今年中にやっておくこと [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2013.12/24 山本郁 記事URL

今日のテーマは「今年中にやっておくこと」
何かと忙しい師走ですが、投資でもやっておかなくてはならないこと...いっぱいあるんです。
しかも、明日までにやらなくちゃいけないことも!!
株式の売却益への税率を10%(復興特別所得税込み10.147%)に抑えた「証券優遇税制」がいよいよこの年末で廃止になり、来年からは本来の20%(復興特別所得税込み20.315%)に戻りますが
軽減税率で利益を確定したいなら、明日中に売却しなくてはなりません。株式の売買成立から受け渡しまで3営業日かかり、税金は受渡日に発生する仕組みになっているからなんです。つまり今年最後の取引日の30日を受渡日とするには、明日、25日までに売却していることが必要...というわけなんです。
明後日以降の売却になると受渡日は年明けになってしまい、売却益に20%(復興特別所得税込み20.315%)の税金がかかってしまうことになるんです!!
忘れていたという方、急いで下さいね。
日頃使っているメインバンクではなく他の金融機関に個別銘柄が置いてある方は、忘れがちなのでちゃんとチェックしておいてくださいね。
また、その受け渡し日の関係で、NISAは明後日26日から取引が出来る金融機関もあります。
NISA一番乗りしたい...という方はどうぞ!
投資信託の場合は30日が優遇税制を受けられるリミットです。ただし、海外投信の場合は、すでにギリギリという可能性もあります。

その他にもまだまだやっておくことあります。
株主優待の期限が年末ってケースも多いです。
ポイントカードのポイントやクーポン券の期限も年末ってケースが多いですので要チェックです。
たとえ100円分、200円分でも、預貯金の利回りで考えると、100万円を定期預金に1年預けた金利とほぼ一緒です。
大きいです。無駄にしないでくださいね。

それから、先週の敷居の低いNISAの続きですが、100万円の軍資金がなくてもNISA口座での取引出来るんですよ!
先週のブログ
NISAを睨んで、最低購入代金の引き下げの動きもあります。
富士重工業(株)(7230)も、約30万円で買うことができるようになりました。
極端な話だけどNISA口座開設キャンペーンで2000円もらって、そのお金でNISAを始めることができるって話もありましたが
日経225mini(1578)でも一株単位で取引できるので、1316円(12月24日引け値)で買う事が出来ます。

来年の動きとしては、2014年秋から企業型の確定拠出年金で拠出限度額が引き上げられるようになる予定なのでマッチング拠出がしやすくなります。
マッチング拠出とは、確定拠出年金(日本版401k)に、社員が掛け金を上乗せ できる制度。
これを企業が導入すれば、税が優遇されているので有利ですよね。
使わない手はないでしょう!

年末年始、ご実家に帰られる方は、ぜひご家族でNISAについてもお話されて下さいね!!
野尻さんの詳しい解説はオンデマンド放送で。

ここでTOKYO GOLD FESTIVAL 2014のお知らせです。

ゴールドについて学び、ゴールドを体感するイベント「TOKYO GOLD FESTIVAL」が 2014年2月11日(火・祝) 東京・品川 THE GRAND HALLで開催されます。

特別講演は舛添要一さん。 そして豊島 逸夫さん、亀井幸一郎さん、池水雄一さんら ゴールドのスペシャリストが登場します。
総合司会は大橋ひろこさん。 豪華ゴールドグッズがプレゼントされる「おたのしみ!抽選会」もあります。

ご参加は事前申込制で無料です。 お申込は「TOKYO GOLD FESTIVAL」特設サイトからどうぞ!



NISA(ニーサ)・こんな使い方も [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2013.12/17 山本郁 記事URL
マーケットトレンド、毎週火曜日はこのラジオNIKKEI第2スタジオというラジオNIKKEIの中でも一番大きなスタジオからお送りしていました。
音が逃げないように野尻さんの後ろに見える黒いパーテーションでスペースを囲んで放送していたんです。

実はこのスタジオからお送りするのは今日が最後。
この赤坂1丁目界隈は来年から再開発が始まるため、近所のオフィスやお店は殆ど引越ししてしまって、ゴーストタウンのような雰囲気...。
ラジオNIKKEIも今の自転車会館から歩いて5分ほどの距離の虎ノ門のビルに引越しします。
今月いっぱいで撤退しなくてはならないので、機材の運び出しが少しずつ始まっているのです。
来週は月曜にお送りしているニュースルームからお送りします。

