大豆、トウモロコシは天井つけた?!~8-9月の金の陽線確率 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.07/25 大橋ひろこ 記事URL

マーケットアナリスト 菊川弘之さんと

スペインの地方自治州の中央政府への支援要請をキッカケに欧州危機再燃。ムーディーズはEUのトリプルA格のドイツ、ルクセンブルグ、オランダの格付け見通しを安定的からネガティブに引き下げ、ギリシャが9月にもEUを離脱するかのせいが高まっているのではないか、という噂が市場をかけめぐっています。
ユーロは売られ、全面ドル高、円高となる中でコモディティ市況も冴えず、これまで産地の干ばつという独自材料から高騰してきた大豆、コーンなどの穀物の上昇も一服でしょうか、天井感も漂い始めました。

皆さん御機嫌如でしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットアナリスト菊川弘之さんにお話しを伺いました。

菊川さんは大豆、トウモロコシの今後について、
大豆は8月の天候相場で乱高下あっても、
まだ作況については望みは繋がっているが、
トウモロコシは7月の受粉期が歴史的干ばつとなったことで
作況改善の望みは薄く、ほぼ壊滅的状態であり、
目先安いところがあれば再び買い直されるだろうと分析されています。

ファンド勢のポジション動向を見ても
大豆相場は過去最高のロングポジションが
積み上がっている状態にあるのですが、
トウモロコシは春先に作付が順調だったためにファンドのロングは
大豆ほどに積み上がっていないため、まだまだ買い余地があるとか。
目先、産地の降雨予報から下落となっており、天井ウチか?!
というムードになっていますが、タイミング的には
欧州債務問題の再燃が重なり、ファンド勢が手仕舞いに動いているだけだ、
という見方もできます。
マクロ経済に不透明要因が伸し掛かっている状況で
リスクポジションは手仕舞われる傾向にある、ということですね。

金相場については8~9月はドル建て金価格の陽線確率が非常に高く、
特に9月は円建ての金でも陽線確率が上がることから
この夏の安値は拾ってみても面白い、との見方。
8月にドル建て金価格が好調でも国内が冴えない理由は円高。
8月はドル円相場の特異月。過去14年中12回も円高で終わっています。
そういえば毎年8月は円高となる、、、
つまりリスク回避相場となることが多いですね・・・。
今年もそんな相場になりそうなムードが漂ってきています。
国内の金相場を取るなら、9月から年末に向けての上昇を狙って
8月の安い所を拾う戦略がいい?!

何故8~9月に金の陽線確率が上がるのか?!
インド、中国、ラマダンも関係しています。
詳しくはオンデマンド放送で菊川さんの解説をお聞きくださいね。

写真はホテルニューオータニの「SATSUKI」の
スーパーメロンショートケーキ!!

菊川さんと私の誕生日が7月で一緒ということで、
プチバースディー祝いです。

・ ・・・菊川さんにお持ちいただいたのですが^^;
菊川さんにはいつも美味しい差し入れを頂戴しています。
本当にその細やかな心遣い、嬉しいです。
ありがとうございます~♪
メロンがふんだんに使われていてとっても美味しいケーキでした。


穀物高からインフレヘッジで循環物色なるか?金価格の今後 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.07/19 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

昨晩、17日のバーナンキFRB議長の半期議会証言。
このところの弱い米景気指標を受けて、追加の金融緩和に言及があるか否かにマーケット関係者の注目を集めましたが、QE3(量的緩和第3弾)の言及がなかった、ということで初動は大きくドル買いとなりました。つまり緩和マネーを期待したマーケットの期待に応えなかったということでリスク回避の動きが鮮明をなったということですが、大きく値下がりしたダウ平均、ユーロドル、金相場なども、その後大きく切り返してほぼ行って来いの乱高下。
バーナンキFRB議長が追加の金融緩和を実施するならば、、、として「準備預金への付利引き下げの可能性」などの具体策を挙げたことで、金融緩和への期待が再び高まったのです。今回QE3という言葉はなかったものの、追加緩和の可能性は繋がったと受け止められたことから、大きく相場が崩れることがなかったというわけです。

皆さんごきげんいかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話しを伺いました。

金相場は6月以降数回今年の始値1,563.65ドルを割り込んでいますが、
1,560ドル割れは長く続かず切り返しており、現在は年初より
約20ドル高い値位置にあります。

