TOCOM金価格29年ぶり高値更新~コモディティフェスティバル参加者募集!! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.08/03 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

TOCOM東京工業品取引所の金先物価格が29年ぶりの高値を更新しました。
日中取引で4126円と1982年以来の高値を更新していたのですが、
番組放送中の夜間取引でも金価格は更に高値を更新し勢い衰えず。
NYのドル建て金価格は連日のように史上最高値を更新していますが、
為替市場では介入警戒が強まるほどの円高となっているのに、
東京の金価格が円高にもかかわらず上昇しているというのは驚きです。

介入でもあって、円安となれば東京金は更に値を上げるでしょうから
東京金を取引している投資家は介入期待が高いでしょう、と東海林さん。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話を伺いました。

連邦債務上限問題が可決されたことで
一旦はその事実に敬意を払う意味でも
マーケットに楽観ムードがもたらされるのではないか。。。
なんて考えは甘かったようです。
マーケットはすでに米景気後退への強い懸念をいだいており、
リスク回避相場の様相を呈してきました。
金高、債券高、スイスフラン高、そして円高。。。
資金はよりリスクの少ないと考えられるマーケットに流入しています。
この傾向は長期間継続していたものですが、足元では更に加速していますね。

また、韓国中央銀行が6月7月に金を25トン購入したというニュース。
これまでも中国やメキシコなどの中央銀行の金購入が話題となりましたが、
今度は韓国ですか。なんと韓国の金購入は13年ぶりのことだそうです。
この高値で・・・・という疑問もありますが、止まらぬドル安に
外貨準備のドル依存を軽減したかったという事情もあるのでしょう。
しかしながら、金を選択するというのはやはり将来の金高を予測していることに
違いありません。こうしたニュースもこの金高に寄与しているものと思います。

東海林さんには今後の金価格の動向と、目先の材料を詳しく伺いました。
週末には雇用統計の発表を控え、ボラタイルな相場が予想されます。
日銀の金融政策決定会合も、今回ばかりはこの円高を背景に注目が
高まっています。これが5日金曜に重なりますね。
高値追いする必要はありません。
先高感があるとはいえ、安値を引きつけてから買いたいものです。

★それから皆さん、商品価格動向に興味はありませんか?

9月23日(祝)コモディティフェスティバルが開催されます。

このところの商品価格に関心のある方、是非参加してください。
商品市場を追いかけるにはどのような方のどんな分析を見ればいいのか。。。
この日はこのコモディティ業界そして金融市場でご活躍される
専門家、アナリスト、トレーダーが30名弱集結します。

貴金属アナリスト、現役ディーラー、オイルメジャー・穀物メジャーから
アナリストに転身された方や、商社の研究所アナリスト、
さらに実際のコモディティリアルトレードコンテストの優勝者などなど・・・
錚々たる業界の専門家が一堂に会しての懇親会です。

個人投資家の皆様と直に触れていただけるという
夢のようなフェスティバル。
どうぞお気軽にお申し込みください。
このような企画は前代未聞です。
当日は私が司会を務めさせて頂きます。

商品価格動向に関心のある方は是非お申し込みを。
☞ コモディティフェスティバル2011
http://www.cfes.jp/


コモディティフェスティバル2011参加者募集~菊川さんに聞く!市場は何を警戒しているのか? [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.07/27 大橋ひろこ 記事URL

マーケットアナリスト菊川弘之さんと

8月2日が期限とされているアメリカ債務上限の引き上げ合意が難航しており、ドル売りが進んでいます。先週半ばにギリシャの問題はEU首脳により緊急会合での第2次支援策が一定の評価につながったようで、目下市場の注目はユーロからアメリカが債務不履行問題へ。
金価格は今日も史上最高値を更新、アメリカがデフォルトするなんてあり得ないという楽観もある中、金に資金が集まっていることは事実ですね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は 菊川弘之さんにお話を伺いました。
菊川さんとは以前ラジオNIKKEIの他の番組で
ご一緒していたことがあるのですが、
その時と比較しても驚くくらい金の値段が上昇しています。
そして先進国がこれほど債務問題に悩まされることになろうとは
思いもよりませんでしたし、一方で新興国が
インフレに苦しむことになろうとは。
一体どんだけ昔の話なの_って感じですよね(笑)
それでも、たった数年前は全世界が好景気に湧いていたんです。
2008年までは・・・・。

