ハリケーンの影響で原油価格は下落するもガソリン価格は上昇 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.11/01 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンス 代表取締役社長 近藤雅世さんと

ハリケーンSundyの影響で、米国株式市場は2日続けて休場となりましたが、ハリケーンの影響は商品市場市場にもあるのでしょうか。
今日の日経新聞にはハリケーン上陸で製油所が相次いで稼働を停止しており、もともと高水準にあった原油の在庫がさらにだぶついてしまうという見方が広がって、原油価格の下落要因となっている、との解説がありました。原油からガソリンなど製品への精製ができないため、原油が溜まっていってしまうということですが、ガソリン価格などへはどのような影響があるのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンス代表取締役 近藤雅世さんに
お話しを伺いました。

Sandyの影響でNY改質ガソリン価格は10月23日の2.569ドルから
29日、2.7568ドルに0.1878ドル7.3%上昇しました。
もともと米国北東部は石油精製設備が採算割れで閉鎖が続いてきたため、
今年の冬が厳冬になると灯油の精製能力が不足すると言われていた地域です。

近藤さんによるとSandyが米国東海岸を襲い、
約3分の2の石油精製設備が稼働を停止しこたことで
パイプラインや港湾施設の機能も麻痺したため、
ガソリンと暖房油の供給が滞ってしまったことが原因。

まだここからガソリン価格の上昇懸念が残るのでしょうか。

ニューヨークを襲うハリケーンとしては史上最大かもしれませんが、
Sandyはカテゴリー1で2005年8月末にカテゴリー5まで拡大した
カトリーナとは違うため、台風一過がソリン価格は下落すると近藤さんは
指摘。原油価格が下がっているのは石油精製能力の問題なので、
原油価格を引き上げるほどの力はないと解説くださいました。

また、このハリケーンがもたらした被害は甚大で
大統領選挙への影響も気がかり。雇用統計が発表できないかもしれない、
との話も出てきています。
不透明要因は多く、まだ現段階ではこのハリケーンの余波を
全て把握することは難しい状況のようです。

ではもう少し長期的に見て、ここからの商品市場の行方は?!

明日から11月に入りますが、11月ははファンドの決算期に当たります。

金のファンドのネット買い残は2週連続して減少しているそうです。
近藤さんによりますと、金だけでなく、米国債等全般の金融資産からも
多くの資金が撤退しているということで、
商品投資からはこの2週間で10万枚ほどネット買い残が減少、
金融商品投資からは30万枚以上のネット買い残が減少しているのだとか。

ファンドの決算に絡む資金流出だけではなく、
9月13日にQE3が実行されてしまい、もうこれ以上の非伝統的金融政策の
手の打ちようがなくなってしまったことが背景にあるのではないか、と
近藤さんは指摘されます。

金はインフレヘッジで買われるという側面もありますが、
これだけの緩和政策をとっていても増えたマネタリーベースは、
資金の借り手がいないので、金融機関にとどまってしまい、
国債の買い上げを行う程度しか使い道がなくなっており、
資金が民間市場に流れていないので、
物価の上昇には繋がらないためインフレ・ヘッジという
側面からは金買いにはなりにくい、と近藤さん。
金は超中期的に強気な見通しが大勢ですが、
切り口によっては見方が大きくことなるものなのです。

近藤さんにはまた、穀物価格の今後についても
お話しをうかがっています。
詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。


◆また12月2日のゴールドフェスティバルの
マーケットトレンド番組特別枠抽選10名様には
たくさんの方からのお申込みを頂戴しました。

皆様、本当にありがとうございます。

事務局から当選者には連絡が行っているかと思います。
会場でお会いしましょう。

また抽選に漏れてしまった方、申し訳ございませんでした。。。
マーケットトレンド番組内でもイベントの報告をさせていただきますので
引き続き番組をご愛聴いただければ嬉しいです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


金相場のこれから~XAUとのダイバージェンスの後に?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.10/24 大橋ひろこ 記事URL

