ゴジラエルニーニョを警戒、農産物市況上昇 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2015.10/14 大橋ひろこ 記事URL


商品市況が反騰局面に入っていますが、米利上げ思惑後退による巻き返しに終わるのか、それとも新規買いも出て大底確認となるのか正念場となってきましたが、農産物市場には新規買いに繋がりそうな大きなニュースがあるようです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

金やプラチナ、パラジウムなどのメタル銘柄も上昇していますが、
粗糖やコーヒー、トウモロコシなどの穀物、農産品も上昇してきています。

利上げ観測後退からのドル安という側面も大きいのですが、
小針さんによると、農産品は「スーパーエルニーニョ」を警戒
し始めているのだとか。

南米・ペルー沖の東太平洋の赤道付近の海域では、2014年の夏から
海面水温が平年より高くなるエルニーニョ現象が発生しており、
今年5月からは平年との差が拡大し続け、先月は2.6度と8月を上回り、
過去4番目の差となったと指摘しています。
平年との差は今年12月ごろまでさらに拡大する可能性があり、
エルニーニョ現象は来年の春ごろにかけて続く見込みのようです。

中国新聞網は、地球温暖化とスーパーエルニーニョが干ばつや異常気象を引き起こしており、
来年までに少なくとも1000万人の貧困層が飢餓に陥ると警告しています。
エルニーニョ現象が太平洋の水温を上げ、世界各地で干ばつや洪水を引き起こしているためです。

このスーパーエルニーニョをゴジラエルニーニョ、モンスターエルニーニョとも
呼ぶ向きがあるほど警戒され始めているようです。
昨年夏から現在まで1年半にも渡って続くエルニーニョですが、
今年10月から来年1月までがピークとなり影響が深刻化するというのです。
(前回のスーパーエルニーニョは1997年から1998年)

ブラジルのサトウキビ農家は多雨の影響で収穫量が落ち込みかねないと指摘。
一方、オーストラリアやアジア、一部のアフリカ諸国の農家は、
乾燥した天候がパーム油、小麦、カカオ、コーヒー豆などの
穀物生産に及ぼす影響を危惧しているようです。
過去のケースでは、エルニーニョ現象の発生発表から
12カ月間で燃料以外の商品価格は平均5.3%上昇しています。

エルニーニョの影響は地域によって異なります。小針さんによると
南米は長雨となり、北米では干ばつ、アジアでは干ばつ、豪雨など
天候不順となり、農産物生産に悪影響となるようです。
日本では暖冬となるという特徴があるのだとか。

この異常気象による供給不足不安を背景に安値から持ち直している、
との指摘もあり、この3週間で粗糖は31%、乳製品は36%、
パーム油は13.1%、小麦は6.1%それぞれ値上がりしています。

国連食糧農業機関(FAO)は先週、世界の食料品価格が9月に
1年半ぶりに上昇したと明らかにした。粗糖と乳製品の値上がりが響いて
いるようですが、この影響はさらに拡大するリスクがあると小針さん。

小針さんが注目しているのが大豆相場。
昨日900セントを超えるところまで大きく上昇してましたが、
小麦やトウモロコシに比べると出遅れている他、
逆ザヤとなっています。

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

雇用統計悪化で金価格上昇基調へ [大橋ひろこコラム]
2015.10/07 大橋ひろこ 記事URL

コモディティ市場は反騰局面に入っています。WTI原油相場はレンジを上に抜けて上昇してきました。VWショックやグレンコアの破たん懸念などで9月半ばには総悲観に傾いていたマーケットのセンチメントは雇用統計以降ガラリと変わってしまったようです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はインベステック調査情報グループの森成俊さんに
貴金属市場の動向を今後の見通しを伺いました。

金ドル建て現物価格はおおむね1,100~1,150ドルのレンジ相場を形成しています。9月24日につけた高値1,156ドルを天井に軟調な展開となり、今月2日に1,105ドルまで下落していましたが、9月の米雇用統計が弱気の数字となり、年内の米利上げ観測が後退。ドルの先安感が強ったことで6日には1,150ドルまで上昇しています。