今日ドル円相場は77円台へと一層円高が進みました。
円が消去法的に選ばれているという解説もありますが、
ドルが弱すぎるという解説もあります。
それはどちらも真実であり、深刻な景気の先行きを現しているとも言えます。
今はアメリカの連邦債務上限引き上げ合意が難航していることや
アメリカの格下げなどが市場の最大の関心で、ドル売りが進行しているため
あまり問題となっていませんが、実は財政問題は日本も似たようなもの。
いずれ日本の借金や国債格付けが市場のテーマとなり槍玉に挙げられた時、
一転して円が売られることも十分に想定されますが、
本当に怖いのはこの円高よりもとどまることを知らぬ日本売りが来た時ではないか・・・・

株価がまだそれほど大きな下落となっていないのに、金価格が史上最高値を
更新して上昇を続ける背景にはあらゆる先行きへの不安が渦巻いているという
ことなのかもしれません。詳しくは菊川さんの解説をオンデマンド放送で
お聞き下さいね。

★それから皆さん、商品価格動向に興味はありませんか?

9月23日(祝)コモディティフェスティバルが開催されます。

このところの商品価格に関心のある方、是非参加してください。
商品市場を追いかけるにはどのような方のどんな分析を見ればいいのか。。。
この日はこのコモディティ業界そして金融市場でご活躍される
専門家、アナリスト、トレーダーが30名弱集結します。

貴金属アナリスト、現役ディーラー、オイルメジャー・穀物メジャーから
アナリストに転身された方や、商社の研究所アナリスト、
さらに実際のコモディティリアルトレードコンテストの優勝者などなど・・・
錚々たる業界の専門家が一堂に会しての懇親会です。

個人投資家の皆様と直に触れていただけるという夢のようなフェスティバル。
どうぞお気軽にお申し込みください。
このような企画は前代未聞です。
当日は私が司会を務めさせて頂きます。

商品価格動向に関心のある方は是非お申し込みを。
☞ コモディティフェスティバル2011
http://www.cfes.jp/


原油価格は雇用統計ショックで100ドルに届かず [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.07/13 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト柿原和也さんと

QE2終了後のマーケットを懸念して下落傾向にあった6月が過ぎ去り、7月には燃料切れ的にマーケットの崩落もあるのでは?と身構えていた向きもあったように思います。しかし実際7月に入ってみれば「ギリシャデフォルト懸念後退」という決して積極的な買い材料でもないようなニュースをきっかけにマーケットは楽観ムードに包まれ、ダウ平均は12000ドル割れからの急反騰、ユーロも1.45ドル手前まで買い戻され、原油価格も89ドル台まで沈んでいたものが
99ドルまで切り返していました。

先週のアメリカの雇用統計の前までは。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト柿原和也さんに
原油市場の動向と今後の見通しを伺いました。

「雇用統計ショック」
これがなければ原油価格は100ドルに乗せいていたでしょう。
柿原さんはオイルマーケットの独自要因として足元の需給は引き締まってきており、
先週の今頃(木曜)までは強気な見方が大勢だったと指摘。
ところが予想を大きく裏切る内容の雇用統計を受けて、マーケットのセンチメントは
一変しました。ユーロは大きく売られ、ダウ平均も崩れ始めます。
そして原油価格は100ドルの大台を見ることなく下落に転じました。

その後週が明けて今週はずっとリスク回避的相場となっています。
昨晩はこの不安定な地合いの中でムーディーズがアイルランドの格下げに言及し
マーケットは更なるリスクオフに。朝方ドル円相場が78円台に落ちましたね。

それでも昨晩のNYマーケットでは原油価格が上昇しています。
昨晩のFOMC議事録公表で、Fedは前回のFOMCでQE3についても
議論していたということが確認され、これでQE3ならリスクオンというような
思惑が広がったとの見方もあるようです。

でもおかしな話ですよね。QE3なら「そこまで踏み込まなければこの難局を
乗り越えられないのか」という悲観と受け止めることもできます。
単純に思考すれば更なるマネタリーベースの増加で投機マネーが
コモディティに流入というシナリオになりますが、さすがに3回目ともなると
これを好感するというより悲観するほうが自然な気もします。

今後の原油市場を読む上でのポイントはやはりマクロマーケットの動向だと
いうことですが、柿原さんは単純な需給を考えれば
現在は最需要期、冷房需要も増えてきており、ファンダメンタルは強気だと
解説下さいました。ただ、週末15日の欧州のストレステスト、EU首脳会議など
まだまだ余談を許さないユーロを巡る様々な問題。
さてここからの見方は?!

