ロシアが南アフリカにプラチナ版OPEC創設打診?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.03/27 大橋ひろこ 記事URL

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る...とは言ったものであっという間に期末です。権利落ちとなる今日も日経平均はプラス圏で引けました。株式市場は堅調な1~3月でしたが、コモディティ市場は冴えない値動きが続きましたね。4月以降、どんな展開となるのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットアナリスト菊川弘之さんにお話しを伺いました。

菊川さんが新年度相場の注意点として注目されていらっしゃるのが以下の3点。

黒田新日銀総裁体制での新政策への期待
4月新年度入りでのニューマネー動向
北朝鮮などの地政学リスク

北朝鮮が暴発することがあればこれはリスクとなります。ターゲットがどのエリアか、どの規模となるかによって、リスクとなるマーケットが異なってきます。

円に関して、これが円高リスクなのか円安リスクなのかは状況によっ異なるとしながらも、菊川さんは振り上げた拳の落としどころについて、煮詰まった状況下にあるため、3月末~4月にこうした地政学リスクを考慮すべきだと解説くださいました。

また、今日飛び出したニュースで、
Brics首脳会議において、ロシアが南アフリカに対し、
プラチナ版OPECの創設を打診したということが話題となっています。

OPECというのは石油産出国の利益を守るために設立された産油国の組織で
石油価格が下がると会合で減産することを決め、石油価格の下落を抑制して
来たという経緯があります。(ただし、加盟国が多いため、外貨を稼ぎたい
産油国は減産協定を遵守せず闇増産を続けてきたことでOPECの減産は
形骸化しつつありました。)

こうした「価格誘導カルテル」のような協定がロシアと南アフリカで
取り交わされることとなれば、不当に安いプラチナ価格を容認するとは
考えられず、生産コストより安い状況には陥ることはなくなると思われます。
つまりプラチナ1500ドル以下の価格となることは考えにくく、
プラチナの価格水準が切りあがることが想定されるということです。


ロシアから南アフリカに対しての価格誘導組織形成の打診は
裏を返せば天然ガスエネルギーによって外貨を稼いてきたロシアが
米国のシェール革命によって、構造の変化が起きているのではないか、
ということ。エネルギーのパワーバランスがシフトすることで
ロシアの優位性が低下することが考えられるため、
ロシア特有の資源としてのPGM,プラチナやパラジウムなどの
輸出規制に繋がる「価格誘導策」を、マーケット環境によっては
いつでも発動できるよう、プラチナ生産大国である南アに
呼びかけた、ということですね。

シェールガス、オイル革命がコモディティ市場に影響を及ぼす可能性が
あるのはPGMだけではありません。
「トウモロコシ」価格の水準訂正が起こるかもしれないという
大きな構造の変化が起こっているのです。

ヒントは「エタノール需要」
2003年ブッシュ大統領はトウモロコシを飼料、食糧用需要だけでなく
エネルギー転化する政策を決定しました。
食べ物であるトウモロコシを燃やしてしまうことへの異論は
多かったものの、穀物価格の水準を上げることで農業票を獲得した
ブッシュ政策が、シェール革命によって転換されるとしたら?

コモディティ価格の常識を大きく変えてしまうかもしれません。
詳しくはオンデマンド放送で菊川さんの解説をお聞きくださいね。

パラジウム高とゴム安、何が起こっているのか [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.03/13 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

番組に「パラジウムについて取り上げてください」というリスナーからのメッセージがありました。値動きを見てみますと、金やプラチナなど貴金属銘柄がさえない値動きが続く中、パラジウムだけがドル建て、円建て価格ともに新高値を更新しています。パラジウムやプラチナなど白金系貴金属は生産国が限られているため、その希少性から需給が価格変動要因として大きなファクターとなりますが、何か材料があったのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話しを伺いました。