今後のポイントはまずは今週8日に9月16、17日に開催されたFOMC議事録が公表予定。年内利上げ観測が一段と後退するとドル安が進行、さらに金が買われやすい環境になり抵抗線を上抜く期待が持てると森さん。

テクニカルのポイントは9月24日の高値1,156ドルが最初の抵抗線。
1.156ドル突破すると、200日移動平均線が通る1,177ドル超えから
1,200ドルに向かう展開も。


そして次のポイントは10月のFOMC。今月27,28日に開催予定です。
11月の開催はなく、12月15、16日が年内最後のFOMCとなりますが、
利上げを巡る思惑でドルがどのように動くかが金市場にも
大きなインパクトとなってきます。

また、中国の国慶節が明けて、明日8日から上海市場が再開されます。
1日から7日まで中国は国慶節で大型連休明けということで、
その影響が注目されますが、1日に発表された9月のPMI購買担当者景況指数は
改善を示していることや、国慶節期間中に世界的に株価が反発したことが
追い風となり、上海株それほど下落するといった懸念はないのですが、
上昇してスタートすればコモディティ市場が更なる上昇となるかもしれません。

金ETFの金現物保有高は10月6日現在、1,018.73トン。
9月4日現在の1,009.38トンから微増で中長期マネーの資金流出はありません。

CFTC大口投機家の買い越しは9月29日現在、7万6,645枚で2週連続増。
8月4日現在、2万9,900枚まで減少していましたが9月に入り増加傾向。
6月2日以前は10万枚以上、買い越しておりまだまだ買い余地はあります。

ではTOCOMの金価格はどうでしょうか。
また、金とプラチナの価格の逆転現象が長期化していますが、
プラチナ価格の今後についてなども森さんに伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。



コモディティ価格下落がもたらすリスク [大橋ひろこコラム]
2015.09/30 大橋ひろこ 記事URL

スイス資源大手グレンコアの株価が急落、時価総額の7割以上を喪失、倒産リスクが増したことなどを受けて世界の株価が下落、サウジアラビアのソブリンファンドが投資資金を引き揚げたことなども嫌気して金融市場が不安定となっていますが、コモディティ価格安が招いた事態といえます。グレンコアは亜鉛や銅取引の世界シェアが50~60%にも上りますし、サウジアラビアは産油国、原油価格下落は財政を圧迫します。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケット・アナリスト菊川弘之さんにお話を伺いました。

中東オイルマネーの資金引き上げが日本株下落の一因ではないかとも
指摘されていますが、カタール投資庁はVW株とグレンコア株で
相当の損失を抱えたようです。

VWの排ガス不正問題は、ディーゼル車の触媒として使われるプラチナ市場へも
影響を及ぼしています。ディーゼル車からガソリン車への転化が進むとの
思惑でしょうか、プラチナ価格は下落しましたが、ガソリン車触媒となる
パラジウム価格が大きく上昇しました。

ディーゼル車触媒としてのプラチナ需要が劇的に改善する見込みは薄く、
プラチナ価格が長期低迷する可能性が大きくなっていますが、
将来的には燃料電池車と電気自動車のどちらが世界的標準となるかが焦点。


燃料電池にはディーゼル触媒より多くのプラチナを使用します。
日本は燃料電池車を推進する機運が高いのですが、
世界的には電気自動車になっていくようなムード...。
この見極めがプラチナ価格にとっては大きな材料となってくると菊川さん。
金とプラチナの価格が逆転減少は長期化するでしょうか。

また、原油価格については、11月のOPEC総会でサウジが減産するのか。
イランの核開発協議合意による経済制裁解除の影響は?
さらには中東とロシア、米国のパワーバランスの変化などなど
菊川さんに伺っています。

詳しくはオンデマンド放送で菊川さんの解説をお聞きくださいね。

低迷する灯油価格の背景 [大橋ひろこコラム]
2015.09/16 大橋ひろこ 記事URL

灯油価格が現在どのくらいかご存知ですか?TOCOMの東京バージ灯油(先物価格)は昨年夏場には1キロリットル当たり8万円台で推移したいたのですが、今年1月には5万円を割るところまで下落。6月に向けては6万円台を回復するところまで戻しましたが、再び5万円を割り込むというダイナミックな相場展開。原油価格に連れて大きな動きとなってしまっています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はリム情報開発 国内石油製品チームリーダー工藤亜紀子さんに
灯油価格動向についてお話を伺いました。


