GW明け、株式活況で金動意薄 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.05/08 大橋ひろこ 記事URL

GW中は大きな波乱はありませんでした。

むしろ米国の堅調が際立ち、週明けの日経平均は大幅上昇でのスタートです。

為替の方は意外と慎重で100円の大台突破はならず。

金相場は4月の急落から半値戻し水準で揉みあいに終始しています。

バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット氏が2日、

金相場が1000ドルになっても800ドルになっても買うつもりはない、

と金に関心がないと語りましたが、果たして金相場は天井打ちとなってしまったのでしょうか。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話しを伺いました。

 

4月の急落時には2002年から続いた上昇相場の終焉との声もありましたが、

アジア勢中心に実需家は買いを先行させ早晩1,400ドル台を回復した金。

 

しかし、1,400ドル台後半から1,500ドルに接近すると

実需買いが減少する傾向がみられるのだそうです。

3日に発表された4月30日現在の建玉明細によると、

NY金市場の大口投機家の買い越しは97,052枚まで減少。

昨年10月上旬に1,790ドル台まで上昇した時の買い越し幅は

21万枚を超えていたが、その半分以下まで減少していることとなります。
しかしながら、まだ「売り越し」にはなっておらず、

ショートカバーによる急騰シナリオというのも考えにくい環境でもあります。

 

金の大きな買い手である中国の第1四半期のGDPは前年同期比+7.7%にとどまり、

事前予想の+8.0%を下回り、金需要に対しての不安が強まっています。

4月のPMIは50.6に低下し、中国経済に先行き不透明感が強まっていましたが、

今日発表された貿易統計では輸出が14.7%、輸入が14.1%と市場予想を大きく

上回りました。輸出水増しとの指摘も根強くありますが、この数字自体は

コモディティ市場の買い要因となるでしょう。

 

中国はじめ、新興国中銀が落ちた金を買拾う反面で

金ETF市場からは資金流出が続いています。

金現物保有高は3月29日現在の1,565.66トンから

今月 7日現在、1,402.19トンまで急減しており、売りがまだ止まりません。

 

欧米ファンド筋の売りVS新興国実需筋の買いの構図ですが、

ここからの金投資に妙味はあるのでしょうか。

詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

金の時代は終わったのか?!ここからのポイント [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.05/01 大橋ひろこ 記事URL

GW谷間ですがいかがお過ごしでしょうか。マーケットもお休みモード。日経平均も小動き、ドル円100円
到達もひと休みでしょうか、勢いがなくなってきています。Sell in mayが意識される中、金市場は4月
に一足先に大調整(調整かどうかも疑問ですが)を強いられており、ここからのマーケットをどのよう
に見たらいいか、意見が分かれるところです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話しを伺いました。

4月中旬にドル建て金価格はレンジ下限を下抜けるとタガが外れたような急落と
なりましたが、現在までで半値程度戻してきています。

市場には金の時代の終焉を唱える声も大きくなってきています。
アメリカの復権、ドル安の終焉から金への資金逃避が終了したという
見方ですが、東海林さんは金の時代が終わったとするには
まだ時期尚早だとお話しくださいました。

まず、実需の買いが旺盛なこと。
1400ドル台に回復してきてからの中国の金買いの勢いが増してきています。
また、アメリカでは10分の1オンスゴールドコインが飛ぶように売れ、
在庫がなくなって事から販売停止となっています。
これは世界的な傾向で、世界の造幣局の金貨は軒並み売り切れ状態。

COMEX先物市場の在庫水準も2008年以来の低水準に沈んでおり、
ここからさらに金が売られるよりは、買戻しによる上昇の可能性が
高まっている状況にあるようです。


また、実際出口に向かう時に、国債市場が大荒れとなるリスクも否定できず、東海林さんは、出口論議が高まっていたアメリカ経済において
まだまだ足元の経済指標からはその可能性は低く、
QE政策は長期化するだろうと分析されており、
これが、金の時代の終焉を決めつけるには時期尚早であるという
大きな要因であるとお話しくださいました。

米国債が売られる可能性を考えると、金市場が見直されることも
あるとみていらっしゃいます。

ともかく、Sell in mayが意識される証券市場において
今週はFOMCやECB理事会、雇用統計と重要イベントが目白押しです。
証券市場の堅調が前提での金の終焉だとするならば
証券市場の変調があれば金市場は再び見直されることになります。

さて、ここからの金価格の展望は?!

詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞きくださいね。

歴史的急落となった金、ここから・・・。 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.04/17 大橋ひろこ 記事URL

4月15日(金)週をまたいで16日(月)、COMEX先物市場で金価格が大暴落となりました。
2日で15%もの下落は33年ぶりのことだそうですが、
金価格の急落にアメリカ株式市場にも動揺が走り、月曜夜は久しぶりに
株安、ドル安、商品安のリスク回避の動きが広がりました。

いったい何が起こったのでしょうか。
また、今後の金価格の行方は?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話しを伺いました。

そもそも昨年10月の1700ドル台から
金価格は半年近くもの間下落トレンドが続いていました。


世界12カ国に上場する投資信託(ETF)の金現物保有高は
著名投資家による金売却のニュースや
大手金融機関による金価格見通し下方修正などが
嫌気される形で下落してきましたが、
風向きが変わったと思われるニュースは12月以降のFOMC議事録で
FRBメンバーの間で出口論議が出てきているということだったかと
思われます。アメリカが引き締めに入るとなればドル高で、
金のみならずコモディティ全般には下落圧力となります。

3月29日現在の1,565.66トンから今月 16日現在では1,490.32トンに減少。

また、キプロスが資金調達のため金を売却するとの報道が
投資家心理を不安にさせ、金の手じまい売り要因にもなりました。

欧米の大手銀行、証券会社は金価格見通しを引き下げており、
12日にメリルリンチは推定4万枚の売りを出すなどの噂が。
NYの大口投機家の買い越しが10万枚程度とされている昨今、
4万枚の売りとなると半分くらい手仕舞われたことになります。
これが今回の急落のトリガーだった?!

米国は金融緩和政策の出口戦略が意識され、
ドルの先高観が圧迫要因になっていることも金のネガティブ要因です。

昨日は中国が15日月曜に発表した第1四半期GDP伸び率が
前年比7.7%と第4・四半期の7.9%から鈍化、
市場予想の同8%を下回ったことが嫌気され、実需の買が鈍るとの
見方も嫌気されました。

こうして並べると金のネガティブ材料ばかり・・・・。

金の時代はもう終わってしまったのでしょうか。
田中貴金属は昨日今日と数時間町の行列ができているそうです。
バーゲンハントのチャンスと見た個人が列をなしていると思われ、
安値拾いの買いは旺盛です。

ここからの見方、詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

金小売価格33年ぶり高値もゴムは下落トレンド形成中 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.04/10 大橋ひろこ 記事URL

今日の日経新聞夕刊の1面の「金の小売価格33年ぶり高値」という記事が掲載されていました。

田中貴金属工業が発表した本日10日の小売価格は1g5338円。

消費税導入前の1980年3月5日以来の高値を付けました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話しを伺いました。

小針さんは第1次オイルショック時から続いた40年もの円高が終焉、
円安となっていることが円建て金価格を押し上げていると解説。

日経新聞の記事にも「金は物価上昇に強い資産とされている。
インぐれ期待が高まることを先読みした個人が価値が目減りしにくい
金に投資する姿勢を強めている」とありました。
金融機関がドル建て金価格の見通しを引き下げていますが、

ドル建てと円建ての金価格は見事に逆相関となっていますね。

円建ての金価格がが歴史的高値を更新していますが、
他のコモディティ価格も総じて強いわけではありません。
全てが円安で高いというわけではないのが面白いところで、
金はインフレヘッジの意味合いが強い反面、
需給が色濃く反映するゴムなどは下落トレンドが続いています。

コモディティ業界でもゴム分析の第一人者と呼ばれる小針さんに
ゴム価格動向を伺うと、中国の景気後退懸念が嫌気されており、
また上海ゴム在庫が積みあがっていることから需要が強くないことも
価格に反映されてしまっていると解説くださいました。

また、ウォールストリートの格言で「Sell in May」5月に株を売れ。
というのがありますが、ゴム市場は[Sell in February]2月にゴムを売れ、
というアノマリーが存在するとか。
過去10年のゴムの月別価格動向を検証すると
2月に高値を付けてから下落が続き、11月に底入れして反転するという
傾向があるのだそうです。

ゴム相場はトレンドができると長期化する傾向があり、
数か月間同じ方向に動く印象がありますが、
下落8か月、上昇3か月という特徴があるとは面白いですね。

では4月~5月の足元のゴム価格はどのように見ればいいでしょうか。
季節要因、テクニカル分析などから小針さんに詳しく伺っています。

是非オンデマンド放送をお聞きくださいね。

半年間下落が続くNY金、ここからの見方 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.04/03 大橋ひろこ 記事URL

