投資信託の使い方~シニア世代編・その3 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.07/31 山本郁 記事URL

“少しのゆとり” “社会とのつながり”
シニア世代が投資に求めている望みです。
この望みをアシストする可能性のある投資が投資信託なのです。
今日はこの望みを叶える投資信託の使い方を教えて頂きました。

まず、“少しのゆとり”
ここで必要なのが、投資の利益をトマトに例えた、プチトマトの精神。
現役から投資を始めている人は丸々大きなトマトを実らすこともできると思いますが
シニア世代になって投資を始めた人はそこまで待たずに刈り取ることが必要です。
「手をつけてはいけないわけではないけれど、売るのは難しい…」
特にシニア世代は大きな失敗をするとリカバリーが難しいので売るのをためらいがちです。
投資金額もシニアは慎重に。
だから期待する利益もプチであることが大切なのです。
ここで注意しておきたいのは、以前に勉強した毎月分配型や定期解約などが使いやすいアイテムですが、この二つを組み合わせて使うのはNGです!!
そしてプチトマトが“本当に実った”ものか、自腹のプチトマトかも確認しておかなくてはなりません。
これは、税金が引かれているかいないかで分かります。
自腹が何回も続くようなら、その苗ごと刈り取ってリセットしてしまうことも必要です。
また、使うための投資ということですから、定期解約も合わせて考えもよいですね。
これは、実を収穫というよりは、トマトの幹を一部切り取るという感じ。
右側の幹が無くなったけど、水をやればまだ育つ、楽しめるというイメージです。
プチトマトが、また実った!赤くなってきた!というのは張り合いになりますよね。
プチトマトの精神…これが少しのゆとりを望むシニア世代にぴったりマッチしているのです。

そして社会とのつながり。
現役次代に何紙も新聞を読んでいたビジネスマンや、子育てのために仕事を辞めたお母さんたちから
新聞を読んで得る知識を役に立てる場がなくなったから新聞を読むモチベーションが下がってしまった…という言葉をよくきかれます。
だったら投資に生かしてはどうでしょうか?
新聞を読んで得た知識は投資には役立てることが出来ます。
また投資をするということは値動きや社会の変化と向き合うこと。
社会とのつながりを必要とします。
そして、親子共通の話題としても役に立ちます。
お天気の話をするように「今日のマーケットは…」なんて話が弾むといいですね。

世代ごとの投資信託の使い方を勉強してきましたが
シニア世代は3回にわたってお伝えしてきたことからもわかるように、若いころ思っているよりも長く、そして多様化してきています。
どうぞ、現役世代の内からシニア世代を見据えて、投資の計画、勉強を始めて下さいね。

詳しい野尻さんのお話はオンデマンド放送で!!


投資信託の使い方~シニア世代編・その2 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.07/24 山本郁 記事URL

「定年後、つつましやかに生きて行けば年金の範囲で生活できる」
このように考えている方が案外多くいらっしゃるようですが、税金や保険料の事はちゃんと考えていますか?
生きている限り税金・保険料はついてまわるのです。
いたずらに不安になることは無く、現実は現実として受け止め、何らかの打開策をみつけてゆかなくてはなりません。
投資信託を使うのか、働き方を考えるのか、そのほかの方法か…。
年金は今後、今の受給世代よりも、確実に厳しい制度になります。
とすれば、今の受給世代と同じ生活スタイルでいいのでしょうか?
考えてみれば今女性の生き方も多様化しています。
それと同じように老後の生き方も多様化してゆくものと捉え、そういう中での投信の使い方を考えなくてはなりません。
一番大きいのは、増やす投信から、使う投信へのシフト。
トマトに例えて考えると
まず現役の頃から続けてきた投信は、もう大きく赤く実っているものがあるでしょう。
中にはしぼんでしまった実も?
無年金期間をこの実った実を収穫して過ごしてもいいのです。
もちろん、もう少し大きく成長するのを待っても構いません。
そしてこれから投信を始めるケース。
それまでは貯金していたお金をこれから時間が出来るので投信と向き合っていこうという場合。
やはり「使う」を意識した運用になります。
大きな実を期待するのではなく、プチトマトをつまんでいくような感覚。
いかがでしょうか?
詳しい野尻さんの解説はオンデマンド放送でお聴き下さいね!


