2013の金世界需要減少も潮目の変化 [大橋ひろこコラム]
2014.02/19 大橋ひろこ 記事URL

金相場が1月から反騰開始で、とうとう1300ドルの大台を回復しています。

昨年は12月31日にも1,185.50ドルまで下落し、6月28日の安値に面合わせとなりましたが1,200ドル割れは回避。テクニカル要因の心理的改善と言う指摘もありますが、この上昇の背景は?そしてこの先も続くのでしょうか。



皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話しを伺いました。



森さんは、短期筋のショートカバーが入っているとしながらも、
金市場から中期投資資金の流出に歯止めがかかってきたと指摘。



金ETFの金現物保有高は今年1月末には1,136.38トンまで減少しましたが、
2月に入り微増となり18日現在、1,144.55トンに増加しています。


世界最大の金ETFであるSPDRゴールドの現物保有高は
1月末に793.16トンまで減少したが、2月18日現在、801.25トンとなり
こちらも微増傾向にあります。



ETFは年金など機関投資家による中長期マネーが流入してきますので、
これはいよいよ潮目が変わってきたというサインでしょうか?!



ニューヨーク金市場で昨年11月終盤に2万枚台まで低迷した
大口投機家の買い越しが昨年末から増加に転じ、
今月11日現在、71,201枚まで増加。短期資金の流入もみられます。

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が
18日に発表した2013年の需給統計では
宝飾需要が2012年の1896トンから2209トンに増加したのですが、
投資需要、中央銀行の買いが2012年から急減、総需要は3756トンとなり、
2012年の4415トンから大幅減となりました。


背景にはETF絡みの需要が大幅減となったことが上げられ、
全体の需要大幅減につながったと見られます。



こうした傾向に改善の兆しが見えてきた、と言うことでしょう。



足元の材料は、今夜、日本時間の20日午前4時に
先月28、29日に開催されたFOMCの議事録が公開されます。

量的緩和縮小の継続が再認識されればドル高、商品安の可能性も。
ということで、今夜は要注目です。



東京金先限は昨年12月20日に4,002円まで下落したのですが、
4,000円割れは回避。大納会は4,094円で終了しました。

年明け後は上昇基調となり、1月21日に4,221円の高値をつけた後、
押し目を形成し、今月5日には4,074円まで下落となりましたが、
6日からドル建て現物相場の上げから急騰となり、
18日に昨年9月8日以来の高値となる4,366円まで上昇してきました。

森さんは200日移動平均線が通る4,230円台が支持線で。

今月7日からの急騰前の抵抗線4,221円が逆に支持線になるイメージとし、
今後の金相場も堅調に推移するのでは?とお話しくださいました。

詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きください。

ゴム急落の背景にバーツ安 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2014.02/12 大橋ひろこ 記事URL

2014年、株式市場は1月軟調スタートでしたが、足元では3営業日続伸とセンチメントが回復してきているようです。イエレン新FRB議長の初の議会証言も波乱なく通過し、安心感が広がっているようですが、ここからの見通しは強気派と弱気派が拮抗しているようですね。

商品市場では、金が昨年末に1200ドルの大台を割り込んでひやりとさせられたのですが、その後大きく買い戻されており高値追いの展開。原油も寒波のせいでしょうかWTI価格は100ドル大台乗せとなっています。金や原油が強い一方で、南アフリカ鉱山ストで高値が期待されたプラチナの値動きが冴えず下落基調。そして天然ゴムが大暴落ともいえる下落を見せています。この明暗分けル値動きの背景には一体なにがあるのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話しを伺いました。

小針さんはプラチナやゴムが安い背景にはズバリ通貨安があると指摘。
ゴム市場では、在庫が増加しているといった解説が主流ですが、
全く関係ないとバッサリ。

確かに足元では全国生ゴム営業倉庫在庫は5000tどころから13000tまで
上昇しているのですが、長期的に見ると1990年台は3万トンから5万トンで
推移していた事を考えると、在庫増が主因とは思えません。

南アフリカランド安、タイのバーツ安、、、共通するのは通貨安。
通貨安によって引き起こされた下落だという方がしっくりきます。

また、ゴムの3割を購入するとされる中国の景気指標が思わしく
ないことも下落の一因ともされています。

また、インラック政権と反政府による衝突が長期化、
これもバーツ安を誘発していると小針さん。

しかしながら、足元ではこの3営業日ゴムは大きな反発を見せています。
底入れしたと見てもいいのかどうか?!