さて、師走の慌ただしい中ですがNISA口座、もう申し込まれましたか?
まだです...という方も、大丈夫!
何も1月1日からすぐに始めなくてならない決まりがある訳ではなく、NISA枠は逃げません。
大切なのは自分らしくNISAを使うこと!!
NISAって言うと「100万円まで非課税」とか「来年1月スタート」ってフレーズをよく耳にすると思いますが
この"100万円"とか、"1月スタート"って言葉ばかりが独り歩きして、100万円持っていなければならない...1月から始めなくてはならない...といった誤った先入観を持って締まっている人もいるようです。
今日は、NISAの固まりつつある誤った先入観を取り払うことが出来るよう、"自分サイズのNISA"、"敷居の低いNISA"というお話をして頂きます。

野尻さんの体験ですが、行きつけのサロンの美容師さんが、野尻さんが手にしていた雑誌のNISA(ニーサ)の広告を見て"NASA"(ナサ)と読んじゃったんですって。
野尻さん、ああ...我々の業界では今年のBIGニュースだったNISAも、世間にはまだ浸透しておらず、まだNASAの方がなじみがあるのか...と思ったそうです。
そして、非課税枠100万円の数字がでると、途端に"私には関係ない..."的な空気に。
ちゃんと説明をしてあげたら、「NASAからでも始められるNISA、始めてみます!!(笑)」って言って下さったそうですが、このようなケースは氷山の一角。
潜在意識で「100万円持っていないとNISAを始められない」と思っている方が多いのではないでしょうか?

極端なことを言ってしまえば、軍資金0(ゼロ)でもNISA始められます!
今、口座開設キャンペーンをやっている金融機関が多いですよね。
口座を開設すれば2000円プレゼントしますっていう所が多いようですが
例えばその2000円を投資資金にしてNISAを始めれば良いのです♪
2000円で投資なんて出来るの?!って思われるかもしれませんが、出来るんです!!
"単元未満株"という金額的に手の届きやすい株もあるのだそうです。
NISA、1月からすぐに始めなくてはならない訳ではないですが、キャンペーンに間に合うよう
出来れば今年中に手続き完了できるといいですね。
もし間に合わなかった方は、来年にもキャンペーンがあること期待しましょう。
注1:人によってはキャンペーンで貰った2000円を確定申告しなくてはならないケースもあります。
注2:口座開設の手続きに住民票が必要ですが、その発行に手数料がかかります。

そして、軍資金0まで行かなくても、少しは用意できるという方。
例えば10万円だったら用意できる人は、その10万円を回せばいいのです。
1か月に1回利益確定することを目安に考えて、利益確定したら利益部分を除いて、またその10万円で投資する...これを1年間に10回、これで非課税枠の100万円の投資という形にしてもいいのです。
勿論、10万円でなくても大丈夫。
自分の可能な範囲で自分サイズでNISA投資始めてみて下さいね!

NISA・のんびり始めるなら [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2013.12/10 山本郁 記事URL
今日のテーマは「NISA・のんびり始めるなら」って、間もなくNISA始まるのにのんびりしてていいの?って思われた方もいらっしゃるかも(笑)
もちろん、NISAスタートからしっかりNISA口座での取引を始めたい!!って方は急がなくてはいけませんが、必ずしもすぐに始めなくてはならない訳ではありません。
しかも、今日のテーマの"のんびり"が意図しているのは、「NISAを買った後の、中身との向き合い方」のこと。
のんびりほのぼのムードで向き合うなら、こんな中身にするといいよ!って話です。