投資日報社 林知久さんと

1800ドル超えに失敗して調整入りしてしまった金相場。昨日の日経新聞には「金、投機資金が流出」などとした記事が掲載され一部には1600ドル台まで下落するといった見通しも出てきました。ここからの金相場、強気継続でもいいのでしょうか。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は投資日報社の林知久さんをお迎えし、
「金相場のこれから~XAUとのダイバージェンスの後に!?」
というテーマでお話を伺いました。

XAU指数とはフィラデルフィア金銀鉱山株指数。
金、銀に関連する大型鉱業株で構成された時価総額加重平均指数で
1979年1月の時価総額を 100 として算出されます。
これまでマーケット・トレンド番組でXAUとの相関から
金相場の先行きを展望するといった切り口でお話くださった方は
いらっしゃいませんでしたので、私も並々ならぬ興味が!!

林さんによりますと今年に入ってこの指数とNY金が
約四ヵ月ごとに弱気ダイバージェンスを起こしているのだそうです。

ダイバージェンスとは逆行現象のことで、金が上昇しているのに
XAUが下落しているとか、金が下落しているのにXAUが上昇している、
といったような真逆の動きを示すことです。

下値圏でダイバージェンス現象が起これば買いのサイン、
高値圏でダイバージェンス現象が起これば売りのサインとなりますが、
今、高値圏でダイバージェンス現象が発生中!
つまり売りサインが点灯しており、これが現在の金の下落と関係が?!

ではこのまま金は崩れてしまうのでしょうか・・・。

今年過去2回のダイバージェンス発生時の値動きを検証してみましょう。

6月に発生したダイバージェンス時は
NY金は同月28日まで87.8㌦(下落幅5.3%)下落となりました。

2月のケースでは下げが3カ月近く続き、
下げ幅も2月28日の1,792.7㌦から5月16日の1,526.7㌦まで、
下げ幅は実に266㌦(下落率14.8%)に及んでいます。

今回はどちらのケースに近いのでしょう。
2月と同じような値動きを辿れば、金はさらなる調整を
強いられることとなりますが・・・。
林さんは「今回は6月パターンとなりそう」と指摘。
6月ダイバージェンス現象が発生した時は
弱気ダイバージェンスの直後から強気ダイバージェンスが
継続して発生していました。
この現象が現在のNY金とXAUの間でも起きています。


【続きを読む】
1800ドル抵抗強し、ここからの金相場 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.10/18 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

1800ドルの節目はかなり強い抵抗のようです。1500~1600ドル台でのレンジが長
く続いていた金価格は、QE3への思惑から上昇を開始、 QE3が決められて尚上昇
し、1790ドル台まで上昇してきていたのですが、今夜にも1800ドル大台トライ
か、と見られた雇用統計発表の日、利 食いの嵐に見舞われて節目突破がかなわ
ず調整入りとなってしまいました。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
金価格の動向と今後の見通しを伺いました。

調整入りのキッカケは雇用統計。
失業率が7%台へと大幅に改善したことから
追加緩和への思惑が大きく後退し金が軟化。
9月雇用統計の大幅改善については、
大統領選を巡っていろいろな憶測を呼びましたが、
数字が良かったというのは金市場にとってキッカケに過ぎず、
もし数字が悪くて1800ドルを超える上昇を見せたとしても
そろそろ調整が入る環境にあった、と東海林さん。
CFTCが発表する投機筋のポジションが7週連続で
買い越しとなっており「買われすぎ」の状態にあったことを
指摘されていました。

現在のところはこの下落、買われすぎによる利食いとのことで
調整に過ぎないという見方ですが、ここから再度上昇できるでしょうか。

東海林さんは中国からの買いは鈍っているものの、
QE3の影響でドル安になった分、インド・ルピー安が修正され
これまでルピー安からくる金高で金が買いにくくなっていたインドが
金を買いやすくなってきたと解説くださいました。
インドはこれから金の需要期に入ります。

ただし、金は今金融商品としての色合いが強く、
外部要因にも大きく影響されて動きます。
財政の崖問題、欧州の問題、中国のリスク、、、、
様々な材料がマーケットの変動要因であり、
金価格の変動要因となっています。

今後の展望は?
詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの
解説をお聞き下さいね。

また、ここで番組をお聴きの皆さまにお知らせ!!