金が弱いです。
NYのCOMEX金価格は昨年10月高値の1797ドルから半年間下げ続け、2月21日には1554ドルまで下落しました。1550ドルは何度かサポートされてきた心理的節目。ここ数年のレンジの下限に限りなく近づいてきました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト、東海林勇行さんに
金市場の動向と今後の展望を伺いました。

東海林さんによりますと、昨日だけでSPDR®ゴールド・シェア金ETFの残高が
8トンも減少しています。つまり、金市場から資金の流出が止まっていない。
そして、昨日はアメリカでNYダウ平均がまたも史上最高値を更新しました。

ドル建ての金価格が半年間下落トレンドを形成する中、
米国株は11月半ばから4か月以上もの間上昇トレンドを形成しており、
金から株へ資金が移っているものと考えられます。

米国景気回復により、長らく続けられてきたQE政策にも
出口論議が出始めたことでドル高が進行してきました。
ドル高=金安の値動きです。
米国の復権=ドル高=金安ですね。

インフレヘッジで金を買うという考え方はないのか、と東海林さんに
お伺いしましたところ、金よりもインフレ連動債との見方が多いとか。
金価格は天井打ちした、という見方も出始め、
インフレヘッジに金というシナリオはあまり現実的でなくなっているようです。

ファンド筋が金を売却する中で実需筋が金を買うという構図ですが、
中国は明日から清明節で連休に入るため、

中国勢からの旺盛な買いが期待できないことが気がかり。
下値をサポートするプレーヤーがいない時に
テクニカルの重要な節目を割り込んでしまうとストップロスを
誘発して、思わぬ安値を付けてしまうということも
リスク要因として留めおきたいところ。

特に新興国の中央銀行は旺盛な買いを入れているということですが、
ファンド売りVS実需筋買いの構図ではやはり下落圧力の方が
大きいようです...。

しかし、TOCOMの円建て金価格は円安効果で上昇トレンド形成中。
足元はドル円相場の円安進行が止まっていることから
軟調に推移していますが、注目は明日の日銀の金融政策決定会合。

ここからの金相場の見通しは?

詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説を
お聞き下さいね。

ロシアが南アフリカにプラチナ版OPEC創設打診?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.03/27 大橋ひろこ 記事URL

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る...とは言ったものであっという間に期末です。権利落ちとなる今日も日経平均はプラス圏で引けました。株式市場は堅調な1~3月でしたが、コモディティ市場は冴えない値動きが続きましたね。4月以降、どんな展開となるのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットアナリスト菊川弘之さんにお話しを伺いました。

菊川さんが新年度相場の注意点として注目されていらっしゃるのが以下の3点。

黒田新日銀総裁体制での新政策への期待
4月新年度入りでのニューマネー動向
北朝鮮などの地政学リスク

北朝鮮が暴発することがあればこれはリスクとなります。ターゲットがどのエリアか、どの規模となるかによって、リスクとなるマーケットが異なってきます。

円に関して、これが円高リスクなのか円安リスクなのかは状況によっ異なるとしながらも、菊川さんは振り上げた拳の落としどころについて、煮詰まった状況下にあるため、3月末~4月にこうした地政学リスクを考慮すべきだと解説くださいました。

また、今日飛び出したニュースで、
Brics首脳会議において、ロシアが南アフリカに対し、
プラチナ版OPECの創設を打診したということが話題となっています。

OPECというのは石油産出国の利益を守るために設立された産油国の組織で
石油価格が下がると会合で減産することを決め、石油価格の下落を抑制して
来たという経緯があります。(ただし、加盟国が多いため、外貨を稼ぎたい
産油国は減産協定を遵守せず闇増産を続けてきたことでOPECの減産は
形骸化しつつありました。)

こうした「価格誘導カルテル」のような協定がロシアと南アフリカで
取り交わされることとなれば、不当に安いプラチナ価格を容認するとは
考えられず、生産コストより安い状況には陥ることはなくなると思われます。
つまりプラチナ1500ドル以下の価格となることは考えにくく、
プラチナの価格水準が切りあがることが想定されるということです。


ロシアから南アフリカに対しての価格誘導組織形成の打診は
裏を返せば天然ガスエネルギーによって外貨を稼いてきたロシアが
米国のシェール革命によって、構造の変化が起きているのではないか、
ということ。エネルギーのパワーバランスがシフトすることで
ロシアの優位性が低下することが考えられるため、
ロシア特有の資源としてのPGM,プラチナやパラジウムなどの
輸出規制に繋がる「価格誘導策」を、マーケット環境によっては
いつでも発動できるよう、プラチナ生産大国である南アに
呼びかけた、ということですね。