そんなのんびり向き合える中身の一つとして、J‐REITをこれまで勉強してきました。
来春の消費税増勢で、不動産銘柄にも大きな影響はありそうですが
実物不動産は増税前の駆け込み需要の反動で、この先冷え込みがあることが予想されますが、J‐REITはまた別です。
J-REITは、エリアの中でも一等地と思われる競争力のある物件が組み込まれており、しかも築年数が浅い物件が多いことが特徴なので、むしろ賃料アップすることも十分考えられます。
ただ、注意しなくてはならないのは、"分散"を考えること!
NISA以外で、他のアセットクラスをしっかり持っている人なら、NISAの一年分くらいはJ-REITのみでオフィスとレジデンスを半々くらいで持つ...っていうのもアリです。
しかし、NISAが投資のすべてになる人、持ち家がある人、通常口座でJ-REITをすでに持っている...という人は、NISAを100%J-REITにすると自分のポートフォリオが全部国内不動産になってしまいます!!
分散は投資のお約束。
J-REITと好配当(高配当...と表記する方もいらっしゃいますが、ここでは好ましい配当で行きます♪)の銘柄を組み合わせるのが良いでしょう。

注目したいセクター、一つ目は、「商社」
円安がセクター全体に好影響を与えています。
今日の新聞にも載っていましたが「伊藤忠商事、配当性向25パーセントへ」
配当性向とは利益をどれだけ株主に配当するか という割合のこと。
三井物産、住友商事、三菱商事はすでに配当性向25パーセントになっています。
TPOIXの今の市場平均・単純予想平均の配当利回りは、昨日の終値ベースで1.58パーセント。
これを超えるのが好配当の目安として考えると、商社は
三井物産(8031)...3.67パーセント
三菱商事(8058)...3.21パーセント
円安基調で好配当。J-REITに並ぶインカム+キャピタル期待ができるセクターです。

もうひとつ注目されるのが「証券会社」
いちよし証券(8624)...3.24パーセント
極東証券(876)...5.36パーセント
配当だけに釣られてはいけないけれど、検討に値する好配当が期待出来そう。

この辺りのセクターを見つつ、通常の口座とのバランスもあわせて、NISAのポートフォリオを考えていきましょう。
そうすれば、ゆっくりと、ゆったりとNISAに向き合えますよ♪

尚、具体的な銘柄も上げましたが、あくまでも投資の最終判断はご自身でしてくださいね。

ここでTOKYO GOLD FESTIVAL 2014のお知らせです。

ゴールドについて学び、ゴールドを体感するイベント「TOKYO GOLD FESTIVAL」が
来年2月に開催されます。

「TOKYO GOLD FESTIVAL 2014」は2014年2月11日(火・祝)
東京・品川 THE GRAND HALLにて行われます。

 

登壇者は舛添要一さん。
そして豊島 逸夫さん、亀井幸一郎さん、池水雄一さんら
ゴールドのスペシャリストが登場します。

総合司会は大橋ひろこさんです。 

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NISA・配当に関する注意点 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2013.12/03 山本郁 記事URL
NISA...と聞くと、非課税!!ってイメージされる方が多いと思います。
確かに売却益は儲かっていれば非課税になります。
しかし、配当に関して言えば、一つ手続きをとらないと非課税にならない場合があるのです!?
"NISA口座で取引をすれば全て非課税...ではない!"ので気をつけなくてはなりません。

配当を非課税にするためには、"配当金の受け取り方"を選ぶときに
「株式数比例配分方式」を選ばないといけないのです。
これは配当金を証券会社の取引口座で自動的に受け取る...という方式。
便利だけど、口座に入ったお金が配当なのかキャピタルなのかが区別しづらいということと
直接受け取るのに比べて感動が薄れるということ。
昔から投資をしている人ほど気をつけて頂きたいのですが、昔は近くのゆうちょ銀行や郵便局に券面を持って行って直接受け取るという
「配当金領収書方式」をとっていました。
有価証券の電子化が導入されたときに多くの方が「株式比例配分方式」に切り替えたのですが、中には好んで「配当金領収書方式」を選んでいる方もいらっしゃいます。でも、それでは、売却益は非課税になりますが、配当は非課税にならないのです。
受け取り方を「株式比例配分方式」に変えなくてはなりません。
NISA口座を申し込むには、非課税適用確認書/非課税口座開設届出書/住民票の写し...この3つを提出しますが、それだけではダメ。
配当金の受け取り方が「株式数比例配分方式」になっているか必ず確認して下さい。
なお、NISAで「株式数比例配分方式」を指定すると、今まで開設していた口座での受け取り方式も同じ方式に自動的に変更されますので、それは理解しておいて下さい。

もうひとつ注意点があります。
投資信託の分配金には「普通分配金」と「元本払戻金」の2種類あることはおぼえていらっしゃいますか?
忘れた方はこちらをチェック!
元本払戻金は自分のお金が戻ってきているだけですから、そもそも課税の対象にはなりませんから
NISA口座で取引している投資信託の分配金が全て元本払戻金になったりしているとNISAの非課税の旨味を味わえません!!
どうぞご注意くださいね!!