投資信託の使い方~シニア世代編 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.07/17 山本郁 記事URL

またまた色が被りました(笑)

投資信託と言っても使い方は様々。
美味しいものや生活の知恵などどは違って、お金に関することは親の世代とも違うので真似をしてもダメ。自分でじっくり考えなくてはならないのです。
今日は、シニア世代編とタイトルが打ってありますが、現役世代の方も「自分にはまだ関係ない」と思わないでくださいね。
当たり前の事ですが、いつか自分にも必ず訪れますし、それ以前に備えておかなくてならない心づもりもあります。

投資信託の使い方、シニア世代を迎える時に大きく変わります。
決定的な違いは、“増やす”から“使う”にシフトしていくこと。
そして投資信託に使えるお金…家計が大きく変わります。
そこで、気をつけてほしいのは
定年してすぐに新たな投資を始めない!ということ。
今まで続けてきたものはもちろん続けて結構です。あるいはもう収穫してもいいものもあるかもしれません。
新しく始めるのは一瞬待って欲しいということなのです。
その前にお金の流れを把握しなくてはなりません。

定年後の生活って、年金も貰えるし、贅沢さえしなければお金って必要ない…なんて思っている方
大間違いです!!!
税金を払わなくてはなりません。
健康保険料も払わなくてはなりません。介護保険料だって。
そして、収入の柱となる年金も、来年からいよいよ65歳までもらえない人が出てきます。
具体的に該当する人は、男性の場合昭和36年4月2日以降に生まれた人、女性の場合は昭和41年4月2日以降生まれの人は65歳にならないと年金は受け取れません。(現行の制度下で)
健康保険も、退職前の勤務先のものを(2年限定ですが)継続するか、それとも国民健康保険に加入するか。
再雇用で働くという人も、以前の会社にそのまま勤務するにしても再雇用制度の下で働く場合、以前の給料は関係なく大抵はリセットされて大きく減額されることが多いのです。

定年前、定年後、お金の流れはこんなに大きく変わるのです。

急いで投資を始める前に、新たな家計の中で自分がどれだけ投資にお金を使えるのかを把握しなくてはなりません。
定年後も住宅ローンが残っている人はそっちを先に片づけなくてはなりません!!

いかがでしょうか?
定年後の家計の変化に関してアバウトにしか考えた事がなかったという方も多いと思います。
投資を始める前に必ず考えなくてはならないことです。
ぜひ向き合ってみて下さい。

詳しい野尻さんの解説はオンデマンド放送で!!


投資信託の使い方~退職に備えて [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.07/10 山本郁 記事URL

投資信託はとても使える投資のツールですが、年代によっても向き合い方が変わります。
先週は40代~50代前半までを見てきましたが、50代をわざわざ前半後半に分けたのは、後半になるとそろそろ退職も視野に入れて運用を考えていかなくてはならないからです。

投資信託を長く使い続けるのは結構大変なこと。
資産形成のための運用の手段と考えると、ある程度まとまった金額を投資するわけで、分散していたとしても総額ではけっこう大きな値動きになります。
良い時、悪い時、途中で降りなくてはならない時…結構大変なのです。
マーケットの状況だけでなく体調などを含めた自分の状況もあります。
たまたま体調を崩してマーケットを見られなかった時にタイミングを逃し塩漬けしていますという人もいるそうです。
またライフイベントにも合わせて投資に向き合わなくてはなりません。
退職というのはまさにそのライフイベントの一つです。

まず、野尻さんから退職の時に絶対やってはいけないこととして言われたのが「退職金を投信に全部つぎ込むこと」
真面目な人ほどこの低金利時代、まとまったお金を手にした時に、急いで何かに運用しなくちゃ!!と思ってしまいがち。
それで、勧められるままに、新規設定の投信ばかりとか外国株だけのものばかり買ってしまったという、とっても高いリスクをとってしまっている人が結構いるそうです。
投資信託のリスクって当たり前のようですが、自分で決めることが出来るのです。
自分が最初に思ったことを書き留めておくということを是非やってください。
高い金利の商品を見せられたりするとつい買ってしまって、こんなに高いリスクをとるつもりは無かったのに…ということになってしまいがち。
そして一気に買ってしまうのもタブーです。
買う時期を分けることで時間分散というリスク分散が出来るのに、一気に買うということはそのリスクへの備えの手段を放棄していることに他なりません。

