ソロスの金ETF保有減、短期資金も金市場から流出?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.02/20 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

ドル建て金価格が軟調、とうとう1600ドルを割り込んでしまっています。今週は著名投資家のジョージ・ソロス氏が金のETFの保有を大幅に減らしていたことがニュースとなりました。大手金融機関も金価格の予想を引き下げており、金市場からは投機資金が流出してしまっています。

皆さん御機嫌如何でしょうか。大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話を伺いました。

CFTCの建玉明細(短期筋の投機ポジション)は
昨年10月には20万枚近くも買い越しだったのですが、
現在は12万枚にまで現象、投機筋が買ポジションを手仕舞っていることが
確認できます。景気回復期待によるポートフォリオの見直し、
アメリカの金融緩和の出口論議、ユーロ圏が最悪期を脱したことによる
テールリスクの払拭などが金市場のネガティヴ材料となっているようです。

東海林さんによると、インドの輸入関税の引き上げられることから
1月のインドの金輸入は前月比100トン増と23%もの増加となっており、
1月はこれが金価格の下支え要因となったようですが、
この駆け込み輸入の反動減で今後のインドからの買い圧力は弱まっていく
ものと考えられるとか。

しかしながらアメリカの連休明けとなった昨日19日のNY金市場、
なんと75万枚もの大商いとなったことから、東海林さんは
一旦ファンド筋の手仕舞いが終了したのではないか、と指摘。
出来高急増の大商いは大底や天井でよく見られる現象ですが、
さて、金相場は1600ドル近辺で底入れとなるでしょうか。
ちなみに通常は20~30万枚くらいの出来高です。

円安効果でTOCOMの東京金市場は堅調なんですけれどね。
ドル建て金価格が冴えない展開が続いています。
ここからの金相場の見通し、そしてプラチナ価格の見通しを
伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞き下さいね。


好調な自動車販売台数、触媒、タイヤなどの商品銘柄堅調 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.02/13 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト 小針秀夫さんと

11月時点から比較すると15円近くも円安が進んでいます。日本株も円安効果から大きく上昇していますが「ど真ん中」銘柄とするトヨタなどの上昇が話題ですね。2012年の日本の日本の新車販売台数は536万9721台で前年比27%増。円安効果でこの流れはまだまだ続きそうですが、自動車販売が好調なのは日本だけではありません。2012年の米国新車販売台数は1450万台で14%増、中国は1920万台で3.6%増となっています。中国は伸び率こそ高くはありませんが2010年の1806万台、2011年の1852万台と増加を続けており、実数では米国を抜いて世界一、日本の3倍以上もの販売を誇っています。


皆さん御機嫌如何でしょうか。大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

小針さんは自動車販売が世界的に好調であることが世界の実体経済の改善を
示しており、景気循環銘柄が物色される流れが続いているとし、
プラチナ、パラジウム、ゴムなどの商品が注目だとお話くださいました。

特にプラチナ、パラジウムは景気回復からの需要増という側面からみた
買い材料だけではなく、供給不安からの需給の逼迫懸念も材料視されています。
プラチナは南アフリカの鉱山のリストラによる鉱山の閉鎖や労働組合による
ストライキの懸念、パラジウムはロシアのノリリスク・ニッケルの在庫が
ほとんどないのではないか、ということが下値を支えているのです。

さらに日本市場、TOCOMマーケットは円安要因も加わって
買われており、ドル円相場の行方によってはまだまだ先高感も。

一方、金市場はTOCOMの円建て価格は円安効果から上場来最高値を更新
しているのですが、ドル建て価格は冴えない動きが続いています。
何故金市場への資金流入が途絶えてしまっているのでしょうか。

金市場、プラチナ市場の現状、そして今後について小針さんに
伺っています。詳しくはオンデマンド放送で小針さんのお話を
お聞き下さいね。


TOCOM金価格は連日の史上最高値更新で5000円台に [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.02/06 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

日経平均がリーマンショック後の高値を超えました。為替市場の円安が牽引しているのか、株の上昇が円安を誘導しているの見方はいろいろあるようですが、円建ての金価格も連日の史上最高値を更新中です。今日日中のTOCOM先物金価格は5073円まで高値がありました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話を伺いました。

