配当から見る株式投資・その3~バラ色か?暗黒か? [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.09/21 山本郁 記事URL

一週間前、この番組のオンエア直前に
民主党の新代表が菅首相に決定し
為替は一時82円台まで円高が進みましたが
翌日の円売り介入により
円高の進行が一息ついて85円台をキープしています。
この介入による円高阻止の効果がいつまで続くか…
そんなに楽観視もしていられないと野尻さん。
先月まで為替について集中して勉強してきましたから
外貨投資をしていない人でもこの所の動きは気になる所だと思います。
引き続きウォッチングして行きましょう!

さて今日のテーマは『配当から見る株式投資・その3~バラ色か?暗黒か?
何だか斬新なサブタイトルですが
銘柄を選ぶのに配当利回りを重視して選んでも
その時々の材料によって運用の成果は大きく変わります。
そして最高(バラ色)のパターン、最悪(暗黒)のパターンは
銘柄を購入する前にある程度予測する事が出来るんです
買ってから、こんなハズじゃなかった…ってことにならないように
バラ色パターン、暗黒パターン前もって比べてみましょう。

その前に、まずは、先週のおさらいですが
配当は投資をしてゆく上で心強いもの。
でも配当が高い順番に買うのはダメです。
ではどうしたらよいのか。

配当とともに注目すべきは時価総額!!
これが大事なんです。

時価総額…株価に連動することから、市場の評価による企業の価値と考えられ、企業が持つ資産や、利益を生み出す力、成長力などが総合的に反映される。(大辞泉より)

そう初心者ですからまずは、“価値の高い銘柄で、かつ配当も高い銘柄”という
安心感のある銘柄選びをしなくてはなりません。
沢山の銘柄が溢れる中でこれぞという銘柄を選ぶのは大変。
まずはこの2つの要素でスクリーニング(選別)をしてみましょう。
証券会社のサイトなどで「配当利回りランキング」「時価総額ランキング」が調べられますし
日経会社情報の巻末の付録のところも「予想配当利回りランキング」が載っています。

そして気になる銘柄を見つけたら
バラ色・暗黒、それぞれのパターンを見てみましょう。
例として今回は、配当利回りランキングで上位の常連である医薬品の
エーザイ(株)(4523)で比べてみます。
配当利回りは4,88パーセントとかなりの高配当。
100株から購入できるので、配当は15,000円の予想です。
今日9月21日の終値3,070円で投資した場合

バラ色パターン:年初来高値の3,675円(3月19日)で売れた場合
キャピタルゲインは60,500円
インカムゲイン15,000円で、なんと75,500円の利益

それに対し
暗黒パターン:年初来安値の2,772円(7月23日)で売った場合
キャピタルロスとなってマイナス29,800円
しかし配当15,000円はもらえるので
相殺すると、14,800円の損益を出したということになります。
う~ん、その差は90,300円!!
まさにバラ色か暗黒か!?

配当利回りが高いからといって銘柄を選んでも
それだけではダメだってよく分かりましたね。

ただ、暗黒パターンでも配当が高いと損益も多少カバーが出来るというのも事実。
配当が無い銘柄だってあるんですからね。

奥が深い配当の世界です。

さて、来週はその4で、具体的に銘柄選びをしてみます!!
そこで宿題です。
今日勉強したように配当利回りと時価総額でベスト20をスクリーニングして
その中から気になる銘柄を2~3つ選んでおいて下さい。
なぜその銘柄が気になるのか理由も必要ですよ。
楽天証券の株式配当利回りランキングなら口座を開設していない方でも
高配当と時価総額を踏まえたランキングが見られるので使い勝手が良いかもしれません。
来週までに頑張りましょう!!


配当から見る株式投資・その2 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.09/14 山本郁 記事URL

民主党の代表に菅首相が再選され
ました。
“月単位で首相が変わる国、日本”と
揶揄されるのはとりあえず回避できたものの
その一方で円買いが進み
1ドル=83円10銭近辺と
15年ぶりの円高水準となりました。
(その後更に円高が進み82円台に突入しています)

野尻さんは、新内閣には
とにかく政局の安定を望む。
政治が経済の足を引っ張る事はやめて欲しいと
辛口のコメントで激励?していましたが
皆さんはどう感じられましたか?

