貴金属相場の今後のポイント~財政の崖問題は買い材料?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.11/21 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

ギリシャの第2次支援パッケージ、昨日20日のEU財務相臨時会合で合意するかと見込まれていましたが、合意に達することができず、来週26日に再協議することを明らかになりました。11時間にも及んだ協議の末の合意見送りで、為替市場ではユーロが大きく下落する動きとなりましたが、ドル円相場は影響が少なく81円台をキープ。日経平均も前日比79円88銭(0.9%)高の9222円52銭と上昇して終わりました。今は欧州問題よりも財政の崖問題よりも「日本の政局」絡みの緩和期待が日本のマーケット、円を動かしていますね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか。大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
貴金属マーケットの展望と今後の見通しを伺いました。

外部環境が相場を大きく牽引する中、コモデディティ市場は材料難で
あまり積極的に投資する材料はありません。

ハマスが20日、エジプトの仲介でイスラエルと停戦に合意したと発表があり、
原油相場も急落する局面がありましたが、
その後、イスラエルからの回答はないといった報道も。
地政学リスクは気がかりですが、CRBインデックスも下落基調で
商品市場には動意づくような材料が少ない中、
やはり日本の政局をテーマにした安倍トレードが継続するのか、
というのが最大の焦点となってきています。

欧米のファンド勢は12月に入るとクリスマス休暇に入ると
されていますが、彼らがこの相場の主役ならば
休暇に入る前の手じまい売りに押されたりはしないでしょうか。
12月19日~20日には日銀の金融政策決定会合もありますし、
11日には年末にはツイストオペが終了してしまうことで
その後の政策が注目されるFOMCがあります。
こうしたイベントには注意が必要とのことで、
金融関係者もゆっくり休めないのでは…とも思ったりしますね。

独自要因として金の需要面からは
中国が第4四半期は景気を持ち直すのではないか、という見通しが
出てきており、春節に向けて金買いが活発化するとの展望もありますが、
インドの需要期もピークは過ぎており、あまり実需勢の買いは
期待できそうな環境ではないようです。

金市場を取り巻く環境も独自材料が乏しい中、やはりこの後も
金相場は外部要因に大きく動かされることになりそうです。

次に大きく金を動かす要因となりそうなのは「財政の崖」問題。
東海林さんはスムーズにこの難局を乗り越えることができなければ
株が売られるのと同時に金にも手仕舞い売りが広がる可能性はある、
としながらも、これを材料にできた安値は中長期的には魅力ある
買い場となると解説くださいました。

他にも中東リスクは金にとってどのような影響を及ぼすのか?
ファンド勢のポジションは?
などなど東海林さんにお話しいただいています。

詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。


JM需給報告、プラチナ供給不足で上昇へ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.11/14 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

今日午後15:30頃、為替市場でドル円相場が79円後半まで急伸する局面がありました。野田首相が自民党阿部総裁との党首討論で「16日に衆院を解散する」と表明したことがキッカケだったとの報道。
解散で何故円安?!
市場は常に先読みして動きます。自民党を中心とした新たな政権誕生での安倍総裁が首相につく可能性を強く意識した結果だと推測されます。安倍氏はリフレ政策を掲げています。金融緩和に関しては積極的であることから、株高、円安を想定したい動きに入っているのでしょう。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

円安となれば国内商品価格は上昇します。
しかしながらドル建て価格は下落するので、
相殺される、としながらも、安倍新総理誕生で
インフレ期待が高まるならば国内商品の上昇となる
可能性は大きいと解説くださいました。

また、JM(ジョンソンマッセイ)社が「プラチナ2012中間報告」を
発表し、プラチナ価格が上昇しています。

5月時点では2011年のプラチナは13.4トンの供給過剰としていたのですが、
今回発表の内容は2012年は12.5トンの供給不足。
現在イオン須1550ドル付近にあるプラチナ価格予想を
今後6ヶ月間で最大1800ドルまで上昇する可能性があるとしました。
予想レンジは1400~1800ドル、予想平均は1625ドル。

やはり供給不足の背景には南アフリカの鉱山ストの影響が。
今年のプラチナ生産は南アの労働争議が影響し、2001年以来の
低水準となると予想されています。

また今年干ばつから歴史的な高騰を見せていた穀物価格。
大豆が急落しています。この夏の上げを全て削ってしまう
大きな下落となった背景には9日発表されたUSDAの11月の
需給報告で米国の生産高予想が10月時点と比較して3.9%も
引き上げられたことが大きかったかと思います。
ファンド勢が投機資金を穀物市場から引き上げているようですが、
この先の予想は?!

