リスクオン全開も原油価格がさえないワケ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.11/15 大橋ひろこ 記事URL
10月、米国の政府機関が一時シャットダウンしていた影響が金融政策の先行きを占う上でとても重要な雇用統計の数字に出るだろうと予想されていましたが、蓋を開けてみれば驚きの雇用改善が示されていました。日米のGDPも確りで、世界的に景気の上振れが期待されてきました。日経平均は今日15000円を突破し、5月22日以来、およそ半年ぶりの高値を付けています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員の
芥田知至さんにコモディティマーケットの現状と今後を伺いました。

共産党三中全会を終えたばかりの中国も工業生産も伸びを回復しつつあること、
また、欧州も先週のECB理事会で想定外の利下げを決定し、これにより、
過剰流動性マネーがますます資産効果を高めるだろうという思惑が
広がっています。


木曜には米国の上院銀行委員会で、イエレン氏のFRB議長指名承認の公聴会が
行われたました。事前に公表された証言原稿が予想以上にハト派的な内容だと受け止められて、
米国株、ダウ平均、SP500などの指数も史上最高値を更新しています。

まさにリスクオン全開と言った様相を呈してきていますが、コモディティ市場はどうでしょうか。
景気回復期待で株が上がるなら、通常ですと原油価格も上昇するのですが、
このところの原油市場では上値が重いのが気になります。

≪地政学リスクの後退≫


原油相場は8月下旬に、シリア情勢の緊迫化を受けて高値をつけましたが、
その後は、シリア内戦への米欧の軍事介入の懸念が後退したことや、
イラン核開発問題でイランと6カ国が協議のテーブルにつき、
交渉を進めていることを背景に下落してきました。
こうした地政学問題は一筋縄でうまくいくものではないが、
方向として解消に向かっているという観測が持続しています。

シリア和平のための国際会議10月25日に再び
米・ロ・国連による準備会合が開かれ、年内開催を目指して再度、
調整が行われる見通し。シリアの内戦が中東全域の地政学リスクを
高めるとの懸念は、大きく後退した状態が続いていることで、
地政学プレミアムはすっかり剥げ落ちてしまいました。

一方で、11月10日に行われたイランの核開発を巡る同国と
6カ国(米英仏中露独)との協議は、問題の包括的な解決のために
双方が取るべき「第一段階」の措置での合意できずに、終了。
当初、次官級会議として、7~8日の予定で始まった協議は、
8日から外相級に格上げされ、米国防長官も加わって
日程を延長して行われたため、合意成立への期待が高まっていました。
次官級協議は20日に再開される見通しになっています。

ここでイラン核問題での合意が成立すれば、
地政学懸念が大きく後退するとみられています。


≪需給は緩和傾向が続く≫


米国内では原油の荷余り感が強まるとの観測も価格押し下げ要因。
ブレントとWTIの価格差は7月にはほぼ解消されていますが、
このところ14ドル程度まで再び拡大傾向にあります。

リビアでの原油生産の混乱などがブレント原油の押し上げ要因ですが、
WTI原油市場では政府機関閉鎖の影響などに伴う米国の景気の
下振れ観測が根強く価格の押し下げ要因になっていると芥田さん。

足元では、米国景気の減速観測は弱まってきているのですが、
原油輸送列車の脱線事故により、原油輸送の規制が強化され
北米内陸部産の原油に対する需要が鈍化するとの懸念も出ているそうです。
シェールオイルやオイルサンドの増産傾向が続く中で、
北米内陸部では原油需給が緩和するとの思惑が生じやすいため、
WTI原油は弱材料に反応しやすくなっているということですが、、、。

ではこのまま原油の下落トレンドは継続するのでしょうか。
芥田さんは長期的な視点でみると、ブレント原油には割高感があり、
再び、ブレントとWTIの価格差が縮小するという思惑が
強まりやすくなってきていると指摘。


ブレント価格が売り圧力が高まるのか?WTI価格が割安から
買われる流れとなるのか?!