我々消費者は一斗缶で灯油を購入することが多いですね。

一斗缶は18リットル。工藤さんによると14日時点の灯油の店頭小売価格は
前週より0.3円下がった80.6円(2011年1月80.9円以来の安値)。

80.6円×18ℓ=1450.8円

ずいぶん安くなりましたね。
なぜこんなに灯油価格が下がっているのでしょう。

まずは原油市況。昨年からの急落で原油価格が半値以下になったことに
連れ安となっています。
また、大都市圏を中心に、一般家庭の需要後退が進んでいるという
構造的要因も。電気などへの燃料転嫁、集合住宅での火気使用禁止で
灯油需要は低下傾向が続いています。

灯油マーケットの需要期は北日本で10月くらいから、ピークは1月。
いつ使いはじめるかが焦点となってきます。

9月は新米の乾燥燃料となるため東北地方を中心に一部で動きが
出始める時期ですが、今年は長雨洪水被害で出足が鈍いようです。

灯油の最需要期は冬場でも需要期への備えは夏場から始まります。
海上では6月に先物がコンタンゴを形成していた時点で
大手商社を中心に、北向け(北海道)向けの溜め込みが完了していますが
陸上ではまだまだこれから。
というもの、去年は秋から冬にかけて原油が暴落したため、
先物や現物を早めに仕込んだ向きが大火傷となったことの経験則から
今年は冬場の溜め込みに慎重となっているのだそうです。

需要後退とともに、灯油の在庫も毎年減少傾向にあり、
石油連盟の在庫統計(一般向けには、毎週水曜日に発表)
9月12日時点では265万9,964klで前年の9月末と比較して5.68%減となっています。

また、厳冬となれば灯油需要は増加しますが、暖冬となると需要減退となるため
天候も重要な価格変動要因となります。

8月に出た気象庁の3カ月予報では、
11月まで平均気温は高めの予想ということで弱気材料。
9月10日のエルニーニョ情報では
「今後、冬の間はエルニーニョ減少が続く可能性が高い」と指摘されています。

今後の灯油価格動向を占うポイントなど工藤さんに詳しく伺っています。
オンデマンド放送で工藤さんの解説をお聞きくださいね。


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東京に加えて、今年は大阪でも開催!

9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホール
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原油価格、急落のトリガーは中国だった?! [大橋ひろこコラム]
2015.09/09 大橋ひろこ 記事URL
1343円もの上昇です。この上昇幅は1994年1月以来21年ぶり。今日1日だけで日経平均は7%を超える上昇を見せる歴史的な相場となりましたが、WTI原油は8月24日37ドルの安値から8月31日49.30ドルまでほぼ1週間で30%もの上昇を見せており、このところの金融市場はボラティリティの高い相場が続いています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は番組初登場!エネルギーアナリストの大場紀章さんをお迎えし
ダイナミックな原油価格相場の値動きの背景と今後についてお話を伺いました。

そもそも2014年100ドル台で推移していた原油価格が30~40ドル台へと
下落したのは一体何が原因だったのでしょうか。

一般的には米国のシェール革命により需給バランスが著しく崩れたため、
と解説されていますが、大場さんは「価格水準が是正されたきっかけは
需要サイドの要因である」として、昨年6月中国の鉱業生産指数が下方修正された
ことが、最初のきっかけであったと指摘。

これをきっかけに原油価格が頭打ちとなり、緩やかに20ドルほどの下落となった
のですが、第2弾の下落のトリガーとなったのが11月のOPEC総会。

市場関係者は原油価格が100ドル大台を割り込んで80ドル台へと
値を沈めてきたことからOPEC総会での減産を期待していたのですが、
OPECは減産せず、失望から原油価格は急下降となりました。

春先に40ドル台で底入れして5~7月にかけては60ドル台にまで
持ち直して推移していたのですが、7月に再び急落したのは
中国のPMIの悪化です。この数字は原油市場だけでなく、世界の株式市場の
下落のきっかけとなりましたが、またしても中国の需要減退思惑が
原油価格の急落のトリガーとなったのです。

