寒波の背景にメキシコ湾原油流出事故?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.01/12 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト柿原一也さんと

今年の冬は世界的に厳しい寒さに覆われていますが、原油価格が高いのもこの寒さが一因となっています。過剰流動性マネーがコモディティ市場全般に流れ込んでいるせいでもあるのですが、この寒さのせいで原油在庫が予想よりも減少していることを口実に?!(それでも在庫の水準は高レベル)原油価格も買い上げられているようですね。

寒さでラジオNIKKEIでも風邪が大流行だそうですが、
皆さんご機嫌いかがでしょう?!大橋ひろこです。

今日は今年初出演、オーバルネクストアナリスト柿原一也さんに
原油市場の動向と今後の見通しを伺いました。
EIAアメリカエネルギー情報局が昨日発表した2011年の原油価格予想が
平均93ドル。昨日のNYではアラスカのパイプライン事故の影響で原油価格が
急伸しましたが、それでも91ドル台ですので、それよりなお高い予測です。

柿原さんは93ドル平均ということは、上下20ドルの幅があるとして
85ドル~105ドル程度の推移となるという見方ができると解説くださいました。
ゴールドマンサックスなどは、先にもっと強気の予想を出していますので
意外と控えめな予想な気がしますが、柿原さんいわく、EIAは公的機関なので
予想も控えめな傾向があるとか。

今年の寒さの原因が、メキシコ湾のBPのオイル流失事故による2次災害だとの
指摘もあるそうで、オイルが海面を漂っ
ているために暖流が上がっていかずに
寒波を招いてしまっているという・・・。本当でしょうか?

柿原さんには2011年の原油価格を見る上でのポイント、
そしてTOCOMのエネルギー銘柄の上昇の背景などを伺いました。
オンデマンド放送で確認してみてくださいね。


2011年コモディティ市場のテーマは? [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011.01/05 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

あけましておめでとうございます。
卯年ということで「跳ねる相場」を期待する向きが多いことかと思います。株式市場が跳ねて景気が良くなるのは大歓迎ですが、給料が上がる前にコモディティ市場の高騰からの物価高がやってくるのは困りますね。
先日キーコーヒーが15%の値上げを発表しましたが、
新興国の需要拡大などでコーヒー豆の国際相場は13年ぶりの高値荷まで高騰。
大手では初めての値上げですが、他のコーヒー各社も追随しそうです。
http://easyurl.jp/1fvt
この4日の大発会からコーヒー、砂糖などの農産物、
とうもろこし、大豆など穀物銘柄がTOCOMのシステムで
ザラ場取引スタートとなっています。私たちの生活に密着したところの
食品への価格転嫁は意外に早いかもしれません。今年は穀物、
農産物銘柄も工業品銘柄と合わせて値動き追いかけて行きたいと思います。

日本がお正月休みを取っている間、海外市場は
31日(金)3日(月)と2日間の立会いがありましたが、
貴金属市場はじめ、コモディティ全般続伸の堅調な相場でした。
これで穏やかなスタートが切れると油断したところに、
昨日4日の海外市場の急落です。
金価格は44ドルも下落し再度1400ドルを
割り込んでしまいました。
さて、この動きの背景にあったものは?
このまま相場は崩れてしまうのでしょうか?

今日はオーバルネクストアナリスト
東海林勇行さんに
「2011年の貴金属市場の動向」をお話いただきました。
COMEX金のチャートを見るとなんだか三尊天井にも見えてくる...?
昨日の急落が今年を象徴しているという指摘も聞こえてくる中で
東海林さんは強気継続、高すぎて買えないと思っていた向きには
買いの好機到来と指摘くださいました。

今年の貴金属相場を占う上でのポイントは
・過剰流動性相場、アメリカの金融政策
・欧州ソブリン問題の行方
・中国のインフレと引き締め政策
などマクロマーケットが引き続き重要なテーマですが、
これに加え、コモディティ市場の材料として、
・カリフォルニアの年金基金カルパースの商品投資比率の引き下げ
などがどの程度影響してくるかの見極めとなってきそうです。
カルパースにならって商品の構成比率を引き下げるファンドが
出てくるような流れとなると、これは中期的な弱気に働く要因と
なりそうですね。詳しい解説はオンデマンド放送で
東海林さんのお話をお聞きくださいね。