昨年まではテールリスクを恐れて実物資産としての
金が注目されていたのですが、米国の景気回復期待から
金市場から資金が流出、よりパフォーマンスのいい
証券市場へと向かっています。
しかしその一方で現在は銅やアルミなどの産業銘柄の
価格が下落傾向を続けており、その矛盾からリスクを恐れた向きが
やはり「実物資産」だということで、
ロシアの在庫が枯渇しているのではないか、などと
需給のタイト感が話題となっているパラジウム市場が注目されている
小針さんは解説くださいました。

金は2年前の1900ドルの高値を付けてから下落が続いており、
かといって価格が下がると中国などの新興国中銀や実需が積極的に
買ってくることから、相場の崩壊が見られずダイナミックな動きが
出にくい状況となってきています。
ひと相場終わってしまった金よりも、出遅れていたパラジウムのほうが
儲けのチャンスが大きいと見えるということでしょうか。

そして今日はゴムが大きく下落しておりCBが発動しています。
小針さんはこれといった材料が出たわけではないが、上海ゴム市場が
一足先に崩れてきており、これに連れ安となった可能性が高い、と
中国の需要減退に起因しているのではないかと解説くださいました。

株高なのに産業銘柄が崩れてる…
この乖離はどちらにさや寄せしていくのでしょう。
景気が牽引して需要像となれば商品も上がる可能性は高いのですが、
すでにここまで株価が高いのに、下落している点には留意しながら
ここからの相場を見ていく必要がありそうです。

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。


資金流出が続く金市場、弱気が目立つ中買い材料は…?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.03/06 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

ダウ平均は14253ドルと史上最高値を更新。3月1日に歳出削減が強制的に発効されたというのにマーケットは楽観が支配しています。財政の崖問題をリスクとしない状況の中、経済指標も良好でリスクオン相場が続いていますが金市場からは資金流出が続いています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

この2月はソロスの金ETF売却が明らかとなったことや
商品ファンドの破綻の噂などが、
金市場からの資金流出に拍車をかけたようです。
ETF保有残高も減少が続き、CFTC短期筋のポジション動向も
新規の売りが増えています。

安いところは中国が旺盛に買いを入れているようですが、
実需は安くなったところで買うものの、高値追いはしません。
価格を下支えすることはあっても、押し上げるほどの
インパクトではないのです。

現在は1550ドルがサポートされていますが、
ここ数年のレンジ下限が1520ドル前後、
レンジ下限に限りなく近づいており、ここからファンド勢が
どう出てくるかに金の中長期のトレンドも左右されることとなります。

弱気材料ばかりが目立つ印象ですが、
東海林さんはイタリア政局に注目されており、
もし緊縮路線が継続できない事態に陥れば、リスク回避から
株が売られ、再び金市場に資金が流入する可能性もあると
解説くださいました。

東京の金は為替次第。
ドル建て金が下がっていても、円安効果で強い相場が続いています。
現在はドル円相場もレンジに入ってしまっていることから
東京金も膠着状態が続いていますが、
再び円安再開となれば東京金は再び5000円の大台を伺う展開に。

また円建てではほとんど金と同じ値段で推移しているプラチナ。
昨日も南アフリカのアンプラッツで鉱山ストがあり、
供給不安からプラチナが買われています。

東海林さんはここから買うならプラチナのほうが面白い、
とそのわけを話してくださいました。

詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞きくださいね。


先物市場で金ショート増加、買戻されれば… [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.02/27 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンス代表取締役社長 近藤雅世さんと

日銀総裁人事にイタリア総選挙、株式市場や為替市場はは波乱含みで、アベノミクスによる一方的な上場相場は一服となっていますが、先んじて下げていた金相場は急反発。
今日はコモディティー インテリジェンス 代表取締役社長の近藤雅世さんに金、原油相場の現状と今後の展望を伺いました。

