米株高と金高続く背景~リスクは去っても金高続く?! [大橋ひろこコラム]
2017.09/14 大橋ひろこ 記事URL

ドル建て金価格は1360ドル近辺まで上昇。米国債務上限問題やハリケーン上陸による被害、北朝鮮との有事リスクなどでリスク回避ムードが強まった9月第2週、ゴールド価格は強含みとなりましたが、9日建国記念日に北朝鮮に動きがなかったことや、米債務上限問題も12月まで先送りで合意されたことなどを背景にリスク回避ムードが緩み、金価格も上昇の勢いを失っています。ここから再上昇の可能性は?!


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんにお話を伺いました。


北朝鮮による挑発は続いており、金市場が暴落するような地合いにはないものの
米国株式市場ではダウが史上最高値を再度トライする値動きとなる中、
ゴールド市場にのみ資金が逃避するというような環境ではないようです。


トランプ政権の政策運営の評価は低いものの、米国のインフレ指標が冴えない中
米国の年内追加利上げの思惑がすっかり後退しており、ドル安基調が続いています。
利上げを急がないと思われることが米株にもゴールドにも買い材料となっているものとみられます。


ETFの金現物保有高は今月13日現在、1,173.94トン。7月末の1,128.16トンから約4%増加。
先物市場の短期筋の買い越しは9月12日時点で58万0,606枚まで増加。
7月25日の9万0,831枚から15万枚以上の増加しており、
8月からは投機資金流入の新規買い主導の上昇局面が続いています。
こうした足の速い資金の手仕舞いによる急落には留意しておく必要があります。


金とプラチナ価格の逆転現象が長期化していますが、それよりもプラチナとパラジウムの
価格差の縮小のほうが話題。プラチナとパラジウムとの価格差が約25ドル程度まで縮小。
年初はプラチナ901.50ドルに対し、パラジウムは680ドルで221.50ドルの価格差がありましたが、、、。

詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

さてこの夏開催された第1回TOCOMリアルトレードコンテスト!! 結果が出ました!

1位 いそでんさん  296.37%
2位 花火      229.07%
3位 東亜より    215.25%

以下 20位までの入賞者をTOCOMのHPにて発表。
https://tocom-realtrade.com/ranking/ranking-first/

300%近いパフォーマンスってホント凄いですね。
第2回開催にもご期待ください。

ドル安でも上値重い原油、ここからのポイント [大橋ひろこコラム]
2017.09/07 大橋ひろこ 記事URL

ゴールド価格が上昇しています。北朝鮮問題など有事への警戒、トランプ政権の運営能力への不安心理が、金への逃避を促しているものと思われますが、同時に米株も高値圏にとどまっています。米株高でゴールド高、、、この背景には何があるのでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエモリキャピタルマネジメント代表取締役 江守哲氏に
お話を伺いました。

江守さんは株高金高の背景にはドル安がある、と指摘。
ドルインデックスは2017年に入ってから8カ月下げ続けています。

これは裏を返すとユーロが8ヵ月連続上昇している、ということでもあります。
今夜9/7のECB理事会には緩和縮小開始時期についてドラギ総裁の声明に注目が集まっていますが、
理事会を前にユーロが強含み始めており、思惑で動き始めています。

江守さんは金に強気スタンスを継続してきましたが、
ここからのポイントも伺っています。


ドル安なら原油価格はもっと上昇していてもいいのでは?
という気がしないでもないですが、WTI原油価格は51ドル近辺が
キャップされ上値が重い展開が続いています。

米シェール生産の増加が心理的圧迫要因となっていますが、
OPECと非OPECが協調で減産を実施し、その遵守率が高い状況が
継続しているというのは過去例を見ない状況の中、
原油は割安に放置されているというのが江守さんの見解。

来年には世界の需給もリバランスすると予想されていますが、
ここからのポイントは原油の世界在庫減に投資家らが
気づいた時に、急に動き出す可能性を否定できないとか。

詳しくはオンデマンド放送で江守さんの解説をお聞きくださいね。

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「コモディティ投資をじっくり学べる一日」

9月23日土曜(東京)

東京商品取引所ほか主催「コモディティ・フェスティバル2017」が開催されます!