12月2日(日)
東京品川のコクヨホールで開催されるゴールドの祭典
「TOKYO GOLD FESTIVAL」に抽選で
「マーケット・トレンド」のリスナー10名様をラジオNIKKEI番組
特別枠でご招待します。

このイベント、実は先週12日金曜に一般募集開始したのですが、
即日満員御礼!!募集定員に達してしまったために
一般募集は締め切られてしまいました。

残すはこの番組、マーケットトレンドの特別枠10名のみなんです!
応募が間に合わなかったという方は是非ここからご応募くださいね。

「TOKYO GOLD FESTIVAL」公式サイト http://goldfes.jp/
の右上にあるラジオNIKKEI専用申込フォームからお申込みください。

リスナーを認証するキーワードは「アルファベットの小文字で g o l d」です。

「TOKYO GOLD FESTIVAL」公式サイトへは
「マーケット・トレンド」番組サイトのバナーからどうぞ。

受付期間は10/29正午までです。

抽選は10/30に行い、抽選結果を同日メールにてお知らせし、
当選者には開催2週間前までに入場券(招待ハガキ)をお送りします。

池水雄一さん、亀井幸一郎さんなど日本を代表する
ゴールドのスペシャリスト達ほか番組出演者が集結、
直接話し合える懇親会もあります。 

司会は私、大橋ひろこ。会いに来てくださいね。
プレゼント抽選会もありますよ。


動き出したゴム価格、増産期でも下値固い背景に価格支援策が [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.10/10 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

この9月のTOCOM東京工業品取引所の1日の平均取引高が金やプラチナ市場をはじめ全ての商品で増加となり、全体では前月比55.4%の増加となりました。取引増加の原因としてはQE3実施による緩和策発表で金価格が上昇していることがあげられるとしていますが、やはり実際に価格が動き出したことで動意づいたのでしょう。やはり上がる相場には商いがついてくるものですね。

今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話しをうかがいました。
小針さんは荒唐無稽な予想にも思えるが、、、と前置きしたうえで
金相場が1万ドルになると予想したグッゲンハイムパートナーズ社の見通しを
ご紹介くださいました。金価格が1オンス1万ドルになるということは
メープルリーフなどのコイン1枚の価格が80万円にもなるという予測です。
バーナンキ氏が打ち出した無期限緩和政策はそうした予想が出てくるほどの
インパクトだということなのでしょう。

さて、今日は注目銘柄として上昇に転じてきたゴム市場について
お話いただきました。

TOCOMのゴム価格は今年2・27には344.50円まで高値があったのですが、
その後8月まで半年近くに渡って下落が続き、8・14には205.60円の安値をつけます。
現在は8月を底値に10・5には275.50円まで上昇、底入れしたかに見えます。
この8月半ばというのは金やプラチナ市場が動き出したタイミングと合致しますので
QE3への期待と思惑がきっかけとなり商品市場が動意づいたと思われますが、
そうした外部要因だけではなく、実は価格低下を懸念した
タイ、インドネシア、マレーシアの3か国が10月から30トンものゴムの
輸出規制に踏み切ることを決めており、こうした供給面への懸念も
価格を支えているものと思われます。

そもそも10月~12月というのはゴムの増産期にあたり、価格は下落する傾向に
あるのですが、今年は世界の緩和政策が出そろったという外部要因に加え、
産地の輸出規制が価格を支えるだろうと小針さんは解説くださいました。

需要面ではタイヤ需要、つまり自動車販売台数が指標となってきますが、
アメリカでは自動車販売が堅調なものの中国の落ち込みが懸念されています。

さて、ここからのゴム相場、まだまだトレンド継続となるでしょうか。
詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。