今日は先週に引き続き、『配当から見る株式投資・その2』
と言うテーマでお話しいただきました。
株安基調がしばらく続くと想定される今だからこそ
高配当の魅力も増すわけです。
そこで、その意味・意義を今一度考えてみました。

もし、皆さんが高配当の株式を保有していたならば、それだけで
日々生活の中で頑張って節約し浮いたお金と匹敵する額の小金が入って来る可能性があるのです。
株の成長が狙いで購入し、その売却で利益を得られれば、まとまった額の収入となるかもしれませんが
一度売却したらそれでおしまい。
しかし配当は、株を保有していかぎり権利があるわけです。

野尻さん曰く“チャリン・チャリン・ビジネス
仕事をして得ている収入以外に、おまけの配当が入ってくれば本当に心強いですよね。
さらに、仕事からはリタイアしたシニア世代
子育て、介護などで仕事を辞めた方には
自分で稼いだお金がない、自由になるお金がない…という心細さを和らげてくれ
さらに有り難い存在と言えるのではないでしょうか。

もちろん、株式投資の基本はキャピタルゲイン。
相場が読めて常に最新情報を得る環境にある人は
株の売買で得られるキャピタルゲイン目的でいいですが
でも、手が空いたときに株価のチェックをする…という
日常生活に負担にならない程度であったって
立派な株との付き合い方ですよ…と野尻さんはおっしゃいます。

そして、一般に高配当の銘柄はあまり成長は期待できないと思われていますが
今のような低迷期は
高配当(インカムゲイン)+株式の成長(キャピタルゲイン)とダブルで狙えちゃうかも!!

先週もお話に出てきましたが、配当狙いだからと言って
利回りの高さだけに注目するのではなく
株の中身にもしっかり注目して選ばなくてはならないですね。
そのポイントとして
銘柄の業種の特性を見る
時代背景による業種の有利さ・不利さを見る
企業の中身、事情を見る
この3点を挙げていただきました。

この辺は来週に詳しくおききしてみたいと思います。

そして、今日は写真撮影を忘れてしまいましたので
6月22日にアップした写真の別バージョンをご披露させて頂きます。
どうぞお許しを…。


配当から見る株式投資 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.09/07 山本郁 記事URL

為替も株も、見極めが難しいこの時期ですが
今回から暫くあえて株に
そして配当を着眼点にお話しいただきます。

元気の無い株式市場。
今入ってゆくのは心理的にも難しい。
でもチャンスもやってくるのです。
だからこの時期に銘柄の選択や資金の準備など
投資化サイドの準備をしておいて
投資タイミングの良いところが来たらいつでも出動できるようにしておこう!
というのです。

もちろん、相場が元気な時、活況になった時の方が入りやすいのですが
買うタイミングが必ずしもそこが良いとは限りません。
順張り投資は、高値掴みをしてしまうおそれがあるし
逆張り投資は、まだ下がるかもしれないという不安が付きまといます。
どこで買うか…初心者にはとても難しく不安です。

何か支えになるものがあったら…。
そこで登場するのが配当、利回りです。
野尻さん得意の喩えでいうなら「配当はビート板のようなもの
泳ぎを習い始めた初心者にとっていきなり水に飛び込むのはとても勇気の要ることだけれど
ビート板があれば溺れる事はありません。
何も無いよりも支えになりますよね。

特に、今のように株価が低迷している時は利回りは高くなりやすいものです。
投資金額に対する配当金が多い銘柄に注目すると
医薬品、商社、銀行などが挙げられますが
このようなキャッシュリッチ(お金持ち)な銘柄は
相場に元気が無い時でも下げにくい…というメリットがある一方で
下がらない分、相場が戻ってきた時でも上りにくい…というデメリットもあります。

いきなり株式投資という大海に、しかも今のような大波の時期に飛び込んで泳ぎ始めるというのはとても勇気のいることですが
躊躇したままいつまでもそのままでは勿体無い!
ビート板を持って海に出てみませんか?


