いまさら聞けない投信のギモン [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2011.02/22 山本郁 記事URL

火曜日は投資入門。
初心者でも楽しく学んでいけるように
こんなことぐらい分っているだろう…という先入観を持たないように
なるべく簡単な言葉で野尻さんに教えて頂いて来ましたが
もしかしたらそれでも壁にぶち当たっている人はいないかしら…というギモンが。
きっかけは先日まで勉強していた投資信託のマンスリーレポート。
実は、この私自身が、最初マンスリーレポートを検索しようとして
どうしてもたどり着けなかった…という経験をしたからなんです。
そこで、今回はそんな「いまさらだけど…」っていう事例をいくつかピックアップして
解決法を教えていただきました。

まず、その冒頭の、希望するマンスリーレポートにたどり着けなかったと言う事例ですが
ファンドの名前があやふやであったため、運用会社の名前で検索しようとしたら
運用会社でなく、販売会社…しかもグループ会社の本体にたどり着いてしまったらしいのです。
販売しているファンド情報を調べたいのに、会社の採用情報などしか見つけられず
疲労困憊して諦めてしまった…こんな経験した事ある方、いらっしゃるでしょう?
ギモンにぶち当たった時は基本に戻ると案外うまくいくものです。
投資信託の成り立ちを思い出せば良いのです。
投資信託は、販売会社、運用会社、委託会社…この3つで成り立っています。
購入する時の窓口は販売会社ですが、実際に運用するのは運用会社。
だから、マンスリーレポートや緊急レポートなどを知りたかったら
運用会社のHPを調べるのです。
運用会社の緊急レポートにではファンドの基準価額が大きく変わる時のレポートだけでなく
特に重要な世界情勢などがピックアップされていますから
実際にファンドを買っていなくても読んでおく価値があるのです。
例えば今日もリビアの情勢不安で日経平均200円近く下げ、原油が高騰しているわけですが
緊急レポートを開いてみるとその辺がきちんとレポートしてあります。
この局面、株をやっている人であれば、買いのチャンスとも見ることが出来るわけです。
運用会社のHPは宝の宝庫であるからチェックしておくべき!だそうです。

そして、運用会社のHPは開けたけれど目指すファンドを探す事が出来ない???という方。
やはり以前野尻さんに習った事を思い出してください。
投資信託を選ぶ基準って
どこの(日本?海外?一カ国?地域?)
何に(株式?債券?リート?コモディティー?)
どうやって投資するか
でしたよね。
この組み合わせで、お目当てのファンドを見つけることができるはず。
それもいきなり検索エンジンからキーワードで検索するのではなく
運用会社のHPの中の検索にキーワードを打ち込んで調べるというのが
回り道が少なくて賢い検索のやり方です。

つまづいたら立ち返る。
これ基本です。
つまづいても決して諦めないで下さいね!!


投信こぼれ話 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2011.02/15 山本郁 記事URL

いきなり余談ですが
皆さんは“モチベーション”(動機づけ、やる気)って言葉、いつごろから使い始めましたか?
私がこの言葉に初めて触れたのが今から14~5年前。
「ろくでなしブルース」っていう漫画を読んでいたら、セリフに出てきたんです。
何だろう…モチベーションって??
登場人物のヤンキーの高校生が普通に使っているのに私が分らないなんて!
かなり焦りました。
調べて、恐る恐る使い始めて、今じゃ普通に自分の語彙として使いこなしていますが
投資もそんなものかな…なんて、今、何となく思ったワケです。

今日は、そんなモチベーションを上げられるようなお話を野尻さんからして頂きました。

モチベーションって大切です。
特に投資には、このモチベーションを維持し続けることが大切!
だって、大切な自分の資産を、他の誰でもない自分の判断で運用するわけですから。

で、野尻さんが今日お話してくださったのが
「マゼラン・ファンド」と「ピーター・リンチ」
実際に投資をしている人なら皆知っている…というこの2つの言葉。
(正確には後者は人名ですが)私はどちらも初耳でした。
だからなお更、衝撃的でしたね…今日のマーケットトレンド。