動き出した金、ここからのポイント [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.09/19 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

日銀も動きました。ECB、FRBと緩和策を発表していましたので、日銀にも期待がかかっていましたが、日銀が動くのは展望リポートが出される来月になるとの予想も根強く、緩和が発表された直後は大きく円安が進みました。…と言っても50銭程度ですが。

ドル円はその後白川総裁の会見を受け、海外時間には円高となってしまうのですが、東京のTOCOM金価格夕方までの時間は大幅に上昇となりました。
QE3発動でCOMEXの金価格も大幅上昇となっており、これに連れる格好で東京金も堅調地合いとなっていましたが、円高であることが頭を押さえ込んでいる側面も強かったため、円安進行でWの材料での金買いとなりました。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
ここからの金市場についてお話を伺いました。

QE3の思惑、期待がいち早く現れていたのが金市場でした。
量的緩和策ということはドル安政策ですから
通貨の希薄化から金の魅力が増しますね。

ETF市場にも新たな資金が流入し始めており、
夏の間静かだった短期筋もどっと金市場に参入しています。
総じて金にはいい環境となってもきていますが、
短期的には調整のリスクあると東海林さん。
何度もトライして頭を叩かれてきた1800ドルの抵抗を
超えてくることが出来れば更なる上昇もあると
思われますが、ここで頭を叩かれれば深押しもありそう。
実需筋、インドや中国の需要期に入ってくるのですが、
インドはルピー安から購買力が低下しており、
中国もデモなどの混乱から経済への影響も懸念されています。

こうした実需勢が1800ドルから上を買ってくるかどうか、
短期筋のポジションも積み上がってきた現状では
手仕舞いのリスクも高まっていることに留意したいところです。

ただし長期的には主要先進国の緩和政策が続く限りは
金の支援材料となり続けるでしょうから、
押し目は丁寧に拾いたいですね。
加えてドル円での円安が本格化すればTOCOMの円建ての金の
パフォーマンスは大きくなります。

そしてストの終息のニュースから急落しているプラチナについても
お話伺っています。詳しくはオンでマンド放送で
東海林さんの解説をお聞きくださいね。


ESM合憲、イベントこなして金堅調 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.09/12 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

17時。番組が始まる30分前にスタジオに入った小針さん。
「もうすぐですね、ドイツの憲法裁判所開廷、どうなるでしょうか」

打ち合わせ中は、ラジオNIKKEIの情報端末から目が話せませんでした。
今日12日17時ドイツ憲法裁判所が開廷。
ESMは合憲か違憲か…?!


世界のマーケット関係者がこの判決に関心を寄せていましたが、
ドイツ憲法裁判所は一定条件の下で欧州安定メカニズム(ESM)と
欧州財政協定の批准を認める判断を下しました。

発足予定だった7月からは3ヶ月遅れることとなりますが、
これで10月からのESM発足にメドがついたことで、
ユーロは買われる展開に。

ただしドイツの同基金における負担については
議会の承認がない限り1900億ユーロ(約19兆1000億円)を
上限とすることが必要との条件も示され、発表直後は売り買いが交錯、
番組スタートの17:30まで、ユーロは神経質に推移しました。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんに貴金属市場の
動向と今後の見通しを伺いました。


発表直後は神経質に乱高下していたマーケットですが、
金市場はこの結果が出てから確りとした上昇を見せました。
1700ドル台半ばまで上昇、信用緩和という形ですので
ユーロにはポジティブな材料も、資金拠出は通貨の信認低下と
ばかりに金市場にはプラス材料となったようです。

今日、明日のFOMCを控えてマーケットはアメリカの追加緩和をも
織り込み始めており、全般リスク・オン志向で推移しています。

織り込みがすぎると、FOMCイベントがこの期待以上の応えを
出さないと失望の売りや材料出尽くしからの利益確定に
押される可能性が高まるのですが、
小針さんは
「まだ金市場は若い、材料は後でついてくることもあるのが相場」と
引き続き強気を継続、そうしたリスク時の調整のメドも解説
下さいました。