野尻さんの詳しい解説はオンデマンド放送でお聴き下さいね。



NISAで備える物価上昇・J-REIT編その2 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2013.11/26 山本郁 記事URL
NISA口座での取引スタートまであと一か月ちょっと。
そろそろ実際に何を買うのかを考えたいところです。
損をすると意味のないNISA口座。
ミドルリスク&ミドルリターンのJ‐REITは有力候補です。
今週もJ-REITに注目し、実際の組み入れ方を考えて行きましょう。

まず直接J- REITを購入する場合。
運用資産のうち、オフィスは景気に連動しやすい特徴があるので、オフィスの賃料が上がってきている兆しのある今気になる分野ですが、実際のところで考えてみると、オフィスの賃貸契約は大抵2~3年なので、賃料が上がるとしたら2~3年後になるわけです。
また投資商品は期待で価格が上がるもの。
J-REITも今年の年初からみてもかなり上がってきています。
つまり期待をすでに織り込み済みの今の価格と、2~3年後に改定された価格の間に溝が出来るのではないか。
儲けるためにはこの溝が埋まってさらに価格が上がることが必要になるわけですが、果たして...という心配もあります。
だからオフィス以外の運用資産にも目を向けてみてもいいのではないか...と野尻さん。
ただ、日銀が来年も300億円規模でJ-REIT買入を実施することが分かっていますし
まだ試案の段階ですが、年金基金もJ-REITの購入を検討しているそうです。
J-REITのマーケットに明るい材料もありそうです。

手堅さを優先するなら、レジデンスの安定感に期待できます。
次に手堅いのは物流。物流の特徴は長期契約をすることが多いので、安定感があります。
商業は、広く空いてしまう恐れがあるので少し難しさがあります。
テナントと投資法人が工夫をして顧客の満足度を高めているところがお勧めです。
そんな満足度を高める努力をしている所を見極めるなら、実際に足を運んで利用しやすさなどを調べてみてもいいし
投資法人のHPにもヒントが隠れている場合があります。
それぞれの特徴を考えて、一本購入するなら自分のニーズに合ったもの。
二本購入するなら分けてみるのが大切です。

さて、ファンドやETFを使う方法もあります。
特に、持ち家のある人は、投資全体の中でJ-REITの割合が多いと
総資産が国内不動産に傾いた形になってしまいます。
そんな場合は切り取りが出来る不動産、ファンドやETFを使うのは有り。
選ぶときの注目ポイントは分配金の頻度です。
現役世代などは、分配金をおさえたい傾向があると思いますが、自分のニーズに合わせて分配金の頻度が少ないタイプを選ぶことが必要です。

野尻さんの詳しい解説はオンデマンド放送でお聴き下さいね!


ここで「TOKYO GOLD FESTIVAL 2014」のお知らせです。 ゴールドについて学び、ゴールドを体感するイベント「TOKYO GOLD FESTIVAL」が来年2月に開催されます。 「TOKYO GOLD FESTIVAL 2014」は2014年2月11日(火・祝)、東京・品川 THE GRAND HALLにて行われます。

登壇者は舛添要一さん。 そして豊島逸夫さん、亀井幸一郎さん、池水雄一さんらゴールドのスペシャリストが登場します。 総合司会は大橋ひろこさんです。

豪華ゴールドグッズがプレゼントされる「おたのしみ!抽選会」もあります。

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NISAで備える物価上昇・J‐REIT編 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2013.11/19 山本郁 記事URL
日銀の政策によってインフレ方向へ、為替も円安方向へ行きやすいと見られている今
インフレと言えば不動産。
ただ、先週も野尻さんから教わったように、昔のように不動産が何でも上がった時代とは違い
今は"選ばれた不動産"に投資しなくてはなりません。
そこで、J‐REITです。
J-REITはプロの目利きによって新陳代謝がよく行われているので、今の時代という意味でも、損をしてはならないNISAでの投資という意味でも向いていると考えられます。