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。


大統領選挙、イベントリスクをこなして1700ドル回復した金 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.11/07 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

アメリカ大統領選挙は現職オバマ氏が再選されましたが、日本の株式市場は反応が薄く、むしろ日中にドル円相場が1ドル80円を割り込む瞬間があったことを嫌気したようです。日経平均は2円26銭安の8972円89銭で取引を終了しました。欧米市場の出方を待ちたいということでしょうか。
金市場は比較的大きな反応を見せました。
今日のTOCOM金市場は大幅高、ドル建て金価格も
先週の良好な雇用統計の結果を受けて以降1700ドルの大台割れまで
大きく調整が入っていましたが、再び1700ドル台回復となっています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
金市場の今後についてお話しを伺いました。

オバマ氏再選で、金融緩和策が継続される(ドル安継続)という見方が
金市場には大きな支援材料となっているようです。
足元のイベントリスクは乗り越えましたが、今後の金相場、
どのように見ていけばいいでしょうか。

11月はファンドの決算月にあたり手じまい売りが出やすので、
金市場からも資金流出があるのでは?とも懸念されますが、
実はドル建て金は過去11年の11月の陽線確率は8割以上。
過去4年は4年連続で陽線引け。04、08年の米大統領イヤーは
陽線引けとなっており、金は年末に向けて上昇するという
アノマリー通りに堅調なことが確認できます。

ここからの懸念材料としては中国の経済成長の鈍化。
中国は金の買い手としては大きい存在であるため、
買いが鈍るのではないかという懸念があります今週は中国の共産党大会が
ありますが、新政権となれば新たな経済政策は出てくるでしょうか?

今日の日経新聞には日本の年金マネーが金投資に動き出した、
という記事が掲載されていましたが、欧米はここ4~5年
盛んに金ETFをポートフォリオに組み込んできました。
いよいよ日本の年金基金も金を組み込み始めるとなると、
ETF市場にニューマネーが流入、
下値をサポートする大きな材料となってきますね。


また短期的な運用を目指す買い資金は10月上旬から流出。
米商品先物取引委員会(CFTC)発表の建玉明細によると、
大口投機家の買い越しは、21万1,949枚まで増加しましたが、
10月30日現在、17万222枚まで減少しており、
ポジションに加熱感が見られないため、
短期資金も入りやすい環境だと森さんは解説くださいました。

9月上旬にトムソン・ロイターGFMSが発表した
「ゴールド・サーベイ2012アップデート1」で、
金は投資需要の増加などを受けて年末までに1,800ドルを突破する
との見通しを示しており、何度もトライして失敗してきた1800ドル大台突破が
いよいよ年末にむけてターゲットとなってくるとの期待も。

ここからのポイント、オンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。


ハリケーンの影響で原油価格は下落するもガソリン価格は上昇 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.11/01 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンス 代表取締役社長 近藤雅世さんと

ハリケーンSundyの影響で、米国株式市場は2日続けて休場となりましたが、ハリケーンの影響は商品市場市場にもあるのでしょうか。
今日の日経新聞にはハリケーン上陸で製油所が相次いで稼働を停止しており、もともと高水準にあった原油の在庫がさらにだぶついてしまうという見方が広がって、原油価格の下落要因となっている、との解説がありました。原油からガソリンなど製品への精製ができないため、原油が溜まっていってしまうということですが、ガソリン価格などへはどのような影響があるのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンス代表取締役 近藤雅世さんに
お話しを伺いました。

Sandyの影響でNY改質ガソリン価格は10月23日の2.569ドルから
29日、2.7568ドルに0.1878ドル7.3%上昇しました。
もともと米国北東部は石油精製設備が採算割れで閉鎖が続いてきたため、
今年の冬が厳冬になると灯油の精製能力が不足すると言われていた地域です。

近藤さんによるとSandyが米国東海岸を襲い、
約3分の2の石油精製設備が稼働を停止しこたことで
パイプラインや港湾施設の機能も麻痺したため、
ガソリンと暖房油の供給が滞ってしまったことが原因。