詳しくはオンデマンド放送で柿原さんの解説を聞いてくださいね。


新たなステージへ~金価格急騰の背景 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.07/06 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

日経平均は5/2以来の終値ベースで1万円台乗せ、
TOCOMの金価格も50円もの上昇で再び3900円台回復、
マーケットには買い安心感が広がっているようです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

ドル建て金の現物相場は6月22日に戻り高値となる1557ドルまで
上昇していたのですが、ギリシャデフォルトへの懸念、QE2終了の
警戒などから大きく売られ7/1には1479ドルまで下落。
1500ドルを割り込んでしまったため、弱気の声も台頭したのですが、
昨晩、アメリカの独立記念日明けの5日のマーケットで金価格は
30ドルもの急反騰となり、その強さを改めて見せ付けられました。

1500ドル割れの水準ではアジアの実需の買いが旺盛だったそうですが、
昨日の動きは第3四半期入りでファンドの新規買いもあったのではないか、
と森さんは指摘されました。リスク回避相場からの逃避買いとしての金上昇ではなく、
リスク志向相場での株高、金高へとステージが変わったのではないか。

しかしながら、今週は明日木曜に控えたECB理事会、週末金曜に雇用統計と
為替市場を占うビッグイベントが相次ぐため、ドルの行方には注意が必要。
森さんによると今年1/13以降、ユーロドル相場は一度も200日移動平均線を
下回っておらず、長期的にはユーロ高ドル安トレンドであるということですが・・・。

基本的にはドル安は金の買い材料、ユーロ高は金高ということですね。
しかしながら足元ではドル買いが旺盛となりつつあり、今週のイベントで
この流れに変化があるかどうかには留意しておいたほうが良さそうです。

また、景気に敏感に反応するプラチナ市場は金と比較するとかなり大きく
売られたのですが、1700ドル割れでは反発となりました。
1700ドル下というのは採掘コストを割り込んでしまうため、
ここを割り込むと供給が大きく減少する懸念があるということのようです。
コスト割れ水準は買い、これが足元のプラチナの大きな買材料だったと思われますが、
アメリカの6月の自動車販売台数も前年同期比7.1%増と生産も回復してきており、
年後半の景気回復期待も高まっていることがプラチナの下値を支えていくのかも
しれません。さて、今後の見通しは?

詳しくはオンデマンド放送で森さんのお話をお聞きくださいね。


ギリシャのデフォルトリスクとは? [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.06/29 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンス近藤雅世さんと

ギリシャの歳出削減・増税を盛り込んだ5カ年財政緊縮計画の採決を
巡って「可決されるであろう」ことを前提に株高、コモディティ高
円安とリスク選好の動きが濃厚となっていたマーケットですが、
先ほど(29日22時頃)実際にこれが採択されたことが伝わり、
「噂で買って事実で売り」というような値動きになっているようです。
この後のマーケットの流れは?!
ギリシャの問題ってそもそも一体どういうことなんでしょうか?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンス代表取締役の
近藤雅世さんに「ギリシャ問題と商品市場」についてお話を伺いました。


29日、ギリシャ議会は欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)の
融資条件である追加緊縮策を可決しました。
しかしこれは「可決するに決まっている」と市場は見ていたわけで
結論が出る前から市場は可決を織り込んでポジティヴに反応していましたね。

280億ユーロ(3兆2400億円)に上る歳出削減・増税を盛り込んだ
5カ年財政緊縮計画が可決されて、ひとまず目先のギリシャデフォルト懸念は
後退していますが、この問題、これですべて解決したわけではありません。
仮にこの法案が否決されたら、ギリシャ国債は7月15日の
借り換えができずに来月デフォルトになったのですから綱渡り状態なんです。


そもそも昨年5月にギリシャに対して1100億ユーロの融資を
行うことをEUとIMFが決め、その実行が3カ月おきに行われています。
今回は第5次の120億ユーロの融資の実行ですが、IMFが条件を付けました。

近藤さんによりますともともとIMFの貸し付けは、
各国の出資割当額というQUOTAの範囲内とされているのですが、
ギリシャへの300億ユーロの貸し付けは、3000%のQUOTAとなっており、
融資条件に違反。
また借入国は1年以内の返済は自前の資金調達で行うことという規定が
あるのですが、これも違反となっています。
というわけでIMFはギリシャが緊縮財政を行って
きちんと返済する意思を示すことを条件としたというわけです。