円建ての商品銘柄は金だけではなく、全てが上昇しています。
円安だからといってしまえばそれまでですが、やはりプラチナやパラジウムなど
産業用銘柄はそれに加えて景気回復からの需要増などのポジティブファクターも
重なって、パフォーマンスが大きくなっています。

冴えないのがドル建ての金市場。
昨年11月終盤に1,750ドル台に上昇したのですが
昨年末20日には1,650ドル割れとなり、9月の量的緩和第3弾(QE3)前の
水準にまで下落してしまいました。
年明け後は1,650~1,690ドルを中心としたレンジ相場を形成中ですが、
1月まで4カ月連続で陰線引けといった状況です。

森さんはそれでもドル円相場が2ヶ月で15円も上昇しドル高となった割には
ドル建て金価格は下がっていないと指摘されます。
200日移動平均線(1,663.50ドル )を割りこむことがあってもは長続きせず、
目先は1,680ドル台前半が抵抗帯となっています。
1,650ドル台への下落は実需家の買いに支援されているというのです。

昨年11月から中国の経済指標に景気好転を示す数字が見られ、
2012年第4四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比7.9%。
第3四半期まで7期連続で前期の伸びを下回っていましたが、
第3四半期の前年同期比+7.4%を上回っています。
中国の景気鈍化に歯止めがかかったのでしょうか。
昨年12月の中国の金の買いは月間ベースで過去最高となる
114.4トンだったそうで、2012年通年では前年比94%の増加となっています。

実需筋が安値では積極的に買う一方で投機筋が金市場から退出しています。
シカゴ短期筋の大口の買い越しは昨年11月27日現在、19万3,742枚まで増加
していましたが、1月29日現在、12万6,948枚まで減少。
2カ月で約35%減少してしまいました。
しかし森さんはこれで売り過剰感が解消され、買い余地ありと分析。

ここからの金相場の行方は?
プラチナ価格の高騰の背景もあわせて伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。


円建て金先物価格5000円達成はあるか?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.01/23 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

東京工業品取引所、TOCOMの金先物取引(12月限)の円建て金価格は
22日、日銀の金融政策決定会合の政策発表があった直後、
史上最高値を更新し4913円の高値をつけました。
金は昨日、日銀の金融政策が発表されましたが、
その発表直後のドル円相場の90円台前半の高値をつけた時点が、
円建て先物価格の金の史上最高値となり、
その後は、大きな下落に見舞われています。

皆様御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
金価格の動向と今後の見通しを伺いました。

東海林さんは、円建ての金価格が堅調に史上最高値を更新し続けた背景には
為替相場の円安ドル高が大きく影響しているとした上で、
足元の急落については然程懸念していないと解説くださいました。

材料出尽くしで、ひとまずはドル円相場も一服となっているが、
大勢では円安トレンドに転換しており、再度円売りが再開するだろうから
円建ての金価格もさして深押しもなく上昇に転じるとのこと。

1月の金融政策決定会合では一見市場の期待に応えた内容に見えたのですが、
じっくりと内容を吟味する過程で2%の物価目標を達成するには
具体策が期待に及ばないことが嫌気され、ドル円相場は一転円高に転じました。
これが足元の円建ての金価格の上昇一服に繋がっているのです。

1㌘5000円到達を目前に力尽きた格好ですが、
東海林さんはそう遠くない時期に5000円トライの相場が来ると
分析されています。

円建ての金相場とドル建ての金相場とはチャートの形状が随分違いますね。
円建ての金価格はこのところの円安の恩恵を受けて上昇しているからなのですが、
ドル建て金価格は、12月のFOMC議事録で思いの外
早期の引き締めが話し合われていたことから
軟調に推移しています。出口戦略となれば金融引締め、
じゃぶじゃぶのマネーがタイト化すれば
リスクアセットにはマイナス要因となりますね。

アメリカの金融政策の今後が今後のドル相場の行方は勿論、
金価格の今後も大きく左右することとなりますが、
詳しい展望についてはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞き下さい。