確かに、米国のシェール革命は2007年ころから台頭し始めており、
生産は年々増加していたことを考えると、2014年まで100ドル台で
推移していた原油価格の急落の原因がシェール増産であると考えるのは
無理があります。大局ではシェール増産がOPEC諸国とのシェア争いという
過当競争を生み出し、需給バランスを崩したことに違いはありませんが、
「下落のきっかけ」は需要サイドの、中国の指標だった、というのは
なるほど腑に落ちます。

そのアメリカのシェール生産ですが現在の40ドル台で黒字となる
米国シェール企業はほとんどないと大場さん。
4月比ですでにシェール生産は6%の減少となっていますが、
この分だと12月には米国のトータルの生産も頭打ちとなるとみられています。

米国に原油販売シェアを奪われたくない中東諸国は原油の増産を続けており、
この春くらいからOPECの原油生産量は過去最高水準。
特にイラクとサウジアラビアの増産が大きいとか。

また、イランの核開発協議での合意から経済制裁が解かれますが、
イランは世界最大の巨大タンカー保有国で、すでにタンカーに
4000万トンもの石油輸出の用意があるということで
これが市場に出て来れば、価格に与える影響は大きいと思われます。

ベネズエラなどのOPEC加盟国は減産要求を強めていますが、
大場さんは今年の11月のOPEC総会でも減産は見送られると予想されています。

今後も中国の需要が伸びない中で、再び30ドル台へ下落するリスクは
十分にあり得るというのですが、、、

詳しくは9月26日(土)のコモディティフェスティバルでお話を伺いましょう。

大場さんには
「原油バブル崩壊!? シェール革命の舞台裏と新時代のエネルギー政策」
と言うテーマでご講演いただきます。

長期的に原油価格はどの世に落ち着いて行くのか。
政治リスク、地政学要因など多角的にエネルギーの未来を
お話いただきます。是非、直接大場さんの講演を聞いてみてください。

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また、本日のオンデマンド放送も是非聞いてみてくださいね。


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荒れる金融市場にあって底堅く推移する金 [大橋ひろこコラム]
2015.09/02 大橋ひろこ 記事URL

9月に入りました。秋は波乱含みとなるというアノマリーはよく知られていますが、今年2015年はお盆明けくらいから大波乱。株や為替市場には一足早くリスクオフ相場が到来していますが、金価格は8月に大きく上昇しています。 金ドル建て現物価格は7月24日に2010年2月以来の安値となる1,077ドルまで下落しており、総悲観ムード。1000ドル割れの声も広がっていましたが、8月の反騰で12日には7月20日以来の高値となる1,125ドルまで上昇しました。世界的な株安でショートカバーが入ったほか、資金の逃避先としての見直し買いも見られるようです。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はインベステック調査情報グループの森成俊さんにお話を伺いました。


金相場は現在需給というよりは、金融要因で変動しています。
リスクオフムードが高まったことで、足元では金が上昇したのですが、
ここからの注目はなんと言っても週末4日に発表される米雇用統計と
9月16、17日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)。
9月後半にかけ、ドル安が進むようならば、1,160ドル超えから
1,200ドル向けての再上昇期待膨らむ局面です。

8月の米雇用統計の事前予想は
失業率が前月の5.3%から5.2%に低下。
非農業部門の就業者数は前月比22万人の増加予想。
(前月は同21万5000人増)予想。


金融市場は大きく混乱していますが、FRBが9月の利上げの可能性を
排除していなことから今回発表される8月の雇用統計の数字は重要です。

1ヶ月前から比べると金市場のセンチメントは随分変わりましたが、
中期投資資金の流出に歯止めがかかり微増傾向にあります。
世界12カ国に上場する投資信託(ETF)の金現物保有高は9月4日現在、
1,009.38トンとなり、7月末現在の1,001.22トンから微増となりました。

ヘッジファンドなどの動向ですが大口投機家の買い越しは
5月19日に12万2,621枚まで急増していましたが、
6月以降は減少の一途を辿り7月28日現在、2万4,465枚まで減少していました。
8月に入ってからは増加に転じ、8月25日現在、7万0,733枚まで増中。

