商品先物取引Q&A [商品先物取引のイロハ(~15年6月)]
2015.06/23 山本郁 記事URL
「商品先物取引のイロハ!」シリーズもいよいよあと2回となりました。
今回は「商品先物取引Q&Aと題して
東京商品取引所 広報部の 佐藤さや香さんに、皆さんから寄せられたご質問にお答えいただきました。

Q1:TOCOMの取引にストップ高、ストップ安はありますか?
 A:以前はあったが、現在はサーキットブレーカー制度を導入しています。

Q2:東京ゴールドスポット100と、これまでトコムに上場されていた金の取引の違いは?
 A:東京ゴールド100には金標準取引・金ミニ取引とは違って、「決済期限」がなくて、取引単位も異なっています。

Q3:限月のある商品のポジションを、長期に保有する方法はありませんか?
 A:ロール・オーバーという取引方法を上手に使うことで、当初の取引期限を延長することが出来ます。

Q4:「NEXT NOTES 日経・TOCOM原油ダブルブルETN」と言う商品はTOCOMの原油と関係があるのですか?
 A:TOCOMの原油価格をもとにした原油指数に連動するETNで、これが活況になるとTOCOMの原油市場自体も活性化します。

Q5:TOCOMの商品先物取引と、商品を対象としたCFD(差金決済取引)とはどう違うのですか?
 A:取引所取引であるかどうかが違います。

詳しい佐藤さんの解説はオンデマンド放送でお聴き下さいね。
最終回の来週は、TOCOMの最近の取り組みについてお話し頂きます。



TOCOMの市場参加者構成とヘッジ取引 [商品先物取引のイロハ(~15年6月)]
2015.06/16 山本郁 記事URL

「商品先物取引のイロハ!!」シリーズ、コメンテーターは、東京商品取引所 広報部 佐藤さや香さんです。
今日のテーマは『TOCOMの市場参加者構成とヘッジ取引』 

TOCOMの市場には色んな方々が様々な目的で取引に参加しています。 
昨年9月のデータですが、TOCOM市場全体における取引の割合は
実際に商品を取り扱う事業者が約12%
自己の資金で売買を行い利益を追求する法人、プロップ業者が約33%
個人投資家が約30%

市場別に見ると、貴金属・石油市場はプロップ業者の割合が高く、ゴム市場は海外からの取引の割合が高くなっています。
これはTOCOMのゴム価格が国際的な指標価格となっているからと考えられます。
取組高(売買契約をしたまま決済していない売買の数)の割合で見ると、商品全体で、事業者が約27%、プロップ業者が約5%、個人投資家が約45%。
つまり、事業者や個人投資家が比較的長期にポジションを保有する傾向にあることがわかります。

このようにTOCOM市場は、様々な参加者が、現物の調達、資金運用など様々な目的で参加していますが、もう一つ
マーケットに参加する目的の一つに「ヘッジ取引」があります。
値段が動く商品を扱って商売を行っている事業者は、常に商品の値動きによる危険にさらされています。
こうしたリスクを避ける為に使われるのが「ヘッジ取引」です。
「ヘッジ取引」とは、先物価格と現物価格が連動した動きをする性質を利用して、現物市場と反対の取引を先物市場で行うことによって、価格変動によるリスクを制御または排除することを目的とした取引。
そして、ヘッジ取引の基本的なメカニズムは、現物市場で発生する損益を先物市場で発生する損益で相殺するところにあります。
ヘッジ取引を行うことによって、その後、価格がどのように変動しても、ヘッジ取引を行った時点の価格で、将来の購入価格や売却価格を確定することが可能になるのです。

佐藤さんにヘッジ取引を行った場合、行わなかった場合を比較しながら、具体的に説明をして頂きました。
テキストも参考に、ぜひオンデマンド放送をお聴きくださいね。

TOCOM市場における受渡し [商品先物取引のイロハ(~15年6月)]
2015.06/09 山本郁 記事URL

本日のコメンテーターは東京商品取引所 広報部の近藤史規(ふみのり)さん。
「TOCOM市場における受渡し」というテーマでお話し頂きました。
 

商品先物取引の決済方法は、差金決済と受渡決済の2つがあります。

殆どの場合が差金決済で行われていますが、現物受渡は商品先物取引の重要な機能の一つ。
商品の生産や流通、消費に携わる企業などが、現物の仕入先または販売先としてこの受渡機能を利用しています。