マゼラン・ファンドとは、歴史的な好成績を上げたアメリカのアクティブファンドで
伝説のファンドマネージャーと言われるピーター・リンチが運用していた
1977年から1990年までの13年間に、2000万ドルから130億ドルまで成長し
最も成功した例として知られるファンドです。
メイン資金は退職金の運用。確定拠出年金の選択肢として使われています。
しかし、それだけでなく、子どもの学費の運用としても使われることが多く
ピーター・リンチ氏は46歳でファンドマネージャーをリタイアした後
町を歩いている時に「あなたのお陰でこの子は大学に行く事が出来ました」と感謝の念を伝えられることもあったそうです。

ここでまず1つ学べる事は
日本では、教育費作り…と言えば“学資保険”と一辺倒に考えられがちですが
子どもが生まれてから大学に入学するまでは18年も時間があるわけですから
元本割れする可能性の高い“学資保険”だけでなく
投資信託を使って運用したり円定期を積み立てるなど
その時代の運用環境に合った商品を選ぶことが大切であるということが挙げられます。

すると、じゃあこのマゼラン・ファンドを買いたいんだけど!って声が聞かれそうですが
残念ながらマゼラン・ファンドはアメリカの国内向けのファンド。
日本で買う事はできません。

それに今、マゼラン・ファンドの運用成績は…というと残念ながらピーター・リンチ氏時代のような好成績は上げられていません。
退職金の運用がメインの資金であるため、30年経って今ちょうど退職する人が多い時期を迎え
資金の流出が多くなっているのだそうです。
そして、ピーター・リンチ氏が運用していた時期には、ブラックマンデーがあり
マゼラン・ファンドもマイナス18%という被害を受けたわけです。

しかし、ピーター・リンチ氏の目にはブラックマンデーもバーゲンセールのように映ったという言葉をのこしているそうです。
ピーター・リンチ氏の運用姿勢は、一貫して、長期で利益成長が期待できる割安の銘柄を買うということ。
そして長期的には企業の成功は株価の上昇を自然ともたらしてくれるという信念。

ここで、2つ目の学べる点ですが
マゼラン・ファンドのような象徴的な成功ファンドであっても転換点はあるのです。
投資信託は長期で持つのが基本ではありますがそれでも日当たりの良し悪しはあるので
マーケットの天候が先行き厳しいかな…と思ったら一度売ったり、また買い増したりという
売買の判断を自分でして、決して持ちっ放しにはしないということ。
そう、投資信託は、乗り降りだけは自分で決めなくてはならないのです。

いかがでしょうか?
マゼラン・ファンドは日本では買えませんが、日本にもこのような可能性のあるアクティブファンドはあるそうです。
アクティブファンドって信託報酬が高いって、悪いイメージが先行していましたが、すっかり変わりました!
勿論、厳選する目が必要ですが、夢もありますよね。
日本のマゼラン、ぜひ見つけてみてください!!


マンスリーレポートのポイント・まとめ [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2011.02/08 山本郁 記事URL

ファンドの通信簿であるマンスリーレポート。
過去の成績や、先生ならぬファンドマネージャーからの一言
そしてマーケットの今後の見通しなども書いてあったりします。
保護者のような気持で読むといいですね…と野尻さん。

そんなマンスリーレポートの読み解き方のポイント
今回がまとめで一区切りとなります。

今日もいくつかのポイントについて解説していただきました。

まず、騰落率期間収益率
一定の期間での基準価額の値動きを数字であらわしたもの。
ポイントはトータルで見ること。
都合のよい所だけを見てはいけない。
1年だけで見ると60パーセントを超える好成績でも
設定来で見るとマイナス運用だった…なんてこともよくあります。
運用履歴の長いものが見やすいですね。

続いて、資産内容やポートフォリオ情報に記載されている資産市場別配分の運用方針。
フルインベストメント
原則として、 現金のポジションを持たず すべての資金を有価証券に投資する運用手法。
“フルインベストメントを基本とする”というように書いてあると
98%とか99%といった100%に限りなく近い高い比率で株や債券などで運用していると考えて良いわけですが
これがもし数字が低くなっていた場合はチェックしなくてはなりません。
解約者が増えているなど平常時とは違うことが起こっている可能性もあります。