昨晩のバーナンキ氏の発言を受けて乱高下するも、
結局はレンジ内の取引となっており、このところはすっかり
大豆、コーンなどの穀物銘柄に主役の座を明け渡してしまっています。

ニューヨーク金市場では短期的な運用を目指す買い資金が流出。
米独立記念日前の今月3日時点での大口投機家の買い越しは、
137,215枚でしたが、10日現在では126,235枚に減少してしまいました。

アメリカ穀倉地帯は1956年以来の大干ばつとなっており、
歴史的大相場の様相を呈していることから穀物市場に短期資金が
流入して人気化しているのですが、このまま穀物高騰が続き、
食品価格の値上がりでインフレ懸念強まれば、
金もインフレヘッジ商品として循環物色されるものと思われます。

現状でも1,550ドル台に下落すると、実需家や新興国の中央銀行からの
買いが喚起され展開が続いており、下値は硬くなってきていますね。
反面、1,600ドル水準まで上昇すると、実需に絡んだ買いは減少傾向では
あるのですが、、、、短期資金が戻ってくるまではレンジで地味な値動きが
続きそうです。

ここからの相場の見方、ストラテジーはオンデマンド放送で
森さんの解説をお聞きくださいね。


穀物高騰!この先も価格高騰は続くのか? [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.07/11 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト 小針秀夫さんと

今日の日経新聞に「穀物高騰 米で熱波、投機資金が流入」という記事が掲載されました。シカゴの大豆先物価格は過去最高値を更新、トウモロコシも最高値圏に位置しています。世界の景気後退が懸念されているというのに、何故穀物価格が高騰しているのででしょうか。

皆さんごきげんいかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんに高騰する穀物市場の今後について
お話しを伺いました。

穀物市場では作柄が良し悪しが価格の変動要因となります。
今アメリカのコーンベルト(生産)地帯は記録的な熱波に襲われており、
今年の穀物の作柄の悪化が懸念されているのです。
実は、今年は穀物の作付が順調に進み、豊作となるだろうという予想から
トウモロコシ価格は春先まで低迷していました。
ところが、歴史的な干ばつ予想から豊作予想が覆ってしまいました。
典型的な天候相場になっているのですが、
これがなんと1988年以来24年ぶりの作柄の悪化を招いている
ということで24年ぶりの大相場となる様相を呈しています。

1988年は大豆、トウモロコシ価格共に価格が2.5倍になる大相場でした。
今年、仮に1988年と同様の大相場となると仮定すれば
大豆価格は11ドル近辺からの上昇スタートですので25ドルくらいまで、
トウモロコシは5.5ドル近辺からのスタートですので14ドルくらいまでの
高値の可能性があることになる、と小針さん。
現在の大豆価格は16ドル台、安値から53%の上昇を演じています。
すでに50%もの上昇となっている大豆は、
2008年のリーマン前の商品インフレが世界的に騒がれた時の
15ドル88セントをすでに突破して史上最高値を更しています。
トウモロコシ価格は2011年に7ドル99セントの史上最高値をつけていますが
現在までで7ドル80セント台の高値を取りに来ていますので、
史上最高値更新も時間の問題となっています。

チャートだけ見ているとどうしても過熱感があるように見えて
逆張りで売りから参入したくなってしまうのですが、、、、
この先の穀物価格動向のポイントは何でしょうか。

まずは今夜7月10日に発表されるUSDAアメリカ農務省の需給報告。
ここで現在までの作柄、在庫率などが悪化していればさらなる上昇、
改善が見られれば一旦調整場面の到来とのシナリオが描けるのですが、
さてどのような内容となっているでしょうか。

また、土壌水分がなく雨不足での作柄悪化ですので、降雨の
ニュースでもあれば一時的には相場が冷やされる局面もあるでしょう。
この先の価格の行方、そして投資戦略は?
詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。


 


高まる緩和期待がリスクオン相場を形成する?!ここからの金相場 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.07/04 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

今日7月4日は「アメリカの独立記念日」
独立記念日を挟んでマーケットの景色が変わるなどと言われていますが、今年もそんなム

ードになってきています。期待の薄かった先週のEU首脳会議で銀行監督制度の一元化や

欧州救済基金から銀行への直接資金注入などの合意がなされたことで、マーケットは大き

く上昇しました。CRBインデックスも急反発しておりコモディティ市場もいよいよ底入

れしたような形になってきています。

皆さんご機嫌いかがでしょう、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

欧州危機がEUサミットで一端の安心感を得たことも大きな材料ですが、
各国の金融緩和への期待もマーケットの支援材料となっています。
今週は米国のISM製造業景気指数が3年ぶりに景気の分水嶺となる50を
割り込んでしまったことで、逆に米国の金融緩和期待が高まり、株価が
支えられる結果に。コモディティ市場も大きく上昇しました。
明日のECB理事会でも0.25%の利下げが織り込まれつつあり、
これもマーケットの支援材料となっています。