特に石油市場、中でも灯油は現物流通量に占める受渡しの比率が高く、2014年1年間では関東地区販売量の10パーセント弱もの受渡しがTOCOMで行われました。

一般的に商品先物取引の取引ロットは大きいし、個人投資家など大半の投資家はそもそも現物の仕入れ・販売が目的ではないので差金決済で取引を終了するわけですが
貴金属、特に金や白金は、石油や穀物などとは違って、受け渡し単位の1キロでも手のひらの乗る大きさで受渡ししやすく、また貴金属店の店頭で購入するよりも、割安で購入できる、売却時は割高で売却できる、倉荷証券を証拠金として有効活用できるなどのメリットがあるので、個人投資家の方でも受渡決済をする方も多いようです。

TOCOMでの受渡決済の魅力について近藤さんにお話し頂きました。
詳しくはオンデマンド放送でお聴き下さいね。

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<スタッフより>

先月実施しました「東京ゴールドスポット100」上場記念番組アンケートの、プレゼントを当選者に発送しました。
アンケートへのご回答、ありがとうございました。

いただいたご意見は、今後の番組作りの参考とさせていただきます。

TOCOMの取引システムと価格決定の仕組み [商品先物取引のイロハ(~15年6月)]
2015.06/02 山本郁 記事URL
「商品先物取引のイロハ」シリーズも、今日が8回目
東京商品取引所 広報部の佐藤さや香さんにお話し頂きました。
テーマは『TOCOMの取引システムと価格決定の仕組み』です。

TOCOMでは2004年12月まで、ゴム市場の取引が手振りで行われていましたが、今は全ての取引がシステム売買で行われています。
現在TOCOMで使用している取引システムはNasdaqが開発した世界水準の性能、国際標準の取引機能を有するシステムです。
マーケットの国際化が進んで、世界的な取引所間競争が激化しており、取引システムの性能の優劣がその鍵を握っているのだそうです。

現在TOCOMの取引時間は、「日中取引」が9時から15時15分まで、「夜間取引が16時30分から翌朝4時まで。
注文の受付時間の開始はそれぞれ、もう少し早めで日中が8時30分から、夜間が16時15分からとなっています。
日本が夜の時間帯でも海外はビジネスタイム。TOCOMは上場商品の多くが国際商品なので、夜間にマーケットが開いていれば機動的に取引が出来るというわけです。
注意点は、夜間取引から始まって、日中取引までを1計算区域=1日の取引 として扱っていること。
TOCOMのHPの相場表などもこの計算区域で表示してあります。

注文の種類は、7種類。
中でも良く使われているのが、価格を指定して発注する「リミットオーダー(指値注文)」や、価格を指定しない「マーケットオーダー」の2つ。マーケットオーダーは成行き注文と似ているけれど全量約定が保障されていないという違いがあります。

取引締結方法は、「板合わせ仕法」と「ザラバ仕法」の2つがあります。
「板合わせ仕法」は、取引開始時点までに受け付けた売買注文の中で、売買注文が最も多く約定する値段を約定値段として取引を成立させるもの。
「ザラバ仕法」は、取引開始後から立会終了までbの間に売買注文の条件が対当する都度、取引を成立させるもの。
取引の締結にあたっては「価格優先・時間優先の原則」というルールがあります。

取引締結方法について、具体例を挙げて解説頂きました。
細かい数字なども出てきますので、ぜひテキストをダウンロードしてお聴きくださいね!