業種別配分、業種別構成比率
そのファンドが重きを置いている業種がわかります。
つまり、投資スタンスを知ることができます。
同じ投資対象…例えばブラジルの株式に投資しているファンド…いくつかで比べてみると
そのファンドの特徴がよりはっきりするでしょう。

組み入れ上位10銘柄
やはり同じ投資対象のファンドと比べてみると面白いでしょう。
この銘柄にこんなに投資しているからこんなに運用成績が良いんだ…とか
こんな銘柄よく見つけてきたな…なんてファンドマネージャーの手腕が感じられたりします。

そしてさらに詳しく見てみたいなら運用報告書を見てみましょう。
運用会社のHPなどで見ることが出来ます。


今までは読む気が起こらなかったマンスリーレポートも、ポイントさえわかればとても面白いものなのだとこの4週間で気付いていただけたと思います。
ファンドを持っている方はぜひまずは自分の持っているファンドのマンスリーレポートを読んでみてください。

そして、気になるファンドがいくつかに絞られた状態の方は、マンスリーレポートに目を通すことで最後の決め手が見付かるかも知れませんよ!


マンスリーレポートのポイント・3 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2011.02/01 山本郁 記事URL

ポイントがわかると
色んなことが見えてくるマンスリーレポート。
今日は分配金について教えていただきました。

分配金とは株で言う配当金のようなもので
ファンドが生み出した収益を決算ごとに投資家に分配するものです。
例えば「毎月分配型」というのは、毎月決算が行われその度に分配をするというファンド。
ただ、投資信託では決算は最低年1回義務付けられていますが
分配金を出す、出さないはそのファンドの自由。
ファンドマネージャーの裁量によってどの位支払われるのか
場合によっては分配をしないということもあります。

過去にどのくらい、どんなペースで分配金を出してきたのか調べて
ファンドの傾向を押えておかなくではなりません。

ただ、この時気をつけたいのは、分配金を出す出さないは
良いファンド、悪いファンドを決めるものではないということです。
毎月分配と言う形でお金が貰えれば嬉しいですが
分配金が支払われるとその分純資産総額が減少しますので基準価額が下がります。

つまり、分配の数と金額はそのファンドが
分配金を支払う事を重視しているのか
基準価額を上げ成長を重視しているのか
どちらをより重視したファンドなのかというファンドの特徴なのです。
残念ながら両方良いとこ取りというファンドはありません。

ですから、自分が投資信託に何を期待しているのか
どのタイプにするのかを選ばなくてはなりません。

比較的投資資金を持っている年配の方なら
毎月の年金にプラスアルファのお小遣いが欲しいから毎月分配型にしよう…とか
将来のためにまとまった財産をつくりたいから分配の数が少ないファンドにしよう…とか
あるいは、若い人でも子育ての為に一時仕事から離れるので、その分の収入を補いたいから毎月分配型にしよう…など。

自分が気になるファンドがあるとして、そのファンドがどのタイプのファンドなのか知るためには
マンスリーレポートまた目論見書の「ファンドの運用方針」を見てみると解ります。
その中に“安定したインカムゲインの確保とともに…”というような言葉があれば、分配金重視
信託財産の中長期的成長を目指した…”というような表現があれば、成長重視

このように、分配はファンドの特徴であることがお分かりになったと思いますが
ただし、今、圧倒的人気なのが毎月分配型。
毎月お金が貰えるという聞こえの良さから販売しやすいということもあって
販売会社からも勧められるケースも多いようです。

年末に日経新聞朝刊に「膨らむ毎月分配型投信」という記事が掲載されていましたが
なんと毎月分配型投信の6割で収益を上回る分配金を出しているという現状があるそうです。
収益を上回る…というのは問題です。

野尻さんが得意の例えで説明してくださいました。
分配金はたまご
運用成績がめんどり
運用成績があるからたまご:分配金が産まれるわけで
分配金を産み出す事ばかり重視してめんどり:運用成績がげっそり痩せてしまえば玉子だって産むことができなくなります。

めんどりが痩せてるファンドではないかどうか基準価額もしっかりチェックしてご自身に合ったファンドを選んで下さいね!