商品価格を高騰させる「2つの後遺症」とは? [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2010.12/29 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンス近藤雅世さんと。1年間ありがとうございました。

2011年のマーケットトレンドも今日、明日を残すのみ。水曜のコモディティ展望は今日が最後になります。オオトリを飾るのは業界の重鎮、コモディティインテリジェンスの近藤雅世さん。今日は2010年を振り返り、2011年を展望いただきました。

近藤さんには各銘柄の展望だけではなく、マクロマーケットから
資金フローなどの解説も頂いてきました。今日も、2010年、
金融市場では何が起こったのか、そして、それが2011年にむけて
もたらすであろう「2つの後遺症」について解説いただいています。

後遺症、、、というのだから決して歓迎できることではありません。
景気テコ入れ策として減税など様々な補助金を出動させたおかげで
借金は膨らむ一方、、、また、アメリカはQE2により膨大なドルを市場に
供給することとなり、これをキッカケに各国の通貨安競争に拍車がかかりました。
自国の通貨を安くするために介入をすると何が起こる?!

中国はクリスマスに金利を引き上げましたが、インフレが鮮明になってきています。
コモディティ市場には2010年後半から大量の資金が流入しています。
原油価格はこの年の瀬に90ドル台に乗せてきています。
これは寒波のせいだけではないのです。
原油市場の需給詳細、そしてゴールドマンの2011年の予想、
また金市場がこの先どうなっていくのかなど
近藤さんにじっくりと伺っています。

是非オンデマンド放送を聞いてくださいね。

そして特番のお知らせです!
2010年12月31日 9:30~10:00ほか
『商品先物業界 2010年から2011年へ』

今年も年末年始に
東京工業品取引所 代表執行役専務 長尾梅太郎さん
多摩大学 教授 河村幹夫さんをお迎えして
今年の商品市場を振り返り来年を展望して頂きます。
進行役は日本経済新聞社編集局商品部編集委員の志田富雄さん。

オンデマンド放送でもお聴き頂けます。
詳しくは番組HPをご覧下さいね。

皆さん、今年も1年ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください!!


2010年最も上昇した商品は?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2010.12/22 大橋ひろこ 記事URL

クリスマスツリー前で写真を!と聞いて爆笑するシャイな小針秀夫さん

2010年の商品市場のパフォーマンスを振り返ってみましょう。皆さんは、何が最も上がったと思いますか?

史上最高値を更新し、一般ニュースでも頻繁に取り上げられた金が
目立ちましたが、実は金よりも上昇している商品はたくさんあります。

今日はオーバルネクストアナリストの小針秀夫さんに
2010年を振り返っていただき、2011年の商品市場を
展望していただきました。

小針さん調べのドル建て商品の2010年パフォーマンス

    上昇率 
NY金  37%    
NY銀  110%   
NY銅  50% 
NY原油 41%
SINゴム66%
コーン  90%
大豆   60%
コーヒー 120%
砂糖   160%

こうしてみると、金がもっとも地味な上昇だったことがわかります。
小針さんは、金に資金が流入したが他の貴金属の上昇に連れた
側面もあるとお話くださいましたが、シルバーの高騰も印象に残りましたね。
また穀物、農産物が大きな上昇を見せた1年でした。   

このまま来年も商品価格は高いのでしょうか?
目先の動向を読む上で参考にしていただきたいのが
過去10年の1月相場。小針さんが調べてくださいました。

     上昇  下落  横ばい
NY金   5   3    2    
NY銀   5   1    4  
NY銅   6   3    1 
NY原油  5   4    1
SINゴム 9   0    1 
コーン   4   4    2
大豆    3   5    2
コーヒー  5   1    4
砂糖    5   3    2

小針さんは、2010年は寅年で「千里を走る」の格言どおり、
コモディティ中心に金融市場は長い距離を走ったが、
来年2011年の卯年の格言は「ウサギが跳ねるように上昇する」
可能性があるとお話くださいました。

最終的には2012年~2013年の「辰・巳 天井」となるまで
上昇が続くとの見方もあるとか。商品市場への資金流入は
まだまだ続きそうです。


2010年の金大躍進と銀市場高騰の背景 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2010.12/15 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