詳しくはオンデマンド放送で芥田さんの解説をお聞きくださいね。

インドの金プレミアムが急落、実需の金買いの今後 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.11/06 大橋ひろこ 記事URL
金価格を動かす独自要因に欠ける中、今週はECB理事会に米雇用統計発表とイベント盛り沢山。
ドルが動けば金価格も動きます。金ETF残高の減少は止まらず、
先物市場にも投機マネーが戻って来ない中では為替要因が金を動かす最も大きな要因となってしまっています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
金価格の現状と今後について伺いました。

先週、9月のユーロ圏失業率が12.2%と過去最悪であること、
また10月の消費者物価上昇率が0.7%と9 月の 1.1%から急低下し
ECBの政策目標である「2%未満」の半分以下の水準へ沈んでしまいました。


また、欧州委員会はユーロ圏2014年の成長率見通しを1.2%から1.1%に下方修正し、
失業率見通しを12.1%から12.2%に引き上げています。


これでECBが利下げをするのではないか、あるいは資金供給を実施するのではないか、
といった思惑が急速に広がったことで、ユーロが大きく下落しています。

今週のECB理事会ですぐに何か政策変更があるとは考えにくいものの
ドラギ総裁の発言に注目が高まったいます。
ユーロがさらに下落すれば、ドル高で金価格にはネガティブ。

そして雇用統計。10月の政府機関の一部閉鎖の影響もあって
事前予想も低いのですが、悪く見過ぎているとの声も。
予想よりマシだった、というだけでもドルは大きく動きます。
テーパリング開始時期の思惑を巡って相場が変動すれば
金価格も大きく動いてしまいます。

また、インドの金のプレミアム価格が10月最終週には130ドルにも達していたのですが、
今週に入ってから60~70ドルにまで下落しています。
プレミアムというのは現物が品薄だと、国際価格から乖離して価格が
上昇してしまう状態のことで、インドが貿易赤字解消のために
金輸入規制を導入してからプレミアムが高騰していたのですが、
これが、今週になって急速に低下しているのです。

東海林さんによると、インドは金を輸入した際にそのうちの10%ほどを
再輸出していたのですが、規制強化でこれが20%に引き上げられてから
現物の品薄状態が続き、プレミアムが高騰していたようです。

この制度の事務手続きに時間を要したことから、インドの金の輸入が止まっており、
5月のインドの金輸入は162tもあったものが10月にはわずか23・5トンにまで
減少していました。

しかし今週にはいって金の輸入が動きだしたことから品薄感が徐々に解消
されつつあり、プレミアムが下がっているとのこと。

インドの金の輸入がまた活発になってくれば、金の下値を支えるとの
期待も出てきますが、需要期のピークは越えてしまったこと、
これまでは制度が変わったということの特殊要因での、輸入減だったための
プレミアムの高騰であり、需要が旺盛であるためということとは
若干異なることから、過度な期待は禁物のようです。

また中国は今年は1000tもの金消費の見込みとなっていますが、
これは今年金が急落したという大きな動きがあったためと見られ、
来年もまた同じペースで金を購入してくるかどうかについては懐疑的。

さてここからの金の動向は?!

詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞き下さいね。

プラチナ需給逼迫も価格に織り込まれず?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.10/30 大橋ひろこ 記事URL
今夜はFOMC.今年はアメリカの量的緩和策の縮小開始がいつになるかが注目されていますが、22日に公表された米国労働指標で非農業就労者増加数が16万4千人と予想の18万人を大きく下回ったため今回10月や12月の年内のFOMCでは縮小されることはないとの見方が大勢です。

1月28日から29日のFOMCもその数日後にイエレン新議長に交代するバーナンキ議長はあえてその段階で大きな決断は下さないと思われることから、早くとも3月になるとの予想が多い中、金価格は戻り基調に入っているようです。
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日コモディティインテリジェンス代表取締役の近藤雅世さんにお話しを伺いました。

近藤さんは、これまで金融緩和縮小が言われると金価格は下がっていたため、
テーパリング開始が遅れれば遅れるほど、その逆になる可能性を指摘。
このところ、テーパリングの後ずれの思惑からドル安となっており、
ユーロドル相場は今年の年初を100とすると10月29日は105.2と
10月1日の103.5より約1.7%ユーロ高になっています。
またドルインデックスも98.9と10月16日の100からこのところ下落しています。
そのため、NY金は10月1日の78.0から81.6に上昇しています。
ドル安が足元の金高を招いているのです。

需給要因より為替の動向に動かされているということですが、
円建ての金はどうでしょう。

ドル建て金は年初から81.6と18.4%下落していますが、
ドル円は111.3と11.3%円安に切り下がっているので、
その分相殺されるとすると東京金は本来7.1%の下落で良いはずだと近藤さん。