個別の材料では原油市場の上昇には
7月からEUによるイラン産原油全面禁輸措置などの制裁が実施されていること、
これに反発したイラン政府がホルムズ海峡封鎖法案の準備していると
伝わっていること、さらにさらにイランが軍事演習で中距離ミサイル試射を
行ったことなど、地政学リスクの再燃が影響しているものと
思われますが、タイミングを同じくして金やプラチナなど他のコモディティも
上昇しているのは面白いですね。マーケットが騰がりたがっているところに
材料が重なることはままあるのですが、典型的なケースかと思います。

また今日は米国新車販売が700万台を声2008年の金融危機直前の水準に
迫ったという明るいニュースもあり、自動車触媒としてのパラジウムや
プラチナ市場への支援要因となりそうです。

若干ではありますが、
個別にも強気要因が見られるようになってきたコモディティ市場。
今後の価格変動要因の一番の材料はやはり投機マネーが戻ってくるか
否か、即ち世界の金融緩和があるかどうかにかかっているかと思いますが、
今週のECB理事会、雇用統計の結果如何では、更なる期待が高まる
ものと思われます。やはり独立記念日明けからはマーケットの景色が
大きく変わる、、、今年もそんな相場になりそうです。

金の今後の価格目標など具体的戦略はオンデマンド放送で
東海林さんの解説をお聞きくださいね。


軟調地合いの金市場、ここからの見方 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.06/27 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンス代表取締役 近藤雅世さんと

ドル建て金価格は再び1600ドルの大台を割り込んでしまいました。FOMCでは一部で期待されていたQE3は発表されなかったのですが、米指標も悪いものばかりが目立ち、欧州問題も解決の糸口が見えて来ません。昨年は資金の逃避先として価格上昇となっていたのですが、今、何が起こっているのでしょうか。

ごきげんいかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティー インテリジェンス 代表取締役社長近藤雅世さんに
コモディティ市場の動向と今後についてお話しを伺いました。

近藤さんは4月の番組出演時に金は下がるとお話しされていました。
その頃のNY金価格は1660ドルだったのですが、
半月後の5月16日には1526ドルと、134ドル8.8%下落しています。
そして、尚、まだ金には明るい材料がないとか・・・。

近藤さんはこの週末に予定されているEU首脳会議にて
EU大統領が提案している金融財政統合案がどこまで話あわれるか、
各国の意向はどうなのか、と言う点が注目だとし、
その結果如何では、市場は大きな混乱に陥る可能性があると指摘。
その際に金も一斉に売られてしまうのか、あるいは逆に逃避先として
選択されるのか、この見極めが難しい局面だと解説くださいました。

昨年は何かネガティブなことが起きると、金市場に資金が流入したのですが、
今年は株式と相関して動いており、株が売られれば金も売られる、といった
流れになってしまっています。

また、今年春先に向けてはイランの核開発問題から
イスラエルとの間に緊張が高まっており、
これも金や原油市場の材料とされていましたが、
こうした地政学リスクはどうなっているのでしょう。
番組ではこの切り口からの原油価格の動向にもお話しをいただいています。
ポイントとなってくるのは8月?!

また、高騰する大豆相場、
近藤さんはまだまだこの先も高いとご覧になっています。
大豆は何故高いのか。
詳しくはオンデマンド放送で近藤さんのお話しをお聞きくださいね。


投機マネー回帰か?注目のFOMC~金市場を読む [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.06/20 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

金価格は6月1日(金)雇用統計が発表された夜に急伸し1600ドル台を回復。弱気の声ばかりになっていたところに「雇用統計悪化からの追加緩和期待」という大きな支援材料が飛び出した格好ですが、その後1600ドルで膠着してしまっています。次のポイント、材料は何でしょうか?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
金市場の動向と今後の見通しについてお話伺いました。