金価格には明るさが見えてきたのですが、プラチナ価格は鈍く、
プラチナはユーロ圏、中国の景気低迷による需要減少、
生産国の南ア、ロシアの通貨安による供給増加から
8月4日にドル建て現物価格ベースで2009年1月以来の安値となる
941ドルまで下落しました。その後は下値を切り上げているものの、
金とプラチナの価格が逆転現象は継続しています。

ここからの展望は?
森さんに伺っています。詳しくはオンデマンド放送で森さんの
解説をお聞きくださいね。


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金融混乱も原油はそろそろ底入れか?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2015.08/26 大橋ひろこ 記事URL

中国発の金融混乱でボラティリティの高い相場が続いています。

株式市場の崩落、為替市場ではこれまでの長いトレンドであったドル高が逆流、ドル円相場も24日月曜1日で6円もの急落をみせました。中国の景気懸念が発端であることから資源国通貨は軒並み安となっており、全面ドル安ということではないのですが、これで米国の9月の利上げ観測は著しく後退してしまいました。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティー インテリジェンス 代表取締役社長 近藤雅世さんにお話を伺いました。

近藤さんは、米国の9月の利上げはほぼない、と解説くださいましたが、
この金融混乱が引き起こされる前から、米国利上げ思惑を材料にして
進んだドル高がコモディティ市場の長期的下落を引き起こしていました。

WTI原油価格はとうとう37ドル台にまで下落しています。
リーマンショック後のショック安で付けた安値が33ドル台。
ということで、歴史的な安値が近づいています。

近藤さんは、リーマン後の安値は暴落で付けたショック安であり、
現状価格は下げすぎだと指摘。

原油市場において投機筋ポジションも3月24日の過去最大レベルにまで
積みあがっており、ちょっとしたきっかけでスケールの大きい
ショートカバーが引き起こされる可能性があるとして
そろそろ下げ止まるとお話くださいました。

そのきっかけが何かはわからないとしながらも、
この原油安で赤字国債の発行にまで財政状況が悪化したサウジアラビアが
OPECの減産の可能性を匂わせただけでも、相場は急騰するとしています。

また、金も同様にショートポジションが積みあがっていたことから
今回の危機でショートカバーが引き起こされたために
金高となる局面があったと近藤さん。

金の上昇はショートカバーによるもので、リスク回避で資金が金に
流入したのとは異なるとし、金トレードのポイントについても
解説くださいました。東京金はドル円相場の動向も重要となってきます。

ここからのポイント、詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説を
お聞きくださいね。

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電力先物市場はなぜ必要?!2015年電力小売自由化に向けて [大橋ひろこコラム]
2015.08/19 大橋ひろこ 記事URL

来年4月に電力の小売が全面的に自由化されます。一般家庭や商店、事業所も自由に電力会社を選ぶことができるようになるのですが、まだ課題もあるようです。今日は、期待される電力の小売市場の活性化のために創設される「電力先物市場」についてです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はリム情報開発 電力チーム記者 戸塚雅美さんにお話を伺いました。

新たに自由化される50kW未満の低圧市場は7兆5,000億円程度ですが、
小売市場の活性化の前提となる電力の「卸売市場」の規模はまだまだ小さいのだそう。
卸電力市場の取引量は2014年度で126億キロワット時。
大手電力の販売量、8,554億キロワット時の1.5%に過ぎません。

ちなみに海外の電力消費量に占めるスポットの割合をみると、
2011年の段階で、
英国が17.3%。米国最大の市場であるPJMが20%程度。
フランスの電力取引所が32.1%、ノルウェーなど北欧4ヵ国が加盟する
ノードプールでは75.5%に達しています。日本はまだ1・5%...。

 大手電力以外の電力小売業者が小売市場に参入し競争が
盛んになるためには、商品である「電力」の円滑な調達が重要なのですが...。

このうち北欧やドイツでは、先物を含む電力のデリバティブ市場が
始まった後、スポット取引の拡大にも弾みがついたということで、
日本でも電力先物市場の創設が求められているのです。