投資のガッテン~ヘェヘェホゥ!Ⅱ [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.08/24 山本郁 記事URL

日経平均株価は昨日に続き年初来安値を更新し
1年4ヶ月ぶりに終値で9000円を割り込みました。
そして、円高が進んでいます。
対米ドルで今日(8月24日)3時台に
一時1ドル=83円58銭と15年ぶりの83円台
また対ユーロでも一時1ユーロ=105円44銭と
9年ぶりの105円台つけました。

気がつけば前回『投資のガッテン…』をお送りした後
6回にわたって外貨、為替をテーマにお送りしてきましたが
まさに為替の動向から目を離せない状況になってきています。
為替に興味を持たれて外貨への投資を始めてみようと思われた方
始めるタイミングをうかがっている方
そして投資対象として為替に興味を持っていない方にも
私たちの生活に関わってくる為替というものの捉え方
今の為替市場に起きている事を見る姿勢、気にする姿勢
その感覚を身につけるための参考に
今日は『投資のガッテン~ヘェヘェホゥⅡ』としてお送りしました。


今日ガッテン頂くのは
様々な材料の交錯する為替市場にも、その時々でとりわけ注目されるテーマがある
為替は色んな材料が絡み合って動くのでとても複雑でわかりづらいものですが
その中で最も強いものは何かをとらえようと常に意識することが
感覚を身につけるために有効です。

今、注目すべきテーマは『自国通貨安容認
先進国各国は、どこも景気低迷に苦しんでなんとか回復させたいと取り組んでいますが
そのためには為替も自国に有利に動かしたい…というのが本音。
景気回復のためには輸出を増やす…そのためには自国通貨が安いほうが有利という訳です。

マーケットは投資家の心理が動かすもの

どれだけ(自国の通貨を安くする為に)真剣に取り組んでいるのか
その姿勢を国民に見せることが大切ですが
それを一番伝えていたのがアメリカのオバマ大統領だと野尻さんは言います。
今年の1月「5年間で輸出を2倍にする!」というビジョンを発表しましたが
ここにははっきり自国通貨安容認とはうたっていなくても
その姿勢が伝わってきますよね。
う~ん、すると米ドル対して円高がまだまだ続くのでしょうか…。
アメリカだけでなくユーロ圏も同じです。
どうも世界中から円高を押し付けられているような感じも否めないですよね。

政府が円高の進行を抑えるための具体的な対策をいかに強く早く打ち出してくれるか待たれますが
ただ、円高でも円安でも、常にプラスマイナス面があるわけで
本来は国力が強いという円高を戦略的に使うとという姿勢を国が打ち出せるかと言う点も注目です。
また国内でのデフレの進行という状況もありますので実際はもっと円安寄りなのかもしれません。
色んな材料を使って自分の相場観を磨いて下さいね!!


外貨を始めるなら外貨預金? 外貨MMF?~ファイナル [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.08/17 山本郁 記事URL

日経平均株価の終値は9,161円68銭と
今年の最安値を更新しました。
この円高では株価は上らないと思いますが
そんな円高局面でこつこつと
準備できることがあるんですよ!!
野尻さんに教えていただきました♪

今日は
『外貨を始めるなら外貨預金?外貨MMF?~ファイナル!』ということで
外貨MMFの活用法
外貨預金・外貨MMFの税制面での違いを比較してみました。

その前に、先週のお話の中の「外貨預金の使い方」で
現地で外貨預金口座から外貨を使えるサービスがあるんですよ!
ってお話で
HSBC銀行の“HSBCプレミア”という
金融資産1,000万円以上のお客様を対象にしたサービスなら
現地で自分の口座からそのまま現地の通貨を引き出せるんですよ!
しかも22の通貨に対応しているんです!!ってお話をしたのですが
1,000万円以上の資産ってちょっと敷居が高いかな…ってことで
シティーバンクやソニー銀行でも同じようなサービスがあるんですよって
補足をしていただきました。
シティーバンクとソニー銀行では、米ドルに限るのですけれどね。
いずれにしても専用のカードを作らなくてはならないし
手数料など一定のコストはかかるので
海外に行く機会の多い方など使用頻度の高い方がお得になりますね。

