好配当銘柄を探せ! [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.12/18 山本郁 記事URL

今日のテーマの「好配当銘柄」
“高”配当でなく、あえて“好”配当を使いました。
野尻さんが、長く持つという意味も込めて自分にとって好ましい銘柄を探しましょうと“好”をチョイスされました。
政権は替わりましたがすでに決まっている来年からの増税は変わりません。
といっても、もうすでに家計を見直しつくし、節約もしつくして、もう何も手を付けるところは有りませんという方も多いはず。
となれば、自分にとっての未知の領域に踏み込むしかありません。
そこで個別株。
初心者には手ごわいイメージや、投資資金も沢山必要というイメージがありますが
先週もお話頂いたように、選べばあるんです!
私たちのような投資初心者でも扱える個別株が!

具体的な例を見て行く前に、野尻さんから1つアドバイス。
「投資資金の上限を決めておく!」
個別株は値動きがありますから、チマチマ節約しコツコツ貯めた投資資金が一瞬で無くなっちゃう可能性もありますからね。
そして初心者は「旬な銘柄は横目で見て、好配当重視」!

上限5万円なら、銀行株はどうでしょう?
例えば三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は配当利回りは2.93%
1単元100株なので、今日の株価なら4万1000円。
みずほフィナンシャルグループ(8411)は4.26%。やはり100株からなので最低1万4000円で購入できます。
ただし、投資額がそこそこだと手数料を差し引くとあまり利益がでないので投資信託よりはまとまったお金が必要ですね。

上限10万円なら、伊藤忠商事㈱(8001)は利回りは5.1%と高配当。
855円でひけていますので100株8万5500円で購入できます。

いかがでしょうか?
皆さんの“好配当”銘柄を探す参考にしてみてくださいね。
詳しい野尻さんの解説はオンデマンド放送でお聴き下さい。


なお、今日挙げた銘柄は番組からお勧めするものではありません。
投資の最終判断はご自身でお願いします。


見てみよう、株式の世界 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.12/11 山本郁 記事URL

先週までしばらくボーナスシーズンにあわせて、“まとまったお金の手堅い使い道”についてお話頂きました。
中でも、過去最低水準と言ってもよいほど下がった住宅ローン金利を利用しての借り換えのお話も大変タイムリーでしたが
今日、野尻さんから一つ注意して欲しいこととして、低金利に振り回されるのではなく、有利に使いましょう!という補足がありました。
これは何かというと、新規に住宅ローンを組もうとしている方で、低金利ゆえに身の丈以上目一杯にローンを組まないように気をつけましょう!!ということ。
金利が低いので今は思いのほかお金が借りられちゃうんです!!
でもこの金利がいつまでも続くとは限りません。
変動や固定選択で目一杯借りると、ある時無理がくる可能性もあります。
どうか気をつけて下さいね!!

さて、後半は久々の投資のお話です。
見てみよう、株式の世界。
個別株の魅力に注目してみようということです。
特にシニア世代にはいよいよ来年から実施される年金の減額(過去の特例措置で本来よりも高い公的年金を受け取っている「もらいすぎ年金」を来年10月から段階的に解消…来年10月に1%、14年に1%、そして15年に0.5%)で、その分の補てんをどうしようか…と不安な方もいらしゃると思います。
毎月分配型の投信の分配を増額しようか…と考えている方、配当に注目しながら日本株を見て行くという方法もアリなんですって。
個別株ってなかなか手ごわいイメージがあるのですが、選べれば初心者でも大丈夫!
以前なら手の出せなかった銘柄も今は値が下がってこれなら買えるというものもあるかもしれません。
4%前後の配当を得られる株もあって、タイミング的にも面白いと野尻さんはおっしゃいます。
しばらく株の世界を覗いていきます。
来週は、銘柄の探し方なども教えて頂きましょう!!

詳しい野尻さんのお話はオンデマンド放送で♪


今が住宅ローンの借り換え時・その2 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.12/04 山本郁 記事URL

先月30日の日経新聞の紙面でも報道されていましたが、大手銀行も一斉に住宅ローン金利を引き下げ、今住宅ローン金利は、まさに過去最低水準となっています。
10年物の長期金利が0.7%と9年ぶりの水準になっていること
そして金融機関が今、借り手を探してサービス合戦になっていること
また、タイミング的にも消費税増税を控え、来年9月までにローン契約をすれば現行の5%の消費税で済むことから、そろそろ動き出した方がいいから
こういった背景からこのような住宅ローン金利引き下げとなっている訳です。
まさに、今が住宅ローンの借り換え時!
今日は、住宅ローンの借り換えに合わせて、住宅ローンのアレンジも考えたいと思います。
まず、ざっとおさらいですが
住宅ローンの金利のタイプは3タイプ。
『固定』…返済期間中ずっと金利が変わらない安心感が魅力
『変動』…今、低金利であることが最大の魅力
その両方を併せ持った『固定選択』
この3つがあります。