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ハリケーン被害でガソリン高騰、またもハリケーンイルマ接近中 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2017.09/06 大橋ひろこ 記事URL

この12年間に米国に上陸したハリケーンの中で最も強いハリケーン「ハービー」により製油所が打撃を受けたことで、一部操業の停止などに追い込まれたことでガソリン価格が急騰。9月1日時点で300万バレル/日の精製能力(全米の約16%)と32万バレル/日の原油生産能力(メキシコ湾岸地域の約18%)が操業停止となっています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

これを受けて米エネルギー省(EIA)は8月末に戦略石油備蓄(SPR)100万バレルを、
更に翌9月1日に350万バレルの放出を決定しました。合わせて最大450万バレルの備蓄放出です。
米国の戦略備蓄在庫の放出は2012年以来5年ぶりのことですが、
米国の石油消費量は日量2000万バレルもあり、これに対し450万バレルはあまりにも少ないことから
ガソリン価格高騰を鎮静化するには至っておらず、価格は乱高下。

しかも大西洋東部で強力なハリケーン「イルマ」が発生し、カテゴリー5へと勢力を強めています。
これがフロリダに上陸する懸念が出てきており、これがまた製油所が密集するエリアを直撃すれば
さらなる価格高騰につながるとの思惑も出てきているようです。

※ちなみにSPRの備蓄量は6億7888万バレル(8月25日現在:米国内消費の33日分に相当)、
これに対する今回の備蓄放出量はわずか0.7%相当に過ぎません。。。

また、ゴム価格も上昇しています。

小針さんによると、インドネシア政府の農産物とロシア政府の戦闘機とで、
政府間のバーター貿易協定を交わしたと報じられたことも
今後価格に織り込まれる可能性があるとか。

インドネシアがゴムやコーヒー豆、パームオイルなどを輸出するのに対し、
ロシアは戦闘機Su-35(スホイ35)を輸出する物々交換の協定で、
インドネシア商業省が明らかにしたところでは、ロシア戦闘機Su-35を11機購入する
金額11億4000万ドルのうち、半分を現金で支払い、残る半分の5億7000万ドル相当分を
農産物の現物支給とする契約。

ロシアはウクライナ情勢をめぐる欧米の経済制裁に対抗するため
欧米からの農水産物の輸入を禁止する政策を採っているため
インドネシアからの農産物の輸入に前向き。
一方、インドネシア政府は老朽化していた戦闘機F15を最新機に入れ替えることができるため、
双方の思惑が合致したということのようですが、

5億7000万ドル相当分の農産物のうち、天然ゴムが占める割合に注目が集まっています。
仮に、全体の3分の1をゴムが占めるのであれば、金額ベースで1億9000万ドルの貿易量。
数量ベースでは理論上約11万3000トンに相当するゴム量が取引されることになります。

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。



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「コモディティ投資をじっくり学べる一日」

9月23日土曜(東京)

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ゴールド1300ドル上昇~プラチナとパラジウム価格差縮小 [大橋ひろこコラム]
2017.08/31 大橋ひろこ 記事URL

金が上昇しています。COMEXのドル建てゴールド価格は1300ドルの大台に乗せ、昨年11月の米大統領選挙時につけた高値1,336ドルが次の高値目標となっています。ドル安が続いているだけでなく、有事リスクへの警戒、トランプ政権への不安などが金市場への資金逃避を招いています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんに
ゴールド市場の現状と今後について伺いました。

9月19、20日のFOMCで利上げ見送りの公算が一段と強くなれば
ドル安がさらに進むことが想定され、
金には追い風となりますが、すっかり後退してしまっている利上げ思惑が
再浮上する内容となればドルの巻き返しも否定できません。
また9月は債務上限問題などトランプ政権には課題が多く
政府機関の閉鎖などがあるようなら金買いが加速するとの見方が金価格を支えているようです。

金ETFの金現物保有高は今月30日現在、1,151.73トン。
7月末の1,128.16トンから約2%増加。
6月末の1,188.78トンは下回っているが増加基調を回復しています。
ヘッジファンドなどの短期筋のポジション、買い越しは今月22日現在、20万8,438枚で、
約1カ月前の7月25日の9万0,831枚から倍以上の増加を示しています。
短期、中長期資金とも7月の流出から流入に転換。
7月は買い戻し主導の上昇となりましたが
8月は新規買い主導の上昇であった可能性が濃厚です。

東京金先物価格は、3月以降、4,403~4,553円のレンジ相場を形成していましたが
8月29日にレンジブレークし、31日に4,627円まで上伸、
2015年7月以来、約2年ぶりの高値を更新しました。
チャートからは2015年6月の高値4,794円を目指す展開となっています。

金とプラチナ価格の逆転現象が長期化していますが、今後はこのサヤ縮小するでしょうか。
プラチナについても伺っています。詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

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「コモディティ投資をじっくり学べる一日」

9月23日土曜(東京)
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5年連続豊作の穀物市場、種子改良で単収増の影響も [大橋ひろこコラム]
2017.08/23 大橋ひろこ 記事URL

