原油価格と為替の相関性って?! [投資α情報(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2010/05/14(金) 18:40

三菱UFJリサーチ&コンサルティング 芥田知至さん

原油価格は5月3日には高値87ドル台までありましたが、
現在は70ドル前半にまで落ちてきています。

GW明け5月6日に起こった欧州発ソブリンショック(って呼んでいいかな?)がありましたので原油価格も下落するのは仕方がないとしても、金価格は逆に上昇しているのですから、やはりコモディティ市場は金とそれ以外の銘柄を分けて考えなくてはならないのでしょうね。

皆さんごきげんいかがでしょうか、大橋ひろこです。

原油はやはり産業用需要商品ですから、
世界景気には敏感に反応してしまいます。
信用不安から景気の先行きへの不安が広がり、
原油にも大きく調整がはいったのですが、
それでも、ほかのマーケットに比べれば
比較的高値で持ちこたえている印象だと芥田さん。

今日は三菱JFJ&リサーチコンサルティング 主任研究員の
芥田知至さんをお迎えしてお話を伺いました。



ドルインデックスとWTI原油

前回1ヶ月前にご出演いただいた際には「株価と原油の相関性」についてお話を伺いましたが、今日は「為替と原油の相関性」ご存知の通りドル建ての商品価格はドル安になると価格が上昇しますので、ドル安=原油安がセオリーですが、このところのギリシャ問題でユーロが長期に渡って下落していても原油価格はついこの間まで大変堅調に推移していました。

これはどういうことでしょう?

こちらのチャートは芥田さんから頂いた
ドルインデックスとWTI原油価格相場の推移。
長期に渡ってみてみると、きれいに
ドル安=原油高のチャートとなっていますが、
短期的には逆行する局面もあり、これは為替よりも、
「景気回復をテーマとした株高」につれて原油が買われた
ということのようです。

このところのマクロマーケットは従来の教科書的な相関性だけでは
測れません、目まぐるしく市場のテーマが変わりますね。

芥田さんは、大きなショック直後なので、
暫くは神経質なトレンドレスな相場が続くも、
アメリカの景気回復につれて原油価格も
年末から来年にかけてはも再び高値を目指すような展開に
なるのではと予測されています。

ただし、まだまだ不安定なマーケットが続きますので、
ある程度の調整、下値を覚悟。
買うなら十分に押し目を引き付けてからのほうがよさそう。
下値の目処、今後の上値目標、そして株価、為替との原油の関係など
詳細はオンデマンド放送を聞いてくださいね。