借り換えで注目したいのは3番目の『固定選択』です。
返済もある程度進んでいて借入残高も減っているというのがミソで
例えば、固定10にした場合、返済期間が15年残っていたら、当初の10年間は今の超低金利の固定金利で返済し、残り5年は、今より金利が上がていても残高が少なくなっているので月々の返済も大した金額にならない…ということ!

もし、返済期間がまだ20年くらい残っている方でしたら
『変動』と『固定』と同時に返済するのも手です。
より有利な方にバランスをシフトしながら返済して行く方法です。

このように借り換えをきっかけにアレンジも考えてみてはいかがでしょう。
その時には団体信用生命保険も含まれていての金利なのかもチェックする必要があります。

気になる借り換えの効果ですが、これはまちまち。
97年に3.1%の固定で住宅ローンを組んで、今年夏に借り換えをした方のケースですが
この時点で借入残高約1500万円、返済期間の残り14年。
そこで新しい返済方法は、固定選択10年。
これだと11年目から残りの返済はその時々の金利になりますが
今の金利と変わらないと仮定して計算してみると、2パーセントの借り換えの手数料を差し引いても200万円のお得です。

シミュレーションはタダなので、とにかく住宅ローンがある方は、いろんなアレンジでお得な方法を探ってみて下さい。
そして、借り換えによって心に余裕が出来たら、ぜひ投資にも目を向けてみて下さいね!!

野尻さんの詳しい解説はぜひオンデマンド放送でお聴きくださいね♪


今が、住宅ローンの借り換え時?! [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.11/27 山本郁 記事URL

今日のテーマは「今が住宅ローンの借り換え時?!」
先週勉強した「ボーナスの手堅い使い方」のお話の続きです。
手堅い使い方っていうと100%貯蓄!!なんて思いがちですが
そんなガチガチに締めると逆にうっぷんが溜まって、つい高額商品を衝動買いしちゃったりして!!
ボーナスの手堅い使い方で大切なのは、支給される前に使い道をじっくり考えること。
その上で〇パーセントは貯蓄っていうのは良いですが、何も考えずにとにかく貯蓄というのは賢い使い方とは言えません。
そして、住宅ローンを返済している方は
ボーナスで“繰り上げ返済”ではなく、今は“借り換え”のチャンスです!!
とにかく超低金利なので、貯蓄や投資ではお金が増えた実感がなかなか感じられないのですが
お金を借りるには今はとても良い条件。
かつては借り換えっていうと、残高1000万円とか、返済期間が10年以上残っているとか、金利差が1%といった条件を目安にしていましたが
今は金利差0.5%でも借り換えした方が得なケースもあるそうです。
返済期間がもうあとわずかという方は、繰り上げ返済の方が有利なこともあるでしょうが
無理して返済して、お子さんの教育費などが嵩んできて家計が苦しい…なんてことにもなりがち。
それなら安い金利でお金を借りられる今、借り換えしちゃった方が有利なんです。
とにかく住宅ローンを支払中の方は、金融機関に相談してシミュレーションして貰ってください。
シミュレーションだけだったらいくらしてもらってもタダですから♪
ただし、転職した方や、家の資産価値が落ちてしまっている場合は、審査が通らない場合もあります。
ご注意ください。
詳しくはオンデマンド放送でお聴き下さいね!

ここで、番組からプレゼントのお知らせです。
今「マーケット・トレンド」では、日頃、番組をお聞きの皆様に感謝の気持ちを込めて
リスナー感謝プレゼントを行っています♪
賞品は、投資に必要な世界経済の重要日程がひと目でわかる、
「CX手帳2013年版」に、ラジオNIKKEI特製ボールペンをセットにして10名様、
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それぞれ抽選でプレゼントいたします!!
ご応募は番組サイトの応募フォームから、必要事項をご記入の上、お申し込み下さい。
12月4日締め切りです。


【続きを読む】
ボーナスの手堅い使い道 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.11/20 山本郁 記事URL