詳しくはオンデマンド放送をお聴きください。


マンスリーレポートのポイント・2 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2011.01/25 山本郁 記事URL

これがマンスリーレポート!

その読み方を知らないと意味のわからない難しい書類でしかない投資信託のマンスリーレポート。
しかし、毎月報告されるこの数枚のレポートには、その投資信託がどんなものなのかを知るための情報が
沢山盛り込まれているんです。
先週は基準価額ベンチマークから過去の成績の分析の仕方を教えていただきました。
今週も引き続きマンスリーレポートを読み解くポイント
純資産総額、そして組み入れ銘柄数から何がわかるのかを教えていただきました。

アクティブファンドは全てが市場平均を上回るわけではないし、将来が約束されているわけでもありません。
だからこそどのファンドを選ぶか、目利きが重要です。

その為に外せないポイントの一つが純資産総額
純資産総額とは、そのファンドに組み入れられる株や債券の合計金額から信託報酬などのコストを差し引いた信託財産の総額
…というと難しそうですが、野尻流に表現すると投信の船にのる仲間。
同じ目的を持ってそのファンドに投資する仲間が今どのくらいいるのかということがわかるのです。
この純資産総額では、その増減に注目します。
特に急減した時には、ファンドに何かおこったのではないか…と理由を調べてみる必要があります。
買う前にもこの純資産総額で、適正な規模であることを確認しなくてはなりません。
純資産総額は大きければ良いんじゃないの?
大きいに越したことはないのですが、大きくなりすぎると売り止めとなってしまうこともあるんです。
注意が必要です。

そして今日教わったもう一つのポイントの銘柄数
このファンドがいくつの銘柄に投資しているかも、しっかり抑えておかなくてはなりません。
例えば、先週も例に挙げたJFザ・ジャパンという日本株に投資しているアクティブファンドは
74銘柄に投資しています。
ベンチマークのトピックスは今1600ほど上場、その他にもまだ沢山の銘柄がある中で
厳選に厳選を重ねて74に絞って、好成績を上げているわけです。
じゃあ、銘柄数は少ない方がいいの?
これも一概にはいえません。
銘柄数が少なければ読みがあたった時は良いですが、読み間違えた時は大変なダメージになります。
銘柄を少なくすればその分リスクも高まるわけですから、どの程度のリスクが自分の許容範囲なのかを考えて選ばなくてはなりません。
それを踏まえて、例えば同じ投資対象のファンドで迷っている時には
投資対象の銘柄数も参考にすることができますね!

マンスリーレポートによって色んなことがわかってきましたね。
まだまだ大切なポイントがあるんですよ。
来週も教えていただきます。お楽しみに♪


マンスリーレポートのポイント [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2011.01/18 山本郁 記事URL

プレミアムあまおうロールケーキ♪

今日の会議のおやつは
プレミアムロールケーキの新作
今日1月18日発売の“あまおう”です♪
でっかいあまおうの粒が半分ドンと
クリームに埋まってるのがポイント。
プレミアムロールケーキは
2010年のヒット商品番付レースを総なめ。
昨日番組で採りあげた「日経優秀製品サービス賞」にも選ばれていましたね。
ローソンもこの新作“あまおう”でさらに業績上るかも…なんて
投資の話に結び付けられるようになってきたあたり
4月からこの投資入門で学んできた成果でしょうか?