現状、日本の卸電力取引所では先渡取引がありますが、
残念ながら取引は活発ではないようです。
つまり、現状では日本の卸電力取引市場には有効なヘッジ手段がない状態。
ヘッジ手段がないと価格変動リスクが大きいため、
参加者が広がりにくいという面があるため、先物市場の創設が急務というわけです。

電力先物市場協議会が7月6日に発表した報告書によりますと、
電力先物市場の枠組みは以下の通り。

(1)対象となる商品: (a)24時間の電力、(b)平日の8時~18時の電力
(2)対象期間   : 1ヵ月後から1ヵ月単位、最長15ヵ月先
(3)価格     : 全国統一
(4)決済方式   : 差金決済

上場する電力は、24時間の電力(ベースロード)と、
平日の8時から18時までの電力(日中ロード)の2種類を想定。

 24時間のベースロードでは1ヵ月分の電力をまるごと取引します。
一方、日中ロードは、1ヵ月の中で月曜日から金曜日の
8時から18時までの電力を部分的に取引します。
8時から18時までは夜間に比べて電力の消費量が多く
変動幅も大きくなります。夜間よりもヘッジニーズが高い時間帯です。
一方、土曜と日曜は、工場など産業設備の稼働率が低下するため
電力消費量は減少し、平日と比べるとヘッジニーズも少なくなります。
こうしたことから、ヘッジニーズが高い日中ロードを
ベースロードとは別に用意するのですね。

先物市場での活発な取引は歓迎されても、
行き過ぎた投機によって実需と極端にかけ離れた動きになってしまうと、
経済に悪影響を及ぼしかねないということで、
過度な価格の変動・マネーゲームを避けるため、防止策も備える予定だそうです。

今後電力先物市場が、他の商品市場の拡大につながる可能性もあります。

電力を先物市場に上場している欧米の取引所では、
発電用燃料としても利用される天然ガス(LNG)や石炭の先物市場が存在します。

液化天然ガス(LNG)を燃料にして発電している企業は、
LNGの仕入れ価格と電力の販売価格をそれぞれ先物取引で確定しておけば、
あらかじめ事業の利益を確定することが可能になります。

 実際、欧米ではこうした取引が盛んなのだそう。
LNGと電気の価格差はスパーク・スプレッド、
石炭と電気の価格差はダーク・スプレッドと呼ばれ定着しているのだとか。

日本も電力の先物に加えて、LNG先物の上場も政府の目標になっています。
2014年のエネルギー基本計画には、
「LNG先物市場についての検討を含め、
国としても積極的に支援を行っていく」との方針が盛り込まれています。

電力先物市場が成長すれば、LNG先物、あるいは石炭先物いった
他の商品市場の拡大に発展していく可能性もあるのですね。

詳しくはオンデマンド放送で戸塚さんのお話をお聞きくださいね。


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人民元切り下げで波乱の商品市況 [大橋ひろこコラム]
2015.08/12 大橋ひろこ 記事URL

中国の人民元切り下げのサプライズはあらゆるマーケットへと波及しています。原油や銅などの一次産品が新値を取って下落更新となるなか、金だけが底堅く下値を切り上げています。

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しれない、としながらも、ショートカバーである可能性が強いとしています。

テクニカル的には上昇の半値押し水準を割り込んでしまっており、
まだ底入れ確認には時期尚早だとして、
テクニカル的に3分の2押し水準まで想定するなら800ドル台までの
安値も否定できないとお話くださいました。

また、日本ではプラチナ地金販売が好調のようです。
7月は前年同月比で32倍ものプラチナが売れたそうですが、
金よりも価格が安いことで割安感がありますね。

しかし、中国の新車自動車販売は4カ月連続減少しており、
7月は前年同月比で7.1%減の150万台しかありませんでした。
4か月連続で減少するのは2000年以降初めてのことです。

決して需要が喚起されている局面ではないのが気がかりですが、
自動車といえば中国がタイヤ需要の4割を持占めることで気になるゴム。

中国の需要減という需要の弱さもさることながら、
ゴム生産地の通貨安もゴム価格下落の一因となっているようです。


マレーシアリンギは8月6日時点で1ドル=3.88リンギと
1998年以来約17年ぶりの低水準を記録しました。

このマレーシアリンギの急落に追随するように、
タイバーツやインドネシアルピアなどの周辺国通貨も下落が強まっています。
タイバーツもドルに対し2009年5月以来6年ぶりの安値圏まで下落中。