2010年の金のパフォーマンスはどのくらいだったのでしょう。
今年は通貨の信任が低下、ドル建ての金価格が史上最高値を更新するなど市場の話題をさらいましたが、金価格はなんとこの10年連続して上昇を続けています。特に2010年の年間上昇率はなんと30%!1年前の時点では1200ドルターゲットとの予測が大半でしたが、実際には1400ドル台乗せを達成しましたね。

今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話を伺いました。
森さんのマーケットトレンドのご出演、2010年は今日が
最後となりますので2010年を振り返って今後の展望を伺ったのですが、
興味深いのはシルバー。銀の値動きです。
ドル建て銀価格は2010年、18ドル程度でスタートしたのですが
12月には30ドル台に乗せています。2月の底が14ドル台ですので、
そこからみるとなんと2倍にもなったわけですが、
この背景には何があったのでしょうか?

シルバーというと1979年~1980年のハント兄弟の銀の買占めが有名ですが、
投機的に価格操縦されやすいイメージがあります。
森さんによると、JPモルガン・チェースが極めて膨大な
銀の空売りポジションを抱えており、これが手仕舞われる過程で
今年後半の銀相場の高騰を招いた可能性も考えられるのだそうです。
一部報道によると、年間で全世界で生産される銀の
6倍もの量のポジションで、現物市場の50倍にも匹敵する規模だとか。

真相は明らかではありませんが、穏やかではない話ですね。
確か、今秋JPモルガン・チェースとHSBCホールディングスは
2008年の銀価格の下落で銀先物市場の売りポジションを大量に抱え、
相場を操作、不当に多額の利益を得たとして、提訴されています。

こうした背景を考えても全く根も葉もない噂というわけでもなさそう。
森さんには銀の需給の話なども伺ったのですが、やはり今は
投機的な動きとなっているので注意が必要でしょうね。
JPモルガンのショートが実在し、これが踏み上げられる可能性も
ありますが、報道に乗った時点でこれが投資家に銀を買わせる
戦略であるという見方だってできますものね。
別の背景からの暴落のシナリオだって否定はできないのですから。

この他にも森さんにはプラチナ市場の動向など貴金属市場全般について
お話を伺いました。詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。


ドル建てでも円高でも高値更新となった金 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2010.12/08 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

森さんが手にしているのは2011年の純金カレンダー。
卯年デザインのなんともめでたい品ですが、ラジオNIKKEIのラジオショッピングでも大好評の商品なのだそうです。

それもそのはず。
金価格は12月8日TOCOM市場で3800円台乗せを示現、
NY市場でも昨晩1430ドル台乗せの史上最高値を更新しました。
今や資産形成に金を組み入れるというのは
個人投資家の皆さんにも深く浸透し始めているのです。

今日はオーバルネクストアナリストの森成俊さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

ドル建て価格と円建て価格で高値を更新するのは珍しいですよね。
教科書的にはドル安で金高ですから、そうなれば円高となるため
円建ての金は下がるのです。
しかし、今市場で起こっているのはユーロ安。
欧州各国のソブリン危機からユーロが売られ、むしろドルは
買い戻されている道中にあっての金の最高値更新です。

今年の金価格の特徴はドル安でもユーロ安でも
金が買われるというもので、通貨に対する信任の低下が
金市場に資金を流入させているということ。

さらに、不思議なことにドル円相場はたった1回の介入で
円高進行に歯止めがかかり(語弊のある表現かな?!)
明確な答えは出せませんが、昨今は円高へのリスクが後退、
これが円建て金価格の上昇に弾みをつけているのです。

ただ、ドル建ても円建ても
高値をつけた後は大きく下落しているのですが・・・。

森さんによると、この下落は利食いの売りなのでは?!
注目はETF残も増加基調であるということで、
決して天井をつけたような下落ではなさそうです。
過去10年の12月の金相場の陽線確率は70%!!

今後のポイントは?!
1500ドル実現はあるのか?