J‐REITに投資する...方法は大きくわけて2つあります。
上場しているものに直接投資するか、指数連動のものを選ぶか。
今日は、前者の個別の銘柄の選び方を見て行きましょう。

J‐REITは投資信託の一種。
株式の投資信託と同じように、プロの目利きによって中身が入れ替えられることがあります。これがいわゆる新陳代謝です。

最近の動きとして見られるのは
まず、築年数が20年を超えてきた物件を入れ替える動きがみられます。
20年というのはあくまで目安ですが、古い物件は維持コストがかかるし、耐震機能も気になるところです。
人気のある物件を保有しているファンドであることは重要です。

そして、J‐REITの発足当初からの歴史あるREIT2つ、日本ビルファンド投資法人(8951)と、ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)が相次いで分割を発表。
100万円を超えてきていたので、今のままではNISAでは年間100万円の枠を超えてしまうので、NISAで買うことが出来なかったのですが
NISAのスタートに合わせて分割されることになりました。

新しいJ- REIT誕生の動きもあります。
今週、22日に、イオンリート投資法人(3292)が上場します。
小売大手のイオンが母体で、投資対象はイオンが運営するショッピングセンターです。
このように新しいJ- REIT上場もこれから増えてくると見られます。

株式の投資信託よりは少ないとはいえ、徐々に数も増えて来ている中、J- REITもしっかりとした自分のポリシーを持って選ばないといけませんね。
それでは、J‐REITの銘柄を選ぶための手順とポイントです。

まず、投資対象を選ぶ。
J- REITを買うということは、プチとはいえ大家さんになることです。
自分がどんな物件の大家さんになりたいのか。
オフィスなのか、レジデンスなのか、物流施設なのか、はたまた複合タイプか、変わり種の温泉か...。

それぞれの傾向としては
オフィスは、景気に影響されやすい傾向があります。今はじわりと上向いていますが。
物流は、通販の利用が増えてきていることからもニーズは高いと考えられます。ただし、大口テナントが多いので、退去リスクが大きくなります。
退去する時は1フロアーまるまるとか一区画そっくり...なんて恐れも。
レジデンスは、賃料が変わりにくいので比較的安定した賃料収入が得られやすいというメリットがあります。
特にJ- REITが保有するレジデンス物件は比較的アッパーグレイドで人気の高い物件が多いので空室になりにくい傾向があります。
いずれを選ぶにしても、不動産は立地が大切。中身を見ることも勿論大切ですが、その物件が立地するエリアの中で競争力があるか、近くに何があるかも調べておくとよいでしょう。
レジデンスは、自分が住む物件選びの気持ちで見てみるとイメージしやすいですよね。

投資対象の分野が決まったら、その分野の中での横の比較をしてみます。
ポイントは大きく6つ。
まず、分配金が安定してでているか。これは大切です。
稼働率は良いか。
投資エリアの割合はどうか。
物件数は?優良物件に絞っているタイプと、数多くしてリスク分散させているタイプがあります。
借入率は。低ければこの先の借り入れの余地がそれだけ多いと考えられます。
母体が何であるのか。
この辺りを比較のポイントとして、J‐REIT選んでみましょう。

それでも自分で選べないという人は、指数連動型という手があります。

J- REIT、来週も見て行きます。
野尻さんの詳しい解説はオンデマンド放送をお聴き下さいね。










NISAで備える物価上昇・その2 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2013.11/12 山本郁 記事URL
先週に引き続き、本格的な物価上昇に備えて"生活防衛の資金"をあらたに作る、その具体的な方法について野尻さんに教えて頂きます。
先週は一部は確実な円積立で(一か月1,000円でいいので)消費税増税で拡大する生活費の半分は円積立でカバーすることを教わりました。
そして今日はその次。
円積立をした上で、NISAを使って物価上昇についていける金融商品も持ちましょう!
リスク商品という点でも、また新たな資金枠を作るという点でもNISAを使うことは理に叶っているのです。
その金融商品とは...Jリート!
小口から不動産投資が出来るということ。
今だと、日銀が年間300億円のぺースで着実に買入している商品であること。
不動産はインフレに強いこと。
今、また新たにJリートは注目なのです。
昨日までに上場している全42銘柄の平均予想利回りは3.8%。
為替リスクも考えなくて良いというのも一つリスクが抑えられていて魅力です。
一つの尺度として、平均利回りと長期金利の差が3%無いとJリートを買う旨味がない...というように言われますが
直近の長期金利は0.6%。3%はクリアー!まあまあの差があります。
Jリートが買われれば、利回りは下がりますが、長い目で見れば利回りの基準となるのは分配金。分配金の原資となるのは家賃収入。
家賃が上がれば分配金も上がる傾向にあると考えられます。
先週、4年4か月ぶりに空室率が低下し、賃料がアップしたというニュースもありました。
こうしていろいろ考えてみると、NISAとJリートってマッチする部分が多いのです。
ぜひ物価上昇に備える意味でも、ぜひ、今見ておきたい商品です。
来週はJリート、実際に何を買うのかについて教えて頂きます!!
野尻さんの解説はオンデマンド放送で詳しくお聴き下さいね♪