さて、今日はマンスリーレポートに注目してみました。
マンスリーレポートは、日本語で言えば「月次報告」
投資信託の毎月の月末時点の情報を翌月に公開しています。
たいていは運用会社のHPを開くと見ることが出来ます。
このマンスリーレポートの読み方、活用の仕方を教えていただきました。

とは言っても、野尻さん曰く
マンスリーレポートは投信の通信簿のようなもの…というように
過去の成績、ファンドマネージャーのコメント、
何を目指して運用しているのか、どんな特徴があるのか
などなど、通常3枚から6枚程あるマンスリーレポート。
一回で全てを見るのは無理と言うもの。

そこで今日は、マンスリーレポートをみると大抵冒頭に記載されている
運用の実績について教えていただきました。

教材として取り上げたのは
国内の株式を投資対象としているアクティブファンドの
『JFザ・ジャパン』
JPモルガンのHPのマンスリーレポートで探す事ができますから
ぜひご覧になりながらオンデマンド放送を聴いてみてください。
「JPモルガン」 「JFザ・ジャパン」 「月報」で検索するとすぐに出てきますよ。
基準日2010年12月30日となっているのが直近のものです。

マンスリーレポートを開いて、まず目が行くのは
運用の実績…設定来の基準価額(価格)です。
基準価額とは投資信託を購入したり換金したりする際の基準になる金額のことで
この『JFザ・ジャパン』の場合、一万口あたりの時価となっています。
これは高いからいいとか低いからどうのというものではありません。
次に??となる単語はおそらくこれでしょう。
税引前分配金再投資
ファンドは決算状況によって分配金が出る場合がありますが
分配金のお金で再びこのファンドを買った場合、つまり再投資する場合としない場合で
基準価額もかわってくるのでその区別をしなくてはなりません。
これは再投資した場合の額を示しているということです。
そして「ベンチマーク
これはファンドが運用の目標基準としているもので
投資対象によって近いものを使っています。
『JFザ・ジャパン』の場合は国内株式なので、TOPIX(東証株価指数)を採用しています。

さあ、それでは、設定来の基準価額とベンチマークの値動きを見てみましょう。
最初は一緒なのに途中から大きく差が開いているのがわかります。
基準価額には大きく上った山と谷が出来ています。
ベンチマークはそうでもないのに、基準価額が大きく上っている
つまり、他はそうでもないのにこのファンドだけ上っているというのが
このファンドの魅力です。
気になったファンドがあったら運用会社に
「この局面でどのような運用をしてきたのか」と質問してみると良いそうです。
そうするとファンドのこだわり
どういうジャンルに強いファンドなのか
どういう局面でどのあたりを使ってくるのか
どのタイミングで行くのが良いのかなどがわかってきます。

まだまだ見ておきたいポイントがありますよ。
来週も引き続きマンスリーレポートの活用方法を教えていただきます♪

なお、個別の銘柄を採りあげましたが
あくまでも教材として採りあげたもので、決してお薦めするものではありません。
投資の最終判断はご自身でお願い致します。


アクティブを使う手も [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2011.01/11 山本郁 記事URL

“投資をするにはその対象を深く掘り下げる必要がある”
そこで先週に引き続き、リスナー代表の私が今興味を持っている『新興国への投資』について掘り下げていただきました。
中でも私がタイに強く関心を持っているということから
「タイにを中心に新興国の株式に投資をする」ということに絞ることにしました。

タイという国を投資対象として分析してみると
クーデターが多く地政学的リスクが懸念されるということが挙げられます。
しかしその一方で、日産の新型マーチはがタイで生産した車を日本に逆輸入しているということに象徴されるように、タイは自動車産業が優遇措置があり
他のメーカーも続々タイに工場を作っています。
また、これから投資をする人、あるいは投資デビューはしててもまだそれ程していないと言う人は
資産の殆どが円資産であることが多いので
その一部をタイに投資するということは分散投資の意味でも意味があります。

しかし、情報を得づらいのがネックです。
そこで、こだわりを効かせるために有効なのがアクティブファンドなのです。

アクティブファンドは、確かにインデックスに比べコストが高いです。
しかしアクティブファンドはインデックスを上回る運用成績を目指しているわけで銘柄を厳選して運用をしています。
その調査の為にはどうしてもお金がかかってしまうのです。

その辺を納得した上で
実際に、アクティブでタイに投資できるファンドを探してみると
例えば「オーロラファンド・タイ投資ファンド」というアクティブファンドがあります。