タイの動乱による下落はほぼ織り込まれたとみられること、
バーツ安が落ち着きを取り戻したこと、
そして、1月こそ逆相関となっていた原油とゴム相場ですが、
通常は相関係数が高い原油が上昇してきたことなどで
下げ止まったと見られますが、
加えて、もともとこの時期からはゴムの減産期。


中国が春節を迎えるころ(大よそ2月)から
タイのゴムの木は落葉期を迎え、樹液採取が出来なくなります。
これは4月の水かけ祭り、ソンクランまで続くのですが、
この時期は15~30%もの減産となります。

例年ですと、この時期に向けてゴム相場は12月頃から買われだし、
2月の減産期に入る頃まで先取りして上昇するのですが、
今年は、バーツ安や政治の混乱という特殊要因による下落となっていることを
考慮すると、ここからは下げにくくなってくるものと思われます。

足元の在庫増が気がかりではありますが、
日米中ともに自動車販売は好調であり、
それほど需給が緩んでいるとも思えないことから、
ここからは思わぬ買戻し相場、、、大相場を呈する可能性も?!

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

NY金1月月足陽線引け、買戻し継続なるか [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2014.02/05 大橋ひろこ 記事URL

波乱の幕開けとなった2014年。日経平均、ドル円相場、ダウ平均と月足が陰線引けです。
「1月アノマリー」から見ると2014年は軟調な1年となる可能性が高まってきました。センチメントは大幅に悪化してきています。一方でドル建ての金が堅調で、金相場は1月の月足が陽線引けとなりました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
金市場の動向と今後の見通しを伺いました。

金相場が底堅い背景には、株価の下落が大きく関係しています。
金融市場の混乱による「資金の逃避先」としての見直しが入っているとの
指摘もあり、金ETFの残高が増加に転じてきたと東海林さん。

そもそも1月は31日から春節入りする中国が春節にむけた金の調達を
活発に行うということで、買われやすい時期ということもあって、
1ヶ月を通じて金市場は堅調推移となりました。

春節中は中国勢による金の現物買いが見込めないことから価格の支えが
なくなり、弱含む可能性も指摘されていたのですが、
今年の春節期間は、金融市場の混乱が金を支える結果となりました。

7日から休み明けとなった中国勢が戻ってきますが、
金を買ってくるのか、あるいは春節に向けて買った金の在庫調整に動くかに
注目となりますが、7日はアメリカの雇用統計が発表されることもあり、
大きく金市場が動く可能性が高いですね。

またインドが経常赤字の原因だとして金の輸入に規制をかけたことも
昨年2013年の金価格を押し下げる要因となっていましたが、
このインドの輸入規制が緩和されるとの話もあり、
この点も金の支援材料に。

しかしながら、東海林さんはアメリカが2014年粛々と金融緩和縮小を進めれば
今底堅い動きとなっている金は再度売られるだろうと指摘。
ダラス連銀総裁のフィッシャー氏は、
「テーパリングは年内に終了する、
FRBが米経済にとって最善の行動を取ることを
新興国の混乱により妨げるられることがあってはならない」と発言しています。

足元では株価の下落に逆相関で金に買い戻しが入っていますが、
株式市場が落ち着きを取り戻せば、金はまた売られてしまうのでしょうか。

また、現在ドル建て金はショートカバーが入り堅調に推移していますが、
円建ての金価格は上昇とはなっていません。

ドル円相場も下落しているためで、円高による円建て金価格の下落が
ドル建て金価格の上昇を相殺してしまっているのです。
ドル建て金の上昇と円高の綱引きで円建て金価格はすっかり小動きに。

さて、ここからの金相場、どのように推移するのでしょうか。
詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞きくださいね。

金底入れしたか?新興国、中国とリスク噴出 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2014.01/29 大橋ひろこ 記事URL
トルコ中銀が臨時会合で大幅利上げが発表され、新興国通貨の下落に歯止めがかかりました。日経平均も大幅反発。ドル/円相場も103円台半ばまで回復してきました。今夜はFOMC。12月に続きアメリカは追加の量的緩和縮小に動くでしょうか?