また、金価格の今後を占うにはインドや中国など実需筋の動向も
非常に大切なファクターとなります。
インドはルピー安が是正され、現在は3ヶ月ぶりの高値となっていることから
インド勢の買いが旺盛となっています。
先般、輸入関税が引き上がられるというニュースがあり、今後のインドの
金輸入が鈍るのではないか、と懸念されましたが、
東海林さんによると、それほどにインドによる金購買力が強いということの
現れでもあるという見方もできるとか。

中国も春節を前に買いが旺盛となっている模様。
さて今後の金価格の見通しは?
詳しくはオンデマンド放送をお聞き下さいね。


上場来高値連日更新の金よりHOTな白金族 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.01/16 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

TOCOMの円建て金先物価格は連日の上場来高値更新です。
円建て金価格は1グラム5000円台という大台が目前に迫る勢いとなっていますが、COMEXのドル建て金の日足チャートは右肩下がりに見えます。ドル建て価格が冴えない中で円建ての金価格が上がっているのは為替の影響でしょう。
ドル円相場がこの2ヶ月間で10円もの円安となったことが日本の商品価格の上昇につながっているのです。この円建て金価格、為替のプレミアム分がなくなっても高値は継続するでしょうか。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

小針さんにはドル建て金価格と円建て金価格の値動きの
違いや、今後の展望などを解説いただきましたが、
(オンデマンド放送をお聞き下さいね)
今、その金よりもHOTなのは白金系貴金属、プラチナとパラジウムです。
何故、上場来最高値更新が話題となっている金よりも
更に値上がりのポテンシャルが高いのが
プラチナ、パラジウムなのでしょうか。

2011年9月に金価格がプラチナ価格を上回ってから
1年半近くになりますが、15日、この価格差が逆転しました。
プラチナが金価格より高くなるという自然なあるべき姿に
戻ったのです。(直ぐにまたひっくり返りましたが・・・)
金の生産の18分の1しかないプラチナが金価格より低いという
これまでの相場は「異常事態」でした。
金が高いということは、他のリスク資産に資金が流入していなかった、
ということなのですが、このところ世界の景気回復期待から
証券などのリスク資産に資金が流れ、金市場からは資金が流出する
傾向にあります。

逆にプラチナ市場には景気回復期待から資金が流れ込み、、、
というより株価上昇に高い相関があるという特徴がまた
色濃くなってきた印象です。

小針さんによると、日米中の自動車販売が堅調なことで、
触媒需要としてのプラチナやパラジウムが確りとしてきた、
ということのようです。今年はやはり景気回復がテーマで
産業銘柄が強い1年となるのでしょうか。

また、プラチナは南アフリカのNO1鉱山会社、アングロ・アメリカン・
プラチナムの新CEOによる大胆な改革により供給懸念が噴出しています。
採算の合わない鉱山の操業停止と14000人ものリストラを発表。
これが、足元のプラチナ価格の暴騰に繋がっているのです。

リストラ策により労働組合が大規模ストに踏み切る公算で、
不採算鉱山の操業停止に加え、ストライキによる供給懸念が
相場を押し上げた格好で、これが、1年半もの間続いた
プラチナと金価格の逆転現象を正常化させるトリガーとなりました。

さてここからです。この値動きは継続するでしょうか。
注目ポイントを小針さんに伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞き下さいね。


弱気見通しが増えてきた金価格、目先の材料は?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.01/09 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

2012年から2013年へ、年末年始を挟んでマーケット環境がガラリと変わってしまいました。景気回復期待からマーケット全般リスク選好相場の様相を呈しており、資金は金から証券など他のリスク資産に流出しているようです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
金市場の今後についてお話を伺いました。

資金の逃避先として選ばれてきた金ですが、
このところ米国経済指標も良好なものが多く、
12月のFOMCでは2013年内にも資産買い入れの停止を
すべきだというタカ派論者が複数存在したことが議事録によって
明らかとなり、ドル安からドル高へ転換するとの思惑から
金市場は冴えない動きとなっています。

金はドル建て現物価格ベースで昨年11月終盤に1,750ドル台に上昇したのですが、
年末20日日には1,650ドル割れとなり、現在も1600ドル台での推移が続いています。
200日移動平均線(1,661ドル )を挟んでもみあいの様相ですが、
目先は25日移動平均線が通る1,675ドル水準が抵抗線でしょうか。

