ここからの金相場のポイント [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.03/21 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

今日の東京は爽やかな天気に恵まれようやく春めいてきた感じがします。今日はディレクターが長命寺の桜餅を差し入れて下さったので、桜餅を食べながらの打ち合わせです。創業は大岡越前守忠相が町奉行になった年、つまり300年も前の1717年。桜餅を初めて考案したというお店なのだそうです。スイーツ好きの間では常識なのかな?大変美味しゅうございました。写真で
森さん手にしているのは桜餅です(笑)

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話しを伺いました。

昨年まで金はリスクオンでも買われ、リスクオフでも買われ、
押し目は拾っておけば良い安定した投資商品でした。
世界の過剰流動性に加え、欧州財務問題など不確定要素が多く
積極的なリスク投資を避けて資金は金市場に集まりました。

長期化が予想されており年末年始には絶望的なほどに解決の糸口が
見えないとされたギリシャの問題がここにきて一段落したことで
積極的なリスクテイク相場となっきています。
またFRBのバーナンキ議長が原油高に言及、インフレを警戒し始めたことで
為替市場ではドル高となっており、金にとっては弱材料が目立ち始めました。

金は天井を打ったのでしょうか。

今後の金相場に大きく影響すると見られているのはアメリカの金融政策。
金余りから通貨の信認が低下し、無国籍通貨と呼ばれる金に買いが
集まっていたのですが、市場はQE3をも織り込んでいたと指摘されており、
これが期待を裏切って実施されないのであれば、これまで期待で
買われていた分は値を削ってしまうことになります。

また、投機筋が売ればアジアの実需筋が積極的に買ってきていたのですが
実需筋の代表格である中国の景気減速が気がかり材料となっており、
中国勢の買いにも期待が持てなくなってきています。
オーストラリアの資源大手BHPビリトンが中国の鉄鉱石需要の鈍化を
指摘しており、昨日はこのニュースが金だけではなく株式市場にも
売り材料として働きました。

アメリカの金融政策の今後、そして中国の景気減退懸念・・・。
森さんはこの先をどう読まれているでしょうか。

また、プラチナ価格が長期にわたって金価格を下回っていたのですが、
先週この価格差が正常化し、今はほぼ同じ水準となっています。
正常なマーケットであれば生産量が金の十分の一であるプラチナ価格のほうが
高くて当然なのですが、このままプラチナ価格が金価格を上回ることが
出来るでしょうか。

森さんに伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞き下さいね。


金価格とプラチナ価格スプレッドが正常化 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.03/14 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

昨年9月ころから「金価格がプラチナ価格を上回る」という価格の逆転減少が続いていましたが、昨日、プラチナ価格の方が金価格を上回り正常な関係に戻りました。
何が正常か・・・というのも時代によって断定できるものではありませんが、絶対量からみても、その希少性から金価格よりもプラチナ価格のほうが高いのが通常の形。それが昨年9月から金価格のほうが高かったのですから、この半年のマーケットが普通ではなかった、ということがわかります。ギリシャのデフォルト懸念から資金の逃避先として選ばれ続けた金に対し、自動車触媒としての需要が大きい景気敏感銘柄のプラチナは景気の先行き懸念から値下がりが続いていました。

2008年リーマンショックの直後にもこのねじれ現象は確認されましたが、
僅かな期間の歪みでしかなく、割安となったプラチナは絶好の買い場となりました。
それが今回は半年もの間逆転していたのですから、欧州の問題がいかにマーケットの
懸念材料として重くのしかかっていたかがわかりますね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話しを伺いました。

金とプラチナ価格のスプレッドが正常化した背景にはマーケットに
景気先行きに対する安心感が広がっていることが挙げられます。
先行きに懸念は孕みつつも3月のギリシャ国債の大量償還に向けた
第2次支援は実施されることと、債務交換交渉も合意が取り付けられ、
CDS支払いも認めるデフォルト認定をしたことで
無秩序なデフォルトを回避したことなどからギリシャ問題が
マーケットのリスクとして頭を抑える理由にはならなくなりました。