金市場、今独自材料はありますか?!との私の問いに
「独自要因では動いていません」と東海林さん。
欧州問題など不透明要因が市場から払拭されず、
投機筋が積極的にリスクをとらない相場となっていることから
金市場も値動きがなくなってしまっています。
投機マネーが市場に戻ってこなければ金市場の再上昇が難しいと
いう相場になっていることから、今夜のFOMCが注目されています。

追加緩和策が出ればマーケットは強気転換できるでしょうけれど、
もし何もなかったら・・・・。株式市場や為替市場では緩和期待が
広がって買い戻しが入っている分、その失望が怖いですね。
東海林さんは欧州問題による不透明要因が山積する中で
伝家の宝刀は抜きにくいのではないか、と解説くださいましたが
明日以降、上なのか下なのかはわかりませんが、マーケットが加速する
だろうことが予測されますね。

また、欧州問題についても伺っています。
明日の2~3年物のスペイン国債の入札、
21~22日のEU財務相会合
28~29日のEU首脳会議で
財政同盟、銀行同盟などの協議がどこまで進展するかに注目。

今、金を動かしているのは外部要因ばかりですが、
あえて独自要因を挙げるとするならば、新興国中銀の金購入。
先般、カザフスタンの中央銀行が外貨準備のユーロ比率を下げ、
金を購入する計画を発表していました。これは長期的に金が
強いだろうことを表さしている材料かと思いますが、、、
目先はテクニカル的に1520~30ドルの下値支持線を守れるか否か。
ここを割り込むと中期的に弱気継続。
強気に転換できるのは1630ドルにある上値抵抗を抜けてから、と
東海林さんは解説くださいました。

詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。


下げ止まりが見えないゴム価格、タイ政府の介入はないのか? [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.06/13 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

商品市場の下落が止まりません。CRBインデックスも一体何処で下げ止まるのだろうか?と思う底なしの様相ですが、ゴールドマン・サックスが11日「商品市場の売り基調は終わりを迎えている可能性がある」という報告書を出して注目されています。ゴールドマンは商品指数の投資リターンが今後12ヶ月間で29%になると見込んでいるとか。マクロ経済の背景は依然として不透明なものの、欧州の当局者は域内債務危機を収束させるだろうとし、米国と中国の景気回復は今後も継続することが挙げられるとしているのですが果たして・・・。

皆さんごきげんいかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話しを伺いました。

ゴールドマンが強気の報告書を出してはいますが、
小針さんはまだまだ慎重な見方です。今日は特に今後の価格下落の
可能性が大きいと考えられるという天然ゴムについてお話しを頂きました。

ゴム価格は昨年2/10の575円の天井から下落が続き、
現在は250円を割り込んでいます。半値以下にまで値下がりしているのですが、
まだ下げるのでしょうか・・・。

小針さんが読むゴム価格、更なる下落リスク3ポイントとは?!

①原油価格が大幅下落となっている。
石油価格が高騰はゴム価格の上昇を、
石油安はゴム安を招くという相関があります。
合成ゴムは石油製品である石化原料のナフサから作られるため、
一般的に原油や石油製品価格が上昇するとナフサの価格も上昇し、
合成ゴムの価格上昇に繋がるとされています。
逆に、合成ゴム価格が上昇しすぎると
天然ゴムの割安感が強まり天然ゴムの需要が増加、
天然ゴム価格が上昇するという循環が見られるのです。
一方、石油安となれば合成ゴム価格が下落し需要が増加、
これが天然ゴムの価格を押し下げる要因にもなると言われています。

②原料USSの暴落
 産地タイのUSS価格の下落が止まりません。
タイ政府は今年1月にゴム価格支援策として
15憶バーツ(およそ40億円)もの介入予算を承認したと報じられていますが、
一向に介入(ゴムの買い)が見られません。
また5月には上海とTOCOMの在庫を買い上げると
発表しているのですが、これも口先介入に終わっているのです。

何故予算を使って介入してこないのか?

小針さんによるとリプランディングといって
ゴム木を植え替える為に資金が必要なため、
介入予算はそちらに回されているのではないかと思われるということですが、
ゴム価格を在庫を買い上げるなどの市場介入で押し上げるよりも、
新しいゴムの苗木をゴム農家に配るという支援のほうが
直接的だということでしょうか。

ゴムの木は苗木から天然ゴム樹液を採取できるようになるまでは
約6年の歳月を要するのだそうです。その期間は天然ゴムの供給ができません。
そのためタイ政府は古い天然ゴム樹を伐採し、
その農地に新しい天然ゴムの若木を植え替えさせるという
リプランティング支援を行なっているのです。

③テクニカルの悪化
日足ではもういい加減下げ止まってもいいだろう、
という長期下落トレンドを演出していますが、
月足を見ると三尊天井?!
もし、三尊天井が完成して下落となるとどこまで・・・・?