投機筋の大口の買い越しポジションは昨年11月27日19万3,742枚まで
増加しのですがが、その後、手じまい売りが先行し、12月31日現在は
14万8,519枚まで減少しています。森さんは売り過剰感が解消され、
ポジションが軽くなったことから買い余地が増してきていると指摘。

中長期資金が流入するとされる金ETF市場の現物保有高は
1月8 日現在、1,691.49トン、昨年9月3日の1,622.13トンより約4%増加
しています。決して中長期で下落リスクが高いというわけではないのですが、
短期筋が金市場から流出していることが、冴えない値動きの主因となっています。

ここからのポイントを森さんに伺ったところ、来週出てくる2つの材料が
目先の短期筋を呼び込む可能性もあるとか。
ひとつは16日(水)に発表されるトムソン・ロイターGFMSの
最新の金の需給報告。昨年9月に発表した
「ゴールド・サーベイ2012アップデート1」で、
金は投資需要の増加などを受けて年末までに1,800ドルを突破するとの
見通しを示していましたが、今回はどのような見通しになるのかに注目です。

そして18日(金)発表の第4四半期の中国国内総生産(GDP)。
昨年第3四半期まで7期連続で前期の伸びを下回っているのですが、
昨年11月から中国の経済指標に景気好転を示す数字が見られ、GDPの
改善が見込まれているということで、第3四半期の前年同期比+7.4%を
上回ることができるかに注目。事前予想は+7.8%.となっています。

森さんのここからの金価格の予想は?投資戦略は?
是非オンデマンド放送をお聞きくださいね。


2013年はまず穀物から?!来年の商品展望 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.12/26 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンス社長近藤雅世さんと

マーケットトレンド水曜日は今日が2012年最後の放送・・・。マーケットは安倍新内閣発足で日経平均9ヶ月ぶりに10200円台回復の10230円36銭で大引け。為替市場でドル円相場は85円台へと円安が進行しています。年末に向けて非常にいいムードでの相場が形成されましたが1年を振り返って今年2012年はどんな年だったのでしょうか?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンス代表の近藤雅世さんに
お話を伺いました。

1年を振り返ってみるとCRBインデックスはほとんど揉みあいに終始。
商品価格はそれほど上がらなかった印象です。
穀物価格が50年ぶりの干ばつで夏場に上昇して、
コーンも大豆も史上最高値を更新しましたが9月以降下落に転じていますし、
その後QE3で盛り上がった金価格も年末に向けてファンドの手仕舞いで急落、
史上最高値を更新した昨年2011年と比較すると
それほど大きな動きはありませんでした。
原油価格は年初こそ地政学リスクが騒がれましたが、
年後半は80ドルから100ドルのレンジの中で動きに終始。
主要国の選挙が重なるポイントとなる年としては落ち着いた動きでしたね。

今度さんは来年は、景気が回復する年になると思うと来年を展望くださいました。
IMFのレポートを見ても、世界的にマイナス成長になるのは、
ギリシャやスペイン、ポルトガル、イタリア等南欧諸国4カ国だけです。
中国やインドも伸びは鈍化しますが、それでも5~7%という
高い経済成長は十分達成されると見られている、ということですが、
そうなると、インフレになる?!商品価格は上昇するのでしょうか。

近藤さんはまず穀物価格が上昇し、次いで工業品価格が上昇するサイクルだと
指摘、2012年後半は、USDAの需給報告により価格が押し下げられてたが、
これは需給報告は実態を表していないとお話くださいました。
大豆もトウモロコシも過去50年で二番目に少ない在庫しかなく、
其の在庫量も作られた数字ではないかと疑問に思っているとのこと。。。
少し需要が出れば、需給報告の在庫も過去最低を更新する水準に
なるリスクがあるとして、まず、穀物が動くと予想されています。

また、日米とも灯油在庫が少ないため厳冬になれば
灯油需要が増加して原油価格が上昇する可能性があること、
また、自動車販売が回復傾向にあるため、原油やガソリン価格も
上向きに、また、自動車触媒のプラチナやパラジウム価格も
上昇するだろうと解説くださいました。