このファンド、実はモーニングスターのファンドランキング、2010年の調査で
トータルリターン46.88パーセントでトップなんです。
(注:今年もトップになるという保障はありません)
気をつけなくてはならないのは、このオーロラファンド
タイのほかに、香港、韓国、日本、マネープールという5本から
どこに投資するのか自分で選ぶ必要があります。
返してみれば、リスクも勿論高まりますが自分の思いを乗せたい所に集中投資することが出来るわけです。

以上、現実的に考えてみて
先進国全体、新興国全体のインデックスを持っていて
その中で部分的にタイにアクティブ投資をする…というのが良さそうです。

いかがでしょうか。
一口に新興国の株式に投資するといっても
どこまでをエリアにするのか
新興国全体にするのならば、
プロが国の配分や投資比率を常に見直して銘柄を選んで投資するアクティブファンドにするのか
コストを抑えて平均を取りに行くイメージでインデックスファンドやETFにするのか
自分で目的をもって選ばなくてはなりません。
これまでの人生経験や、興味を投資にフィードバックして
自分の中で興味が湧いたものを掘り下げるということを是非実践してください!

詳しくはオンデマンド放送で。


年始め、気になったものは? [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2011.01/04 山本郁 記事URL

新年明けましておめでとうございます!
皆様、今年のお正月を
どのようにお過ごしになられましたでしょうか?
私は例年のようにお節を作って
愛宕神社にお参りに行ってきました。
85段の出世の石段も一気に上ってきました。
案外スムースに上れたのでちょっぴり安心。
まだまだ体力いけますね!

さて、僅かなお休みでしたが、この時間にご自身の投資を見直したり
あるいはこれから投資を始めようという方は、具体的に何に投資してみようかなど考えたりなさったのではないでしょうか?

投資には、興味を持っているもの、気になっているものを掘り下げる事が必要

野尻さんもこうおっしゃっています。
そこで今日は「年初め、気になったものは?」というテーマで
リスナー代表の私が気になったものをピックアップして追及してみました。

Jリート」「インデックスファンド」「新興国(タイ)」

まずは「Jリート」日本国内の不動産投資信託です。
為替のリスクが無いこと
今、ぐんぐん上っている事が注目点ですが
本来は配当利回りで“プチ大家さん”気分になれるのが魅力のこの商品。
それに今値が上っているのは日銀が買い入れを発表したことによるもので
少し加速気味なことも注意しなくてはならない点。
過剰に買われすぎると急ブレーキがかかることもありますし
「日銀が追加で買い入れを発表してくれないか」といった期待が外れた場合に下がる可能性も。
それに不動産業界は年度末に一気に計上されるということも踏まえておかなくてはなりません。

急ピッチな値上がりが気になる今、焦りすぎない方が良いそうです。
でも、やはり気になる…という方は
インデックスファンド」で取り入れるという手も!
東京証券取引所に上場しているJリート36銘柄全体の値動きを表す指数
東証リート指数と同じ値動きを目指すファンドです。
“プチプチ大家さん”気分を味わえるといったところでしょうか。
プチプチとはいえ、大家さんであるわけですから物件のチェックは必要です。
各JリートのHPなどをご覧になって
実際にどんなものがあるのか、稼働率はどのくらいか、築年数などを調べておくと良いでしょう。
詳しくはオンデマンド放送をお聴きくださいね。

来週は、新興国について追及してみたいと思います。

そして、皆さんも投資で気になっているものがあったら教えてください。
参考にして番組にも反映させていきたいと思います。
宜しくお願い致します♪


【続きを読む】
ETFで世界を網羅 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.12/21 山本郁 記事URL

ETFで世界を網羅!?
また大きく出たな…と思われた方、
はい。大きくてごめんなさい。
でも実際に
ETFやインデックスファンドって
小額からでも分散投資が出来るんですよね。
ですから少ない元手で世界中に投資する
なんてことも可能なんです。
特にETFは肌理細やかに思いを乗せて投資をすることが出来るんですって。