シェールガス、オイル革命がコモディティ市場に影響を及ぼす可能性が
あるのはPGMだけではありません。
「トウモロコシ」価格の水準訂正が起こるかもしれないという
大きな構造の変化が起こっているのです。

ヒントは「エタノール需要」
2003年ブッシュ大統領はトウモロコシを飼料、食糧用需要だけでなく
エネルギー転化する政策を決定しました。
食べ物であるトウモロコシを燃やしてしまうことへの異論は
多かったものの、穀物価格の水準を上げることで農業票を獲得した
ブッシュ政策が、シェール革命によって転換されるとしたら?

コモディティ価格の常識を大きく変えてしまうかもしれません。
詳しくはオンデマンド放送で菊川さんの解説をお聞きくださいね。

パラジウム高とゴム安、何が起こっているのか [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.03/13 大橋ひろこ 記事URL

商品アナリスト小針秀夫さんと

番組に「パラジウムについて取り上げてください」というリスナーからのメッセージがありました。値動きを見てみますと、金やプラチナなど貴金属銘柄がさえない値動きが続く中、パラジウムだけがドル建て、円建て価格ともに新高値を更新しています。パラジウムやプラチナなど白金系貴金属は生産国が限られているため、その希少性から需給が価格変動要因として大きなファクターとなりますが、何か材料があったのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話しを伺いました。

昨年まではテールリスクを恐れて実物資産としての
金が注目されていたのですが、米国の景気回復期待から
金市場から資金が流出、よりパフォーマンスのいい
証券市場へと向かっています。
しかしその一方で現在は銅やアルミなどの産業銘柄の
価格が下落傾向を続けており、その矛盾からリスクを恐れた向きが
やはり「実物資産」だということで、
ロシアの在庫が枯渇しているのではないか、などと
需給のタイト感が話題となっているパラジウム市場が注目されている
小針さんは解説くださいました。

金は2年前の1900ドルの高値を付けてから下落が続いており、
かといって価格が下がると中国などの新興国中銀や実需が積極的に
買ってくることから、相場の崩壊が見られずダイナミックな動きが
出にくい状況となってきています。
ひと相場終わってしまった金よりも、出遅れていたパラジウムのほうが
儲けのチャンスが大きいと見えるということでしょうか。

そして今日はゴムが大きく下落しておりCBが発動しています。
小針さんはこれといった材料が出たわけではないが、上海ゴム市場が
一足先に崩れてきており、これに連れ安となった可能性が高い、と
中国の需要減退に起因しているのではないかと解説くださいました。

株高なのに産業銘柄が崩れてる…
この乖離はどちらにさや寄せしていくのでしょう。
景気が牽引して需要像となれば商品も上がる可能性は高いのですが、
すでにここまで株価が高いのに、下落している点には留意しながら
ここからの相場を見ていく必要がありそうです。

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。


資金流出が続く金市場、弱気が目立つ中買い材料は…?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.03/06 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

ダウ平均は14253ドルと史上最高値を更新。3月1日に歳出削減が強制的に発効されたというのにマーケットは楽観が支配しています。財政の崖問題をリスクとしない状況の中、経済指標も良好でリスクオン相場が続いていますが金市場からは資金流出が続いています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

この2月はソロスの金ETF売却が明らかとなったことや
商品ファンドの破綻の噂などが、
金市場からの資金流出に拍車をかけたようです。
ETF保有残高も減少が続き、CFTC短期筋のポジション動向も
新規の売りが増えています。

安いところは中国が旺盛に買いを入れているようですが、
実需は安くなったところで買うものの、高値追いはしません。
価格を下支えすることはあっても、押し上げるほどの
インパクトではないのです。

現在は1550ドルがサポートされていますが、
ここ数年のレンジ下限が1520ドル前後、
レンジ下限に限りなく近づいており、ここからファンド勢が
どう出てくるかに金の中長期のトレンドも左右されることとなります。

弱気材料ばかりが目立つ印象ですが、
東海林さんはイタリア政局に注目されており、
もし緊縮路線が継続できない事態に陥れば、リスク回避から
株が売られ、再び金市場に資金が流入する可能性もあると
解説くださいました。