NISAで備える物価上昇 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2013.11/05 山本郁 記事URL
先週は物価上昇に対して「資産の中で資金を移動して"生活防衛枠"を持つ」という手段を勉強いたしました。
今日は、資産の中に「新たに生活防衛枠を作る」ことを考えて行きます。
物価上昇の波は、資産の中で投資比率が多い人にも、少ない人にも同じように襲ってきます。
そして預貯金の利回りではとてもカバーしきれません。
ほぼ確実にやってくるインフレに対し、不確実性のある投資"リスク商品"をかませないと太刀打ち出来ないのです。
しかし、これが難しいのです!!
インフレ...物価が上がることですが、角度を変えて見てみればお金の価値が下がること。
わかりやすく説明すると、例えば「内容量を減らして価格を据え置くという企業努力」は、消費者からすると「価格が据え置かれて有り難い」という受け止め方もありますが
「同じ金額を払ったのに手に入れる量が減る...つまりお金の価値が下がっていること」。
となると、このインフレの物価上昇について行けるとしたら株式投資...という発想になるわけです。
しかし、ある日急に株式中心のポートフォリオにチェンジするのは難しいですよね。
シニア世代は勿論、現役世代は子どもの教育費がかさむ時期。
いくらインフレ対策とはいってもそこまでやっても良いものなのかという疑問も湧きます。
それに、インフレに株式が強いというのはセオリーではありますが、株式なら何でも良いわけではありません。
デフレ型のビジネスモデルで躍進してきた個別銘柄だと利益率が厳しくなっていくこともあります。

そんな中、唯一の救いは物価上昇のスピードがゆっくりであること。
対策の準備の時間が稼げるのです。
さあ、今すぐにも準備を始めましょう!!

対策の一つとして野尻さんが挙げられたのは、円の積み立て。
あれ?今日のテーマは「NISAで備える物価上昇」ですよね。円積立はNISAでは出来ませんが...?
確かにそうです。
でも、ちょっと待ってください。確実にやってくる物価上昇に不確実なリスク商品だけで対策を立てるのは危険です。
だから対策の一つとして、毎月1,000円を何とか捻り出して積立てすれば1年で12,000円。
物価上昇による出費の半分をこの積立でカバーし、残り半分はNISAを利用してカバーしようというのです。
改めてNISAに注目してみると、NISAの対象となるのはリスク商品。
かつ、来年から新しく始まる口座...ということは自動的に冒頭でも掲げた「新たに生活防衛枠を作る」ことになるわけです。

如何でしょう。
NISAってインフレ対策に向いていると思いませんか!?

来週は更に、NISAでインフレに備えるのに向いている商品などについても具体的にお伺いしていきたいと思います♪
野尻さんの詳しいお話はオンデマンド放送でお聴き下さいね。


物価上昇に備えよう・その2 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2013.10/29 山本郁 記事URL