ですから今日は
どんな風に世界に投資することが出来るかを考えてみたいと思います。

イメージが湧きやすいように
オリンピックやサッカーワールドカップを控えて注目を集めている
ブラジルに投資する…という設定で考えてみましょう。


まず、もっとも大きな分類で、新興国と先進国で分けると
ブラジルはエマージング(新興国)マーケットに分類されます。
連動を目指す指数としては代表的なものに
MSCIエマージングマーケットインデックス」があります。

続いて、BRICs(有力新興国)の中でのブラジルという括りで見ると
FTSE BRICs50指数」があります。

ラテンアメリカという括りでは
S&B ラテンアメリカ40指数

そしてブラジル単独で投資したいと思ったら
MSCIブラジルインデックス
ボベスパ指数

とこのように、それぞれに連動を目指すETFがあって
ブラジルに投資する…でも、どう投資したいのか
とても細やかに思いを乗せることが出来るわけです。

ETFで投資できないものってないね…って言うくらい揃っているんですって。
ね、ETFで世界を網羅できるでしょ!


しかし、数の上では…特に国内で上場しているETFは、まだまだ発展途上。
皆で育てていきたい商品です。

ところで
ずっと比較してきたインデックスファンドでは世界を網羅できないの?
これには、やろうと思えば出来ますよ…というお答え。
でも相対的にはETFの方が安いし
インデックスで世界網羅はちょっと面倒だそうです。

でも、先週に勉強したように
積み立てのしやすさ…と言うメリットがインデックスファンドにはあるので
とりあえずインデックスファンドで始めて、その後ETFに乗り換えるって手もありますよ♪
とのこと。
皆さん、いかがですか?
ETFを使って世界征服してみませんか?

詳しくはオンデマンド放送をお聴き下さいね!


ETFの特徴を見てみよう2 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2010.12/14 山本郁 記事URL

でっかいマスクで失礼します!
風邪でちょっと喉がイガイガでした。
しかも、マスクで小顔効果があるかも
…なんて。
怪しいだけでしたね(笑)

さて今週は、先週に続いてETFの特徴を見てみました。
同じように指数に連動することから比較される事の多い
ETFとインデックスファンド。
しかし、成り立ちが違う全くの別の商品であること。
その為にETFの方が信託報酬も安く、流動性も高い…ということが
ETFのメリット…と教えて貰いました。

ではETFがいいじゃない?って思ったら早計です。
インデックスファンドの良さもあるんです。

まずは定期積み立てが出来ること。

これから投資を始めようという人がまとまったお金を用意するのは大変ですよね。
また金額の問題だけでなく投資は時間を分散することも大切です。
そういう意味でも定期積み立ては有効です。
毎月定期的に、一定額を自動的に積み立ててくれるので
忙しい時でも、体調の悪い時でも、心理的に買うことが出来ないタイミングでも
必ず買うことが出来ます。
また、インデックスファンドは基準価額がいくらであっても
じぶんが投資したい額を投資することが出来ます。
だから自分が投資に使っているお金を把握しやすいということも利点です。

この定期積み立てが出来るという点では、実はETFでも出来ないことはないのですが
扱っている証券会社は限られている上、手数料が高いのがネックなんですって。

そしてもう一つの大きなポイントは
インデックスファンドは確実に売ることが出来ること。
いくら余裕資金で投資しているとはいえ
やめたいと思うことや別のファンドに乗り換えたいと思うこともあると思います。
そういう時にペナルティとして多少の信託財産留保額を支払えば確実に売ることが出来ます。
これがETFだと市場に上場しているから需給が影響してくる訳です。
つまり同じ条件で買いたいという人がいなければ、売ることが出来ないのです。
流動性は高いといってもまだまだ参加している人が少ないETFですから
出来高が少ない商品もあります。

では、出来高が少ないからETFはダメ?
決してそんなことはありません。
ETFはこれから発展してゆく商品です。

育ってゆく見こみのあるETFを選び
出来高や、純資産高、投資している人がどれくらいいるのか
といったポイントをチェックしていれば今後将来性は期待できます。

いかがでしょうか?
詳しくはオンデマンド放送をお聴きくださいね。


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