近藤さんはCFTC(米商品先物取引委員会)が公表している
ファンドの建玉をみれば、金の下落が一服し反発することは
予測できたと指摘。
2月19日、つまり先週火曜日までの金のネット買い残は、
▲3万枚減少して9万8千枚。金のネット買い残が
10万枚を下回るのは2008年12月9日以来4年3ヶ月ぶりのこと。
一見金の人気が落ちて改ざん減少となっているかに見えるのですが、
実は買い残は18万9千枚で昨年12月18日の19万9千枚から
2ヶ月で1万枚しか減少しておらず、
売り残が12月の4万枚から9万枚に約5万枚も増えていることが解りました。

つまりファンドが新規で金を売っているということです。
それも2月に入ってから。
先物市場でカラ売りしたポジションはいずれ買い戻されますね。

また、このままいくとアメリカでは3月1日に債務の自動削減が
始まります。米国議会で与野党が合意に達しなければ、
2013年度の残り7ヶ月間(3~9月)で約500億ドルの歳出削減につながり、
この金額は同期間の米国GDPの0.54%に相当するインパクトとなります。
さらに、5月18日は国債発行の上限問題の期限となっており、

他にもイタリア議会選挙で、連立内閣組閣が難しくなっており、
緊縮財政案が振り出しに戻る可能性があります。
またフランスの経常収支の赤字が続いており、
フランス国債の格付けが下がると、ギリシャやスペインに
最も多くの債権を持つフランスの金融不安が出る可能性があり、
落ち着いていた欧州債務危機が再び発生する可能性もあるとお話しくださいました。

ラジオでは原油市場の需給についてもうかがっています。
詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。


ソロスの金ETF保有減、短期資金も金市場から流出?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.02/20 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

ドル建て金価格が軟調、とうとう1600ドルを割り込んでしまっています。今週は著名投資家のジョージ・ソロス氏が金のETFの保有を大幅に減らしていたことがニュースとなりました。大手金融機関も金価格の予想を引き下げており、金市場からは投機資金が流出してしまっています。

皆さん御機嫌如何でしょうか。大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話を伺いました。

CFTCの建玉明細(短期筋の投機ポジション)は
昨年10月には20万枚近くも買い越しだったのですが、
現在は12万枚にまで現象、投機筋が買ポジションを手仕舞っていることが
確認できます。景気回復期待によるポートフォリオの見直し、
アメリカの金融緩和の出口論議、ユーロ圏が最悪期を脱したことによる
テールリスクの払拭などが金市場のネガティヴ材料となっているようです。

東海林さんによると、インドの輸入関税の引き上げられることから
1月のインドの金輸入は前月比100トン増と23%もの増加となっており、
1月はこれが金価格の下支え要因となったようですが、
この駆け込み輸入の反動減で今後のインドからの買い圧力は弱まっていく
ものと考えられるとか。

しかしながらアメリカの連休明けとなった昨日19日のNY金市場、
なんと75万枚もの大商いとなったことから、東海林さんは
一旦ファンド筋の手仕舞いが終了したのではないか、と指摘。
出来高急増の大商いは大底や天井でよく見られる現象ですが、
さて、金相場は1600ドル近辺で底入れとなるでしょうか。
ちなみに通常は20~30万枚くらいの出来高です。

円安効果でTOCOMの東京金市場は堅調なんですけれどね。
ドル建て金価格が冴えない展開が続いています。
ここからの金相場の見通し、そしてプラチナ価格の見通しを
伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞き下さいね。


好調な自動車販売台数、触媒、タイヤなどの商品銘柄堅調 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.02/13 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト 小針秀夫さんと

11月時点から比較すると15円近くも円安が進んでいます。日本株も円安効果から大きく上昇していますが「ど真ん中」銘柄とするトヨタなどの上昇が話題ですね。2012年の日本の日本の新車販売台数は536万9721台で前年比27%増。円安効果でこの流れはまだまだ続きそうですが、自動車販売が好調なのは日本だけではありません。2012年の米国新車販売台数は1450万台で14%増、中国は1920万台で3.6%増となっています。中国は伸び率こそ高くはありませんが2010年の1806万台、2011年の1852万台と増加を続けており、実数では米国を抜いて世界一、日本の3倍以上もの販売を誇っています。