ところが実際は90.8と9.2%下がっていることから、
東京金は2.1%分過剰に下げているのだそうです。
となると89円ばかり高くてもよいという理論値になるとか。

また近藤さんはプラチナに注目。
11月12日ロンドンで開催されるプラチナディナーの席上で
ジョンソンマッセー社が年二回公表するPlatinum 2013 Interimという
プラチナの需給予測が出る日ですが、そこでプラチナの供給不足が
公表されるだろうと近藤さん。

昨年は11.7トン供給不足でしたが、プラチナの場合生産はそれほど伸びておらず、
一方で中国や欧州の自動車触媒需要が増加していると思われるそう。
中国は今年は世界最大の自動車販売台数となり、
光化学スモッグを緩和するため9月に排気ガス規制を発表しました。


販売台数の約4割を占める民族系の自動車会社が触媒を装着する必要が出ています。
中国は9月までの9カ月間で昨年の約29%増のプラチナを輸入しています。
この規制の影響で中国がプラチナを買ってくるだろうということで、
今後プラチナ需要が増加する可能性が大きいと思われます。

そういえば南アフリカのストライキはどうなっているのでしょうか?!
9月27日から始まった世界最大のプラチナ鉱山会社
Anglo Platinum社では10月11日に労働争議は決着しています。
しかし、この2週間のストライキで約1.3トン、プラチナ年間生産量の1%が
失われているのだそうです。

先んじてプラチナが戻り基調にあるのはこうした需給のタイト感からでしょうか。

需給報告書がでたところが事実売りとなる可能性アリと言うことですがはたして?!

近藤さんには原油価格動向についても伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。

テーパリング後退観測でダウ上昇も大恐慌時とよく似たチャートに?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.10/23 大橋ひろこ 記事URL
アメリカの政府機関のシャットダウンの影響で9月雇用統計は昨晩22日火曜日に発表されました。NFP予想がプラス18万人と思いのほか強気だったように思いますが、蓋を開けてみればプラス14・8万人と予想に届かず、米国債金利が急低下、ドルが全面安となりドル建て金価格は上昇となりました。2014年前半には1000ドルを割れるとしたポール・ウォーカー氏の弱気見通しに揺れた10月相場でしたが、生産コストと言われる1200~1300ドルレベルでは下げ止まった格好です。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットアナリスト菊川弘之さんにお話しを伺いました。

ドル建ての金価格はちょうど生産コストラインが抵抗ラインとして
意識されたようなポイントでの反騰となっていますが、
このまま大きく上昇できるかどうかはやはり米国の金融政策次第。
雇用統計の結果を受けて年内のテーパリングの可能性が著しく後退した印象です。

全面ドル売りとなったことからユーロドル相場ではユーロが大きく上昇となり、
ユーロ高ドル売りがトレンドが明確となっていますが、
ドル/円相場は貿易赤字やアベノミクス期待などの円安への思惑も大きく、
結局のところ大きな三角持合いのレンジ相場となっています。

三角持合いの下値サポートラインと200SMAが97・20円台近辺に
重なっており、雇用統計受けた今日の東京市場ではドル/円相場がちょうど
このポイントとなる水準にまで下落してきています。
この水準を下抜ければ、テクニカル的には一度大きな下落、、つまり円高が
来るものと予想されますが、アストロロジー的には21日から水星の逆行期に入っており、
この期間はテクニカル分析ではだましが多発するとも言われています。
まだ、ここを割り込むかどうかは解りません。

一方で、昨日のダウ平均は緩和継続観測から上昇して終わっていますが、
チャート分析の第一人者として知られている米テクニカルアナリスト、
トム・デマーク氏がダウ平均の急落の可能性を示唆しており、
米国景気に不透明感が漂い始めた中での株価水準としては高すぎるとの
指摘もあり、このまま株式市場の強気が続くかどうかも懐疑的となっています。

デマーク氏は足元のダウ平均チャートが1929年の大恐慌前と酷似しているとし、
フラクタルチャートであるとするならば、大恐慌時に見られたような
暴落もあると指摘しているのですが、
菊川さんは、フラクタルとなっていた場合、同じ方向に行く場合は
その方向に大きく相似形チャートとなるのだが、
そうでない動きとなった場合、逆の方向に大きく動き出すこともあると
お話しくださいました。