さて、では外貨預金の使い方に対して
外貨MMFの活用法です。
為替差益を狙うだけでなく、外貨MMFには
同じ通貨の外国債券を購入できる!というスゴ技があるのです。
外貨MMFの分配金はその時々の運用成果が変わります。
そこで、外債の固定金利を利用して
金利が魅力的な時期に乗り換えるという技です。
もちろん今は金利固定が魅力的な局面ではありませんが
金利が高い時は円安という局面が多いと考えられるので
そのときにいきなり円で外債を買うのは得策ではありません。
円が高い今、コツコツと外貨MMFを積み立てて
その外貨で高金利の外債を買う“その時”を待つというわけです。
どうです!凄いでしょ!?
ただ、金融機関によってはMMFで外債を買う事が
出来ないところもありますのでご注意を!

そう、だから外債購入目的で外貨MMFを始めようという方は
特に金融機関選びを慎重に!
成り行きで投資を始めない様にしましょうね。

さて、それでは最後の比較、税金です。

外貨預金の場合、税金の対象は利息と為替差益の両方
為替差益は雑所得として、基本的には他の所得とあわせて
確定申告しなくてはなりません。
ただ、為替差損が出た場合は他の外貨預金やFXなど
雑所得の中でのみ損益通算が出来ます。

そして外貨MMFは税金の対象は利息(分配金)のみ
儲かっても損をしても確定申告の必要はありません。
その分、損をしても損益通算はもちろん出来ません。
でも、ご主人の扶養に入っている主婦の方などは
アルバイトなどの所得のように上限を気にする必要はありません。


以上、まとめてみると
とことん運用したい方なら外貨MMF
運用金額が少なく現地で通貨を使う機会の多い方なら外貨預金

でも、どっちにする?ではなくて
上手く組み合わせるのが良いのでは…というのが野尻さんの提案です。
その人のスタンスで割合を変えれば良いのです。

いかがでしょうか?
低リスクの商品でもそれぞれこんな魅力があるんですよ~♪♪

詳しくはオンデマンド放送でお聴きくださいね。


外貨を始めるなら外貨預金?外貨MMF?Ⅱ [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.08/10 山本郁 記事URL

「外貨を始めるなら外貨預金?外貨MMF?」
先週は外貨預金と外貨MMFの商品性を比較して
金利や流動性のポイントで
外貨MMFの方が魅力的かな…?
といった所で終りましたが
今日は他にもまだ残っている
大切なポイントの「コスト」の比較を。
そして「外貨預金の便利な使い方」について教えていただきました。

まずコスト。
米ドルの場合でみてみると
外貨預金の為替手数料は一般的に片道1円往復で2円
これに対し外貨MMFは往復で1円。
やはり外貨MMFの方が有利?と言えそうですが
探せば外貨預金でも手数料の安いところがあるんです!!
例えばネット銀行では日常でも片道25銭、往復50円。
え~!?
じゃあ外貨MMFの手数料と変わらないじゃない?
これだけじゃないんですよ!
キャンペーン中だと片道10銭~20銭という場合も。
そう。
外貨MMFよりも外貨預金のほうが安いケースだってあるんです♪

そして忘れてはならないのが外貨MMFの管理報酬
外貨MMFは投資信託なので、それほど高い額ではないけれども
保有している間は投資信託を管理・運用してもらうための経費を
支払わなくてはなりません。

コスト上ではどちらが良いとは一概に言えませんね

来週は「外貨を始めるなら外貨預金?外貨MMF?Final」として
税金に関して比べてみたいと思います。

そしてもうお気づきだと思いますが
タイトル的には外貨預金と外貨MMFの闘いのように見えますが
どちらが良い、どちらを選ぶ…というよりも
比較を通して商品性をよく理解して
○○だから○○に投資する…と、自分で投資の目的を持つことが
今回の狙いです。

