これからの資産運用とコモディティ [投資α情報(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2010/05/29(土) 00:49

楽天証券 山崎元さん

昨今では新聞や雑誌、テレビやラジオだけでなく、PCやスマートフォンから情報を収集するようになったと言う方も多いかと思います。今日はiPodの発売日。Apple Store前の行列凄かったですねー。本格的な電子書籍参入で出版や流通業界も大きな変革を迫られることになりそうです。

今日は楽天証券 経済研究所 客員研究委員の
山崎元さんにお話を伺いました。

山崎さんもblogTwitterで情報発信されていらっしゃいますが、
やはり最近の傾向としては紙媒体での原稿執筆の比率が
落ちてきてWEBやメールマガジンのようなデジタル分野での
仕事の比率が増えて来ているとお話されていました。
時代の流れとともに私たちの仕事や生活も変化して行きますね。

そして時代とともに中国などの新興国が台頭、このところの欧州問題に見られるように、先進国経済には先行き不安が渦巻いています。私たちはどのように自分の資産を防衛し運用していけばいいのでしょうか。
資産運用の分野においても、投資の選択肢は大きく広がりを見せており、伝統的な株や債券といったアセット以外にも魅力的な商品はたくさん出てきています。ただし、何を選ぶかによって未来は大きく変わってくるのかもしれませんね。

山崎さんは欧州問題は日本のバブル崩壊でたどってきた道と同じようなことになりかねない根の深い問題だと指摘されています。ギリシャの財政問題が大きく取り上げられてますが、問題の本質はギリシャ救済ということではなく、今、欧州の銀行が抱えている巨額の不良債権。
銀行の信用問題(不良債権処理)が解決しないことには、欧州も日本の失われた◯年を歩むことになるかもしれません。
目先一段落したように見えても、1年後2年後また問題が蒸し返されるような構造的な問題を孕んでいるということですね。

では日本株投資はどうでしょう。
外国人勢に元気がないと日本株が上がらないと考えてしまいますが、今日本株のPERは17倍、PBR1.1倍、配当利回りは2%というところまで売られてしまっています。投資対象としては魅力的ですよね?!

また、よく言われるのが日本の財政問題。
円の価値の低下、将来の購買力の低下(インフレ)に対するヘッジ手段にはどんなものがあるでしょうか。
山崎さんはTOCOM NEXTの日経・東工取商品指数といったコモディティ指数取引を取り上げて解説くださいました。日経・東工取商品指数は納会がなく長期保有が可能であること、そして、今、金価格が高騰しており、金投資に世間の関心が高まっていますが、金や、原油と言った銘柄単体への投資には銘柄ごとの需給や変動要因に気を配らなくてはなりません。これが指数ですと工業品銘柄への分散投資が可能です。ITデバイスの世界だけでなく、投資の世界にも新しい商品がどんどん誕生していますが、時代の最先端を走らずともせめて時流に乗り遅れないように新しいもに触れて学んでいく姿勢を失わないでいたいものです。

詳しくはオンデマンド放送で山崎さんのお話を
聞いてみてくださいね。