安定収入が年金にシフトする年代に近づいて一層慎重さを求められる世代。
かといって全部貯金というのも違います。
もちろん退職金を取り崩して生活していかなくてはならないのですが、なるべく長持ちさせていけるようにやはり運用が必要なのです。
その為には今から投資に慣れておきましょう。
退職金というまとまったお金をいきなり手にして慌てて一気に買ってしまったりしないように。
一度でなくとも一年で全部投信につぎ込んでしまった…というのもダメ。
時間分散は一年でも短いくらいです。
何年にもわけてじっくり取り組んでください。
この世代は現役世代よりもマーケットに向き合う時間があります。
退職後、投資が張り合いになったという人もいるそうです。
投信を買ってゴールではありません。
種を撒いたら育てて収穫しなくてはなりません。
シニア世代は結構長いです。
その世代を迎えるにあたっての50代後半からの時期は大切です。
しっかり備えましょう!


投資信託の使い方~現役世代編・その2 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.07/03 山本郁 記事URL

世代別の投資信託の使い方を教えて頂いていますが
先週の20代~30代に続いて今週は40代~50代前半です。
50代後半を含めないのは、50代後半は退職が近づいてきているので
投資信託の使い方もまた違ってくるので別に考えなくてはならないんですって。

さて、40代~50代前半は、20代~30代と何が一番違うのでしょうか?
それはお金です。
自由に使えるお金、投資に回せるお金が少ないのがこの世代。
会社でも働き盛りで役職にもついたりで収入は増えてきますが
それと同時に人生の2大支出というものがこの世代にはのしかかってきます。
住宅ローンと教育費。
(これに老後資金を加えて3大支出です)
毎月の収入は日々の生活で目いっぱい。
でも老後の為にも投資は必要です。

このような場合はボーナスを投資に充てる、というのも一つの手です!と野尻さん。
新しい家電製品の購入などに使われることの多いボーナス。
これをそのままそっくり投資資金用の口座に入れちゃいます。
というのも、“ボーナスが出た時が投資時”とは限りません。
なので、一旦投資用口座にお金をプールしておいて、いい時にスポット買いをしたり
あるいはその口座から毎月積み立てにしてもいいですよね。

ただ、同じ40代~50代前半でも、シングルやディンクスの方は
自由に使えるお金が多い傾向にあるので
やはり毎月積み立てで投信をされる方がよいでしょう。
投資信託はやはり毎月積立がリスク軽減で威力を発揮します。
それにさらにプラスして、ボーナス時にスポット買いでパワーアップしても良いでしょう。

そしてこの世代には慎重さも求められます。
年少扶養控除廃止や厚生年金保険料の値上げで投資資金捻出がさらに厳しくなってきます。
そんな中での投資ですのでやはりリスクも少ないものを選ばなくてはなりません。
例えば、J-REITならば為替リスクがない
債券ならば、今ヘッジコストが安いのでヘッジコスト有りを選んでみるとか。
リスクが軽減するものを選ぶというのもこの世代の投資に求められてくる要素です。

いかがでしょうか?
詳しい野尻さんの解説はオンデマンド放送でお聴き下さいね!


投資信託の使い方~現役世代編 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.06/26 山本郁 記事URL

写真をご覧になって何かお気づきになりました?
実は野尻さんと私の着ているワンピース、色違いのお揃いなんです♪
毎週火曜日、放送が終わって帰るときによく覗いてみるショップで先々週見つけたんです。
ジャケットを着ればビジネスシーンでも使えるし、家でジャブジャブ洗濯できるし、何と言っても値段が安くてコストパフォーマンスが良いよね!!
二人とも大変気に入ってしまい即決で購入しました。
この夏は二人ともこのワンピースヘビーローテーションで着倒すつもりです(笑)