皆さんご機嫌いかがでしょうか。大橋ひろこです。
今日はマーケットアナリスト菊川弘之さんにお話しを伺いました。


新興国通貨安はインドとトルコの利上げによって、沈静化したかに見えますが、
抜本的な問題解決というわけではなく、新興国リスクはまだ残ると菊川さん。


また、30億元にも上るという中国の理財商品の償還問題も
元本が保証されることで合意があったとの報道で、足元には
安心感がひろがりましたが、理財商品総額は490兆円にも上るとされ、
これも氷山の一角にすぎないのかもしれません。


中国は1月31日から春節(お正月)に入ることで、中国勢の買いが
入りにくい時期になります。市場関係者の一部には
中国勢によるポジション調整の可能性を指摘する声も。


中国に関しては、ジョージ・ソロスが中国売りを推奨しており、
すでに空売りしているという噂もあって、今年も予断を許しません。


中国や新興国の懸念が残る2014も商品市況の大きな上昇はないと
思われますが、金だけは別のようです。


シャドーバンキング問題が騒がれ、中国の減速が懸念された2013年も
中国は猛烈に金を購入しており、1000tを超える中国による金買いが
あったことが確認されています。
つまり、中国はリスクが高まれば高まるほど、国民が金を買って
ヘッジする行動を取ることがわかったということです。
であれば、今年も中国買は衰えず、旺盛な買いが続くと菊川さん。


金の採掘コストは1200ドル程度だとされており、
相場も1200ドルを割り込むと買い直され、ここを大きく割り込んで
下げないのも、生産コストラインだということも意識されているのでしょうか。


アメリカの緩和縮小による新興国経済の懸念や中国リスクなどで
米株も調整入りとなったように見え、一方で金が底入れを模索する
動きとなっていることは興味深いですね。


ここからの中国、金、そして今日はプラチナ市況についても
伺っています。

詳しくはオンデマンド放送で、菊川さんの解説をお聞きくださいね。

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ここで!『マーケット・トレンド』特別番組のお知らせです。

2月4日(火)午後3時10分~40分
「マーケットトレンド」10周年記念スペシャル
「東京商品取引所誕生1周年 プラス 専門家の目;農産物市場の動向」

が放送されます!

出演は東京商品取引所 執行役 小野里光博さん
資源・食糧問題研究所 代表 柴田明夫さん
聞き手は大橋ひろこキャスターです。

前半では小野里さんに「東京商品取引所」スタートから1年を
振り返っていただき、今後の計画を伺います。

番組後半では柴田さんに2014年の農産物市場について伺います。
是非お聞きくださいね。

1月FOMCで米国緩和縮小はあるか~金価格動向の行方 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2014.01/22 大橋ひろこ 記事URL

1月のFOMCが近づいてきました。

WSJのヒルゼンラス記者が1月のFOMCでもさらに100億ドルのテーパリングがあると予想したことが話題となっています。このヒルゼンラスさんというWSJの記者はFedウォッチャーとして知られており、昨年2013年5月9日にも、FRBが年内の出口戦略を開始する可能性を警告していました。実際その直後の5月22日、バーナンキFRB議長は経済委員会で今後数回の会合で資産購入のペースを縮小させる可能性があると述べて日経平均が翌日大暴落したことが記憶に新しいところ。そのヒルゼンラスさんの予想です、1月もアメリカは100億ドルの緩和縮小を発表するだろう、現状のところ、こんなコンセンサスで一致しているようですね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんにお話しを伺いました。

テーパリングは金市場にとっては弱気要因となります。
アメリカが12月、量的緩和縮小に踏み切ったことで、
金は昨年末に再び1,200ドル割れとなり、
6月28日の安値1,182.71ドルに接近しました。
31日には1,185.50ドルまで下落しています。