では今年全般レンジ相場に終始していた金はどうでしょう?
近藤さんは2013年金はあまり魅力的でなくなるとバッサリ?!
詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聴きください


ドル建て金急落、ファンド勢の思惑は・・・ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.12/20 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

昨日のドル建て金の急落にはヒヤリとさせられました。
NYコメックスの先物価格は前日比27.50ドル安の1670.70ドル。
1日の下げ幅としては今年11月2日の40.30ドル安に次ぐ大きな下落となりました。日経平均は1万円の大台を回復する大相場、ドル円相場も84円台へと円安が進行する典型的なリスク・オン相場となる中、金の下落には何があったのでしょうか。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
金相場の動向と今後の見通しを伺いました。

欧米勢がクリスマス休暇に入っている時期ですが、
今年は日本の政局絡みがテーマとなって大きく動いているので
ヘッジファンド勢も休んでいないとも聞きます。
財政の崖問題もまだ合意に至っていない中、
協議に歩み寄りが見られればそれを好感して
米株も買われるという流れとなっており、
楽観がマーケットを支配しているようです。

東海林さんは財政の崖問題が難航することなく合意するという
報道で、これまで金をリスクヘッジで買っていたファンド勢が
ヘッジを外す手仕舞いを入れていると解説くださいました。
先物市場で2万枚もの売り玉が出たことが昨夜のコメックスの
下落のトリガーだったようです。

ETF市場も若干の残高の減少は見られるものの、
相場を動かすほどのボリュームではなく、
ファンド勢が相場を動かしてしまっていると思われますが、
彼らが何故この時期にこれだけの売りを出したか定かではありません。

1700ドル台では実需勢も買いに動いているとのこと、
ファンドの売りVS実需の買いという構図ですが、
これがクリスマス前の時期的なものなのか、
あるいは金相場はこの好環境にあっては魅力がなくなってきたのか…。

東海林さんはテクニカル的にはオシレーター系の指標が
売られ過ぎの領域にはいっており、そろそろ買いに転じるのでは
ないかと指摘されていましたが、やはり目先のイベント
日銀の金融政策決定会合で、日銀が自民党安倍総裁の唱える
リフレ政策に応えるのか否かに注目が集まっており、
手がけにくい状況のようです。

財政の崖問題は金にどのように影響するのか。
年末に向けた金の値動き予想、
来年の金の展望など詳細はオンデマンド放送で
東海林さんの解説をお聞きくださいね。


自動車販売好調で産業資源材に注目 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.12/13 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

今年の世相を表す漢字が「金」に決まりました。そういえば金環食って今年だったんですね。すっかり遠い昔のことのようですが、2012年は皆が早起きして太陽を見上げた日がありましたっけ。それを思い返せばなるほど今年は金に収まる年だったのかもしれませんが、発表を聞いた瞬間はなにゆえ今年は金なのか、ピンと来なかったのは業界関係者だけではなかったようにも思います。金価格が史上最高値を更新したのは2011年、昨年のことでした。今年は1500~1600ドルでのレンジ相場が続き、どちらかと言うと落ち着いた動きでしたが、実は前にも世相を表す漢字が「金」であった2000年から12年金価格は年足でずっと陽線引けを続けているので、再び金がクローズアップされたのが象徴的事象となって一サイクル終えてしまうのではないか、なんて気になってしまうのは考えすぎでしょうか?!

皆さん御機嫌如何でしょうか。大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。
小針さんは産業資源材がこれから熱いのではないか、として
鉄鋼、アルミ、ゴム、プラチナなどの銘柄が今後値上がりする可能性が
あるとお話下さいました。

というのも、自動車販売が好調なんです。
景気後退懸念が根強くあったアメリカ、先週末の雇用統計も
予想より良かったくらいです、意外に指標が悪くないことが
株価を支えていますが、自動車の売れ行きも伸びていて、
2010年には1160万台だった自動車販売台数が11年には1280万台、
そして12年、今年は1450万台予想となっており、前年比で
14%増加の見込みとなっています。

景気減速が顕著化している中国も然り。
2010年には1800万台だったのですが、11年には1850万台、
12年には1920万台と2000万台に迫る勢いです。前年比3.6%増。

日本はこの夏までエコカー減税がありましたね。
2010年には500万台、2011年が475万台と落ち込みましたが
12年には540万台の予想となっており、前年比13%増見込みです。

小針さんは、辰巳天井と言われる来年2013年、産業素材銘柄が上昇、
じわりインフレの芽が出てきているのではないか、と指摘されています。

となるとインフレ・ヘッジとされる金も面白い年に?!