さて、今週から、世代別に投資信託の使い方を考えて行きます。
投資信託は、事細かくマーケットをチェックするのが難しい現役世代でも続けることが出来る便利な投資ツールです。
問題はどれを選ぶか。
人気があって売れているからとか、販売の窓口の人が勧めてくれたから、という理由で選んでいないでしょうか?
例え同世代でも、人によって生活環境や人生設計は違います。
この世代にはこれ!なんて単純に勧められるものではありません。
自分が何を望んで運用するのかをしっかり押さえておかなくてはなりません。
そして、今のこの足元のくすぶり続ける状況では、プロでもリスクオフしている状況です。
個人の場合は休むという手もあります。
このような懐疑的な時に如何に買い進めることが出来たかでそれが将来のパワーになるということもあるので、非常に判断が難しい所ですが、不安で眠れないような状況になっていては問題です。
先々のことを考えて、今の安眠を奪われるのはどうでしょうか?
それなら、一旦休んで、まだ状況をみて始めるというのも一つの手です。
また、どうせコーヒー代として消えてしまうお金だから…と1000円といった少額で続ける手もあります。
現役世代と言っても、20代と50代では投資環境は大きく異なるのでそれぞれ別に考えていきますが
まずは20代~30代の人たちに絞って見て行きましょう。
この世代の特徴は、時間があることと投資に向けられる金額が限られること。
時間があるというのは、一日の中での時間…ということではありません。
投資の目標、ゴールまでの時間です。
この時間があるということは、途中躓くことがあっても立ち直るチャンスが何度かあるということです。
そして投資資金が少ない…あるいはまったく無いという方は貯金も始めなくてはなりません。
その場合投資に向ける金額は、貯金の金額と同額が上限!!
これを目安にして下さい。
20代~30代は値動きを知るためにも少額でも投資信託を始めてみるとよいでしょう。

野尻さんのお話、詳しくはオンデマンド放送でお聴き下さいね。


すぐに出来る節約 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.06/19 山本郁 記事URL

今週は投資信託のお話は一回お休み。
『すぐに出来る節約』というテーマでお話頂きました。
前回は皆さんからたくさんの素晴らしい節約アイディアを頂き、それで放送一回分時間いっぱいになってしまったので、前回お話できなかった野尻さんがお勧めの節約を教えて頂きました。

今年は増税目白押し。
16歳未満のお子さんが給付対象となっていた年少扶養控除が
昨年1月から所得税の控除が廃止、そして今月から住民税の控除が廃止となります。
つまり子ども手当が増税になるようなものですよね。
また来年1月からは復興増税が25年間に亘って実施されます。
これまでと同じにお金を使っていたら家計はマイナス。
節約を取り入れてようやくとんとんとなる訳です。
無理のない形で、今すぐに節約を始めないと!!

まずはこれから暑くなってくるとどうしても家計の中で大きな負担となる電気代。
筆頭はエアコン!
必要のない時期にはコンセント抜いておくか、エアコン用のブレイカ―を切っておく…と
以前にも野尻さんから教えて頂きましたが
そろそろ故障していないかのチェックの為にも一度運転をしてみた方がよいですよね。
熱くなってから電源を入れて故障していても、その頃は電気屋さんも修理や設置に大忙しでなかなか来て貰えないということも考えられます。
さて、エアコンを使うに当たっては必ずやっておきたいのがフィルターの掃除。
汚れたままのフィルターを使っていると、電気代は食うし冷えも悪いのです。
フィルター掃除は必ずやりましょう。
また、エアコンを使う前に、出来るだけ扇風機で過ごすというのも節約には大きな技です。
エアコンと扇風機の使用電気量は大きく違いますから、電気代もかなり変わってきます。
またエアコンの使用を控えるテクニックとして、一日家にいられる休みの日には
一番暑い時間帯を涼しい図書館で過ごすというのもいいアイディアです。
新聞、雑誌も揃っていますから、情報インプットの日として一日過ごすのもいいですよね。