詳しくはオンデマンド放送をお聞きください。


中国で海外金ETF投資ファンド認可 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2010.12/01 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリストの東海林勇行さんと

今日から12月-。
一ヶ月後の今日は元旦なんですね、、、早いものです。

金価格は再び1400ドルの大台を目指す流れとなってきましたが、昨年の12月は1200ドル台。金はバブルだという指摘も一部にはあるようですが、それほど加熱して上昇しているわけではないですね。1年かけてしっかりと調整やレンジ相場をこなして高値を切り上げようとしている
というふうに見えますがいかがでしょう。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話を伺いました。

昨年12月の頃の金相場を振り返ってみますと、12月3日の
1227ドルを高値に2月の1044ドルまで調整をいれています。
何があったか、、、、といいますと12月4日金曜発表の
雇用統計の数字が良くて出口戦略への期待が盛り上がったことが
金売りのキッカケとなっていたんですねぇ。

昨年の今頃は誰もがアメリカの景気回復を疑わず「出口戦略の時期」を
模索していたのですが、よくよく思い出してみるとバーナンキ議長は意外に
慎重な発言を繰り返していました。
そのギャップにもっと注意を払っていれば今年追加緩和に
踏み切らざるを得ない状況であったというのは、
ちっとも不思議なことではなかったわけです。

さて、雇用統計の好結果をキッカケに金の調整に入った
去年の12月の動きと今年は似たような状況になっているのでは?!
今日はそんな話も東海林さんに聞いています。
現在までのところ11月の米雇用統計NFPは14万人増との強気予想が出ています。

目先は雇用統計などのイベントに神経質な値動きとなるでしょうけれど、
中長期的には金強気材料しか見当たらないと東海林さん。

昨日は中国のライオン・ファンド・マネジメントが
金を裏付けとするETFに投資するために中国で最大5億ドルを集める
といったニュースが話題となっていました。
国家外為管理局(SAFE)と証券監督管理委員会(証監会)から
正式に認可を受けたということで、機関投資家、そして中国の個人投資家が、
銀行を通じて金のETFが購入できるようになります。
この種の投資商品としては中国初ということで
いよいよ、金が好きだと言われている中国でも現物でない
金の商品投資がスタートするわけです。

こうした商品が後に続けば、金価格は新たな買い手誕生で
上昇に弾みがつくものと思われますが、
さて、1400ドルというのは通過点になるでしょうか。
来年の今頃、このブログを振り返ってみたときに
どのくらいの値位置となっているのか楽しみです。

東海林さんには現在の金市場を取り巻く材料と今後の見通し、
為替と金価格の相関性など詳しく解説いただいていますので
是非オンデマンド放送をお聴きくださいね。


中国の電力規制で原油価格が上昇 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2010.11/27 大橋ひろこ 記事URL

オイルエコノミスト藤澤治さんと

11月最終金曜日。週が開ければもう12月に入ってしまいます。毎年言っているように思いますが、早いですねぇ・・・。この間まで暑い暑いと酷暑に喘いでいたような気がするのですが、一気に師走です。


秋が短く一気に冬めいたような気がしますが、
この冬が厳しくなりそうなのは日本だけではなさそう。
米国の北東部、中西部には寒波が既に襲来しており、
これが暖房油価格を押上げ、11月の原油価格を
90ドル近くまで押し上げる原因となりました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオイルエコノミスト藤澤治さんに
原油価格の分析と今後の見通しを伺いました。

藤澤さんのお話では中国発の材料も原油の押上げ要因に。
今年は、環境保護対策を含む第11次5カ年計画の最後の年。
電気使用量を中央政府が規定した目標以内に抑えなければ、
地方指導者は管理責任を問われることもあるとして、
中国の各地方政府は目標達成のため電力供給を制限しました。

しかし、各企業は生産を継続するため、
相次いで自家用ディーゼル発電機を購入、
それに伴って軽油の需要が急増してしまいました。

こうした自家発電の量は統計に表れないため、使い放題です。
しかも、非常に効率が悪いことから、軽油の需要が急増、
これが一時的に原油価格を押上げたと見られています。

こうした動きはアジアの指標ドバイ原油価格に現れており、
今週にはいって逆ザヤとなるなど需給が逼迫。
ブレンド価格をも上回るという現象となっています。

…省エネ目標を達成するために制限したことで、
さらに環境に重い負担をかけてしまったというオチは笑えませんね。
統制のきかない中国の産業の実態が透けて見えてきます。

ただし、これではマズイということで政府はこの制限を解除しており、
これによる軽油不足からの原油価格押上といった現象は
一時的なものになるのでは?と藤澤さんは指摘されていました。