加えて米系指標も良好であること、企業業績も悪くないといった
プラスの材料もあり流動性相場から業績相場へ株式市場も
シフトしたとの指摘もあります。

これまでリスク回避局面で資金の投資先として選ばれてきた金には
全てマイナス要因です。為替市場でもドル高が進行、
為替要因からのサポートもなくなっていますね。

一方で景気の先行きに期待が持てることで景気敏感名からのプラチナが
底堅くなってきた、ということですがそれでもドル高はプラチナ市場にとっても
弱材料に働くことをお忘れなく。

金市場、現在はアジア市場で実需の旺盛な買いが入るものの、
欧米市場に入るとファンド筋が売ってくるという戦いになってります。
売り圧力のほうが強いことから価格が下落傾向にあるということですが、
まだまだファンド勢の売りが続くとみられ、中国が減速気味であることを
考えると価格を支える材料が不足している環境。

となると短期的には金価格は弱含み・・・
ということになるのでしょうか。

注意しなくてはならないのはイスラエル・イランの緊張。
原油市場はこの問題で価格が下支えられていますが、
金市場にとってこの問題はどのように作用するでしょうか。
詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説を聞いてくださいね。


CRBインデックスがアイランドリバーサルトップに [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.03/07 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

3月に入って少しばかり春めいてきたように思いますが、
マーケットのほうは冬に逆戻り?!すっかり地合いが変わってしまいました。
CRBインデックスは「アイランドリバーサルトップ」が確認できます。
天井圏によく観られるという「島のような山」が残る形状で強い売りサインなのだ

そうです・・・。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

1月25日のFOMCで2014年後半までの低金利政策継続の
可能性が確認されたことで、リスクオン相場となっていましたが、
2月29日バーナンキ議長の議会証言からQE3の期待が後退、
これを機にドル高が進行、金相場はこの日100ドルもの急落となりました。

小針さんは金市場について
2011年11月の高値1804.4ドルが強い上値抵抗になっていると、
テクニカル面から金相場の調整が続くであろうことを解説くださいました。
1800ドル大台は何度もトライして失敗しているんですよね・・・。

小針さんが意外だったとするのはプラチナの下落。
日本の2月の新車販売台数は前年同期比29.5%増の51万9626台。
(日本自動車販売協会連合まとめ)
(エコカー補助金復活効果ともいわれていますが)
2月のアメリカの新車販売台数も前年同期比15.7%増の114万9396台。
自動車販売が好調で、プラチナ需要増連想が働きます。

また南アフリカのプラチナ鉱山では労働者がストライキを実施するなど
供給の懸念も出ていたところで、需給要因からは価格は支えられる
だろうという見方が体勢でした。
ところが、金融要因からプラチナも大きな下落を見せています。

そして、SPR戦略備蓄の放出も検討されているアメリカ。
ガソリン価格が1ガロン3.716ドルまで上昇してきています。
年初来から43.8セント、前年同期比で10%も高いガソリン価格は
大統領選挙に悪影響を及ぼします。

そもそもイランの核開発施設をイスラエルが攻撃するのではないか、
という懸念が高まっていることが原油高騰の要因となっていますが、
実はこのリスク、相当高まっているようです。

今日の日経新聞の商品面に
「イラン原油の海上輸送 保険適用外の可能性」
と言う記事がありました。欧州の保険団体がイラン原油を
運ぶタンカーを保険の適用外にする恐れが高まっている、
というものですが、何故保険適用外にする必要があるのか、
という点を考えると今後の原油価格の動向も見えてきそうです。

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。


CRBインデックスがアイランドリバーサルトップに [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.03/07 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

3月に入って少しばかり春めいてきたように思いますが、
マーケットのほうは冬に逆戻り?!すっかり地合いが変わってしまいました。
CRBインデックスは「アイランドリバーサルトップ」が確認できます。
天井圏によく観られるという「島のような山」が残る形状で強い売りサインなのだ