物価上昇が現実味を帯びてきました。
その一つ一つは小さくても、まとまるとやっかいなもの。
家計簿をつけている人は前年比や上昇ペースが実感しやすいと思いますが
自分にとっての必需品が高くなるのはキツイですよね。
節約をづっとし続けなくてはならない...というのではストレスになってしまいます。
節約だけでなくもう少し対策を考えたいもの。
「価格が上がった!」...ではなく、「あ、来たな」くらいの余裕を持って受け止められるくらいの準備が出来ているといいですね。
その為にも充てに出来るお金を作る、確保する方法を考えましょう。
例えば、資産の中に"生活防衛枠"を作って確保する。
物価上昇に備えるお金を"持とう"というのと"作ろう"というのでは意味が違います。
"持とう"という観点でみると、すでに投資をしている方はアベノミクス効果でここ1~2年資産が増えたという方も多いと思います。
日銀の政策がその効果をもたらしたと考えると、物価上昇はその政策の成果の裏返しでおきたもの。
良かった部分を投資家として取れたのだから、消費者としてその一部分を持ってきて物価上昇に備える。それで相殺するという考え方です。
ただ、どの程度の割合を利益確定をするのか、どのタイミングで利益確定するのかは慎重に考えなくてはなりませんね。

またシニア世代の方々の場合はどうでしょうか。
年金受給で生活をする物価上昇に一番影響を受けやすい世代です。
資産の大部分は預貯金などの安全資産。
"持とう"の向ける先は物価上昇について行ける商品におかなくてななりません。
例えば、物価連動国債や個人向け国債変動10年などの元本割れの心配がほぼない商品です。
そして日銀が物価上昇も目標としている2%の上昇に備えられるよう連れて行ってくれる商品です。
預貯金のまま資産をもっていても金利は0.02%と物価上昇目標の100分の1。
どんどんおいて行かれてしまうのだと意識しないといけません。
来週も引き続き、物価上昇への備え方を考えて行きます。
野尻さんの詳しい解説はオンデマンド放送でお聴き下さい。
物価上昇に備えよう [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2013.10/23 山本郁 記事URL
ここ一週間、値上げのニュースが多かったですね。
郵便料金も20年ぶりの値上げ。
消費税増税に合わせて増税分だけ、80円切手は82円。
はがきは51円に引き上げられるそうです。
野尻さんが特に気になったのは「ほんだし」の値上げだそうです。
23年ぶり、来年の出荷分から値上げされるそうですが
この「ほんだし」が値上げに踏み切った意味はとても大きいと野尻さんはおっしゃいます。
原料となるカツオの価格が上昇したことが背景です。
海外での日本食ブームや、新興国の生活水準が上がってマグロやカツオを食べるようになって世界中で需要が拡大しているのです。
為替などが原因で価格上昇した場合は一時的なもの...と考えられますが、いままでカツオを食べてこなかった国の人たちがカツオの美味しさを知ってしまったわけですから、これからも消費の拡大、価格の上昇の流れが続いていくと考えられます。
つまり、この値上げされた価格がこれからの通常価格になっていくということではないでしょうか?
カツオだけではありません。小麦もしかり。
政府の売り渡し価格は年に2回改定されますが、この10月改定では平均価格で4.1%上昇。
その前の今年4月は9.7%、去年10月は3%と3期連続で値上げされています。
小麦は実は5年前にも30%の値上げと高騰したことがあり、その時ほどではないにしても、じわじわと影響が出てきています。
例えばパン屋さんでは、ポイントカードを廃止。
こういうところからコスト削減に企業努力している訳ですが、それでも対応できないと値上げになってしまいます。
日本では円高が価格の高騰をマイルドに見せていましたが、実は裏事情はかなり厳しい状況になってきているようです。
放送では時間が無くて触れませんでしたが、某ドーナツ店でも今年4月に、42年ぶりに使用する原材料を見直してメニューを刷新しましたが
もしかしたらこの背景にも油や小麦といった原材料の価格の高騰があるのかもしれません。

私たちがこのような物価上昇だけをターゲットにして備えるなら、先週勉強した物価連動国債を購入するのも手ですが
日本の場合は、投資信託の形でしか購入できないのでコストがかかってきますし
今のような、賃金の上昇を伴わない物価の上昇は長く続かないかもしれないということも頭に置いておかなくてはなりません。

原材料の価格が上がったための価格上昇は"コストプッシュ型のインフレ"と言って、賃金の上昇を伴わないので生活し辛くなる良くないインフレです。
このような時は物価連動国債一本で備えるのは怖いです。
物価連動国債を購入する時は、賃金上昇もあっての物価上昇になるのかや、需給の関係も注意しなくてはなりません。

これまでも投資をしてきた人は、生活防衛という意味で、投資で備えることも考えなくてはならないのではないでしょうか。

野尻さんの詳しい解説はオンデマンド放送でお聴き下さいね!



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