そして、今日は外貨預金こんな使い方もありますよというお話も。
ただ、差益を期待するだけでなく
外貨預金を海外で使うという手もあるんです。

海外旅行でお金を使う場合クレジットカードが主流ですが
現金も必要ですよね。
その現金は外貨預金を使ってみてはいかがでしょう?
特に円安局面ではオススメです。

ある都市銀行では外貨普通預金を引き出す場合
1米ドルあたり1円80銭の手数料がかかり、高いなぁ…と感じると思いますが
普通に現金で円を米ドルに替える場合、2円80銭の為替手数料が掛かります。
外貨預金を始める時に片道分の手数料1円が掛かるので同じになりますが
それでも円安の時には効果があります。
それに外貨預金経由なら為替のタイミングもはかれます。

私は絶対に海外には行かないの!!って方なら
外貨MMFだけというのも良いですが
海外に行く機会の多い人、旅行に行く計画のあるひとなら
外貨預金で積み立てたお金を役立てるというのも賢い利用方法です。

詳しくはオンデマンド放送でお聴きくださいね!!


外貨を始めるなら、外貨預金?外貨MMF? [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.08/03 山本郁 記事URL

な~んだ?

私が持っているこの箱
「今日赤坂で仕事していたので
ちょっと寄って来たんです~」
って野尻さんからのお土産♪
洋菓子の老舗しろたえのチーズケーキ!!!
しろたえ…って名前は知っていましたが
今まで実際に食べたことはありません。


【続きを読む】
円高・円安から始める為替 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.07/27 山本郁 記事URL

パソコン入力作業中の野尻さん

今日のテーマは
「円高・円安から始める為替」

外貨の商品と付き合ってゆくためには
どうしても避けては通れない為替。
しかし先行きを読むのはプロでも難しい
言われるほど繊細なもの。

呼吸を合わせるように動きを読んでいけたら素晴らしいけれど
そこまで読めなくても外貨の世界に入ってゆくことも出来るのです。

まずは、為替…難しい という苦手意識を捨てていただこうと
円高・円安の捉え方から教えていただきました。

例えば
「1ドル100円だったのが85円になった」という場合
円高が進行していると言いますが
100円が85円と安くなっているのだから円安???
って混乱することはないでしょうか?

これをスッキリさせるための素晴しいキーワードがあるんです。
それは“価値”という言葉。
円の“価値”が高くなるのが円高…と価値を挟む事で
あら不思議!混乱の糸がスッキリと解けます。

次に
「円高が良いの?円安が良いの?」
先週も教えて頂きましたが、円安とは自国の通貨が安くなること
つまり国が弱くなることだから本当に怖いのは円安。
じゃあ円安はダメな事?
でも、円安だったら、輸出関連の株式を保有している人だったら
有利に働きますよね。
円高・円安、どっちが良いの?

これは、絶対的なものではないのです。
そもそも、今の日本の円高も日本が強いワケではなく
今世界中で自国の財政を立て直そうと躍起になっている中で
自国の通貨が安いと輸出競争力がもてるから…と言う理由で
弱さ比べをしている結果、円高を掴まされているような状況なワケで…。

為替にとって大切なのは、円高・円安どっちが良いかではなくて、
“その国の実態に合った水準での均衡がとれていること”
そういう目でみると今の日本は健全な円高ではないのでしょうね。

個人が外貨を持つことの最大のメリットは
円安…つまり日本が弱くなった時への備えが出来ること

如何でしょう。
為替の世界が少しは身近になりましたか?
詳しくは、オンデマンド放送をお聴きくださいね。


外貨を持つ意義 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.07/20 山本郁 記事URL

Happy Birthday ♪♪♪

今日7月20日はコメンテーターの
野尻さんのお誕生日。
いつもの番組終了後の作戦会議で
ローソンのプレミアムロールで
お祝いしました♪
コンビニスィーツって馬鹿に出来ないよね!!
今日のミーティングの中で唯一
全員一致した意見です(笑)

さて、先週は外貨預金は2階建、為替に注意が必要…という話でしたが
逆に、為替差益が乗ってきて2階部分が機能してくると
その時は円預金では考えられないリターンがあるわけで…。
そこで今日は、いたずらに外貨を怖がることが無いよう
外貨を持つ意義」について考えてみました。