まだここからガソリン価格の上昇懸念が残るのでしょうか。

ニューヨークを襲うハリケーンとしては史上最大かもしれませんが、
Sandyはカテゴリー1で2005年8月末にカテゴリー5まで拡大した
カトリーナとは違うため、台風一過がソリン価格は下落すると近藤さんは
指摘。原油価格が下がっているのは石油精製能力の問題なので、
原油価格を引き上げるほどの力はないと解説くださいました。

また、このハリケーンがもたらした被害は甚大で
大統領選挙への影響も気がかり。雇用統計が発表できないかもしれない、
との話も出てきています。
不透明要因は多く、まだ現段階ではこのハリケーンの余波を
全て把握することは難しい状況のようです。

ではもう少し長期的に見て、ここからの商品市場の行方は?!

明日から11月に入りますが、11月ははファンドの決算期に当たります。

金のファンドのネット買い残は2週連続して減少しているそうです。
近藤さんによりますと、金だけでなく、米国債等全般の金融資産からも
多くの資金が撤退しているということで、
商品投資からはこの2週間で10万枚ほどネット買い残が減少、
金融商品投資からは30万枚以上のネット買い残が減少しているのだとか。

ファンドの決算に絡む資金流出だけではなく、
9月13日にQE3が実行されてしまい、もうこれ以上の非伝統的金融政策の
手の打ちようがなくなってしまったことが背景にあるのではないか、と
近藤さんは指摘されます。

金はインフレヘッジで買われるという側面もありますが、
これだけの緩和政策をとっていても増えたマネタリーベースは、
資金の借り手がいないので、金融機関にとどまってしまい、
国債の買い上げを行う程度しか使い道がなくなっており、
資金が民間市場に流れていないので、
物価の上昇には繋がらないためインフレ・ヘッジという
側面からは金買いにはなりにくい、と近藤さん。
金は超中期的に強気な見通しが大勢ですが、
切り口によっては見方が大きくことなるものなのです。

近藤さんにはまた、穀物価格の今後についても
お話しをうかがっています。
詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。


◆また12月2日のゴールドフェスティバルの
マーケットトレンド番組特別枠抽選10名様には
たくさんの方からのお申込みを頂戴しました。

皆様、本当にありがとうございます。

事務局から当選者には連絡が行っているかと思います。
会場でお会いしましょう。

また抽選に漏れてしまった方、申し訳ございませんでした。。。
マーケットトレンド番組内でもイベントの報告をさせていただきますので
引き続き番組をご愛聴いただければ嬉しいです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


金相場のこれから~XAUとのダイバージェンスの後に?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.10/24 大橋ひろこ 記事URL

投資日報社 林知久さんと

1800ドル超えに失敗して調整入りしてしまった金相場。昨日の日経新聞には「金、投機資金が流出」などとした記事が掲載され一部には1600ドル台まで下落するといった見通しも出てきました。ここからの金相場、強気継続でもいいのでしょうか。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は投資日報社の林知久さんをお迎えし、
「金相場のこれから~XAUとのダイバージェンスの後に!?」
というテーマでお話を伺いました。

XAU指数とはフィラデルフィア金銀鉱山株指数。
金、銀に関連する大型鉱業株で構成された時価総額加重平均指数で
1979年1月の時価総額を 100 として算出されます。
これまでマーケット・トレンド番組でXAUとの相関から
金相場の先行きを展望するといった切り口でお話くださった方は
いらっしゃいませんでしたので、私も並々ならぬ興味が!!

林さんによりますと今年に入ってこの指数とNY金が
約四ヵ月ごとに弱気ダイバージェンスを起こしているのだそうです。

ダイバージェンスとは逆行現象のことで、金が上昇しているのに
XAUが下落しているとか、金が下落しているのにXAUが上昇している、
といったような真逆の動きを示すことです。

下値圏でダイバージェンス現象が起これば買いのサイン、
高値圏でダイバージェンス現象が起これば売りのサインとなりますが、
今、高値圏でダイバージェンス現象が発生中!
つまり売りサインが点灯しており、これが現在の金の下落と関係が?!

