とれるリスクに応じた金融商品を [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん] [マーケット・トレンド]
2010/05/25(火) 21:49

先々週は投資におけるリスクについて
そして先週はそのリスクの現状として
ギリシャ危機を見てきました。
そして今週はいよいよ“金融商品選び”です。
投資のスタートラインに近付いてきましたね♪

「とれるリスクと金融商品」

とれるリスク=リスク許容度は人によって様々です。
例えば同じ年齢の女性でも
結婚しているのか、仕事をしているのか
あるいは将来起業しようと思っているのか
どれだけ投資に時間を割くことができるのか
それによってリスク許容度は変わってきます。

そしてそのリスク許容度によって使う金融商品も
最適なものを選ばなくてはなりません。

野尻さんは
金融商品は薬のようなもの…とおっしゃいます。
薬は、使い方を誤まれば余計症状を悪化させてしまいます。
自分の症状(リスク)に合った薬(金融商品)を選ばないと
家計を破綻させるおそれもあるわけです。

だからリスク許容度と金融商品は表裏一体。
切り離して考える事は出来ないんですよ~!!
というのが今日のお話のキモです♪♪

これを踏まえて金融商品をみていくわけです。

まずは、リスクはそんなにとれない。
初心者だからまずは低リスクで…と考える方は
リターンが預貯金を“少し上回る”金融商品として
『MMF』があります。
例えばあるMMFのここ一週間の平均分配率は0.102パーセント。

ここで思い出して頂きたいのが、第1回放送で出てきた
“72の法則”
金利によって資産を2倍にするためにかかる年数を算出する方法です。
今、普通預金の金利は0.04パーセント。
この金利で資産を2倍に増やすには1800年かかります。
考えてみてください。
今から1800年前って西暦210年です。
三国志の時代です。
日本では聖徳太子だってまだ生まれていません。
今の金利で普通預金していたら
仮に聖徳太子が今生きていたとしたって資産を2倍に出来ていないんです(涙)

だからこそ投資をしよう!!というわけですが
先述のMMFだと2倍になるのは705年先。
う~ん。

では個人向け国債はどうでしょう?
ソブリンリスクで今敬遠されがちな国債ですが投資のセオリーでは
リスクが低く入門向きの金融商品です。
直近で4月に発行された10年変動型の金利は0.48パーセント。
これだと倍にするには150年!!
おっ!だいぶ人間の寿命に近付いてきた感じ♪

このように
為替に興味があるなら「外貨MMF」「FX」「外国債券」
企業に興味があるなら「個別株」
ペーパー資産への不安があるなら「純金積み立て」などのコモディティー
運用はプロに任せたいなら「投資信託」
などなど、ざっと金融商品を紹介していただきました。

皆さんにぴったりの金融商品はどれでしょうか?
すでに投資をしているよという方も、改めて
自分のリスク許容度に合った金融商品なのか
見直してみて下さいね。