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞き下さいね。


金過去10年で最長の下落もソロス買い増し [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.06/06 大橋ひろこ 記事URL

5月のアメリカの雇用統計の結果に失望したマーケットはQE3を催促し始めたようです。金相場は過去10年で最長の下落となっているのですが、雇用統計の発表を受けてアメリカの株式市場が大幅下落となった反面、金は急騰したのです。その後金買いの動きは継続してはいないものの水準を保ったまま底堅く推移しています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか。
大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

金相場は昨年のような強気が聞こえてこない冴えない値動きとなっているのですが
SEC:米証券取引委員会への届け出によると、
資産家ジョージ・ソロス氏は1-3月(第1四半期)に金を買い増し、
ヘッジファンド運用者のジョン・ポールソン氏は金を裏付けとする
上場取引型金融商品(ETP)で最大の「SPDRゴールド・トラスト」に
おける持ち分を維持したことが伝えられています。

金が直近の上昇トレンドから調整入りしたのは2/29から。
FRBバーナンキ議長が半期議会証言で金融緩和に言及しなかったことと
インフレに懸念を示したことが追加緩和期待を
大きく後退させたことがキッカケでした。
3月からおよそ3ヶ月もの間下げ基調にあったのですが、
先週の雇用統計の数字が悪化したことで、株式が下落、ドルが下落するも
金だけが急騰となり新たなステージに入ったかに見えます。

こうして大きく考えると現在金を動かしている要因は
アメリカの金融緩和策だけのような印象ですが、
足元の金相場は欧州問題に振り回されており、
通貨ユーロドルの写真相場となっています。
今週、ユーロの戻りとともに金も戻りを入れており、
ユーロ高金高(つまりドル安金高ですね)の相関は
日々の相場の変動要因として大変重要となってきています。

ファンド勢の動向を追うと2月のバーナンキ議会証言前の2月前までは
20万近くもあった買い越しが5月末にかけては11万枚割れまで減少、
投機家の買い越しが整理されて内部要因が軽くなってきたことも
ここからの金価格の一層の低迷を考えにくい材料と考えられますね。

しかし3~4月の下落局面ではフィリピン、ウズベキスタン、メキシコなど
新興国の中央銀行の買いが旺盛でした。その後の5月の急落局面でも
アジア勢の実需買いが旺盛で下値を支えているようです。

今日は森さんに、ここからの金相場の見方や
プラチナ価格が低迷するわけなどを詳しく伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で森さんのお話しをお聞きくださいね。

プラチナ価格の今後についても伺っています。


オーバルネクストアナリスト森成俊さんと


CRBインデックスとユーロドル相場の相関 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.05/31 大橋ひろこ 記事URL

マーケットアナリスト菊川弘之さんと  人形町「シュークリー」のシュークリームを差し入れて頂きました!!美味しかったです~

CRBインデックスの下落に歯止めがかかりません。
CRBインデックス(指数)とは、米国と英国の各商品取引所で取引されている先物取引価格から算出される国際商品指数です。チャートはリンクを御覧ください。
http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$CRB

コモディティ市場というのは流動性の観点から資金の流出が早いとされていますが、株式やユーロ相場が5月に入って下落を鮮明にしたのに大してコモディティは3月には天井をつけていた事がわかります。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットアナリスト菊川弘之さんにお話を
伺いました。

菊川さんはCRBインデックスとユーロドル相場が相関して動いている、と指摘。
現在のコモディティ市場は商品独自の需給要因よりもギリシャのユーロ離脱や
ギリシャに留まらず財政問題が懸念されているスペインなどの欧州の債務危機問題など
外部要因に影響されてしまっているというのです。

問題が出る度に下落となるユーロ、大して買われるのがドル。
ドル高となればドル建ての国際商品価格は上昇してしまいますものね。

今日はこの相関がいつまで続くのか、今後のマーケットの留意点、
そして金や原油などの見通しを伺いました。

原油は5月2日、証拠金率の引き上げが発表されてから崩れはじめ
今日夜には90ドルをも割り込む下落となっています。
ガソリン高が今後の米国の景気を圧迫すると懸念されていたため、
原油価格が下がることは米国経済にとっては歓迎すべきこと。
ただし、きっかけが需給要因ではなく、市場への規制だったことから
大統領選挙を睨んでの政治的価格操作ではないか、という見方もでています。