ではこのまま金は崩れてしまうのでしょうか・・・。

今年過去2回のダイバージェンス発生時の値動きを検証してみましょう。

6月に発生したダイバージェンス時は
NY金は同月28日まで87.8㌦(下落幅5.3%)下落となりました。

2月のケースでは下げが3カ月近く続き、
下げ幅も2月28日の1,792.7㌦から5月16日の1,526.7㌦まで、
下げ幅は実に266㌦(下落率14.8%)に及んでいます。

今回はどちらのケースに近いのでしょう。
2月と同じような値動きを辿れば、金はさらなる調整を
強いられることとなりますが・・・。
林さんは「今回は6月パターンとなりそう」と指摘。
6月ダイバージェンス現象が発生した時は
弱気ダイバージェンスの直後から強気ダイバージェンスが
継続して発生していました。
この現象が現在のNY金とXAUの間でも起きています。


【続きを読む】
1800ドル抵抗強し、ここからの金相場 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.10/18 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

1800ドルの節目はかなり強い抵抗のようです。1500~1600ドル台でのレンジが長
く続いていた金価格は、QE3への思惑から上昇を開始、 QE3が決められて尚上昇
し、1790ドル台まで上昇してきていたのですが、今夜にも1800ドル大台トライ
か、と見られた雇用統計発表の日、利 食いの嵐に見舞われて節目突破がかなわ
ず調整入りとなってしまいました。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
金価格の動向と今後の見通しを伺いました。

調整入りのキッカケは雇用統計。
失業率が7%台へと大幅に改善したことから
追加緩和への思惑が大きく後退し金が軟化。
9月雇用統計の大幅改善については、
大統領選を巡っていろいろな憶測を呼びましたが、
数字が良かったというのは金市場にとってキッカケに過ぎず、
もし数字が悪くて1800ドルを超える上昇を見せたとしても
そろそろ調整が入る環境にあった、と東海林さん。
CFTCが発表する投機筋のポジションが7週連続で
買い越しとなっており「買われすぎ」の状態にあったことを
指摘されていました。

現在のところはこの下落、買われすぎによる利食いとのことで
調整に過ぎないという見方ですが、ここから再度上昇できるでしょうか。

東海林さんは中国からの買いは鈍っているものの、
QE3の影響でドル安になった分、インド・ルピー安が修正され
これまでルピー安からくる金高で金が買いにくくなっていたインドが
金を買いやすくなってきたと解説くださいました。
インドはこれから金の需要期に入ります。

ただし、金は今金融商品としての色合いが強く、
外部要因にも大きく影響されて動きます。
財政の崖問題、欧州の問題、中国のリスク、、、、
様々な材料がマーケットの変動要因であり、
金価格の変動要因となっています。

今後の展望は?
詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの
解説をお聞き下さいね。

また、ここで番組をお聴きの皆さまにお知らせ!!

12月2日(日)
東京品川のコクヨホールで開催されるゴールドの祭典
「TOKYO GOLD FESTIVAL」に抽選で
「マーケット・トレンド」のリスナー10名様をラジオNIKKEI番組
特別枠でご招待します。

このイベント、実は先週12日金曜に一般募集開始したのですが、
即日満員御礼!!募集定員に達してしまったために
一般募集は締め切られてしまいました。

残すはこの番組、マーケットトレンドの特別枠10名のみなんです!
応募が間に合わなかったという方は是非ここからご応募くださいね。

「TOKYO GOLD FESTIVAL」公式サイト http://goldfes.jp/
の右上にあるラジオNIKKEI専用申込フォームからお申込みください。

リスナーを認証するキーワードは「アルファベットの小文字で g o l d」です。

「TOKYO GOLD FESTIVAL」公式サイトへは
「マーケット・トレンド」番組サイトのバナーからどうぞ。

受付期間は10/29正午までです。

抽選は10/30に行い、抽選結果を同日メールにてお知らせし、
当選者には開催2週間前までに入場券(招待ハガキ)をお送りします。

池水雄一さん、亀井幸一郎さんなど日本を代表する
ゴールドのスペシャリスト達ほか番組出演者が集結、
直接話し合える懇親会もあります。 

司会は私、大橋ひろこ。会いに来てくださいね。
プレゼント抽選会もありますよ。


動き出したゴム価格、増産期でも下値固い背景に価格支援策が [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.10/10 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

この9月のTOCOM東京工業品取引所の1日の平均取引高が金やプラチナ市場をはじめ全ての商品で増加となり、全体では前月比55.4%の増加となりました。取引増加の原因としてはQE3実施による緩和策発表で金価格が上昇していることがあげられるとしていますが、やはり実際に価格が動き出したことで動意づいたのでしょう。やはり上がる相場には商いがついてくるものですね。