小麦の作付面積が5000万エーカーを切る見通しというのは108年ぶりのこと。2017年の小麦生産のあまりの減少見通しに、生育に問題が出れば価格高騰は必至との思惑が強まった春先。実際に小麦の生産地で雨がなく天候が干ばつ気味となったことで小麦相場が急騰、この影響が大豆やトウモロコシにも及ぶとの思惑で、大豆やトウモロコシ相場も急伸する局面があったのですが、天候相場が終了し、価格は完全な行って来いとなり上昇前の価格より安くなってしまっています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はコンチネンタルライス代表取締役 茅野信行氏に
穀物相場の現状と今後の見通しを伺いました。

天候リスクを織り込む上昇は思惑で形成されたに過ぎず、
生育にとって重要なトウモロコシの受粉に問題がなかったことで、
(この時期が重要な天候相場期。悪天候に見舞われれば不作となるリスク)
天候による被害はほとんどないとみられています。5年連続の豊作はほぼ確定。

期待で上昇した価格は一転反落、下値を切り下げる値動きが続いています。

茅野さんは、本格的需給相場となる11月くらいまでは、値動き乏しいながらも
下値模索の展開が継続する可能性を指摘。
9月23日頃からトウモロコシの収穫が、
10月5日頃から大豆の収穫が始まります。

収穫期は「ハーベストプレッシャー」と言って収穫した穀物が市場に出てきます。
マーケットは農家の売りになさられることから売り圧力が強まり、
価格が下落しやすい時期。価格の一段安に警戒が必要です。

茅野さんは5年連続の豊作は過去に例がない、と指摘しながらも
遺伝子組み換えの技術により不作になりにくくなったとお話くださいました。

茅野さんが穀物メジャーにいた1984年、トウモロコシは1エーカーあたり
18000株程度作付けされていたそうですが、昨今では同じ1エーカーに
32000株ものトウモロコシが作付けられるのだとか。

種子の改良によって単収が上がっているのです。
つまり生産効率が上昇しているんですね。

こうした技術革新が不作となりにくい穀物を作り上げています。
余程のことがない限りこれまで4年も続いた豊作による在庫の余剰感が
払拭されることもないでしょう。穀物は今後も低位安定が続くと見込まれています。

詳しくはオンデマンド放送で茅野さんの解説をお聞きくださいね。

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「コモディティ投資をじっくり学べる一日」

9月9日土曜(大阪)、そして9月23日土曜(東京)

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2017年5年連続豊作か?!穀物相場反落続く [大橋ひろこコラム]
2017.08/17 大橋ひろこ 記事URL


春小麦相場が干ばつの影響で2年振りに5㌦を突破する急騰を見せたことから、天候リスクが他の穀物にも及ぶとの懸念から、大豆は7月11日に1㌴=10.27㌦と5カ月振りに10㌦台を回復、トウモロコシもほぼ1年振りに4㌦台に乗せる上昇を見せましたが、足元では大豆、トウモロコシともに反落し下落が続いています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は資源・食糧問題研究所 代表 柴田明夫氏にお話を伺いました。

トウモロコシは7月の受粉期に大きな問題はなく、
8月の天候も一部に高温乾燥天候が残るも、
大きなリスクではないようです。

◆8月の需給報告はトウモロコシが下方修正、大豆が上方修正

大 豆 :単収48.0→49.4bu  生産量 42.60→43.81億bu
トウモロコシ:単収170.7→169.5bu 生産量142.55→141.53億bu

7月に上昇していた大豆・トウモロコシは
8月の需給報告を受けて急反落となりました。

米海洋大気庁(NOAA)は、
「気温は例年より低めで、大豆の着サヤにとっては好都合な天候」
を予想しており、9月の米農務省需給報告では、
大豆の単収がさらに上方修正される可能性があります。

その場合、在庫を含めた供給圧力が一段と強まり、
大豆は9㌦の下値を試すことになろうと柴田さん。

需要は旺盛ですが、4年連続の豊作で在庫が潤沢にあることから
不作にでもならない限り、価格の上昇は見込まれません。
現状では5年連続の豊作となる見込みです。

しかしながら、豊作続きで農家の収入も低下の一途。
現時点で穀物の生産コスト割れの状態です。

大豆は9㌦、トウモロコシ3㌦前半が長期的なフロアーであり
このレベルはサポートされるものと思われますが、、、。

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。



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「コモディティ投資をじっくり学べる一日」

9月9日土曜(大阪)、そして9月23日土曜(東京)

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原油市場、ファンダメンタル分析は機能しなくなるのか [大橋ひろこコラム]
2017.08/16 大橋ひろこ 記事URL