しかし、2014年は年明け2日から中国の現物買いをきっかけに反発し、
13日に1,250ドル台を回復と、ショートカバーが続く幸先のいいスタートとなったのですが、
またしても量的緩和縮小の思惑で頭が重くなってきました。

昨年1000tを超える金を買った中国の13年第4四半期のGDP
は前年比+7.7%成長。13年通年でも+7.7%となり、
8%成長を2年連続で割り込んでしまったことが懸念されていますが、
政府目標の7.5%は達成しています。ソフトランディング政策を評価するならば、
中国の崩壊など気にすることはないのかもしれません。
今年も中国は旺盛に金をかってくるでしょうか。

世界一の金の需要国と言われるインドは貿易赤字拡大に歯止めをかけるため、
金の輸入関税引き上げ継続し、2013年の輸入は700~750トンに減少しました。
実は2010年の1,123トンをピークに減少傾向にあります。
2014年のインドでの需要に対し、不透明感あり、輸入関税引き上げ継続なら
500~550トンまで減少するとの予想もあるようです。

実需の買胃に対して、2013年猛烈に金を売ったのが、中長期マネー。
ETFの金現物保有高は昨年7月31日現在の1,271.97トンから減少傾向となり、
今月21日現在、1,140.88トンまで落ち込んでいます。
世界最大の金ETFであるSPDRゴールドの現物保有高は1月20日現在、
797.05トンまで減少しました。。中期投資資金は金市場に戻ってはいません。
ただしニューヨーク金市場で昨年11月終盤に2万枚台で低迷していた
大口投機家の買い越しが昨年末から増加に転じ、今月14日現在、
44,013枚まで増加。短期資金は再流入しているとの指摘もあります。

国際金価格は実需の買に対してファンドの売りという構図ですが、
国内の円建て金価格は円安の効果もあって、あまり下げていません。
東京金先限は昨年12月20日に4,002円まで下落したが、4,000円割れは回避され、
大納会は4,094円で終了。年明け後は上昇基調となり、
21日に昨年11月1日以来の高値となる4,221円の高値をつけました。
昨年11月8日の高値4,219円をわずかに上抜き、チャートからは
10月31日の高値4,298円を目指す流れとなっています。
森さんは20日の上昇で一目均衡表の雲を上抜いた
4,100円が支持線と指摘されています。

では2014年の金市場の投資戦略は?!

詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

大寒波の年は暑い夏に?!2014年の穀物市場 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2014.01/15 大橋ひろこ 記事URL
2013年の商品市場は金の500ドルもの下落が象徴的でしたが、大豊作となった大豆やトウモロコシなどの穀物価格も安値低迷、原油は夏頃にシリア問題で急伸する局面があったものの、世界的な需要の落ち込みやシェール革命による需給の緩みが上値を抑える展開でした。2013年は「株が主役」の年でしたね。

皆さん、ご機嫌いかがでしょうか。大橋ひろこです。
今回は商品アナリスト小針秀夫さんに2014年の商品市場についてお話を伺いました。

小針さんは今年も、株が主役となる傾向が続きそうだとしながらも、
現在のNYダウ平均のチャートが1929年の大恐慌の暴落時のチャート形状に
酷似しているとした一部の市場の指摘が、現実となった場合、
その時には金も同時に大きく売り込まれ1000近くまで安値を示現する
可能性はあるものの、そのあたりが大底となり、再び金が買いのサイクルに
入るというシナリオもあると興味深い分析をくださいました。

穀物市場は2012年には干ばつから暴騰したのですが、2013年は天候に恵まれ、
豊作となったことから、一転して価格は下落の一途を辿る流れでした。

小針さんの今年の注目は「穀物市場」!