全く同じになるとは限らないということですね。
フラクタルであるならば、暴落リスクが近いということですが、
ここまでがそうであったらからといって、今後も同じ形になるという
確率は100%ではありません。逆方向に伸びるリスクも低確率ながらある
ということをお忘れなく。

また、こうした仮説の上に立って、GOLDがどのように動く可能性が
あるかについても詳細伺っています。

詳しくはオンデマンド放送で菊川さンの解説をお聞きくださいね。

[コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.10/16 大橋ひろこ 記事URL
米国の債務、財政協議の行方にマーケットが神経質に動く中、株式市場や為替市場では米国のデフォルトリスクはないとした観測からの買戻しに大きく値を戻しています。金相場は昨晩の格付け機関フィッチレーティングスが米国債見通しをウォッチネガティブにしたことを材料に大きく買戻しが入ったのですが、それでも1300ドル台を回復できずにいます。
先週金曜に番組にご出演いただいたポール・ウォーカー氏のら2014年前半に金価格1000ドル割れの見通しに揺れる金市場ですが、ここからの展望は?!


皆様ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話しを伺いました。


現在は金融面では米国の問題からの不透明要因が多いものの、
それでも米国が緩和縮小に向かうことには違いないという観測が
金に弱気に働いてしまっています。

金融面からのサポートを失った金がどこまで値を下げるのか、見方は
色々ありますが、ポール氏は600~800ドルの可能性も示唆しており、
リーマンショック後のQEマネーが押し上げた分の価格の全てが
剥げ落ちるという可能性に言及しています。

しかし、価格が下がれば実需筋の投資意欲は膨らむのでは...?

中国、欧州の景気回復傾向で投資家心理の改善期待が金の購買力を
高めると森さんは指摘されます。中国株の代表的指数である上海総合指数は
14日に2,242台に乗せ、9月16日以来、約1カ月ぶりの高値となりました。
18日にも発表される第3四半期の中国国内総生産(GDP)が良好であれば
これがさらに金の下値を支える可能性もありそうです。

しかし金市場から中期投資資金の流出速度は鈍化しているものの
世界12カ国に上場する投資信託(ETF)の金現物保有高の減少傾向続いています。
7月31日現在の1,271.97トンから今月 15日現在1,232.63トンに減少。
米国の債務不履行(デフォルト)の可能性がある状況にあって金市場に
投資資金流入がないのが、いかにも金の時代の終わりを象徴しているような...。

また金の消費大国であるインドは、金の輸入規制をしています。
輸入関税が引き上げられたり、キャッシュでなければ購入できない状況と
なっているのですが、これは膨らむ貿易赤字が問題となっているため。
金の輸入が赤字を拡大させていると見られています。

赤字の拡大や米国のテーパリングの可能性からインドからは資金流出が続き、
インド政府は外貨獲得のために先月20日に利上げを実施しています。
森さんは追加利上げの可能性あり、インドの金購入には不透明感があり
あまり期待が持てないと指摘されています。

金にポジティブな材料が少なくなる中、米商品先物取引委員会(CFTC)の
建玉明細も米国政府機関閉鎖の影響で発表されておらず、
大口投機家のポジション動向も読みにくくなってしまっていますね。
最後、9月27日に発表された9月24日現在の建玉明細では
大口投機家の買い越しは17日現在の5万8,796枚から6万7,1394枚に増加と
なっていました。しかし、その後の取組高の減少、価格の下落から
投機家は手じまい売り先行しており、今月11日は出来高、取組高の増加を伴って
大幅安の展開。新規売りの増加の可能性ありとご覧になっていらっしゃいました。

詳しくはオンデマンド放送で森さんの見通しをお聞きくださいね。

※写真で手にしているのは森さんからのアメリカ土産Pretzelsとキャラメルポップコーン!