今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話しをうかがいました。
小針さんは荒唐無稽な予想にも思えるが、、、と前置きしたうえで
金相場が1万ドルになると予想したグッゲンハイムパートナーズ社の見通しを
ご紹介くださいました。金価格が1オンス1万ドルになるということは
メープルリーフなどのコイン1枚の価格が80万円にもなるという予測です。
バーナンキ氏が打ち出した無期限緩和政策はそうした予想が出てくるほどの
インパクトだということなのでしょう。

さて、今日は注目銘柄として上昇に転じてきたゴム市場について
お話いただきました。

TOCOMのゴム価格は今年2・27には344.50円まで高値があったのですが、
その後8月まで半年近くに渡って下落が続き、8・14には205.60円の安値をつけます。
現在は8月を底値に10・5には275.50円まで上昇、底入れしたかに見えます。
この8月半ばというのは金やプラチナ市場が動き出したタイミングと合致しますので
QE3への期待と思惑がきっかけとなり商品市場が動意づいたと思われますが、
そうした外部要因だけではなく、実は価格低下を懸念した
タイ、インドネシア、マレーシアの3か国が10月から30トンものゴムの
輸出規制に踏み切ることを決めており、こうした供給面への懸念も
価格を支えているものと思われます。

そもそも10月~12月というのはゴムの増産期にあたり、価格は下落する傾向に
あるのですが、今年は世界の緩和政策が出そろったという外部要因に加え、
産地の輸出規制が価格を支えるだろうと小針さんは解説くださいました。

需要面ではタイヤ需要、つまり自動車販売台数が指標となってきますが、
アメリカでは自動車販売が堅調なものの中国の落ち込みが懸念されています。

さて、ここからのゴム相場、まだまだトレンド継続となるでしょうか。
詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。


動き出した金、ここからのポイント [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.09/19 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

日銀も動きました。ECB、FRBと緩和策を発表していましたので、日銀にも期待がかかっていましたが、日銀が動くのは展望リポートが出される来月になるとの予想も根強く、緩和が発表された直後は大きく円安が進みました。…と言っても50銭程度ですが。

ドル円はその後白川総裁の会見を受け、海外時間には円高となってしまうのですが、東京のTOCOM金価格夕方までの時間は大幅に上昇となりました。
QE3発動でCOMEXの金価格も大幅上昇となっており、これに連れる格好で東京金も堅調地合いとなっていましたが、円高であることが頭を押さえ込んでいる側面も強かったため、円安進行でWの材料での金買いとなりました。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
ここからの金市場についてお話を伺いました。

QE3の思惑、期待がいち早く現れていたのが金市場でした。
量的緩和策ということはドル安政策ですから
通貨の希薄化から金の魅力が増しますね。

ETF市場にも新たな資金が流入し始めており、
夏の間静かだった短期筋もどっと金市場に参入しています。
総じて金にはいい環境となってもきていますが、
短期的には調整のリスクあると東海林さん。
何度もトライして頭を叩かれてきた1800ドルの抵抗を
超えてくることが出来れば更なる上昇もあると
思われますが、ここで頭を叩かれれば深押しもありそう。
実需筋、インドや中国の需要期に入ってくるのですが、
インドはルピー安から購買力が低下しており、
中国もデモなどの混乱から経済への影響も懸念されています。

こうした実需勢が1800ドルから上を買ってくるかどうか、
短期筋のポジションも積み上がってきた現状では
手仕舞いのリスクも高まっていることに留意したいところです。

ただし長期的には主要先進国の緩和政策が続く限りは
金の支援材料となり続けるでしょうから、
押し目は丁寧に拾いたいですね。
加えてドル円での円安が本格化すればTOCOMの円建ての金の
パフォーマンスは大きくなります。

そしてストの終息のニュースから急落しているプラチナについても
お話伺っています。詳しくはオンでマンド放送で
東海林さんの解説をお聞きくださいね。


ESM合憲、イベントこなして金堅調 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.09/12 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

17時。番組が始まる30分前にスタジオに入った小針さん。
「もうすぐですね、ドイツの憲法裁判所開廷、どうなるでしょうか」

打ち合わせ中は、ラジオNIKKEIの情報端末から目が話せませんでした。
今日12日17時ドイツ憲法裁判所が開廷。
ESMは合憲か違憲か…?!