今アメリカを襲う極渦による大寒波。先週末に発表された
アメリカの雇用統計の悪化も、寒波の影響によるものという
指摘がありますが、今年は天候波乱がある可能性が高いとか。
寒波が襲った年の夏場には熱波や干ばつが起きやすいという
アノマリーがあるそうです。

豊作で2012年比で半値近くにまで売り込まれた穀物価格、
売り込まれすぎていたところに天候リスクが出れば、
大きくショートカバーが入る相場になりやすいと
小針さんはお話しくださいました。

丁度先週、USDAアメリカ農務省から発表された需給報告で
トウモロコシの在庫率よ予想より低い数字だったために
トウモロコシ市場は急騰していますが、まさに、そのような
相場が起こりやすい地合いとなっているということでしょうか。

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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「TOKYO GOLD FESTIVAL」が2月に開催されます。
2月11日(火・祝)、東京・品川 THE GRAND HALLに
是非お集まりください。

GOLDのスペシャリストらによるパネルディスカッション、
金価格の今後を占います。

総合司会は私、大橋ひろこが務めます。

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ラジオNIKKEI60周年を記念したエコバッグです。
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エコバックモデルはマケトレ木曜担当、櫻井彩子アナです♪

ドル建て金価格はWボトム?!底入れとなるか [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2014.01/08 大橋ひろこ 記事URL

明けましておめでとうございます。今年もマーケットトレンド、よろしくお願いいたします♪

今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行くさんに
貴金属市場の動向と今後の動向を伺いました。

年末に1200ドルを割り込む水準まで急落して取引を終えた金価格。

年初は大きく反騰してスタートしました。
米国株も日本株も2014年最初の取引が大幅反落スタートとなったことから、
金市場にはショートカバーが入った格好です。
これがトレンドになるか、買戻しという一過性の現象にすぎなかったのか、
見極めは今週末の雇用統計がポイントとなってきそう。

短期的には昨年6月28日につけた1182ドルと言う安値が意識され、
昨年末には1185ドルで下げ止まったことでW底を形成していますね。

東海林さんに2014年の金市場を占うポイントや予想レンジなどを
伺いましたが、最大のポイントは米国の量的緩和縮小が順調に
進められるのかどうか。

今年FOMCは8回開催されますが、
1回につき100億ドルづつの縮小が粛々と進めば
本年中にQE3を終了させることができるということですが、
果たしてそれがうまく行くのかどうか。

また今日は、スイス国立銀行(中央銀行)の外貨準備の評価損の話題も。
スイス中銀は2013年決算で90億スイスフラン(99億5000万ドル)の赤字を
見込んでいると発表しました。保有する金準備が金相場の下落により、
金準備の評価損が150億フランに上ったということです。
150億フランって1兆7000億円ですよ・・・。

これで1907年の業務開始以来初めての無配となるのだそうです。
ちなみにスイス中銀の金保有算高は1040トン。
中国の1054トンに次いで世界7位の金保有を誇っています。

東海林さんにはTOCOMの円建ての金価格の動向についても
展望を伺っています。詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。

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そして、ここでお知らせ~!!

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カッコいい~ですね。

2013年の商品市場と2014年の展望 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.12/25 大橋ひろこ 記事URL
2013年1月4日を100として世界の株価指数を比較すると、日経平均株価が148.4で、ダウ平均株価は120.4、ドイツDAXが120.2、ベトナムVNIが118.8、フランスCACが112、豪州が109.7、マレーシアも109.1英国FTSEが108.1と上昇し(12月20日時点)今年は世界の株価が上昇した1年となりました。ただし、ロシアは▲9.2、ブラジルは▲17.4とテーパリングの影響で新興国の株価は値下がりしているのですが。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティ―インテリジェンス代表取締役の
近藤雅世さんにお話しを伺いました。


一方で、商品市場では金の下落が印象的でした。
NY金価格は約▲25%下落、1年前の番組で近藤さんが金の下落を予想されて
いらっしゃいましたが、ここまで下がるとは・・。


全般振り返ると米国市場で上昇したのはNY天然ガスの35%、
シカゴ大豆粕の11%、NY原油の6%くらいで2013年は商品市場は
ほとんど下落に終わっています。シカゴコーンに至っては▲37%の下落。

日本の商品市場では東京パラジウムや東京一般大豆などが上昇していますが、
それぞれ20%、19%の上昇、うち円安効果が18%ありますので、
かろうじて少し上昇ということになり、
その他の日本の商品価格は円安効果が18%もあっても年初から上昇していません。