金1000ドル割れの弱気予想台頭も・・・ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.10/09 大橋ひろこ 記事URL
9月に米金融機関ゴールドマンサックスがブルームバーグとのインタビューで
金価格が短期的に急落する可能性があり、
1000ドルをも割り込む可能性があるのは明らかだと発言し話題となりました。
動向の2014年の金相場見通しは1050ドル、
短期的にはこの見通しをも割り込むショックがあるということですが、、、。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話しを伺いました。

今日の日経新聞商品面にも貴金属龍力アナリストのポール・ウォーカー氏が
米国名目金利から物価上昇率を引いた実質金利が2014年初頭に台頭した場合、
金相場は14年前半に1000ドルを下回るとの見通しを示している、との
記事が掲載されていました。

現在は中国が旺盛に金を購入していますが、金利上昇局面では
中国も金を放出するとも。

つまり、本格的に米国が量的緩和の縮小に踏み切れば金は一段安となる、
ということですが、小針さんはこうした著名アナリスト、金融機関の
見通しに対してここから強気です。

総悲観は買い、そしてテクニカル面からも買の芽があるというのが
小針さんの見方。小針さんは今後の米国金利上昇の見通しも
金相場にはすでに織り込まれていると指摘。
先んじて下落したと解説くださいました。

また、中国の国慶節が終わり、中国勢が再び買参入してくるだろうこと、
インドは輸入規制を引いており買が鈍ることが予想されていますが、
それでもディワリというヒンドゥ教で一番大きなお祭りでは
金需要が増加するということで、金の下値が支えられるとお話しくださいました。
ディワリは10月から11月の間の2日間にわたって開催されます。

また小針さんは金の生産コストが1200ドル前後であることから
現在の水準は底値近辺であり、弱気は危険だとしています。

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

10月1日金急落、先物に大口売りで再び1300ドル割れ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.10/02 大橋ひろこ 記事URL
10月1日のNY市場の金価格は大きく下落し、1300ドルの大台を割り込みました。
NY市場の通常取引開始直後、10分ほどの短時間で20ドルほど急落し1300ドル割れにまで下落、
節目が割れたことにより、他のストップ注文を巻き込んで下げ足を速めるというパターン。
これは今年4~6月期の急落局面によく見られた動きでした。

皆様ごきげんいかがでしょう、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
お話しを伺いました。


東海林さんはファンド主導と見られる先物市場での売りがきっかけだったと
お話しくださいました。特に今中国は国慶節で休暇中。
実需の買い支えがない環境下での仕掛けがあったという印象です。


報道されているように1日から米国の一部政府機関が閉鎖しており、
マクロマーケットには不透明感が高まっています。
この日は米国がデフォルトするわけがないという楽観が株価を支えましたが、
反面で金には大口の売りがはいったのです。


しかし、米国政府機関閉鎖で17日期限でデフォルトの危機という事態であれば、
普通に考えれば金にはリスク回避の資金が流入しても不思議ではないと
思われるのですが、何故金から資金が流出していくのでしょうか?


政府機関閉鎖でも市場関係者が予測するデフォルトの可能性は
わずか10%程度。むしろ、この問題が解決した際には株は買いだと読む向きが
多いことなどが、株式市場に多いことや、金融当局者がテーパリングが
早ければ10月にもある可能性と発言していることなどが
金価格の上値を抑えていると東海林さん。
上値が重く、下でも実需が買ってこない中国の休暇中を狙った
売り仕掛けとの見方ですが、、、、
しかし、ここまで下げてくると6月の1182ドルとう安値が意識されます。


東海林さんは来週から中国勢が戻ってくることで下値では
中国からの買いが入ることで固くなってくるだろうとお話しくださいましたが、
ただ、マクロマーケットの不透明感が上値を抑えるとして、
押し目を買っても利食いながら回転する必要があると
ここからの戦略を解説くださいました。

2週間政府閉鎖が続けばGDPを0.3%押し下げるだろうという
試算もありますが、、、仮に米国デフォルトなら金買い。
これはおそらくとてつもない金買いとなるでしょう。

しかしそのリスクは限りなく低い中で、
さてここからどのような戦略がいいのか。
詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞きくださいね。

中国富裕層マネーが向かう先は?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.09/25 大橋ひろこ 記事URL

9月のFOMCでQE緩和縮小が見送られたことから、金相場は一転急反騰となっていましたが、買いの勢いは続かず、再びFOMC前の水準近くまでダレてきています。しかし、それ以上に売り込まれるわけでもなく値動きの狭い揉みあいに終始している状況。さて、ここからの金相場はどのように見ればいいでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットアナリスト菊川弘之さんにお話しを伺いました。