世界のマーケット関係者がこの判決に関心を寄せていましたが、
ドイツ憲法裁判所は一定条件の下で欧州安定メカニズム(ESM)と
欧州財政協定の批准を認める判断を下しました。

発足予定だった7月からは3ヶ月遅れることとなりますが、
これで10月からのESM発足にメドがついたことで、
ユーロは買われる展開に。

ただしドイツの同基金における負担については
議会の承認がない限り1900億ユーロ(約19兆1000億円)を
上限とすることが必要との条件も示され、発表直後は売り買いが交錯、
番組スタートの17:30まで、ユーロは神経質に推移しました。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんに貴金属市場の
動向と今後の見通しを伺いました。


発表直後は神経質に乱高下していたマーケットですが、
金市場はこの結果が出てから確りとした上昇を見せました。
1700ドル台半ばまで上昇、信用緩和という形ですので
ユーロにはポジティブな材料も、資金拠出は通貨の信認低下と
ばかりに金市場にはプラス材料となったようです。

今日、明日のFOMCを控えてマーケットはアメリカの追加緩和をも
織り込み始めており、全般リスク・オン志向で推移しています。

織り込みがすぎると、FOMCイベントがこの期待以上の応えを
出さないと失望の売りや材料出尽くしからの利益確定に
押される可能性が高まるのですが、
小針さんは
「まだ金市場は若い、材料は後でついてくることもあるのが相場」と
引き続き強気を継続、そうしたリスク時の調整のメドも解説
下さいました。

また、プラチナはこうした外部要因に加えて
鉱山会社の労組のストライキが材料となって大きく上昇しています。
今日夕方も、これまで報道されてきた鉱山大手ロンミン以外の
鉱山会社にもストライキの動きが広がりつつあるといった趣旨の
ニュースが流れ、17時を前にプラチナだけが大きく動き出す局面も。

貴金属市場の現状と今後、詳しくはオンデマンド放送で
小針さんの解説をお聞きくださいね。


緩和期待で金上昇、年末に向けてのトレンドとなるか [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012.09/05 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト森成俊さんと

来週9月12~13日のFOMCでのQE3発動への思惑が高まる中、金市場は堅調に推移しています。今最も米国の金融政策への思惑が反映されやすい銘柄なんじゃないかと思いますが、今年の5月には1526ドルまで安値があったNY金価格は1700ドル目前まであがってきています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。
次の高値目標は3月12日の高値1,716.60ドルとなりますが
早晩達成しそうな勢いです。
金市場は夏場は冴えないとも言いますが、
この夏、NY金月足は8月まで3カ月連続で陽線引けとなっています。
テクニカル要因の改善で短期筋も金市場に戻ってきていると見られ、
8月17日には38万5,434枚まで落ち込んでいた取組高は
同月31日現在、43万8,033枚まで急増しています。

QE3への期待、思惑が高まってきていることが大きいのですが、
NY原油も地政学リスクの高まりもあって高騰しており、
金はインフレヘッジ商品としての魅力が強まっているとの見方も。
上場投資信託(ETF)市場への資金流入も継続しています。

商品インデックスのCRB指数は今月4日に4月3日以来の高値となる
310.59まで上昇しており、原油、穀物相場に比べ出遅れていた
貴金属の上昇がCRB指数の上げに寄与しているものと見られます。

ここからのポイントはやはり今週のECB理事会、そして米雇用統計、
来週のFOMCと、欧米の金融政策となってきますが、
明日6日開催のECB欧州中央銀行ECB理事会で南欧の債券購入に
絡んだ強材料出れば、信用回復からユーロが買われる流れとなることが
予想され、これがきっかけとなり金は1,700ドル突破となる可能性もあると
森さんは解説くださいました。さらに12日ドイツ連邦裁判所にて合憲判断が
でれば、欧州金融安定メカニズム(ESM)の発足認可となることから
これもユーロにプラスでドル安。つまりコモディティ全般が買われることに?!

雇用統計、FOMCの見方はオンデマンドを聞いてくださいね。
森さんには他にもプラチナ価格についてもお話聞いています。
南アの鉱山会社ロンミンの鉱山ストによる減産で急騰しており、
金とのサヤは200ドル以上に拡大していたが、約130ドルまで縮小中。
さてここからは?!オンデマンド放送をお聞きくださいね。


 全56ページ中39 ページ   前の10件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 [39] 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 次の10件