そうです・・・。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

1月25日のFOMCで2014年後半までの低金利政策継続の
可能性が確認されたことで、リスクオン相場となっていましたが、
2月29日バーナンキ議長の議会証言からQE3の期待が後退、
これを機にドル高が進行、金相場はこの日100ドルもの急落となりました。

小針さんは金市場について
2011年11月の高値1804.4ドルが強い上値抵抗になっていると、
テクニカル面から金相場の調整が続くであろうことを解説くださいました。
1800ドル大台は何度もトライして失敗しているんですよね・・・。

小針さんが意外だったとするのはプラチナの下落。
日本の2月の新車販売台数は前年同期比29.5%増の51万9626台。
(日本自動車販売協会連合まとめ)
(エコカー補助金復活効果ともいわれていますが)
2月のアメリカの新車販売台数も前年同期比15.7%増の114万9396台。
自動車販売が好調で、プラチナ需要増連想が働きます。

また南アフリカのプラチナ鉱山では労働者がストライキを実施するなど
供給の懸念も出ていたところで、需給要因からは価格は支えられる
だろうという見方が体勢でした。
ところが、金融要因からプラチナも大きな下落を見せています。

そして、SPR戦略備蓄の放出も検討されているアメリカ。
ガソリン価格が1ガロン3.716ドルまで上昇してきています。
年初来から43.8セント、前年同期比で10%も高いガソリン価格は
大統領選挙に悪影響を及ぼします。

そもそもイランの核開発施設をイスラエルが攻撃するのではないか、
という懸念が高まっていることが原油高騰の要因となっていますが、
実はこのリスク、相当高まっているようです。

今日の日経新聞の商品面に
「イラン原油の海上輸送 保険適用外の可能性」
と言う記事がありました。欧州の保険団体がイラン原油を
運ぶタンカーを保険の適用外にする恐れが高まっている、
というものですが、何故保険適用外にする必要があるのか、
という点を考えると今後の原油価格の動向も見えてきそうです。

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。


根拠なき高値にとどまる原油相場 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.02/29 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンス近藤雅世さんと

エルピーダメモリの会社更生法申請にもめげず日本株は堅調地合い継続、マーケット全般リスクテイク相場の様相を呈していますが、この過剰流動性相場、一体どこまで続くのでしょうか。
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンスの近藤雅世さんにお話しを伺いました。

今日は東京も雪が積もる寒い一日となりましたが、
「商品価格もすべりそう」と近藤さん。価格に重みが無くて
雪のようにふわふわとしているので、下落しやすいという意味なのだそうです。

特にこのところ上昇している原油について近藤さんにお話しを伺いました。
これまでの原油の上昇要因となっているイランの核開発問題。
イランがホルムズ海峡を封鎖するとか、
イスラエルがイランの核施設を攻撃するという事態が起きれば
原油価格は更に高騰すると思われるが、今のところはまだその恐れに過ぎず、
実際のところ、それが起きる確率はかなり低いと近藤さんは指摘されます。

仮に、イランからの原油が途絶えても世界の需給は大丈夫なのでしょうか。
イランの原油生産は日量約350万バレル。
イランはサウジアラビアに次いで世界第二位の原油生産国で
OPEC諸国の原油生産量約3100万バレルのの約12%、
世界の原油生産量約8750万バレルの約4%を占めています。
その存在感は決して小さくはありません。
だから今、原油価格が高騰しているのですね。

しかし世界の原油の余剰生産能力は358万バレルと言われ、
原油の在庫は日量換算で1150万バレルあるのだそうです。
仮にイランからの供給が全量止まったとしても増産や備蓄在庫の取り崩しで
原油が足りなくなることはありません。
また近藤さんはイランが生産を止めて
供給しなくなることはあり得ないと解説くださいました。