タイの場合は、ドル高という共通要因のほかに、
30年ぶりと報じられている記録的な大干ばつが
タイ経済に大きな打撃を与えると観測されていることも背景。

タイ北部の干ばつはタイの主幹産業である米作の減産と
農家の収入減につながると予想されており、それが株安、
通貨安を招いているとみられています。


タイバーツ安やマレーシアリンギ安、インドネシアルピア安
で警戒しなくてはならないのは、それらの国々が天然ゴムの主要な生産国であり
この3カ国が世界の天然ゴム生産の約7割を占めるということと、
これらの生産国の通貨安が自動的に天然ゴム価格を押し下げることにあります。

1997年のバーツ危機、アジア通貨危機の際、天然ゴム価格は大きく値下がりしました。

輸出国にとって通貨が下がれば輸出価額を引き下げても相殺されるわけで
ほぼ自動的に輸出価格は安くなてしまいます。
従って、最近のバーツ安は中国や日本向けを中心とした
RSSやTSRの対外オファーを安唱えさせ、
またインドネシアも同様にルピア安により
中国や米国向けを中心としたTSRの対外オファーも安くさせてしまうのです。

商品市場の下落はまだまだ続く・・・?!

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホールにて開催。

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CRBインデックス12年ぶり安値  [大橋ひろこコラム]
2015.08/05 大橋ひろこ 記事URL

国際商品の総合的な値動きを示すロイター・コアコモディティーCRB指数が3日月曜日、前週末比3.27ポイント低い199.30と、2003年5月2日以来、約12年ぶりの安値を示現しました。CRB指数はニューヨークやロンドン、シカゴ先物市場に上場する原油、金、銅、アルミニウム、小麦、トウモロコシ、コーヒーなど19品目で構成するものですが、これまでのサポートであった2009年のリーマンショック後の安値である200.34ポイントを下回ってしまいました。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はインベステック調査情報グループの森成俊さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

中国や新興国の需要減退に加えて
アメリカの利上げが近づいているということで
ドル高基調が続いており、需給要因と金融要因の両輪が
弱材料という環境が続いており商品市況の低迷に繋がっています。

特に金価格は、6~7月のギリシャリスクや中国株下落リスク時にも
資金の逃避先としての上昇がみられなかったことが
更なる弱気に繋がっているようです。

ドル建て現物価格ベースで7月月27日には1,077ドルまで下落し、
2010年10月以来の安値に沈みました。
1,077ドル割れとなると、1,050ドルが下値目標となり、
1,050ドル割れとなると、2010年2月の安値1,045ドル、
1,000ドルの節目を目指す展開に・・・。

また、ファンドの手口が話題で
二ューヨーク金市場での大口投機家の買い越しは
5月19日に12万2,621枚まで急増していたのですが、
6月以降は減少の一途を辿っており7月28日現在では2万4,465枚まで減少。
オプションやその他投機家ポジションを合算すると売り越しに転じており、
ファンド勢は金価格の先安観を見込んでショートを積み上げているようです。


7月28,29日開催のFOMCでは9月の利上げ観測が強まっていますが
今週は7月の米雇用統計の発表が注目です。
強気の数字が出ると、9月利上げ観測がさらに強まり、
ドル高から金が売られやすい環境になるとみられます。


事前予想は失業率が前月と変わらずの5.3%。
非農業部門の就業者数は前月比22万5,000人の増加に微増予想。


また、金よりも希少性が高く価格も高いはずのプラチナが安く、
金とプラチナの価格が逆転現象が続いています。
プラチナはユーロ圏、中国の景気低迷による需要減少、
生産国の南ア、ロシアの通貨安による供給増加は継続しており、
需給が緩いのが下落の大きな原因となっています。

プラチナのここからの見通しは?
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

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ここで『コモディティ・フェスティバル2015 in 東京』のお知らせです。

9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホール
10月3日土曜日、大阪・大阪ハートンホール

今年は東京・大阪で開催です。

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