また食費では、節約し過ぎで栄養が足りなくなっても困るので、一番良いのは
自炊率を上げるということ。
それも自炊したりしなかったりだと余計高くついたりすることもありますので
自炊すると決めたら毎日作ることが大切です。
でも仕事から帰ってきて毎日お料理するのは大変ですよね。
だから、まとめて調理して冷凍保存しておけば、仕事帰り疲れていても
冷凍庫にあれとあれがあるから…と外食したい気持ちを断ち切ることも出来ます。
食事にかかるお金は、内食、中食、外食の順に高くなっていきます。
男性もお料理をする時代。
若手人気俳優にもお料理上手な人が多く、弁当男子なんて本も出ていたりしますよね。
ぜひ自炊、チャレンジしてみてください。

野尻さんのおすすめメニューは、茹でたそうめんをさっと洗って、ごま油と和え、プチトマトを乗せるという夏向きのメニューですって。
簡単ですよね♪
オイルをオリーブオイルに変えたらイタリアンっぽくなりそう。

そしてもう一つ。
住んでいる市区町村のHPをチェックすること。
様々な控除があったりします。
例えば新宿区では、民間の賃貸住宅の家賃助成が受けられる可能性があります。
条件のクリアや、申し込み倍率という壁もありますが。
また、耐震工事に助成金が出るところもあります。
必要な所にはお金は使わなくてはなりませんが、何か手立てがあればそれを使わない手はありません。

いかがでしょうか?
今すぐに出来る方法ばかりですよね。
今日からすぐに取り入れてみて下さいね。

詳しくはオンデマンド放送で!


シニア世代に使える定期解約 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.06/12 山本郁 記事URL

今日も先週に引き続き「定期解約」について教えて頂きました。

まずはおさらいです。
定期解約(定期受け取り)とは、保有している投資信託を、一定の金額か一定の口数で解約していくというもの。

解約していくのだから投資信託の本来の目的とは矛盾しているような気もするのですが、目的次第ではまだまだ資産を増やしていきたい現役世代でも使えるというお話でした。
少し補足があったのですが、勤務先で確定拠出年金(DC)が導入されている場合は、そちらを優先してもよいということです。

さて、今日は目的に合ってさえいれば明日からでもすぐに使える“シニア世代”の定期解約。
シニア世代に投資の目的を聞くと大半の方は、守りたい>増やしたい ですが
野尻さんがよくよくお話を聞いてみると、守りたいけどもう少しだけ生活費が欲しい…という方が多いんですって。
この守りながらも少しだけ使うというニーズには、定期解約がフィット!
かと言って、保有している投信を全て定期解約にしなさいというのではありません。
一本だけ定期解約にしてみてはいかがでしょうか。その方がお金も生きるというもの。
ただし、定期解約はまだまだ少数派です。定期解約できない投信がほとんど。
だから保有している投信を自分で定期的に解約していくというのも良いでしょう。同じ効果を得ることができます。

自分で自由に使える投信を一本持つというのがお勧めです。
勿論、預貯金を自分で定期的に取り崩していくのでも良いわけですが、預貯金はこの低金利状況下では、ほぼ原資のまま。
いつ枯渇するのかも計算すればわかってしまい、少しは増やしたいという夢はそこにはありません。
投信ならば、運用成績次第では少しでも長く持たせたいという夢がもてますよね。

注意しておかなくてはならないのは
定期解約や自由な使い方をする投信は、定期積立してるものを使ってはいけません。
ナンセンス。
それと、毎月分配型との違いを抑えておくことも大切です。
毎月分配型は、元本は減るけれども、口数は変わりません。
でも、定期解約は、口数が減っていくのです。
あくまでも解約であるのだということをしっかり意識しておかなくてはならないということです。

いかがでしょうか?
結構使えますよね。
定期解約。
そして投資信託。

使う目的の投資信託、ゆる~い投信“ゆる投信”を1本持つというのが、これからの投信のトレンドかも!?

詳しい野尻さんのお話はオンデマンドでお聴き下さいね♪


定期解約ってアリ? [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.06/05 山本郁 記事URL

先週のおしまいに出てきた単語、“定期解約”
耳慣れない言葉ですが、投資信託の仕組みの一つです。
比較的新しいもので、扱っているところも少ないし
万人にお勧めできるものでもない…ということですが
でも、使い方によっては、シニア世代にも、現役世代にも使える手法なんですって。

まず、定期解約とはどんな仕組みなのか。
保有している投資信託の内、一定の金額、または、一定の口数を、定期的に換金して受け取る仕組みです。

ここでまず疑問が!
投資信託って、こつこつ積立て成長させるのが醍醐味の商品なのではなかったでしょうか??