商品先物取引を始めるには [商品先物取引のイロハ(~15年6月)]
2015.05/26 山本郁 記事URL
商品先物取引のイロハ!
東京商品取引所 広報部の佐藤さや香さんにお話し頂いています。

第7回は「商品先物取引を始めるには」
先週までに商品先物取引に関する基本的な部分を教えて頂きましたので、今回はいよいよ実際の取引を行う際の手順についてです。
どのような流れで取引を始めることが出来るのか、取引をする際に注意することなどを教えて頂きました。

まず、口座の開設。
商品先物取引業者を選ぶポイントは
●経済産業省・農林水産省の許可を受けていること
両省のHPの許可を受けている業者リストで確認。過去の行政処分履歴もチェック
●自分の投資スタイルに合っているjこと
取引したい銘柄を扱っているか、注文受付時間、手数料、対面取引かネット取引か

次に「契約締結前公布書面」「受託契約準則」をよく読んで取引の性質や特徴をきちんと理解し、商品先物業者と契約を締結。
ようやく口座開設という流れになります。

取引中に注意する点は、
●リスク管理をきちんと行うということ。
特に損が出ている場合は、どの程度か把握しておくことが必要です。
損がいくらになったら損切をするのか...といった取引方針を予め決めておくことも大切。
●余裕資金で行うこと
絶対に生活資金など必要なお金で取引をしない
追加の証拠金が必要になった場合備えて、さらにその一部を確保しておく
●取引に関する情報収集に努める
商品先物取引業者からの情報、新聞、テレビ、インターネットで等で、価格の変動要因となる情報に注意する

SNSサイトの「みんなのコモディティ」をチェックするのもおススメだそうです。

また、TOCOMでは週に1回のペースで夕方18時から「初心者のためのCX教室」を開催しています。
商品先物取引の仕組みを基礎から教わりたいという方は、TOCOMのHPからお申し込みください!





証拠金制度 [商品先物取引のイロハ(~15年6月)]
2015.05/19 山本郁 記事URL

シリーズ『商品先物取引のイロハ』
第6回は「証拠金制度」についてです。

証拠金て、どのくらいの金額で、どのような時に必要になるのでしょうか?
証拠金の仕組みについて、東京商品取引所 広報部の佐藤さや香さんに教えて頂きました。

現在、日本の商品先物取引の証拠金については証拠金計算の国際標準とも言われている「スパン証拠金制度」が用いられています。
このスパンは、商品ごと、取引ごとに証拠金を計算するのではなく、保有するポートフォリオ全体から生じるリスクに応じて証拠金を計算する方法。
同一商品間や値動きに関連のある商品間のリスクを相殺するなどし、ポジション全体のリスクから最低限必要となる証拠金の額を算出する仕組みになっています。
この仕組みを使って、商品先物取引業者が投資家それぞれに"最低必要となる"証拠金の額を算出するのです。
余裕をもって取引をするためには、最低限の必要額よりも多い証拠金を預託しておく必要があります。
必要額の3倍程度がよいという意見もあるそうです。

それでは実際、いくらから商品取引をすることが出来るのでしょか?
TOCOMではミニサイズの商品を扱っていますので
従来からの金のミニ取引や新しく上場した「東京ゴールドスポット100」では、およそ3万円程度から取引に参加することが出来ます。
その他にも、白金ミニ取引、トウモロコシや大豆と言った商品も証拠金基準額が低く設定されています。

実際取引を行う際に必要な証拠金額は、各商品先物取引会社で確認ができます。
そして、JCCHが決めている最低必要となる証拠金の額は、JCCHのホームページで公開されています。

佐藤さんの詳しい解説はオンデマンド放送でお聴き下さいね!



ここで、番組からプレゼントのお知らせです。

5月7日より取引が開始された、「東京ゴールドスポット100」の上場を記念して、アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で、ゴールドインゴットをはじめとする「ゴールド」なグッズをプレゼントいたします。

締め切りは5月22日金曜日です。
詳しくは、下記のバナーをクリックしてください!