5~6月、WTI原油価格は50ドル台から41ドル台へと10ドル近くの下落を見せました。この間。米国原油在庫が減少に転じていたにもかかわらず、、、です。原油市場では毎週発表される米国原油在庫が価格変動の材料とされていますが、足元では米原油在庫とWTI原油価格の逆相関が崩れています。ファンダメンタル分析は機能しなくなったのでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットエッジ代表取締役 小菅努氏にお話をうかがいました。

小菅氏はCFTCが公表したレポートをご紹介くださいました。
今、原油市場ではATS取引、いわゆるコンピュータートレード比率が
63%にまで高まってきているのだそうです。アルゴリズム取引やHFTと言われるような
機会による取引ボリュームがここまで増えてきているのかと戦慄を覚えますが、
小菅氏は、こうした取引はあまりファンダメンタルを分析を織り込んでいないのではないか、
と指摘。人間による裁量での取引とは違ったモデルで市場が動いている可能性が。
なかなか興味深いレポートです。

さて、ここから。

7~8月はリバウンド、再び50ドル台にタッチした原油価格ですが、
やはり50ドル台からの上昇は難しいようで、反落基調へ。
40~55ドルでのレンジ相場が長期化しています。

40~45ドル台では米シェール生産のリグ稼働数、産油量減少が確認
されていますが、シェール企業の設備投資減少、新規投資抑制で
安値限界は確認できたと小菅さん、下値は40~45ドルで堅いとみられます。

しかし、1~2月の50~55ドルはリグ稼働数の増加ペース加速を
促した経験があり50ドル台となれば生産増の警戒感。

価格が大きく上がる材料には乏しいのが現状ですが、
サウジアラムコが9月の出荷を大幅削減との報道があり、
これが実現するならば原油在庫減少は加速し55ドルブレイクの可能性も。

詳しくはオンデマンド放送で小菅さんの解説をお聞きくださいね。

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天然ゴム相場は底入れしたか [大橋ひろこコラム]
2017.08/10 大橋ひろこ 記事URL

東京ゴム相場、ゆるやかなテンポではあるものの上昇気流に乗っているようにみえます。依然として需要の弱さが底流していることから本格的な上昇に及ぶかどうか不透明感はあるものの、日を追うにつれ下値を切り上げる動きを維持、果たしてゴム相場は底入れしたと言っていいのでしょうか。



ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

足元のゴム高の原因は、天然ゴムの生産大手が協力し
輸出削減策を取り入れる動きが出てきていることを織り込んでいると小針さん。


マレーシア、インドネシア、タイの生産国らが価格を安定化させるため
10%から15%の輸出削減、あるいは生産調整を検討するため
9月15日にタイで会合を開く予定となっているのです。
これがわかっているために、下値を売り込む向きがいなくなったとも
言えますが、これを材料に上値追いの展開を期待できるでしょうか。

小針さんは、同じ主旨の会合は6月にも開催されたが、
インドネシア政府が輸出削減策に対し消極的となったため
物別れに終わった経緯があるとし、期待値はそれほど大きくないと指摘しています。

またオートデータがまとめた7月の米新車販売台数は141万5139台で
前年同月比7%の減少。前年比割れは1月から7カ月連続となり、
米自動車産業全体が減速していることが確認できるほか、
中国の新車販売台数も今年上半期は前年同期比3.8%増の1335万4000台となり
前年比プラスは維持したものの、2年ぶりに一桁の伸び率にとどまっています。
2015年秋からの小型車減税により2016年通年で前年比13.7%増となりましたが
急減速ともいえるでしょう。

自動車販売件数が伸び悩むということはタイヤ需要が伸びない、
ということでもあります。さてここからのポイントは?!

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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2017年上期の相場検証と今後の展望 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2017.08/09 大橋ひろこ 記事URL

昨日今年初めを100とした指数で今年前半を検証してみると、今年に入ってドル安が顕著だったことが確認できます。1月からドルインデックスは▲9.5%下落していますが、ユーロドルが+13.4%上昇しているのを始めとして19通貨中17通貨がドルに対して高くなっています。タイバーツや韓国ウォンなどのアジア通貨や豪ドル、カナダドル、南アランドなどの資源国通貨などほぼ全部がドルに対して高くなりました。さて、ここから下期はどのような相場となるでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日はコモディティー インテリジェンス 代表取締役社長の
近藤雅世さんにお話を伺いました。

同様に検証してみると今年は世界の株価が大きく上昇しています。
米株ダウ平均が史上最高値を更新しており、非常に強い印象ですが、
近藤さんはダウは18市場中8位とほぼ真ん中で、
最も値上がった香港ハンセン指数や、インドセンセックス指数は
それぞれ25%と21%。ダウ平均株価の値上がりはその半分以下の
11.2%にしか過ぎないということです。


またコモディティ市況を見ると金は年初から8.3%上昇していますが、
原油は年初の55ドルにまだ追いついておらず
50ドル台を値固めできずにいます。


米国の在庫は8週間連続で減少しているのが強気の要因ですが、
それをOPECの輸出増が打ち消して仕舞っているのが現状。


金も原油も結局はレンジ相場が続いていますが、ここからの見通しは?!