ボーナスの時期が近づいてきました。
皆さんは今度のボーナス、どうやって使おうか…って考えていらっしゃいますが?
使い道なんて…日々の生活費の補てんで消えて行く…という方も多いようです。
とにかく貯蓄!!…なんて方も。
もちろん、こんな時代ですから貯蓄は大切。
でも、貯蓄って目的でもない限りゴールがないものですよね。
ひたすら入ってくるお金は貯める、あるいは生活費に充てる…というのも辛いし、お金の賢い使い方と言えるでしょうか?
そこで今日は「手堅いボーナスの使い方」というテーマでお話頂きました。
ただし、ボーナスって昔とは概念が変わってきています。
出て当たり前…というのは今は昔。
また、フリーランスで働いていている人も増えています。
そういうボーナスのない方も、「ちょっとまとまったお金が入ったときの使い方」という理解でお聴き頂きたいと思います。
その人その人にとっての最大の効果のある使い方を考えてみましょう。
詳しくはオンデマンド放送をお聴きくださいね。

一つ、住宅ローンのたくさん残っている人は、今、借り換えのチャンスだそうです。
この住宅ローンの借り換えについてはまた来週詳しくお聞きしようと思います。


避けるリスク、取るリスク [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.11/14 山本郁 記事URL

リスクって聞くと、投資初心者は「怖いもの」ってイメージを持ちがちですが
リスクを取らなければリターンもないし、リスクには幅があるのです。
だから、リスクを個人個人が取捨選択しコントロールすることが出来れば、投資を長く続けることができるのです。
リスクをコントロール?何だか難しそう…って思った方、日常生活に置き換えて考えてみましょう。
私たちは普段からリスクを判断しコントロールしながら生活しているのです。
例えば、山登りに行く場合。悪天候であれば、重装備をして出かけるとか、日程をずらすとか、対策を考えますよね。
これは立派なリスクコントロール。
投資で考えてみると、為替の先行きが不透明な場合、為替ヘッジをつかうとか、国内投資だけで投資を続ける。
これがリスクの取捨選択、リスクコントロールです。
また、外に出かければ、家に籠っているのに比べて、事故にあったり怪我をしたりする確率も高くなるけれど、その分新しい発見や出会いの確率も高くなります。
リスクを怖がって全く避けるのではなく、今のマーケットの状況と、自分の状況を考え、それでも今、自分が取れるリスクの商品は無いだろうか…という視点を持つことが大切です。
これを一つ一つ積み重ねてゆくことで、必ずリスクコントロールが出来るようになるのです。

そしてもう一つ大事なとは、投資信託のポートフォリオは配分重視ってよく言われますが
最終的に目的の配分にたどりつければ良いということ。
入門者が最初から複数に分けて投資すると一つ一つがとても少額になってしまいます。
最初はどうせ少額なのだから、自分の気持が一番乗るものに投資してもいいのです。
その方が、多少値動きも感じられて投資の楽しみも感じられるでしょう。
投資先を沢山分散するだけでなく、金額を抑えたり、時間を分散するのも、リスクコントロール。立派な取るリスク、避けるリスクの行動です。
投資は楽しみながら続けることが大切です!!

詳しい野尻さんの解説はオンデマンド放送でお聞きくださいね!


為替リスク、もう一つの避け方 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.11/06 山本郁 記事URL

先週は、本来は為替ヘッジなしが王道と聞いてとても驚きましたが、いまの状況…米国大統領選挙、財政の壁…為替リスクに対する慎重姿勢は崩せません。
そこで今日は、日本で暮らす私たちが出来る、為替リスクに対するもう一つの備え方を教えて頂きました。

それはズバリ、海外へ行かないこと!!
もちろん海外旅行に行かない…ってことではありません。
投資のお金を海外へ向けないということです。
海外モノの投信を続けているという方は続ける判断でも良いと思いますが
投資を始める…というととかく海外に目が行きがちで、国内モノを見落としがち。
ここで、国内モノをクローズアップして見てみましょう。

具体的に挙げると、Jリート。
今年1月に勉強しましたね。
Jリート全体の値動きを示す東証リート指数を見てみると
1月は850.48でしたが、今日11月6日の終値は1049.56…と20%弱の伸び
リート指数スタート時に比べるとまだまだかもしれませんが、9月に指数が1000を超えたときは話題にもなりましたし、今年はJリート注目の年でした。
1月に買っておけば良かったな…と思った方、まだ遅くはありません。
先週の日銀金融政策決定会合でJリートにも100億円の買い増しが決定しました。
しかもJリートを保有しているのは日銀や地銀などが多く値が下がりにくいこと
また配当も高いという魅力もあります。
まだ魅力は残っていると言えるのではないでしょうか。