つまり、現在の原油価格の高騰はリスクプレミアムにすぎず、
雪のようにフワフワしていていつ雪崩を起こしても不思議はないと・・・。

ここからの原油相場のポイントは、
イスラエルのネタニヤフ首相が3月6日のスーパーチューズデイ
(全米10州で共和党が党大会を開催する日)に米国を訪問して
イランに対する攻撃についてオバマ大統領と会談するのですが、
この結果次第では原油価格が更に上昇する可能性もあるということが
懸念材料ですが、イスラエルのイラン攻撃は現実的には
可能性が低いと見られています。

大統領選挙を11月に控えたオバマ大統領が一番頭の痛いことは、
ガソリン価格が4ドルに近づこうとしていること。
ガソリン需要が多い米国ではガソリン価格が上がることは
大統領批判の最大の武器。原油価格が120ドルを超えて上昇する
ようなことになれば、建て玉制限をしたり、
証拠金を引き揚げる等投機規制を強化して原油価格を
冷やす政策に出るだろうと予測されます。

つまり、原油価格が上がってしまうような事態を
アメリカが望んでいるわけがなく、イスラエルのイラン攻撃を
アメリカは認めるわけには行かないという状況なのです。

近藤さんには金価格の今後についても伺いました。
くわしくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。


原油価格高騰の背景 国内は円安効果も [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.02/22 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト柿原一也さんと

今日の日経新聞の商品面に「原油需要=新興国、先進国を逆転へ」という記事が掲載されていました。原油市場で新興国の需要が拡大し、4-6月期は先進国を初めて上回る見通しだというもの。中国やインドなどアジア諸国、南米、中東などほぼ全ての地域で需要が増えているのだそうです。中国を新興国と呼んでいいものかどうかという話もありますが、先進国の需要が低迷する中新興国の台頭がエネルギー価格の下値を支えているのです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか。大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト柿原一也さんにお話を伺いました。

WTI原油価格は106ドル台にまで上昇してきました。
何故原油価格は高止まりしているのでしょうか。

柿原さんは「イランプレミアム」が北海ブレント価格を押し上げ、
これにWTI原油価格が連れ高となっていると解説くださいました。
過剰流動性マネーも原油高の一因ではあるのですが、
もし、この相場が崩れてリスク資産が売られる相場がきても
原油価格の下落比率はそれほど高くないと柿原さんは指摘されます。
北海ブレントの需給は引き締まっており、決してリスクプレミアムだけが
原油高の要因ではないのだそうです。
ただ、アメリカの原油の需給はそれほどタイトではないのですが・・・。

需給でいうと日本のエネルギー製品の需要が厳冬のせいで
思ったよりも高く、在庫がタイトな状況にあります。
TOCOMのガソリン、灯油価格は連日の上昇を見せていますが、
需給がタイトであること、そして為替市場での円安が影響しています。

ドル円相場は今日1ドル80円台に乗せるところまで上昇。
これが国内製品の価格を押し上げています。
ガソリン灯油だけではなくコモディティ全般高くなっていますね。
原発停止から日本は海外からLNGなどエネルギーを買わなくては
ならず、これが貿易収支の赤字の原因となっています。
これまで輸出に気遣って円高是正が声高に叫ばれてきましたが、
資源のない日本は輸入も多く、特に原発停止からのエネルギー購入は
拡大しており、これが為替市場での円安の一因になっているとの
指摘もあります。輸入が増えれば円安が進行する。
円安が進行すれば商品価格は上がる。そして安くなった円で
高くなった商品を買わなければならない、というスパイラルを
懸念する声も出始めているようです。

柿原さんにはWTI原油価格の今後の見通し、
そしてTOCOMのガソリン、灯油の投資戦略なども
伺っています。詳しくはオンデマンド放送で
柿原さんの解説をお聞きくださいね。


昨年の金急落の背景にポールソン・ファンドの益出し [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.02/15 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

今日発表されたSEC米証券取引委員会に登録しているファンドの運用資産開示情報から大手ヘッジファンドのポールソン&カンパニーが昨年10~12月期にも金のETFをおよそ10㌧売却していたことがわかりました。
すでに昨年7~9月には34㌧ほど売却していたのですが、その後も継続して金を売却していたことが分かった、というわけです。