菊川さんは、では今後、緩和縮小に踏み切るのはいつなのか?に
焦点がシフトしたことと、債務上限問題が懸念され始め、
マーケットにはまだまだ不透明要因が多く残されていると指摘。



特に10月はダウ平均の株価下落率が最も高い月で、アノマリー的には
下落圧力が強まる時期に入ってくるとも言えます。
米国株は現時点ではまだ調整かトレンドが転換したしまったのか見極めにくいところですが、
金融要因から金価格を占うにはまだまだ答えが明確になっていない現状では難しいところですね。

金融要因で急反騰した金の買が継続せず、ジリ下げの様相となっている要因のひとつに、
中国勢が休暇に入ってしまっていることが挙げられます。
中秋節で金融市場は中国勢の買いが細ってしまっているのだとか。
10月からは国慶節。中国の休みが続きます。

シャドーバンキング問題などで中国の景気の先行きが懸念されていましたが、
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10月1日から上海資本主義特区がスタートすることなどが話題となっていますが、
中国本土では富裕層に対する規制や締め付けが厳しくなってきており、
一部には毛沢東の時代に戻ってしまうのではないかという
不安の高まりがみられるのだそうです。自国が信用できなくなってきている中国の富裕層は、
資金を外へ移すという行動に出ていると菊川さん。


その資金が向かっている先はギリシャの不動産だとか、欧州債券など欧州アセット。
そういえばこのところユーロがじわじわ上がっているのはそのせい?!
そしてまた、その資金は金にも形を変えているのだそうです。
欧米勢がETFや先物市場でドカドカ金を売り込んでいた時に、
中国勢はせっせとその金を買い集めていたということです。

金とともに大きく売り込まれてきたプラチナ市場ですが、
南アフリカ最大の白金鉱山会社であるアングロ・アメリカン・プラチナ社に対し
労組AMCUは労働者の雇用削減に対抗して、9月27日からの48時間ストの通告を出しています。
これがプラチナ市場で材料視されれば大きく上昇するきっかけとなるかもしれませんが、
プラチナは株価との相関性も高く、ダウが一段安となるようなら、
そちらに引きずられてますます安いかもしれません。

金、プラチナの今後は?

またシェールからみた米国についてもお話しを伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で菊川さんのお話をお聞きくださいね。

ドル建て金価格再び1300ドル大台割れへ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.09/18 大橋ひろこ 記事URL
今日ドル建て金価格は再び1300ドルの大台を割り込んでしまいました。
シリアへの軍事介入リスクが後退したことからの「シリアプレミアム」が剥落していたことや、FOMCでのテーパリング開始が市場に織り込まれつつあることなどが、金相場にとってはネガティブファクターとなっていましたが、加えて、今日インドが再度金の宝飾品の輸入関税を10%から15%に引き上げることを発表したことが嫌気されていたようです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
貴金属相場のポイントを伺いました。

金相場は投資資金の流出でテクニカル要因が悪化したことで
6月28日にはドル建て現物価格は1,182ドルまで下落しましたが、
7月半ばから反発に転じ、7月22日に1,300ドル台を回復。
8月中旬にニューヨークダウが200ドルを超える下げとなったことで
上昇に弾みがつき、エジプト情勢の緊迫化から資金の逃避となったことや、
8月後半には米国がシリアを軍事攻撃するとの見方から
リスクプレミアムがついて1,400ドル台に急騰していました。

しかし一転してシリア情勢の緊張が緩和されると、値を崩しはじめ
今日とうとう1300ドルの大台を割り込みました。

やはり今夜のFOMCが最大の焦点となりますので、
森さんにはテーパリングについて、また、FOMC受けた後の
金価格の動向について詳しく伺っています。

まずはFOMC受けた後のドルの行方、米株の行方が今後の最大の焦点ですが、
このイベント以外の金を取り巻く材料についても伺いました。

まずは実需の動向。
安値では積極的に買っていた実需筋も1400ドル台ではピタリと
買いが止まっていたのですが、1300ドルを割り込んできたことで
中国の買いも再び旺盛となると見られます。

そしてETF市場の動向。
世界12カ国に上場するETFの金現物保有高は7月31日現在の
1,271.97トンから今月 17日現在1,261トンに減少も減少率は鈍化しています。
世界最大の金ETFであるSPDRゴールドの現物保有高も
8月に入ってから減少率は鈍化し、回帰の兆しが見えてきています。

そして投機筋の動向。
大口投機家の買い越しは3日現在の78191枚から6万8,724枚に減少しており
11日以降はシリア懸念後退で手じまい売りが増加していると思われます。
投機家のポジションは売り、買いとも減少傾向で買いは約5年ぶりの低水準。
売りポジションが買い戻されるショートカバーによる反発力も大きく
なってきているものと思われます。

こうした材料を受けてのここからの金相場の見通しは?

詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

原油のリスクプレミアム~中国物資備蓄局ゴム購入?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.09/11 大橋ひろこ 記事URL
米国議会が再開し、米国のシリアへの軍事介入がリスク要因として懸念されていましたが、ロシアからのシリアを国際管理下に置くという提案で、米国も議会承認を今週中に行わないという流れに。シリア爆撃懸念の後退で原油や金をはじめ、商品市場は軒並み安となりました。

皆さんごきげんいかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話しを伺いました。


昨日発表されたOPECの9月の最新月報では
「世界の原油市場は十分な供給がある」としており、
リビア産原油の供給減にも関わらず、世界市場における原油供給は
十分である、と2014年の需要の伸びを据え置きました。


シリア軍事介入へのリスク懸念後退、OPEC最新月報の弱気材料を
受けて、原油価格は下落に転じていますが、それでもなお、
WTI原油先物価格は105ドルを下回ることなく、高値圏にあります。

小針さんには、原油のリスクプレミアムはどのくらいなのかを
中心にお話しを伺いました。

小針さんはこのところの原油の高騰は、エジプトやシリアなどの
地政学、有事へのリスクへの警戒からのプレミアムだけでなく、
米国景気回復による自動車販売の増加、中国の指標の好転など
世界景気の回復への期待が価格を押し上げていると指摘、
100ドルを下回ることはないのではないか、とお話しくださいました。

また、GOLDの値動きに関しては来週のFOMCでのテーパリング開始があるか
否かに焦点がシフトすると見られますが、小針さんは、いずれにしろ
テーパリング開始は年内にあるだろうから、そのこと自体は相場に
織り込まれており、あとは縮小幅が焦点となるだろうと解説くださいました。

また今日はゴム市場の押し上げ材料となるかもしれないHOTな情報も。
中国の国家物資備蓄局が天然ゴム製品の購入を開始する見込みという
ニュースですが、まだそのソースがはっきりしません。


ジャーナリストである小針さんが業界関係者から掴んだという情報によると、
災害や有事に備えて必要となるであろう物資を蓄える機能を果たす
国家物資備蓄局がゴムを10~20万トン購入するとみられうというもので、
これが本当であれば、2009年1月依頼ほぼ4年半ぶりのこととなるそうです。


災害や有事に備えた動きなのでしょうか?!
しかし、まだ上海ゴム市場は横ばいで動きはなく、
これを材料にした値動きは見られていません。
さて、このニュース、ここからどのような展開を見せるでしょうか。
詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。

そして、番組からお知らせです!!

いよいよ明日9月12日(木曜日)に迫りました。
「マーケット・トレンド」のスペシャルイベント~ぜひみなさま、ご参加ください!

 

◇タイトル:「ビジネスパーソンのための経済情報スキルアップ講座」

 

◇開催日時: 2013年9月12日 木曜日 夜7時~8時

 

◇開催場所:Apple Store, Ginza 3Fシアター 

http://www.apple.com/jp/retail/ginza/
〒104-0061
東京都中央区銀座3-5-12
サヱグサビル本館

 

◇内  容:ビジネスのスキマ時間を活用して有益な経済情報を得るアプリの紹介。

     金相場解説の第一人者 池水雄一氏による『金』に係るお話、

「世界経済を知る~知っておきたいGOLDのこと」

 

◇出  演:池水雄一(スタンダードバンク東京支店長)
 (予 定) 小渕大樹(東京商品取引所 広報部長)   

 

◇司  会:大橋ひろこ(「マーケット・トレンド」キャスター)

 

◇入  場:入場無料(事前申込みは不要)

※満員の場合は入場できない場合があります。予めご了承ください。

 

どなたでも自由にご来場いただけますので、ぜひご参加ください。

私も、池水さんもお待ち申し上げております!

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