為替に対する慎重姿勢はまだ続きます。
今夜の米国大統領選挙でどちらが勝ったにしても、直面しているのがフィスカルクリフ、財政の壁。米国で年明け早々起こってしまうと言われている予算と財政の弊害のことです。
アメリカは今年いっぱいでブッシュ減税と言われる様々な減税が終わります。
そして法律の改正で借金に上限をつけたことで来年の予算歳出で強制的に大幅な削減をしなくてはなりません。
このダブルパンチを回避できないと財政の緊縮が崖を転げ落ちるように進む恐れがあるというのです。
米国で起きたことは日本はもちろん世界中に波及します。
投資信託は米ドル建てのものが多いので、米国の状況を見通せないと今は動けない状況です。
だから今は、海外へお金を向けるのは待って、個人投資家の皆さんはある程度路線が見えてきてから…つまり、鯛焼きの頭と尻尾は差し上げて、お腹の餡がいっぱい詰まった所だけを頂く…でいきましょう。

野尻さんの解説はオンデマンドでお聴き下さいね。


為替リスクの備え方 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.10/30 山本郁 記事URL

外国債券などの“外モノ”を使うと、為替リスクで成績が変わる…なんてよく言われます。
投資信託の成績も為替の影響で最終的に基準価額が振るわないということがここ数年見られます。
円だけが買われる構図が続いてセオリー通りの通貨分散が効かないので、為替リスクがファンドの成績を直撃しているのです。
しかし、普通でない今のこの状況に、対応していかなくてはなりません。

そこで注目されるのが為替ヘッジ。
為替ヘッジを使えば、様々なリスクの一つである為替リスクをほぼ避けることが出来ます。
全ての商品という訳ではありませんが、為替ヘッジありorなしを選択できるものがあるのです。

選択なんて何も、為替リスクを避けるために当然ヘッジありを選べばいいんじゃないの?
いいえ。必ずしも、そうとは言えないんです。
ヘッジあり、つまりリスクを避けることを選ぶことにより、失うものや、余計に払うものが発生してくるんです。

まずはコストです。
為替ヘッジの仕組みですが、為替予約という予約取引を使うことで将来決済するレートが確定できます。その代りに売る通貨の金利を放棄。買う通貨の金利となります。
この金利差がヘッジコストになるのです。
使用する2通貨の組み合わせによってはコストが安くなる…この通貨のペアならヘッジありを使っておいた方が良い…という判断が出来るわけです。
今日も日銀が金融政策決定会合で資産買入れ資金11兆円増額と発表したように引き続き金融緩和の傾向ですが、低金利同士の組み合わせならコストの影響が軽い訳です。
投資先の金利が高いと金利差が大きくなるからコストが運用成績の足を引っ張ってしまいます。

ただ、押さえておきたいのは、為替ヘッジありはスタンダードではない!ということ。

今が普通の状況でない(世界的低金利)から、為替ヘッジありがよく使われていますが
為替ヘッジあり…ということは、為替のリスクを避けられるけれど、為替の旨味を放棄することでもあるのです!!
多くの方は円は持っているけど外貨が無いから投資信託で分散投資しているのですが、その投信の魅力が限定されてしまうわけです。

本来、金利が正常な時は、為替ヘッジなしがスタンダードなんです。

投資信託って本来中長期でどっしり構えて取組むものですが、為替ヘッジについてだけは柔軟に考える必要があります。
野尻さん曰く「為替ヘッジはお料理の塩加減のようなもの」
たとえばアサリを調理する場合、季節によって含んでいる塩分が違うので調理する時に塩加減を調整しなくてはなりません。

今なら、ありとなしダブルで行って、今後の動向でどちらか降りるというのも今に生かせる考え方かも…ですって!

野尻さんの解説はオンデマンド放送でお聴き下さいね。


外債リスクに備えよう [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.10/23 山本郁 記事URL

先週は外国債券の商品をいろいろ見ている中で最後に出てきた「通貨選択型」
債券の商品なのに、こんなにリスクが高いの!?って驚きました。
通貨選択型はリスクを積み上げることで利益をひねり出した商品。
今日は、そのリスクの積み上げの仕組みを詳しく教えて頂きました。

まずリスクの一層目
ここはファンドの値上がり益とその収支。仕組みで言えば普通の投資信託の商品と同じです。
ただ、新興国の国債やハイイールド債など、リスクの高めの投信がもとになっています。