このポールソンファンドはサブプライム危機時に30%ものリターンを上げたことで知られていますが、(この時他のほとんどのファンドはマイナスリターンでした)昨年2011年の成績はマイナス40%の惨状だったとかで、この損失補填に金を売却しているものと言われています。
推測ではポールソンファンドは1000ドル以下の水準で金を大量に購入しており、金投資では莫大なリターンを弾き出しているのですが、この金の手仕舞い売りに動かざるを得なかった背景には、金融株投資での失敗が指摘されています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

9月の金相場の急落の背景にポールソンファンドの金売却があったのでは、
という指摘がありますが、昨年12月に200日移動平均線を下回る下落を見せたのも
ひょっとすると彼らの金売却が影響していたのかもしれません。
しかしながら7~9月の34㌧というボリュームと比較すれば
10~12月は10㌧程度ですからそれほど驚くような数字ではないかもしれませんね。
しかしながら彼らヘッジファンドの動向は今後のマーケットにどのような
影響をもたらすのか気になるところではあります。

こうした巨大ヘッジファンドの金売却をこなし、金価格は2012年年明けから
堅調に推移しています。1月25日には1700ドルを回復して、この大台を
割り込むことなく高値圏で推移していますね。

森さんは1月のFOMCでの「2014年遅くまでの低金利政策継続」
今週の日銀の追加緩和政策、中国の緩和政策へのシフトなどが
金市場への資金流入を招いていると指摘。
実需筋も価格が安くなれば積極的な買いを入れてくることから
上昇トレンドを継続するだろうと解説くださいました。
GFMSが先月17日に発表してゴールドサーベイでは
今年後半から来年にかけて2000ドル突破の見通しを出しています。

注目なのはドル建ての金価格は1700ドル台まで回復した後は
レンジ入りしてしまっているのに対し、円建ての金価格は
足元も強く推移していること。
これは今週78円台にまで下がってきた円安の影響が反映されている為で
ここからさらに円安が進行すれば東京工業品取引所の金価格の上昇が
顕著になってくることが予想され、ドル建て価格の金取引よりも
円建て金価格での取引のほうが妙味あり?!
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説を聞いてみてくださいね。


金価格1750ドル回復、この流れについていっていいの? [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.02/08 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

今日、ドル建ての金現物価格が1750ドルを超えるところまで上昇してきました。昨年の急落から天井説も出ていたのですが、このところはマーケットに楽観ムードが漂ってきています。日経平均株価もおよそ3ヶ月ぶりに9000円台を回復しました。さてここからこのリスクオンムードについていって大丈夫なのでしょうか。

皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
お話を伺いました。

東海林さんはギリシャの問題は何一つ片付いておらず
この楽観を冷やすリスクとして気をつけたほうがいいと指摘されます。
3月20日のギリシャ国債の大量償還を控え、PSI交渉が長引いていますが、
デットラインといわれている2月13日まで後5日です。
ユーロも大きく買い戻しが入っていますが、この問題如何では
再度売られる可能性もあると解説くださいました。

春節を挟んで中国はあまり大きく買っている様子もなく、
実需買いも旺盛でないことが気がかり。
1700ドルを割り込むと買いに動くようですが、
高いところでは買わないということで
1750ドルにまで達した金価格がこれ以上の上昇となるには
欧米のファンド勢による投機資金がどれだけ
流入してくるかにかかっているということです。

プラチナ価格も1400ドル割れから1650ドル台まで回復。
年が明けてから駆け上がった印象ですが、
プラチナの需要はディーゼル車の触媒需要。
つまり欧州の景気がよくならないことには先行きも
明るいとはいえません。
採掘コスト割れまで下落していた分、価格修正が
入ったものの、ここから上値を追うには欧州の景気が
回復していることを確認したいところですね。