いきなり冒頭で
「もし無国籍人だったとしたら、これだけ広い世界の中で
小さな日本の円だけに資産全部を置くことに疑問を持ちませんか?」と言われ
無国籍の自分を想像した事も無かった私は一瞬面食らってしまいましたが
考えてみたら、私は日本人で円だけの世界で生きてきたから
資産が100%円であることにも疑問を持っていませんでした。

資産の内「日常使う為のお金」と「万が一の時の為のお金」は
円で持つ方が便利ですが
急を要さない「将来の為のお金」は外貨を組み込んでも良い
むしろ組み込んだ方が良いわけです。

断っておきますが、これは強制ではありませんので誤解なく。

円だけの世界で預金を増やすのは難しい…というのも勿論ですが
外貨を組み込めば資産分散になるし
国力の変化に応じた物価の変動にも対応出来るというんですね。

もし資産が円だけだったら、国力の変化で物価が上った時は
ただそれを受け入れるしかありませんが
外貨建ての資産を持っていればその資産の価値も上るので
ヘッジとしての機能が働くわけです。
詳しい野尻さんの解説はオンデマンド放送でお聴きくださいね。

最後に本当に怖いのは円安…って気になる言葉も。
これについてはまた改めて教えていただきましょう。


外貨預金は二階建て~為替にご注意を! [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.07/13 山本郁 記事URL

きっかけは6月8日の放送でした。
ネット定期は、低リスクで金利が良く優秀!って教えてもらったら
金利に目が眩み豪ドル定期に走ろうとした私。
ちなみにその金利とは
あるネット銀行で円定期の1年ものが0.4%だったのに対し豪ドル定期の1年ものは3.65%!!
そんな私をみて野尻さん
為替のリスクにスポットを当てなくては…と
「外貨預金は二階建て~為替のリスクにご注意を!」
をテーマに取り上げて下さいました。

そうなんです。
外貨の世界は2階建て。
金利為替という二つの要素が運用の成果に関わってきます。
円の世界では金利だけを考えれば良いので一階建てなのですが
外貨預金は為替がキモなのです!!

今日はぜひ皆さん電卓を用意してご一緒に計算をしてみてください。

豪ドルの1年定期、金利は3%で、10万円を運用するとします。
わかりやすいように、ここでは預け入れ時と換金時の為替が同じとして計算します。

①10万円を豪ドルに変えます。
ここで出てくるのが円を外貨に換える為替レート(TTSレート)で
これを80円とすると
100000÷80=1250
10万円が1250豪ドルになりました。

②1250豪ドルを3%で運用します。
利息は
1250×0.03=37.5
37.5豪ドルですが、20%の税金が引かれるのでこれを簡単に係数0.8とすると
37.5×0.8=30
30豪ドルが利息となりました。
ということは、満期の1年後に受け取れるのは
1250+30=1280
1280豪ドル

③豪ドルを円に戻します。
外貨を円に換える為替レート(TTB)は
為替が変わらなかったとすれば、為替手数料が引かれるので
豪ドルの場合往復で5円とすれば
80-5=75
1280×75=96000
1280豪ドルが96000円に!

10万円を3%の金利で運用しても元本割れ!
二階部分で恩恵が受けられない…ということに(涙)
もし満期時に円高が進んでいたら
更に為替差損が生まれることになります(涙・涙)

為替手数料がいかに重くのしかかってくるかが良く分かります。

しかし、この為替手数料とは、野尻さん曰く
「円の世界から、外貨の世界というテーマパークへ入るための入場料」
差損もあれば差益もあるのです。
例えば、円安によってTTBが90円だった場合
1280豪ドルは11万2500円になるのです。
これは一階建ての円の世界の中に留まっていたら考えられないリターンですもん。

外貨預金のキモは為替

また、外貨の商品として比較的為替手数料が安い外貨MMFもあるし
金融機関でも手数料は違います。

また、円安になるまで換金のタイミングを待つ…という手も!!

今日は電卓を用意してオンデマンド放送をお聴きくださいね♪


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