リスク二層目…ここが通貨選択型の最大の特徴を作り出している部分。
為替ヘッジプレミアム(二通貨間の短期金利の差)で高いリターンを稼ぎだしている訳です。
この二国間の金利の差が縮まらなければ為替ヘッジプレミアムが貰えますが
差が縮まってくるとプレミアムも減ります。
そして、更に縮まってくると今度がコストが発生し、為替ヘッジコストとしてマイナスになってしまいます。
そして新興国によっては資金の流入・流出を防ぎたいという理由で為替予約が出来ないためにノン・デリバラブル・フォワード(NDF)を使って仕組みを作っている場合が多いそうです。
これが更に分かりづらい。
通常の為替予約と乖離が生じて思っていたのと違う結果になることも。
通貨選択型は、この二層目で稼いでいる訳ですが、翻って大きなリスクにもなる訳です。

そしてリスク三層目
選択した通貨と円との為替変動がリスクとして積み上がります。
よく「通貨選択型」商品のパンフレットなどに、為替ヘッジって記載されているので
為替はヘッジされているので心配ないと思われている方が多いのですが
それは二層目のこと。
この三層目ではヘッジはされていない、つまり為替リスクがあるのです。

この低金利の中で、分配金200円、なんていう破格の分配金をひねり出すために、このような複雑で高いリスクの仕組みが生み出された…それが通貨選択型の投資信託なんです。

三層全てが上手くいっていないと良さが出ない通貨選択型…野尻さんはこれを、かつてブームになったテレビデオに例えて説明してくださいました。

テレビとビデオが一体化した商品なので、両方上手く作動していればコンパクトでスタイリッシュな家電ですが、どちらかが上手くいかないとテレビだけ、ビデオデッキだけにしては大きすぎ。
野尻さんも私もこのテレビデオに、ビデオを詰まらせてしまってビデオデッキが使えなくなったという経験をしているのですが
ビデオの修理をしたくてもその間テレビを見ることが出来なくなるので、ビデオが詰まったままにしてしまったのです(笑)

高い分配金がどうやって捻り出されているのか仕組みと、高いリスクを理解して投資するのは構わないけれど、分配金の額だけを理由に選んでいる方がいたら、自分がそれだけのリスクを取りたいのかどうか改めて考えてみて下さい。

詳しい解説はオンデマンド放送を聞いて下さいね!


外債のあれこれ [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012.10/16 山本郁 記事URL

債券というマイルドな響きを持ちながら、日本国内債券に比べるとぐっとリスクが高くなり
時に想像を超えるリスクを負うこともある外国債券。
今日はこの外債を具体的に見ながら、どんなリスクがあるのかを勉強していきます。

まずは国債
米国債やドイツ国債など、日本国債と同じで信用性は高いのですが、金利は低い。

そこでもう少し値動きが欲しいと開発されたのが、ソブリン債
これは格付けの高い国と政府機関が発行する債券で運用するファンドで
信用性が高く、国債よりは高いと言っても利回りは低めです。

さらにもう少し値動きを…という方には、ハイイールド債
ジャンク債とも言われますが、利回りが高く、裏返せばリスクも高め。
利回りの高い、発行体の信用度の低い債券の中で、比較的安全なものを厳選しているファンド。
債務不履行のリスクも秘めています。

ここまで外債の中でもリスクがマイルドなものから順に見てきましたが
次は別格にリスクが高くなる商品。
それは、通貨選択型といわれるものです。

思わず、「え!?」 っと声を上げてしまった私。
だって、通貨選択型のファンドって、一時期、普通にバンバン販売されていませんでした?
野尻さんが「別格です」って前置きするほど、リスクの高い商品だったなんて!

通貨選択型は、ハイイールド債などをベースにして、そこに無関係の国のリスクを重ねることで分配金を高める工夫をされた商品。
言い換えれば“分配金を捻り出すために作ったしくみ”です。
例えば、米国のハイイールド債にブラジルレアルの通貨を選択して乗せ、その2国間の短期金利の差益を得て、それを日本円で受け取ろうというもの。
つまりハイリターンを得るために3層の複雑な構造になっていて、
先ほどの例で説明すれば、ベースの米国ハイイールド債の運用、米ドルとレアルの為替、レアルと円の為替、全てがプラスに働かないとハイリターンを得られない商品なんです。

よく知らないと、債券だし、通貨を自分で選ぶことが出来るし、沢山売り出しているし…何か安心…なんて思いがちですが
その実、相場の値動きを読むことが出来る投資家にしか扱えないと言ってもいいほど複雑でリスクが高い商品なんです。

投資したいなら、そこのところを理解してから、購入してくださいね!!

野尻さんの詳しい解説はオンデマンド放送で!!

そしてお知らせです!
12月2日、ゴールドの祭典「TOKYO GOLD FESTIVAL」が開催されます。
司会は水・金曜キャスターの大橋ひろこさん♪
今回特別に、マーケットトレンドのリスナーの皆様を御招待します。
詳しくはこちらまで!


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