詳しくはオンデマンド放送で
東海林さんの解説をお聞きくださいね。


ゴム価格、タイ政府の介入で上昇へ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.02/01 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

今日から2月です。
欧州問題から厳しい1年となりそうだということでスタートした2012年でしたが、1ヶ月が終わってみるとコモディティ市場は堅調でした。CRBインデックスは週足では下落トレンドから上昇に転じたように見えます。

金価格は1月のパフォーマンスとしては29年ぶりの上昇率となっており1700ドル台を固めてきました。先週のFOMCで2014年後半まで低金利政策を継続するとの内容が伝わると一段高に。ドル安はコモディティ高につながりますが、これがなくとも、中国やインドなどのアジアの実需が積極的に金買いをしているそうです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

小針さんによると金の2月のパフォーマンスは過去10年で
7勝2敗1引き分け。勝率7割です。このアノマリでいくと
このまま金は上昇を続けるということになるでしょうか。

小針さんが注目されているのはゴム価格。
昨年2月18日の535円から1年近く下落を続けていましたが、
1月5日の258円を底に上昇を開始。

小針さんによるとタイ政府の価格介入策がゴム価格を動意づけたとのことで
ゴム価格の下落から農民の不満が高まり、抗議活動を押さえ込むために
タイ政府は今後2ヶ月程度で20万トンのゴムを購入、
現物価格を120バーツまで引き上げることを明らかにしています。

現状では噂で買って事実で売り、というような相場になっていますが、
まだタイ政府が示した120バーツには達しておらずここからも
まだまだゴム相場妙味ありです。

現在は落葉機、そして4月からは減産期にはいるということで
需給もタイトになるシーズン。
また原油価格と比較してもゴムは割安で上値余地がかなり
大きいと小針さんは指摘されます。

また今日発表された1月の日本の自動車販売も前年同月比で36.2%増!!
12月20日から始まったエコカー減税が効いているのでしょうか。
自動車が売れればタイヤ需要増でゴム価格もあがります。

まだまだゴム相場、始まったばかりです。
1年継続した下落トレンドからの大転換、
ここからは押し目を拾う戦略が面白そうですね。
詳しくはオンデマンド放送で小針さんのお話をお聞きくださいね。


2012年コモディティマーケットのキーワード [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.01/26 大橋ひろこ 記事URL

マーケットアナリスト菊川弘之さんと

年初めにはあらゆるところから1年の展望レポートが出されますが、コモディティ業界では菊川さんの年展望レポートが注目されています。今年も出ました!!「菊川弘之の2012年展望レポート(写真)」例年にないボリュームですが、それだけに今年はいろいろな事があるということなんでしょうか・・・?!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットアナリスト菊川弘之さんに
2012年のマーケットについてお話しを伺いました。
年展望レポートにはどんなことが書かれているのでしょう?!
レポートから今年のキーワードをちょっとだけご紹介いただきました。

・世界再構築
(アメリカ・中国・ロシア・・と主要国で政権交代を迎える年)
・資源ナショナリズム(ブロック経済化)
・高速取引などへの投機規制などの影響で流動性低下?
 ボラティリティが高い相場に?!
・イラン経済制裁など地政学リスクの高まり

などなど(まだまだあります)気になるキーワードが沢山ありますが、
2012年は政治的ファクターからの思惑でマーケットが振らされそうですね。

2007年から始まった金融危機は世界の金融政策を緩和に向かわせています。
アメリカは昨年下旬から経済指標が思ったより悪くない、
決算も比較的好調だ、ということでQE3を催促するようなムードは
後退していますが、今週のFOMCには注目ですね。
どんな所が注目なのかはオンデマンド放送で
菊川さんのFOMCの注目ポイントを聞いてくださいね。

金価格は200日移動平均線を回復してきており、足元は順調ですが、
9月からの下降トレンドの上限で頭を抑えられている格好。
正念場となっていますが現在は春節で中国が休んでいる状況です。
旧正月明け、中国勢が戻ってくればおそらくは
買いから入ってくるだろうと見られているそうです。


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