ギリシャのデフォルト、離脱を巡っては不透明要因が渦巻いており、
株価も頭重くズルズル下げてきました。コモディティ価格が高いと
どんなに株価が下げても緩和政策は取りにくい。
まずはガソリンなど生活に密接に関わるところの価格が下がれば
緩和政策が取りやすくなるとの指摘もあります。
伝家の宝刀は株価次第では抜きやすい環境になってきた、と言えるでしょう。
米株の行方を占うFRBの金融政策、6月のFOMCはツイストオペが終了することから
注目されています。この週末の雇用統計が悪ければ・・・・?!

金価格は1500ドルを守れるか否かの攻防。
心理的節目であることから1500ドルを割り込むことがあれば
1日に100~150ドル暴落というようなドラスティックな
値動きにつながるかもしれません。
しかし、急落があれば反発もしやすく買いも入りやすいと菊川さん。
現在のようなジリジリと下げ基調が続くのが一番やりにくいのですが、
1500ドルを割らずに日柄をかけて根固めするパターンもあるとか。
その場合、過去の経験則から大統領選挙のある11月くらいまで、
つまり後半年強の日柄が必要だということで、
そんなに長期に冴えない値動きが続くのだとしたら
ちょっとうんざり。かといって暴落も嫌ですし、本当に欧州には
早いとこしっかり解決の道を示して欲しいものです・・・・。

原油市場はイランとイスラエルの緊張が後退したかに思われていますが、
イスラエルに動きがあるようです。6月には緊張が再び高まる可能性も。
ガソリンはこれから需要期ですし、ハリケーンシーズンに入ります。
季節要因的には上がりやすい時期に入りますので、なにか地政学リスクが
再燃するような報道でもあれば地合いが急変することもあるかもしれません。
6月は重要イベントが盛りだくさんで、5月よりも相場の変動が
激しくなる予感・・・。

詳しくはオンデマンド放送で菊川さんのお話を
お聞きくださいね。


金相場、外部環境と独自要因 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.05/23 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

金相場はレンジ下限に張り付いてしまって冴えない値動き。教科書的には株が下がれば金が買われるはずですが、昨今の値動きは株も金も売られています。金の今後は?何故、資金の逃避先ではなくなってしまたのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話を伺いました。

金はETFが上場してから株式と同じように金融商品としてポートフォリオに組み込まれる資産となっており、
ヘッジという側面よりもリスク資産として証券と同じ動きをするようになっています。
ギリシャのユーロ離脱が市場のテーマとなってきたことから、株式市場も軟調な
展開が続いていますが、現在はリスクが取れる状況ではなくなってきているということですね。

金の独自材料としては5/17にWGCが金の需給レポートを発表しており、
第1四半期の世界の金需要が前年比で5%も減少していることが確認され、
更に地合いを緩める結果となっています。
中国が前年比で9%も購入を増やしている一方で
最大の需要国といわれるインドが29%も減少しており、
全体の需要低迷に大きなインパクトとなっています。

インドの需要の低迷の背景には通貨ルピー安も影響していると見られます。
今日ルピーは対ドルで史上最安値を更新しており、購買力が低迷してしまっている
ことから金買いに動きづらいという側面もあるのでしょう。
ルピーが下がればドル建ての金が下がっていてもインドから見れば
高くなってしまう・・・ということですね。

ドル高はこのところの大きな商品安の要因となっており、リスク回避相場が
鮮明となっていることで資金がドルに回帰していることを表しています。
同時に円も高くなっており、今日の日銀の金融政策決定会合では
多少の期待もあったのでしょうか、金融政策据え置きでもドル円相場は
大きく売られる局面が見られました。

声明でこれまでは「強力な金融緩和」としていた文言が削られ
「適切な政策運営」に変わっていたことで日銀の追加緩和姿勢が緩んだとの
思惑が広がったようです・・・。

外部環境、そして金の需給を見ても買い材料は見当たらない局面ですが、
こんな時こそチャンスでしょうか?
今後の金投資について東海林さんにうかがっています。
詳しくはオンデマンド放送で東海林さんのお話をお聞きくださいね。


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