確かに長期で保有して成長を期待するのが王道ですが、積み立てるだけで増やしたお金を生かせなければ勿体無いわけです。
かといって、日本人投資家はとかく解約とか取り崩しが苦手。
罪悪感を持ってしまう人もいるようです。

家計の中から捻出して投資して成長させた大切なお金。
自分のニーズを反映させなくては勿体無いのです!!

たとえば、定年から年金支給が始まるまでの60歳から65歳までの5年間、無年金期間が心配だという方で
対策として、ただ貯金をしていますという方も多いようです。
でも、30代から40代で積立を始め、この無年金期間の5年間に定期的にお金が受け取れるように、定期解約を利用する方法もあるんです。
ね、使えるでしょ!!

現役世代は増やす投信を選ぶのが一般的だと思いますが
この定期解約の投信と、増やす投信と並行して積立をしても良いわけです。

もちろん、定期解約にしなくても、必要な時に自分で取り崩しが出来ればそれで良い訳ですし
今、定期解約を扱っていないファンドでも、いずれ定期解約できるようになるかもしれないし。
必ずしもお勧めするものではありません。

ただ、老後の備えというと元本保証の預貯金が王道となっていますが
預貯金は取り崩せば元本がそのまま減っていきます。
どうせなら運用というスパイスを利かせてなるべく資金を持たせることが出来たら嬉しいですよね。

ただ、この定期解約、どんな局面でも自動で解約してしまうので、それが難点でもあります。
詳しくはオンデマンド放送でお聴き下さいね!!


さらに投信の深イイ話 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.05/29 山本郁 記事URL

投資信託は長期投資が向くと言われる商品ですが
“長期”の意味に思い違いが起きているケースが!!

とにかく長く持つことのみに意義を見出して
ただひたすら同じ船に同じ状況で乗り続けている
…という投資の仕方をしている人がいますが
それは、長期投資ではなく“放置投資”
ただ置いておくだけで決して長期投資ではありません。

投資信託はプロに運用を任せる投資
でも、任せられるのは運用の中身だけなんです。
投信の船に乗ったり下りたりするのは自分で決めなくてはなりません。
それは、権限であり、武器なのです。

この船から降ります~といつでも言う権利があり
しかも一部売却も可能です。

株は単元ごとで売るのが基本ですが、投信は買ったままの金額でなく
口数毎とか金額で一部売ることが出来るのです。

自分が乗った船の旅が
微妙だな…と思ったら2割売却とか
まぁまぁ50/50かな…と思ったら5割
危ない…と思ったら完全に下りちゃう
とこのように、自分の心に正直に比率を変えることが出来る投資なんです。
そのようにメンテナンスをしながら投信に向き合っていくこと
その結果、利益を出しながら長く投信を持ち続けていく
これが長期投資なのです。

折角与えられた武器を使わないのはもったいない!
武器を使ってより利益を上げていく…これが投資の醍醐味で預貯金と大きく違う点なんですから。
預貯金よりも値動きを実感したいなら頑張らなくちゃ。

ただし、解約って苦手って人も多いと思います。
日本人は特に苦手意識が強行傾向があり円貯金ですら解約することに罪悪感を感じる方もいらっしゃるようで。
それが投信なら尚更というわけで。
確かに自分で想定していたよりも早く利益確定することは勇気がいることです。
しかもきっちり一番高いところで売って、一番安いところで売るのはプロでも難しい。
鯛焼きの頭と尻尾は差し上げましょう…の精神で。
そして何度も経験して、腕を磨いてゆくのです。

どうしても売ること、利益確定することが苦手なんです…という方には『定期解約』という手法もあるそうです??
これについはまた来週以降教えて頂きましょう。

野尻さんの詳しい解説はオンデマンド放送でお聴き下さい。


 全23ページ中12 ページ   前の10件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 [12] 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 次の10件