皆さん御機嫌如何でしょうか。大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

小針さんは自動車販売が世界的に好調であることが世界の実体経済の改善を
示しており、景気循環銘柄が物色される流れが続いているとし、
プラチナ、パラジウム、ゴムなどの商品が注目だとお話くださいました。

特にプラチナ、パラジウムは景気回復からの需要増という側面からみた
買い材料だけではなく、供給不安からの需給の逼迫懸念も材料視されています。
プラチナは南アフリカの鉱山のリストラによる鉱山の閉鎖や労働組合による
ストライキの懸念、パラジウムはロシアのノリリスク・ニッケルの在庫が
ほとんどないのではないか、ということが下値を支えているのです。

さらに日本市場、TOCOMマーケットは円安要因も加わって
買われており、ドル円相場の行方によってはまだまだ先高感も。

一方、金市場はTOCOMの円建て価格は円安効果から上場来最高値を更新
しているのですが、ドル建て価格は冴えない動きが続いています。
何故金市場への資金流入が途絶えてしまっているのでしょうか。

金市場、プラチナ市場の現状、そして今後について小針さんに
伺っています。詳しくはオンデマンド放送で小針さんのお話を
お聞き下さいね。


TOCOM金価格は連日の史上最高値更新で5000円台に [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.02/06 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

日経平均がリーマンショック後の高値を超えました。為替市場の円安が牽引しているのか、株の上昇が円安を誘導しているの見方はいろいろあるようですが、円建ての金価格も連日の史上最高値を更新中です。今日日中のTOCOM先物金価格は5073円まで高値がありました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話を伺いました。

円建ての商品銘柄は金だけではなく、全てが上昇しています。
円安だからといってしまえばそれまでですが、やはりプラチナやパラジウムなど
産業用銘柄はそれに加えて景気回復からの需要増などのポジティブファクターも
重なって、パフォーマンスが大きくなっています。

冴えないのがドル建ての金市場。
昨年11月終盤に1,750ドル台に上昇したのですが
昨年末20日には1,650ドル割れとなり、9月の量的緩和第3弾(QE3)前の
水準にまで下落してしまいました。
年明け後は1,650~1,690ドルを中心としたレンジ相場を形成中ですが、
1月まで4カ月連続で陰線引けといった状況です。

森さんはそれでもドル円相場が2ヶ月で15円も上昇しドル高となった割には
ドル建て金価格は下がっていないと指摘されます。
200日移動平均線(1,663.50ドル )を割りこむことがあってもは長続きせず、
目先は1,680ドル台前半が抵抗帯となっています。
1,650ドル台への下落は実需家の買いに支援されているというのです。

昨年11月から中国の経済指標に景気好転を示す数字が見られ、
2012年第4四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比7.9%。
第3四半期まで7期連続で前期の伸びを下回っていましたが、
第3四半期の前年同期比+7.4%を上回っています。
中国の景気鈍化に歯止めがかかったのでしょうか。
昨年12月の中国の金の買いは月間ベースで過去最高となる
114.4トンだったそうで、2012年通年では前年比94%の増加となっています。

実需筋が安値では積極的に買う一方で投機筋が金市場から退出しています。
シカゴ短期筋の大口の買い越しは昨年11月27日現在、19万3,742枚まで増加
していましたが、1月29日現在、12万6,948枚まで減少。
2カ月で約35%減少してしまいました。
しかし森さんはこれで売り過剰感が解消され、買い余地ありと分析。

ここからの金相場の行方は?
プラチナ価格の高騰の背景もあわせて伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。


円建て金先物価格5000円達成はあるか?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.01/23 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