東京の金は為替次第。
ドル建て金が下がっていても、円安効果で強い相場が続いています。
現在はドル円相場もレンジに入ってしまっていることから
東京金も膠着状態が続いていますが、
再び円安再開となれば東京金は再び5000円の大台を伺う展開に。

また円建てではほとんど金と同じ値段で推移しているプラチナ。
昨日も南アフリカのアンプラッツで鉱山ストがあり、
供給不安からプラチナが買われています。

東海林さんはここから買うならプラチナのほうが面白い、
とそのわけを話してくださいました。

詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞きくださいね。


先物市場で金ショート増加、買戻されれば… [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.02/27 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンス代表取締役社長 近藤雅世さんと

日銀総裁人事にイタリア総選挙、株式市場や為替市場はは波乱含みで、アベノミクスによる一方的な上場相場は一服となっていますが、先んじて下げていた金相場は急反発。
今日はコモディティー インテリジェンス 代表取締役社長の近藤雅世さんに金、原油相場の現状と今後の展望を伺いました。

近藤さんはCFTC(米商品先物取引委員会)が公表している
ファンドの建玉をみれば、金の下落が一服し反発することは
予測できたと指摘。
2月19日、つまり先週火曜日までの金のネット買い残は、
▲3万枚減少して9万8千枚。金のネット買い残が
10万枚を下回るのは2008年12月9日以来4年3ヶ月ぶりのこと。
一見金の人気が落ちて改ざん減少となっているかに見えるのですが、
実は買い残は18万9千枚で昨年12月18日の19万9千枚から
2ヶ月で1万枚しか減少しておらず、
売り残が12月の4万枚から9万枚に約5万枚も増えていることが解りました。

つまりファンドが新規で金を売っているということです。
それも2月に入ってから。
先物市場でカラ売りしたポジションはいずれ買い戻されますね。

また、このままいくとアメリカでは3月1日に債務の自動削減が
始まります。米国議会で与野党が合意に達しなければ、
2013年度の残り7ヶ月間(3~9月)で約500億ドルの歳出削減につながり、
この金額は同期間の米国GDPの0.54%に相当するインパクトとなります。
さらに、5月18日は国債発行の上限問題の期限となっており、

他にもイタリア議会選挙で、連立内閣組閣が難しくなっており、
緊縮財政案が振り出しに戻る可能性があります。
またフランスの経常収支の赤字が続いており、
フランス国債の格付けが下がると、ギリシャやスペインに
最も多くの債権を持つフランスの金融不安が出る可能性があり、
落ち着いていた欧州債務危機が再び発生する可能性もあるとお話しくださいました。

ラジオでは原油市場の需給についてもうかがっています。
詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。


ソロスの金ETF保有減、短期資金も金市場から流出?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.02/20 大橋ひろこ 記事URL

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

ドル建て金価格が軟調、とうとう1600ドルを割り込んでしまっています。今週は著名投資家のジョージ・ソロス氏が金のETFの保有を大幅に減らしていたことがニュースとなりました。大手金融機関も金価格の予想を引き下げており、金市場からは投機資金が流出してしまっています。

皆さん御機嫌如何でしょうか。大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話を伺いました。

CFTCの建玉明細(短期筋の投機ポジション)は
昨年10月には20万枚近くも買い越しだったのですが、
現在は12万枚にまで現象、投機筋が買ポジションを手仕舞っていることが
確認できます。景気回復期待によるポートフォリオの見直し、
アメリカの金融緩和の出口論議、ユーロ圏が最悪期を脱したことによる
テールリスクの払拭などが金市場のネガティヴ材料となっているようです。

東海林さんによると、インドの輸入関税の引き上げられることから
1月のインドの金輸入は前月比100トン増と23%もの増加となっており、
1月はこれが金価格の下支え要因となったようですが、
この駆け込み輸入の反動減で今後のインドからの買い圧力は弱まっていく
ものと考えられるとか。

しかしながらアメリカの連休明けとなった昨日19日のNY金市場、
なんと75万枚もの大商いとなったことから、東海林さんは
一旦ファンド筋の手仕舞いが終了したのではないか、と指摘。
出来高急増の大商いは大底や天井でよく見られる現象ですが、
さて、金相場は1600ドル近辺で底入れとなるでしょうか。
ちなみに通常は20~30万枚くらいの出来高です。

円安効果でTOCOMの東京金市場は堅調なんですけれどね。
ドル建て金価格が冴えない展開が続いています。
ここからの金相場の見通し、そしてプラチナ価格の見通しを
伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞き下さいね。


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