また、プラチナはこうした外部要因に加えて
鉱山会社の労組のストライキが材料となって大きく上昇しています。
今日夕方も、これまで報道されてきた鉱山大手ロンミン以外の
鉱山会社にもストライキの動きが広がりつつあるといった趣旨の
ニュースが流れ、17時を前にプラチナだけが大きく動き出す局面も。

貴金属市場の現状と今後、詳しくはオンデマンド放送で
小針さんの解説をお聞きくださいね。


緩和期待で金上昇、年末に向けてのトレンドとなるか [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.09/05 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

来週9月12~13日のFOMCでのQE3発動への思惑が高まる中、金市場は堅調に推移しています。今最も米国の金融政策への思惑が反映されやすい銘柄なんじゃないかと思いますが、今年の5月には1526ドルまで安値があったNY金価格は1700ドル目前まであがってきています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。
次の高値目標は3月12日の高値1,716.60ドルとなりますが
早晩達成しそうな勢いです。
金市場は夏場は冴えないとも言いますが、
この夏、NY金月足は8月まで3カ月連続で陽線引けとなっています。
テクニカル要因の改善で短期筋も金市場に戻ってきていると見られ、
8月17日には38万5,434枚まで落ち込んでいた取組高は
同月31日現在、43万8,033枚まで急増しています。

QE3への期待、思惑が高まってきていることが大きいのですが、
NY原油も地政学リスクの高まりもあって高騰しており、
金はインフレヘッジ商品としての魅力が強まっているとの見方も。
上場投資信託(ETF)市場への資金流入も継続しています。

商品インデックスのCRB指数は今月4日に4月3日以来の高値となる
310.59まで上昇しており、原油、穀物相場に比べ出遅れていた
貴金属の上昇がCRB指数の上げに寄与しているものと見られます。

ここからのポイントはやはり今週のECB理事会、そして米雇用統計、
来週のFOMCと、欧米の金融政策となってきますが、
明日6日開催のECB欧州中央銀行ECB理事会で南欧の債券購入に
絡んだ強材料出れば、信用回復からユーロが買われる流れとなることが
予想され、これがきっかけとなり金は1,700ドル突破となる可能性もあると
森さんは解説くださいました。さらに12日ドイツ連邦裁判所にて合憲判断が
でれば、欧州金融安定メカニズム(ESM)の発足認可となることから
これもユーロにプラスでドル安。つまりコモディティ全般が買われることに?!

雇用統計、FOMCの見方はオンデマンドを聞いてくださいね。
森さんには他にもプラチナ価格についてもお話聞いています。
南アの鉱山会社ロンミンの鉱山ストによる減産で急騰しており、
金とのサヤは200ドル以上に拡大していたが、約130ドルまで縮小中。
さてここからは?!オンデマンド放送をお聞きくださいね。


ハリケーンアイザックの動向で原油価格が動く?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.08/29 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンス 近藤雅世さんと

アメリカの追加緩和への手掛かり材料を模索するような相場展開となっていますが、ハリケーンアイザックの動向に注目が集まっています。在庫過剰で需給面からの買い材料が無い中で、イラク、イスラエルの地政学リスクやハリケーンによる製油所への影響などが懸念され、WTI原油価格は97ドル台まで上昇を見せています。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンスの近藤雅世さんに
お話を伺いました。

近藤さんによりますと、アイザックは2005年にのハリケーンカトリーナが
ニューオリンズを直撃した時と同じ日程、同じコースをたどっているそうです。
しかしながら、原油価格は比較的落ち着いています。
カトリーナが来た2005年8月は8月23日に65ドルだったNY原油価格
30日には70.35ドルまで1週間で5ドル上昇しました。

近藤さんはアイザックはせいぜいハリケーンのカテゴリー2くらいで、
規模が小さいため、それほどひどいことにはならないとしながらも
メキシコ湾をハリケーンが襲うことで何故原油価格が上昇するのか、
そのポイントを解説くださいました。