東京工業品取引所、TOCOMの金先物取引(12月限)の円建て金価格は
22日、日銀の金融政策決定会合の政策発表があった直後、
史上最高値を更新し4913円の高値をつけました。
金は昨日、日銀の金融政策が発表されましたが、
その発表直後のドル円相場の90円台前半の高値をつけた時点が、
円建て先物価格の金の史上最高値となり、
その後は、大きな下落に見舞われています。

皆様御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
金価格の動向と今後の見通しを伺いました。

東海林さんは、円建ての金価格が堅調に史上最高値を更新し続けた背景には
為替相場の円安ドル高が大きく影響しているとした上で、
足元の急落については然程懸念していないと解説くださいました。

材料出尽くしで、ひとまずはドル円相場も一服となっているが、
大勢では円安トレンドに転換しており、再度円売りが再開するだろうから
円建ての金価格もさして深押しもなく上昇に転じるとのこと。

1月の金融政策決定会合では一見市場の期待に応えた内容に見えたのですが、
じっくりと内容を吟味する過程で2%の物価目標を達成するには
具体策が期待に及ばないことが嫌気され、ドル円相場は一転円高に転じました。
これが足元の円建ての金価格の上昇一服に繋がっているのです。

1㌘5000円到達を目前に力尽きた格好ですが、
東海林さんはそう遠くない時期に5000円トライの相場が来ると
分析されています。

円建ての金相場とドル建ての金相場とはチャートの形状が随分違いますね。
円建ての金価格はこのところの円安の恩恵を受けて上昇しているからなのですが、
ドル建て金価格は、12月のFOMC議事録で思いの外
早期の引き締めが話し合われていたことから
軟調に推移しています。出口戦略となれば金融引締め、
じゃぶじゃぶのマネーがタイト化すれば
リスクアセットにはマイナス要因となりますね。

アメリカの金融政策の今後が今後のドル相場の行方は勿論、
金価格の今後も大きく左右することとなりますが、
詳しい展望についてはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞き下さい。

また、金価格の今後を占うにはインドや中国など実需筋の動向も
非常に大切なファクターとなります。
インドはルピー安が是正され、現在は3ヶ月ぶりの高値となっていることから
インド勢の買いが旺盛となっています。
先般、輸入関税が引き上がられるというニュースがあり、今後のインドの
金輸入が鈍るのではないか、と懸念されましたが、
東海林さんによると、それほどにインドによる金購買力が強いということの
現れでもあるという見方もできるとか。

中国も春節を前に買いが旺盛となっている模様。
さて今後の金価格の見通しは?
詳しくはオンデマンド放送をお聞き下さいね。


上場来高値連日更新の金よりHOTな白金族 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.01/16 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

TOCOMの円建て金先物価格は連日の上場来高値更新です。
円建て金価格は1グラム5000円台という大台が目前に迫る勢いとなっていますが、COMEXのドル建て金の日足チャートは右肩下がりに見えます。ドル建て価格が冴えない中で円建ての金価格が上がっているのは為替の影響でしょう。
ドル円相場がこの2ヶ月間で10円もの円安となったことが日本の商品価格の上昇につながっているのです。この円建て金価格、為替のプレミアム分がなくなっても高値は継続するでしょうか。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

小針さんにはドル建て金価格と円建て金価格の値動きの
違いや、今後の展望などを解説いただきましたが、
(オンデマンド放送をお聞き下さいね)
今、その金よりもHOTなのは白金系貴金属、プラチナとパラジウムです。
何故、上場来最高値更新が話題となっている金よりも
更に値上がりのポテンシャルが高いのが
プラチナ、パラジウムなのでしょうか。

2011年9月に金価格がプラチナ価格を上回ってから
1年半近くになりますが、15日、この価格差が逆転しました。
プラチナが金価格より高くなるという自然なあるべき姿に
戻ったのです。(直ぐにまたひっくり返りましたが・・・)
金の生産の18分の1しかないプラチナが金価格より低いという
これまでの相場は「異常事態」でした。
金が高いということは、他のリスク資産に資金が流入していなかった、
ということなのですが、このところ世界の景気回復期待から
証券などのリスク資産に資金が流れ、金市場からは資金が流出する
傾向にあります。