クリアリングハウスと投資家の保護 [商品先物取引のイロハ(~15年6月)]
2015.05/12 山本郁 記事URL
シリーズ「商品先物取引のイロハ」
今日は「クリアリングハウスと投資家の保護」というテーマで
東京商品取引所 広報部の佐藤さや香さんにお話し頂きました。

クリアリングハウス...このシリーズの中で何度か登場しましたが、聞きなれない言葉です。
日本語で言うと「清算機関」

商品先物取引は、「取引所」「クリアリングハウス」「市場参加者」この三者で成り立っています。

クリアリングハウスは、商品先物取引にとても重要な役割を果たしています。
簡潔に説明すると、商品先物取引の取引履行を保証し、取引の精算、買い手と売り手との間に立って決済を行っているところ。
買い手に対しては売り手として、売り手に対しては買い手として、それぞれ相手方に代わり決済の履行を保証する機関です。

商品先物取引業者に万が一の破綻があっても「投資家の方々の投資資金を毀損しないための制度」が3つ用意されています。
「証拠金の取り扱い」「分離保管制度」「ペイオフ制度」
このような仕組みで、投資家の方々の資金は二重三重に守られています。

佐藤さんに詳しく解説していただきました。
オンデマンド放送でお聴き下さいね!


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TOCOMとは~商品先物取引の意義~ [商品先物取引のイロハ(~15年6月)]
2015.04/28 山本郁 記事URL

シリーズ4回目の今日は、東京商品取引所 TOCOMの成り立ちや役割について
東京商品取引所 広報部の佐藤さや香さんにお話し頂きました。

TOCOMは、昨年誕生から30周年の節目の年を迎えました。
1984年11月1日に東京繊維商品取引所、東京ゴム取引所、東京金取引所の3つの取引所が統合して設立。
2013年2月まではまだ農産物は扱っていなかったので、当時は東京工業品取引所、東工取と呼ばれていました。
更に遡ると、東京繊維商品取引所の設立が1951年になるので法的にはこの時点がスタート...と大変長い歴史があります。
現在扱っている商品は、全部で16商品。
5月7日に新たに上場する『東京ゴールドスポット100』を加えると17商品になります。

商品先物取引法という法律に基づいて、農林水産大臣と経済産業大臣の許可を得て商品市場を開設している公的な取引所です。
現在日本にある商品取引所は2つ。
世界では米国の先物業界団体FIAに加盟している取引所だけで40以上あります。

商品取引所の役割は主に4つ。
「価格発信機能」「商品の価格変動リスクへのヘッジ機能」「商品の受渡機能」「資産運用機能」です。

それぞれ佐藤さんに詳しく解説頂きました。
是非、オンデマンド放送をお聴き下さいね。

東京ゴールドスポット100の魅力 [商品先物取引のイロハ(~15年6月)]
2015.04/21 山本郁 記事URL

「商品先物取引のイロハ」、今回は、5月7日(木)から取引が始まる『東京ゴールドスポット100』について
東京商品取引所 広報部の近藤史規(ふみのり)さんに、その特徴や魅力について教えて頂きました。

『東京ゴールドスポット100』は、金の理論スポット価格を取引対象とする証拠金取引で、売り、買い、どちらからでも取引を始められる決済期限のない取引です。
名前の示す通り、取引単位は標準取引の1/10サイズの100グラム。
証拠金は、現時点でおよそ1万円程度です。

その魅力は
●期限にとらわれずに取引を行うことが出来ること
●レバレッジ効果により資金効率の高い資産運用が出来ること
●希望であれば地金の受け渡しも可能であること
●夜間でも取引ができること
●取引所取引なので安心であること
●繰越控除や他の金融商品先物取引の所得との通算が可能であることなど、税法上のメリットがあること
●ロスカット制度を導入していること
このように一般の投資家の方でも参加できるように様々な工夫がされています。

『東京ゴールドスポット100』を始めるには、この取引を扱う商品先物取引業者に口座を開設することが必要です。
業者によって取引の手数料や、提供される情報などサービス内容が異なるので、ご自身の投資スタイルに合った商品先物取引業者を選定しなくてはなりません。
TOCOMのホームページにリストが制裁されているのでご覧ください!

『東京ゴールドスポット100』いよいよ5月7日(木)ゴールデンウィーク明けに取引スタートです!
それに先立ち、TOCOMでは来週27日(月)からホームページに理論値の掲載を始めます。
最初は1日1回ですが、5月7日からは5分ごとの公表となりますので是非チェックしてくださいね。
TOCOM『東京ゴールドスポット100』特設サイトはこちらです。

近藤さんの詳しい解説はオンデマンド放送をお聴き下さいね。


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