また、天候相場で価格の高騰を見込んで上昇していた穀物市場ですが
天候相場は不発に終わったようです。
足元の穀物の作況、そして今後の見通しを近藤さんに伺いました。


詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。

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「コモディティ投資をじっくり学べる一日」

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原油の膠着相場続く一方で銅価格が上昇 [大橋ひろこコラム]
2017.08/03 大橋ひろこ 記事URL

アメリカの株式市場ダウ平均株価は、連日の最高値更新が続いていますが、日本株はもみ合いが続き、コモディティ市場も年初からみると大きな動きはなくレンジ内での取引が続いています。FRBが追加利上げにやや慎重な姿勢をみせるようになっていることや、ECBが量的緩和のテーパリングを進める姿勢を示していることもあって、ユーロは対ドルで2年半ぶりの高値をつける動きとなっており、ドル安が進んでいます。ドル安はドル建てで取引されるコモディティの押し上げ材料ですが、年後半のポイントは何でしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員 芥田知至さんにお話を伺いました。


OPEC総会が開催された5月25日に、需給引き締まり期待から原油価格は
一時52.00ドルまで上昇しましたが、産油国による協調減産の延長が決定された後は、
材料出尽くし感や供給増加観測などから下落に転じ、
6月21日にはWTIで42.05ドル(2016年8月以来)まで反落となりました。

足元では、7月24日にOPEC加盟・非加盟の産油国が
協調減産の実施状況を点検する共同閣僚監視委員会を開催してから反発しています。
追加的な原油生産の抑制策を打ち出すのは、難しいとの観測で、あまり期待がなかったのですが
予想外に追加の原油生産抑制策が出てきたことが評価されているようです。

1、 サウジアラビアが8月の原油輸出量を前年同月比約100万バレル抑制する意向を表明
2、 減産合意の適用を免除されてきたナイジェリアの産油量を現在の日量180万バレルから
増加させないこと、将来的に減産を行うことで合意。

これらが原油需給の引き締まり観測につながったとみられます。

また、24日、石油サービス会社ハリバートンのCEOが、
米石油掘削リグの稼働数に頭打ちの兆しがみられると述べたことや、
米独立系石油・天然ガス会社のアナダルコ・ペトロリアムが
2017年度の設備投資を削減する意向を示すなど、一部では、
米国シェール原油生産の鈍化につながる動きも出始めていることも材料視されました。

今後米国では、ガソリン需要がピークアウトする時季に差し掛かりつつあるりますが、
シェールオイルなど原油生産量の鈍化観測が生じてきており、
大幅な需給緩和観測にはつながりにくいと芥田さん。
OPEC加盟・非加盟の産油国動向についても、サウジアラビアに続き、
アラブ首長国連邦も原油輸出削減の意向を示すなど、協調減産の求心力を保っています。

しかしながら過剰な石油在庫を抱える状況がすぐに解消される見込みはなく、
原油相場の上値は重く、年後半も下値40ドル程度、上値60ドル程度とする
ボックス圏が長期に渡って続きそうな状況は変わらないとの見方が大勢です。

世界景気の先行指標として注目されることも多い銅相場が、
節目である6,000ドルを超えて堅調に推移しています。

銅はドルとの逆相関の度合いが最も強いコモディティとされることもあると芥田さん。
足元では、ドル独歩安の様相にて、金融要因が最も大きいとみられるのですが、
銅の最大消費国である中国需給の先行きについて安心感が出てきているのだそうです。

自動車販売は、小型車向けの自動車取得税の減税が縮小されたことを受け鈍化しています、
前年並み前後の台数は維持。不動産市場は当局が過熱抑制に向けた規制強化策を講じる一方で、
市場を過度に冷え込ませることも回避できており、
電力インフラの建設が、中長期的に継続する見通しに変わりないことが
改めて材料視されているという側面もあるようです。

今後の銅価格展望は?!
中国や米国の景気は、銅相場の一段高を支援するほどの力強さがあるでしょうか。
芥田さんに伺っています。詳しくはオンデマンド放送で芥田さんの解説をお聞きくださいね。



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