今後の価格予想としては年末から来年3月までの
北半球の冬の気温が例年よりやや低いと前提を立てると、
2010年10-12月平均は83-85ドル、
2011年1月―3月平均86-90ドル、
そして来年平均では平均85ドルバレルと推測。
詳しい解説は是非オンデマンド放送で
藤澤さんの解説を聞いてみてくださいね。


有事のマーケットの反応と今後のテーマ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2010.11/24 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンスの近藤雅世さんと

日本の祝日に起こった北朝鮮による延坪島砲撃。これを受けて世界の株価は軒並み下落となりました。
一夜明けた日本株は意外と健闘しましたが、これはこの問題が尾を引くものではないという反応なのでしょうか?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンスの近藤雅世さんに
お話を伺いました。注目される動きは、
有事のドル買い・金買いという反応。
9.11後の世界は有事にはもうドル買いではない
というムードもあったのですが、
今回は素直にドル買いとなりましたね。

また通常ならドル高は金にとってはネガティブ要因ですが、
金が買われたことの背景には、有事の際の資金の逃避先として
金が選ばれたということになるのでしょう。

しかし、このニュースに対してのマーケットの反応は
すでに収束したように見えます。
今、市場の注目はやはり欧州ユーロの問題です。

今日は近藤さんがアイルランドの問題について
詳しく解説してくださいました。
アイルランドの問題は政府のソブリンリスクではなく、
銀行の倒産リスクです。アイルランドはリーマンショック後、
最も早く対応し、個人預金を全額政府が保証することを約束しました。
そのためその時は取り付け騒ぎ等は起きなかったのですが、
保証の対象外である法人の預金引き出しが相次いでおり、
11月初旬だけで、最も安定したアイリッシュバンク預金の
15%に当たる100億ユーロが引き出されてしまいました。

しかし、アイルランドが欧州安定化基金から
(EUとIMFから)800億ユーロ借りることを受け入れることが
(変な言い方ですね、、、しかしこれまでアイルランドは
支援を拒否していました)伝えられ、アイルランドの危機は
去ったかのように見えましたが、、、。

今日夕方からはS&Pによるアイルランドの長期ソブリン格付けと
クレジットウォッチの格付けを引き下げたことで
ユーロはさらに売り込まれています。
まだユーロへの懸念は収まらないようですね。

こうしたなかで近藤さんが今後の商品市場の行方をどのように
ご覧になっているかは、是非オンデマンド放送をお聞きくださいね。
明日25日からのサンクスギビング、そして中国の問題なども
市場を見る上では注目だそうです。


金価格のサポートラインは?JMプラチナレポート内容は? [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2010.11/17 大橋ひろこ 記事URL

今日からラジオNIKKEIスタジオにもクリスマスツリーが!森成俊さんと

NY金のチャートに50日移動平均線を引いてみてください。
現在1330ドルあたりに位置している50MAですが、金価格は今ちょうどこのラインにサポートされている格好。ココを割り込むと、心理的節目である1300ドルを目指す下げもあるかもしれません、、、、。

と解説くださったのは今日のマーケットトレンドゲスト
オーバルネクストアナリスト森成俊さん。
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

東京はこの数日、一気に真冬に突入したかの冷え込みですが、
マーケットも先週の金曜から冷え込み始めました。
金価格をはじめコモディティ市場は大きく崩れ始めています。

さて、この下落が単なる調整に終わるのか、
それとも大きなトレンドの転換なのか。

森さんによると、2010年までの10年間で11月のドル建て金価格の
陽線確率は80%。来月12月も70%ということですから、通説とされる
11月~12月の年末にかけて金価格は上昇するというのは
確率からみてもほぼ正確な見方であることが確認できますね。

目先はこれまでのコモディティミニバブルに調整の動きとなっても、
長期的展望では、これが天井打ちしたというような下落ではなく、
調整が完了した時点で資金が再度商品市場に回帰するものと
森さんは予測されています。
詳しくはオンデマンド放送を聞いてみてください。

森さんにはプラチナについてもお話を伺っています。
昨日JMジョンソンマッセイ社から
2010年のプラチナ中間需給報告が発表されました。
世界の供給量、需要、そして今後半年のJM社の価格見通し
等解説いただいています。
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