世界的に商品価格が下落した年だったと言えますね。


近藤さんは来年、2014年は『米国の年』になるとお話しくださいました。

シェール革命により、米国は世界1のエネルギー生産国になると同時に、
世界一の原油輸入国から原油や天然ガスの輸出国に転じ、
貿易赤字が黒字化することも予想されています。
天然ガスから組成するエタンにより、原油からナフサを作る
石油価格工業よりコストが安くなることや、
天然ガスをコークスの代わりに直接還元剤として利用する鉄鋼業の
コストが安くなること、石炭に換えて天然ガスを発電エネルギーにすることにより
電力代が安くなることなどで、アルミ産業などの価格競争力が増し、
中近東の防衛は不要になるため、軍事支出を削減に繋がり、
財政赤字が減少してドル高になる~と解説くださいました。


天然ガス関連の雇用だけで320万人と言われており、
米国の企業経営者の54%は中国から引き上げを考えているそうです。
米国の製造業が強くなっていくのです。


これが商品市場にはどのような影響を及ぼすでしょう。
シェール革命による米国の生産急増で供給増となる反面、
需要はそれほど伸びません。いわゆる供給構造の変化を起こすだけで、
供給元が中近東から米国に移るというシナリオですから、
原油価格はむしろ下がると考えた方が良いと近藤さん。


ただし、日本市場においては円安がますます進むことからインフレが
進むということで、円建ての商品価格は支えられていくだろう・・・
ということですが、近藤さんは来年どの銘柄に注目されているのでしょうか。

詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。

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大晦日 特別番組のお知らせ!!

12月31日AM10:30~マーケットトレンド10周年記念スペシャル
「TOCOMの取り組み プラス 専門化の目*商品市場の動向」

出演は東京商品取引所 執行役 小野里光博さん
金融貴金属アナリスト 亀井幸一郎さん
聞き手は私、大橋ひろこです。

前半では小野里さんに2013年のTOCOMの取り組みの振り返りと
2014年に向けての計画を。

後半では亀井さんに世界経済と商品市場について伺います。

是非お聞きくださいね。

12月FOMC控えて~金市場の動向と今後 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.12/18 大橋ひろこ 記事URL
18日のFOMC政策決定会合を前に動意薄となっている貴金属相場。ドル建て金価格は12月に入って1210ドル近辺までの下落がありましたが、1200ドルの大台を割り込むことなく底堅く推移しています。1200ドル節目を堅持できるか否かは今夜のFOMCでテーパリングについてどのような発表がなされるかがポイントとなって来ますが、今夜、テーパリング実施が見送られたとしても、次はまた年明けのFOMCで材料視されるテーマですから、基本的には金市場にとってはあまりポジティブな環境とは言えません。材料が出尽くしてしまって、一度大きな下落を見せてからのほうがむしろ買いやすくなるような気もしますが...。



皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト森成俊さんに
金市場の動向と今後の見通しを伺いました。


足元の値動きは何といってもまず、今夜のFOMCに注目ですが、
そもそも米国の景気回復が確信に変わりつつある環境の中に於いて
金利のつかない金からの資金流失は中長期的なトレンドとなっているようです。
2013年はとうとう年足が13年ぶりの陰線引けが確実な情勢。
今年は2月半ば以降、200日移動平均線を一度も上回ることができず、
大局的に低迷した一年となりました。

COMEX先物市場でも大口投機家の買い越しは2万枚にまで減少。
11月12日現在の6万1,352枚から半分以下になっており、
短期資金も流出した後、戻ってきていません。

また年金などの中長期資金が流入していた金ETF市場からも
資金流出が続いています。
世界12カ国に上場するETFの金現物保有高は
7月31日現在の1,271.97トンから
今月 17日現在、1,160.65トンにまで減少。
世界最大の金ETFであるSPDRゴールドの
現物保有高は6月18日時点で1,001.66トンとなり、
今年に入ってから約350トン減少となっています。

欧米のペーパー投資家が金資産から他のリスク資産に資金シフトを
する一方で、アジアの実需が金の現物を旺盛に買ったとされていますが、
それも、12月に入っては静かになってきたと森さん。