このギリシャ、現状で10年債の利回りは18%近く迄上昇、
2年債は30%を超えていますので、自力で資金調達しても
このような高利では返済は不可能…。
金利支払いだけでも国家歳入の5分の1が必要ということです。
ギリシャの第1四半期のGDPはマイナス5.5%、失業率は16%ですから、
ほとんど収入の無い人が過去の借金の山を返済するようなもの。

ですからもう現状ではギリシャはデフォルト状態なのですが、
ECB自体がギリシャ国債を担保にして各国銀行に融資していますので、
ギリシャ国債がデフォルトになるとECBは1397億ユーロ
(約16兆円)の不良債権を抱えることとなるのだそうです。
ECBの資本金は812億ユーロしかないので、
欧州中央銀行が債務超過になってしまう?!

つまり、ギリシャはデフォルトしたってかまわないと思っていても、
そういうわけに行かないんですね。ECBが、ドイツが、仏が、
そして中国がギリシャにデフォルトされると困るわけです。
それなのにギリシャでは48時間ゼネスト入り。
借り手が貸し手より尊大な態度に出ているのですから…・。

近藤さんは近い将来、欧州や米国の金融機関は
巨額な不良債権を抱えることになると指摘されます。
ということはマーケットにはどんな影響が?!

金価格は1500ドルを割れるところまで下落しましたが、
1500ドル割れでは旺盛な実需の買いが入っています。
近藤さんの今後の見通しは?
オンデマンド放送を是非お聴き下さいね。


見当たらない金の売り材料 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.06/22 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

ゴールデンウィークに値を崩してから下落トレンドを形成しているように見えるアメリカ株ダウ平均。時同じくして値を崩した後に下値を切り上げて再度上昇トレンドに入ったかに見える金価格。
Sell in May and Go Away~5月に株を売ってどこかへ出かけろという格言がありますが、今年も格言通りの5月からの下落となりましたが、皆さんお出かけにはならず、その資金で金を買っているなんてことはないでしょうか?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話を伺いました。

株価が冴えないのはアメリカの景気先行きに疑問符がついたことに加え
ギリシャのデフォルト懸念などでリスクオフの
流れに入ったからだと見られています。
ギリシャのパパンドレウ新内閣信任が得られたことで
目先は懸念後退から株やユーロが買い戻されていますが、
さてこの先はどのようになるでしょうか。

マーケットにアメリカの景気後退の懸念やギリシャのデフォルトの
懸念が広がれば資金の逃避先として金市場が選ばれ、金価格は上昇します。
これが5月に急落した後にも堅調地合いを継続している背景ですね。

アメリカと欧州への不安が無国籍通貨と呼ばれる金価格を
押し上げていますが、この先想定されるシナリオには
どんなものがあるでしょうか。

①ギリシャ問題解決(先延ばし)ユーロの懸念後退
 問題が解決すればユーロ買になることが想定され、ドル安から金高

②ギリシャへの懸念が長引き不安が消えない
 問題長期化は市場のリスク資産からの撤退を促し、
株安、債券高、金高となる

ギリシャ問題はどちらにしても金高材料?!

③アメリカ景気後退でもQE3に踏み切ることはできない
 ますます株価が下落し、株式市場から逃げ出した資金が金に向かう

④結局QE3に踏み切らざるを得ない
 ますますの過剰流動性マネーがコモディティ全般を押し上げる

アメリカを巡る景気後退懸念、QEがあってもなくても金高材料?!
皆さんはどのように推測しますか?

東海林さんにはこの他にも金をめぐる独自材料をお伺いしています。
詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聴きくださいね。


サウジアラビアの原油生産能力に疑問?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.06/15 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト小針秀夫

先週OPEC総会で増産の合意が成立せず、原油価格が急騰する局面がありました。
サウジアラビアが原油生産枠を大幅に引き上げる提案をしていたのですが、イランやベネズエラなどがそれを拒否。一体何があったのでしょうか?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。
小針さんによりますとサウジの原油増産の提案は
アメリカの景気に配慮したもの。
このところの景気の後退を示唆する指標の悪化の根源は
原油高のせいだという指摘をする向きも。
アメリカは車社会、ガソリン価格がダイレクトに景気を左右します。
それを増産余力が乏しく高い価格を望むイランやベネズエラは拒否。
でも単純に考えると反米国でもありますね。

