政治問題にまで発展してしまっています。

今日はオイルエコノミスト藤澤治さんに「原油流失事故の現状と
今後のオイルマーケット」というテーマでお話を伺いました。

どうすれば事態を収束させることができるのか
素人にはさっぱり解らないのですが、オイルの専門家の間では
そもそもこうすれば良かったという方策があるのだとか。

「脇にバックアップ井戸を2本堀り、これを繋げて
今暴噴している油井からの圧力を弱め封印する」

というもので、これはこの事故の当事者である英BPも
当初からそう提言していたのだとか。
しかし、これには相応の時間がかかることから別の方策が
取り急ぎ採用されたということのようです。
暴噴というくらいですから流出の勢いが
思いのほか激しく結局失敗に終わり、
確実な手段を講じるのに回り道をしてしまっているようです。

損害賠償問題が議論されていますが、日本企業の三井石油開発も
10%権益を持っており、三井石油開発のおよそ70%に株主である
三井物産の株価も大きく下落してしまっていますね。

今日は藤澤さんにこの事故を巡る問題のほかに、
現在の原油市場にどのような影響が出ているのか、
そして目先のオイルマーケットの動向について
お話を伺っています。

実際WTI原油価格にもじわりと影響が。
原油先物は2020年まで無効10年先まで限月が立っており
先になるに連れ価格が上昇するカーブを描いています。
現物市場では在庫が潤沢で決して需給が逼迫しているわけでは
ないのですが、この事故の影響で海洋油田の掘削の許可が
厳しくなるなど将来に向けての需給逼迫が
懸念されているということです。
これが期近物の原油価格を多少押し上げているとも。

今後の原油市場のポイント詳しくは藤澤さんの解説を
オンデマンド放送で聞いてくださいね。

リスナー感謝キャンペーンにはたくさんのご応募をいただき
本当にありがとうございました。
写真は商品のipad!!初めて触りました~♪
思ったより軽いです。記事や本なんかはiphoneより圧倒的に
読みやすいですね。公正な抽選の結果は番組で!!