今年5月の米国の原油生産量は194百万バレル。
そのうちメキシコ湾の海上油田でおよそ58%の112百万バレルが生産されています。
全米の石油精製設備能力日量1730万バレルのうち、44%に相当する770万バレルが
メキシコ湾岸にあり、米国にとってはメキシコ湾は原油の要なのです。
原油や石油製品等の在庫があるオクラホマ州クッシングもニューオリンズの上に
位置しており、ここからガソリン等が全米にパイプラインで輸送されています。

現状ではハリケーンの規模があまり大きくないとはいえ、
その動向には注意が必要ですね。

また、穀物市場についてもお話を伺っています。
7月から上昇を始めた穀物市場。干ばつの影響で現在も高止まり中。
大豆価格は6月末には1340セントだったのが、
今では1718セントと378セントと3割弱上昇しています。
近藤さんが以前からこの番組で指摘してきた「モノがない」ことが
最大の要因ですが、ここからどうなるでしょうか?!
穀物相場を見る際に大切なのは、需給もそうですが、季節要因。
天候相場で一相場ありましたが、秋には収穫が・・・。

詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。


サイクル・アストロロジーからみたコモディティ、金相場の今後 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.08/22 大橋ひろこ 記事URL

投資日報社 林知久さんと

お盆休みの頃からマーケットはリスク・オン相場に傾いていますが、商品価格を見る上で代表的な指数、CRBインデックスは7月から上昇を開始していました。商品市場はマーケットの先行指標とも呼ばれていますが、足元も堅調なこのインデックス、更に上昇できるでしょうか。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は番組初登場!投資日報社の林知久さんをお迎えし、
テクニカル、サイクル、アストロロジーの観点から
マーケット分析いただきました。


【続きを読む】
金メダル上位獲得国の金保有量 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.08/15 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

今朝の日経新聞電子版に「金メダル獲得上位国、金の保有量でも躍進」という興味深い記事がありました。ロンドンオリンピックの金メダル獲得ランキングで欧米以外で上位を占めた国を検証してみると、現物の金の保有量ランキングでも躍進している国が目立つというのです。今回オリンピックで金メダル獲得数はトップがアメリカ、2位が中国、3位開催国のイギリスと続くのですが、4位のロシアや5位の韓国など新興国の金の保有量がここ数年増加していますね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
金価格の動向と今後の見通しを伺いました。

北京オリンピック開催の2008年と比較した中央銀行(公的機関)の
金保有量は、中国が8割強、ロシアが9割強となっているほか、
韓国は3・8倍にも膨らんでいます。やはり、勢いのある国に金が集まるという
ことでしょうか。戦略的に金を買っているようです。

さて、その金価格。
CRB商品指数は原油、大豆、コーンの上昇に支援され、
今月9日に5月2日以来の高値となる306.54まで上昇してきています。
原油、穀物相場に比べ貴金属の割安感が台頭しているとの見方も。
大豆、コーンなど食品価格の値上がりでインフレ懸念強まれば、金は
インフレヘッジ商品としての魅力が強まるとされています。

金がもう一段高となるためには、欧米、中国などの追加緩和策がポイントと
なってくるのですが、アメリカはQE3実施に踏み切るでしょうか。
まず目先のイベントは31日のジャクソンホールでのバーナンキFRB議長が
どんな発言をするか、ですね。
また景気鈍化が指摘されている中国7月の生産者物価指数は
前年同月比2.9%の低下となり物価は沈静化しており、追加金融緩和観測も。

今日の番組ではオリンピック金メダル獲得上位国が
金保有量を増やしていると云う話をしましたが、
2011年は公的機関からは450トン超の金購入がありました。
2010年の73トンから急増していますが、
今年2012年も中央銀行の買い意欲は強く、
5月の下げ過程でも中央銀行、及びアジア勢の実需家の
買い下支え要因となっています。

金が動き出す時期はいつになるのか?
またプラチナの今後は?
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聴き下さいね。


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