現状、余剰生産能力があるのはサウジアラビアしかないと言われており、
サウジアラビアの原油生産量に注目が集まっています。

OPEC総会の決裂から
「サウジアラビアが独自に7月に産油量を
日量1000万バレルまで拡大する可能性」とアラビア紙が報じ、
今度は原油が急落するなど神経質な値動きとなっています。

ところが小針さんは
このサウジの1000万バレルの増産に疑問を呈されています。

というのもサウジの生産量は少なくとも過去10年、1000万バレルを
超えことはなく2008年7月の970万バレルが最高と見られており、
どうやらそのサウジの原油生産は5月には日量900万バレル
を超えた可能性が高いとも指摘されています。

ということは、すでに過去最高レベルに原油を生産している状況。

しかしながらサウジアラビアの余剰生産能力はまだ余裕があるはず。
1200万バレルまでの増産が可能とのコンセンサスですけれど・・・・。

「それが本当なのか疑問なんです」と小針さん。
サウジアラビアの原油は生産量と同じ程度の海水を注ぎ込まないと
掘削出来ない状況にまで来ておりピークオイル説が囁かれている・・・?!
昔は掘れば原油が吹き出したらしいのですが今では海水を注入し
油圧を高めなければ出てこないのだそうです。それがもう生産量と
同じ程度の海水を入れなくては採れなくなっているというのです。

サウジの生産余剰能力がほぼ無くなっているということは
もうOPECに増産余力がないということ。
つまり、原油価格はまだ上がるリスクが・・・?!

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説を聞いてくださいね。


OPEC増産議論の裏に景気後退への懸念 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.06/08 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト柿原一也さんと

今日再びドル円相場は80円を割り込みこのブログを書いている18時時点でも79円台で推移しています。80円前後では日本の個人投資家がかなりのドル買いをしていたことが報道されていましたが、このところのユーロドルの堅調推移を思えば、個人のドル買いがこれまでドル円の80円台を守っていたのかもしれないという気がしますね。これがまた狙われた、、、ということなのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
為替市場では止まらぬドル安が気がかりですが、ダウ平均も
5/2の高値から下落基調が続き、12000ドルのポイントを守れるか否か、
という水準にまで落ちてきています。
このところのアメリカの経済指標が軒並み悪化しており、景気後退が
深刻なテーマとなりつつあるような気がします。

今日はオーバルネクストアナリスト柿原一也さんに
原油市場の動向と今後の見通しを伺いました。

原油相場は5月の115ドルアラウンドの7急落後
100ドルを挟んで膠着状態。狭い幅でのレンジ相場となっています。
これまではユーロドル相場と高い相関があり、ユーロが上がれば
原油が上がるという動きが見られたのですが、ダウが弱含み出してから
状況が変わってしまったようです。

こういう膠着相場は「放れにつけ」が鉄則ですが、
ではこのレンジはどちらに放れるのでしょうか?

目下最大の焦点は今夜8日のOPEC総会。
増産の見通しが出てきています。
この100ドル前後の水準で増産の議論がなされているのに
若干の違和感を感じるのですが、柿原さんによると
米景気後退から原油価格沈静のためのアメリカからの圧力も
あるのではないか、という見方もあるそうで、
増産推進派がサウジ、反対派がイランというのもこの説を
裏付けるように思えてなりませんね。

しかし増産するにしてもOPECの生産枠の遵守率は低く
常に闇増産が行われているとの指摘もありますから、
今回仮に増産が発表されても、実際のところどれほどのインパクトになるかは
わかりません。事前に市場がどのくらい増産を織り込んでいるかにもよるので
しょうけれど、この膠着相場では判断が難しいですよね。

しかしアメリカの思惑として原油価格を抑えて景気減速に歯止めを
かけたいという部分はあるでしょうから、やはりこのレンジ、下に放れることを
シナリオに描いておくべきかと思います。ダウ平均のチャートもテクニカル的に
あまり強いとは言えず、スパイラル的に株安、商品安という局面が訪れないでも
ないような・・・・でもそんなときにでも資金を集めるのは金。
この先はマクロマーケットの弱気からコモディティ間でも強弱分かれる
のかもしれませんね。詳しい解説はオンデマンド放送で
柿原さんの解説を是非聞いてください。


CME証拠金引き下げでプラチナに注目 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.06/01 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