逆にプラチナ市場には景気回復期待から資金が流れ込み、、、
というより株価上昇に高い相関があるという特徴がまた
色濃くなってきた印象です。

小針さんによると、日米中の自動車販売が堅調なことで、
触媒需要としてのプラチナやパラジウムが確りとしてきた、
ということのようです。今年はやはり景気回復がテーマで
産業銘柄が強い1年となるのでしょうか。

また、プラチナは南アフリカのNO1鉱山会社、アングロ・アメリカン・
プラチナムの新CEOによる大胆な改革により供給懸念が噴出しています。
採算の合わない鉱山の操業停止と14000人ものリストラを発表。
これが、足元のプラチナ価格の暴騰に繋がっているのです。

リストラ策により労働組合が大規模ストに踏み切る公算で、
不採算鉱山の操業停止に加え、ストライキによる供給懸念が
相場を押し上げた格好で、これが、1年半もの間続いた
プラチナと金価格の逆転現象を正常化させるトリガーとなりました。

さてここからです。この値動きは継続するでしょうか。
注目ポイントを小針さんに伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞き下さいね。


弱気見通しが増えてきた金価格、目先の材料は?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.01/09 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

2012年から2013年へ、年末年始を挟んでマーケット環境がガラリと変わってしまいました。景気回復期待からマーケット全般リスク選好相場の様相を呈しており、資金は金から証券など他のリスク資産に流出しているようです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
金市場の今後についてお話を伺いました。

資金の逃避先として選ばれてきた金ですが、
このところ米国経済指標も良好なものが多く、
12月のFOMCでは2013年内にも資産買い入れの停止を
すべきだというタカ派論者が複数存在したことが議事録によって
明らかとなり、ドル安からドル高へ転換するとの思惑から
金市場は冴えない動きとなっています。

金はドル建て現物価格ベースで昨年11月終盤に1,750ドル台に上昇したのですが、
年末20日日には1,650ドル割れとなり、現在も1600ドル台での推移が続いています。
200日移動平均線(1,661ドル )を挟んでもみあいの様相ですが、
目先は25日移動平均線が通る1,675ドル水準が抵抗線でしょうか。

投機筋の大口の買い越しポジションは昨年11月27日19万3,742枚まで
増加しのですがが、その後、手じまい売りが先行し、12月31日現在は
14万8,519枚まで減少しています。森さんは売り過剰感が解消され、
ポジションが軽くなったことから買い余地が増してきていると指摘。

中長期資金が流入するとされる金ETF市場の現物保有高は
1月8 日現在、1,691.49トン、昨年9月3日の1,622.13トンより約4%増加
しています。決して中長期で下落リスクが高いというわけではないのですが、
短期筋が金市場から流出していることが、冴えない値動きの主因となっています。

ここからのポイントを森さんに伺ったところ、来週出てくる2つの材料が
目先の短期筋を呼び込む可能性もあるとか。
ひとつは16日(水)に発表されるトムソン・ロイターGFMSの
最新の金の需給報告。昨年9月に発表した
「ゴールド・サーベイ2012アップデート1」で、
金は投資需要の増加などを受けて年末までに1,800ドルを突破するとの
見通しを示していましたが、今回はどのような見通しになるのかに注目です。

そして18日(金)発表の第4四半期の中国国内総生産(GDP)。
昨年第3四半期まで7期連続で前期の伸びを下回っているのですが、
昨年11月から中国の経済指標に景気好転を示す数字が見られ、GDPの
改善が見込まれているということで、第3四半期の前年同期比+7.4%を
上回ることができるかに注目。事前予想は+7.8%.となっています。

森さんのここからの金価格の予想は?投資戦略は?
是非オンデマンド放送をお聞きくださいね。


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