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞き下さいね。

また、マーケットトレンドリスナー感謝プレゼント企画には
沢山の方からのご応募をいただきました。

厳正なる抽選の結果、当選者の方にはゴールド関連TOCOMグッズを
お送りさせていただいております。
日頃のご愛聴と、ご感想、ご応募ありがとうございました。


ここからの金相場、年末に向けて [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.12/06 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

12月2日日曜日。
当番組マーケットトレンドのリスナ-10名様も特別ご招待しました「TOKYO GOLD FESTIVAL」大変沢山の個人投資家の皆様にお集まりいただき大盛況に終わりました。本日のゲスト、オーバルネクストアナリスト森成俊さんにもゲスト参加いただきましたが、沢山の個人投資家の皆さんに質問攻めにあったそうです。専門家と個人が別け隔てなく触れ合える貴重となったようです。


森さんは、TOCOM(東京工業品取引所)のナイトセッション(夜間取引)を
しているのだけれど、何を見て取引したらいいでしょうか。というような
個人投資家からの質問が多かったとお話くださいました。
ドル建ての金価格の価格変動を見て直ぐに円建ての金の取引が可能な
ナイトセッションの利便性が広く認知されてきているようです。
特に今年はドル円相場が世界のマーケットのテーマとなるほどに注目され、
主軸で動いていますので、円建ての金が面白い動きとなっていますね。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話を
伺いました。

金価格はドル建てベースで11月5日の安値1,672.68ドルが押し目底となり、
ドル安を背景に反発基調となり、同月23日には1,753.48ドルまで
上昇したのですが、その後、OECD(経済協力開発機構)により
世界経済成長率の下方修正をきっかけに下げに転じ、
今月4日に1,700ドル割れとなりました。

中国の経済指標の景気好転を示す数字が見られるのですが、
上海総合株価指数は4日に1,950割れとなり下値を模索しており、
上海株安への不安も金の手仕舞い売りに繋がっているのではないか
と見られています。

ニューヨーク金市場での短期的な運用を目指す大口の買い越しは
11月6日時点で16万枚割れ寸前まで減少したのですが、
米大統領選挙後、米財政の崖に対する不安からドル安・ユーロ高と
なったことで大幅に増加。11月27日現在、19万3,742枚まで増加しています。
ただしその後、手じまい売りが先行目先はテクニカル的にも
上値が重くなってしまっています。

投機的な動きから金市場は売り圧力が強いイメージですが、
世界13カ国に上場している金上場投資信託(ETF)に絡む現物保有高は
12月4日現在、1,706..56トンとなり、9月3日の1,622.13トンより
約5%増加しています。中長期マネーは安値では確りと
買い参入していることが確認できます。

心理的には1700ドルを割り込むと強気が声を潜め、弱気が台頭する印象ですが、
1,650~1,700ドルの水準では実需家や長期的な保有を見込んだ投資家の買いや新興投資の
中央銀行の買いが喚起されているようだと森さん。
目先の値動きと中長期的な値動きは見方が異なりますので
、充分に安値を引きつけてからの買い参入を心がけたい局面ですね。
昨年12月は200ドル以上の急落となった経緯があり、買いに慎重派が多く、
11月の高値手前では利食い売り予想が大勢ですが、弱気が存在するから
上昇するのもまた心理です。弱気の声が消え、強気一辺倒となった時が
相場の転換が近いということなのでしょうね。それを考慮すると、
東京の金はまだまだ安値放置な水準だと思うのですが、
皆さんはいかがお考えでしょうか。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞き下さいね。


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