6月に入りました。
子供の頃、制服の衣替えは楽しみなイベントのひとつでしたが、今日から環境省が提唱する「スーパークールビズ」がスタートしたんですね。
出演者の森さんは麻のジャケット、夏の装いにチェンジされていらっしゃいました。
でも今日、寒くありません・・・?!
私は今日は長袖のニットです。寒くて。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話を伺いました。

今年も折り返し地点に差し掛かろうというタイミングですが、
2011年前半は本当にいろいろなことがありましたね。
中東の反政府デモ、日本の大震災、、、いろいろな事件をこなしながらも
マーケットはまだ強気を崩してはいないように見えます。
しかしながら、過剰流動性相場で上昇してきたマーケットが
この6月に終了の予定のQE2マネーなくして上昇を続けられるのでしょうか。

森さんには今後の貴金属相場の動向を今後の見通しを伺いました。
森さんは減速しはじめた中国経済の行方に注視しながらも
金価格は安くなれば需要が喚起され旺盛な買いが入るだろう、と分析。
メキシコやロシアなどの中央銀行が外貨準備として金を購入しており、
こうしたセントラルバンクの金買いは今後も継続するものと予想されています。

個人的に気になったのは昨晩急伸したプラチナ相場。
世界の自動車販売が減速気味の中、にわかにプラチナ市場に資金が
流入したわけはCMEによりプラチナ、パラジウムの証拠金の引き下げだと
見られています。これが、5月31日から適用とのこと、まさに昨日からですね。

銀相場が暴騰して証拠金の引き上げが行われ、相場が崩落した5月の
記憶が鮮烈だったため、プラチナ市場では証拠金の引き下げが行われた
ということがちょっと驚きですが、市場はこんなニュースに素直に反応し、
トレンドを形成するのかもしれません。
5月に発表されたJMの「プラチナ2011」の需給報告でも1750~2000ドルとの
強気の予想が出ています。今後の注目はプラチナ市場ですね。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。


金だけが上昇トレンド回帰?!その裏に潜むリスクとは・・・ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.05/25 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

5月、日本のGWを挟んでマーケットの景色が大きく変わったようです。
ユーロの下落、ダウ平均の下落、コモディティ価格の下落・・・。
一時の調整であればそろそろ上昇トレンドラインに回帰してもいい頃なのでは・・・・?!
ところが、神経質な値動きながら大きく買い戻される気配はありません。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話を伺いました。

GW後からマーケットがリスク回避相場に入っているようです。
コレが本当の天井打ちでの下落なのか、調整なのかはまだ判断しかねますが、
こうした下落相場の中にあって、金だけは再び1500ドルを回復し、
強気を継続しています。コレは一体どういうことなのでしょうか。

「リスク回避からの資金の逃避先として金が選ばれています」
東海林さんは金ETFが増加傾向にあること、
そして、ジョージ・ソロスがほぼ全ての金を売却したというニュースで
金市場も一時的に弱気となっていた頃に、メキシコ中銀が
その何倍にも相当する金を買っていたことなどを解説くださいました。

スペキュレーターが利食いで金を売り払っても、新興国などの中央銀行が
豊富な外貨準備を金にシフトしている動きが顕著です。
世界の中央銀行はこれまでずっと金の売り手でしたが、
去年から買い越しに転じていますね。
メキシコだけではなく、ロシア、タイ、ボリビアなどの新興国が
金が下がれば金を買っているという統計がIMFから発表されていますが、
中国の富裕層が積極的に金を買っているとも言われ、
その買いのエネルギーはソロスの売りを飲み込んでしまいました。

逃避先として金が買われているというならば、この先、この調整に見える
マクロマーケット動向が本格下落に向かうことがあっても金は上がり続ける
ということになります。
しかしながら、東海林さんは、ギリシャの政治的動向、デフォルト懸念が
テーマとなって市場心理が著しく悪化するような事態となれば、
その時はトリプル安、何もかもがたたき売られるようなドラスティックな
相場となることもリスクとしては考えられると指摘します。
その時は金も大きな売りにさらされるでしょう。

しかしながら、嵐が過ぎ去った後、最もリスクのない資金の逃避先として
金が選ばれ、最も早く立ち直るであろうことも解説くださいました。

また、今日はTOCOM NEXT日経東工取商品指数限月取引スタート
キャンペーンのプレゼントの当選者を番組内で発表しました。
詳しくは是非、オンデマンド放送をお聴きくださいね。


 全60ページ中49 ページ   前の10件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 [49] 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 次の10件