金の消費大国であるインドが貿易赤字拡大に歯止めをかけるため、
金の輸入関税引き上げたため、
2013年の輸入量は700~750トンに減少しているそうです。
(2010年の1,123トンをピークに減少傾向)
輸入関税が引き上げられたままでは2014年のインド需要にも
不透明感が残り、500~550トンまで減少するとの予想もあるようです。

弱気が台頭する中、円建てのTOCOMの金価格は思いのほか底堅いのは
円安の影響でしょうか。金は先限ベースで今月5日に4,001円まで下落
しましたたが、急反発となり、11日に4,192円まで買われました。
100日移動平均線が通る4,192円で上値を抑えられた格好ですが、
金先物価格は4,000円に接近すると、買いが喚起される展開が続いています。

ではここからの金価格の見通しは?!
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

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ここで「TOKYO GOLD FESTIVAL 2014」のお知らせです。


ゴールドについて学び、ゴールドを体感するイベント「TOKYO GOLD FESTIVAL」が

2014年2月11日(火・祝)に開催決定しました。

会場は東京・品川 THE GRAND HALL。

特別講演に舛添洋一さん。


そして豊島逸男さん、亀井幸一郎さん、池水雄一さんらゴールドのスペシャリストが登場します。
総合司会は大橋ひろこです。

豪華ゴールドグッズがプレゼントされる「おたのしみ!抽選会」もあります。

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2013年弱かった商品市場に底入れの兆し?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013.12/11 大橋ひろこ 記事URL
2013年は金の急落に始まり、大豆やトウモロコシなどの穀物、農産物などあらゆる昇進価格が右肩下がり。アメリカの量的金融緩和策の縮小が焦点となった2013年は、グレートローテーションがテーマとなり、債券から株へ、そして商品市場からも資金流出が目立つ1年となりました。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話しを伺いました。
小針さんは、コーヒーや小麦、大豆、トウモロコシなどの穀物農産物、
ゴムやシルバーなどの一部の工業品銘柄が底入れしたか、 その兆しがあるとして、
来年の商品市場は面白い!とお話しくださいました。

まずはNYコーヒー。
国際指標のNYコーヒー相場は、11月に一時ポンド当り100.95セントまで下落。
この安値は、2006年以来7年ぶりの安値であると同時に、
2011年5月の最高値308.9セントからほぼ3分の1下げの値位置です。


そして、昨日12月10日、昨日、コーヒー相場は前日比4.15セント高の 110.25セントと急騰。
小針さんは、さもすると、この昨日の上げが 反撃のノロシとなりそうな雲行きだと指摘。


「半値八掛け二割引」


上昇していた相場が高値をつけて天井を形成し下落傾向へと暗転したら
天井の値を半値にして八掛けして、さらに二割引した価格、
つまり最高値の32%(×0.5×0.8×0.8)が 下げ止まりの目処になるという意味ですが、
小針さんはこれを持って どうやら「大底が入った」と判断できる状況と解説くださいました。


TOCOM銘柄では大豆やトウモロコシに注目。
昨日USDAアメリカ農務省からの需給報告がありましたが、
2013年は大豊作の年となることは間違いない状況。
しかし、小針さんは価格下落によってもたらされる ディマインドレーショニング
(価格下落による需要増)によって 中国の飼料用穀物の需要が増加しており、
これがこの先の穀物価格の下値を支えるだろうと指摘しています。


そしてゴム。
12月に入って急伸していますが、もともとゴム相場の季節要因として
減産期に入っていること、アノマリー的に11月~12月に安値を付けて
2月高となりやすいサイクルが存在することから注目ではあるのですが、
それに加えて、アメリカや中国の自動車販売が伸びていること、
されにタイが2014年から輸出関税を引き上げる方針とされていることから
税金が上がる前に安いうちにモノを調達しようと
中国が前倒しでゴムを旺盛に買っていることなどが背景にあるようです。
来年はいよいよ動き出す?!
詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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会場は東京・品川 THE GRAND HALL。

特別講演に舛添洋一さん。


そして豊島逸男さん、亀井幸一郎さん、池水雄一さんらゴールドのスペシャリストが登場します。
総合司会は大橋ひろこです。

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