中国マネーが世界を震撼させる日?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.07/09 大橋ひろこ 記事URL

三菱UFJリサーチ&コンサルティンの芥田知至さん

「中国マネー、市場が注視」
今日の日経新聞の経済面の記事タイトルです。中国が5月に日本国債への投資を一段と膨らませたことで
金融市場が中国の動向を注視する姿勢を強めているといった内容ですが、このところ中国を巡るニュースが市場を騒がせています。

皆さんごきげんいかがでしょうか、大橋ひろこです。
中国が世界経済に、金融市場に与えるインパクトが
拡大していますが、このところの動きにはどんな狙いがあるのでしょう?

今週、中国国家外貨管理局が
金は主要な投資先ではないというコメントをHP上で発表し、
金価格を急落させました。
またバルチック海運指数は30日続落中で、
海運・鉄鋼株を下落させたりしています。
中国の鉄鉱石輸入の鈍化が原因とされていますが、
これも中国の景気が後退しているというよりは
国際価格高騰へのけん制という狙いがあるのだそうです。
つまり高い価格では買わないという姿勢を示している?!

今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員の
芥田知至さんに「中国の政策動向と商品市況」と題して
お話を伺いました。

人民元の弾力化で人民元が切りあがっていくと
中国の輸出の抑制から原材料需要が鈍化するという見方もありますが、
芥田さんはそれよりも、購買力の上昇で原材料輸入が
増加するという側面のほうが強いのでは?と分析されています。

「中国の購買力が増して世界の資源が買い占められたら・・・」
と懸念を示したところ、芥田さんは、
「価格抑制のための交渉にも長けているし、
悪いことばかりでもないですよ」と解説くださいました。

不動産引き締め強化など、いろいろとバブル抑制のための
政策を打ち出していますが、さて、こうした政策が
コモディティマーケットにどのような影響を及ぼしているのか、
そして今後の中国とコモディティ市場はどのように
なっていくのかなどいろいろと興味深いお話をいただきました。
是非、オンデマンド放送を聞いてくださいね。


金価格急落、一体何が?!/池水さんサロマ湖完走おめでとう [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.07/02 大橋ひろこ 記事URL

TOCOMの新ポスターの前で池水雄一さんと

ご機嫌いかがでしょうか?大橋ひろこです。今日の番組は「サロマ湖100㎞ウルトラマラソンの完走記念特番?!」

なんて(笑)

今日の番組ゲストはスタンダードバンク東京支店の池水雄一さん。池水さんは貴金属ディーラーとしてだけでなく、ランナーとしてもご活躍でTBRCというランチームの監督でもいらっしゃいます。

先週の日曜日に北海道のサロマ湖で開催された
サロマ湖100㎞ウルトラマラソン、
池水さんは初挑戦で見事完走、しかも11時間19分51秒という
驚異的記録を残されました。

今年のサロマは30度を超える猛暑となり
ラン条件としては過酷だったということで、
過去5年の完走率が70%程度であるというのに、
今年の完走者はなんと半数に満たなかったということです。

通常6月のサロマの気温は10度前後、寒いくらいなんですって。
今年は35度と異常な気象。その過酷な条件の中を
颯爽と駆け抜けて驚異的な記録をたたき出した池水さん…

超人です!!完走本当におめでとうございます。

今日はオープニングでサロマ湖完走の感想をじっくり伺いました。
ランナーの皆さんは是非オンデマンド放送で池水さんのお話
聞いてみてくださいね。

そしてマーケット。金市場も大波乱です。
雇用統計を明日に控えた木曜のNY市場、
金価格が一時1200ドルを割り込む暴落となりました。
6月に、つい先週に1260台の史上最高値をつけたばかりでしたが、
まさか1200ドル台を割り込むまで売られるとは予想外の出来事。
一体何が起こっていたのでしょうか?

今週は今夜の雇用統計の内容が悪化するとの予測に株式市場も
大きく値を下げ、為替市場でも円高が進行していました。
債券市場に資金が大量に流れこみ、金利が低下、、、、という
典型的な「リスク回避相場」となっていたのですが、
これまでの金市場はこうしたリスク回避相場の時には資金が
流れこんできて騰勢を強めてきました。しかし、昨日の金市場は
これまでの相関性からみると極めて特殊な下がり方をしたと言えます。
今日は池水さんにこの動きの背景を伺いました。

池水さんは今日のアジア勢、東京勢の動きを解説くださっています。
さて、この先金価格はどのように推移するのか、詳しくは
オンデマンド放送を聞いてくださいね。
このページの右側にオンデマンド放送の枠がありますが、
今日7月2日放送分をクリックすればすぐに聞くことができます。


メキシコ湾原油流出事故がオイルマーケットにじわり影響?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.06/26 大橋ひろこ 記事URL

オイルエコノミスト藤澤治さんとipad

4月20日にメキシコ湾原油流失事故が発生してから2ヶ月。
ロボットを潜らせ壊れたバルブを閉めようとして失敗し、流出箇所に泥やタイヤなどを詰めて抑えようとして失敗し、未だ原油の流出が続いている状況です。それでも懸命に原油回収に努めてはいるものの、24日にはロボットが回収システムと衝突するなど混乱を来しています。

皆さんごきげんいかがでしょう、大橋ひろこです。
今回の原油流出源は水深約1500㍍の海底ですが、そもそも
人間が潜水できる限界が300㍍と言われており、作業が思うように
進まないようですが、対応の遅れ、被害の拡大でオバマ政権の支持率も
低下の一途をたどっており政治問題にまで発展してしまっています。

今日はオイルエコノミスト藤澤治さんに「原油流失事故の現状と
今後のオイルマーケット」というテーマでお話を伺いました。

どうすれば事態を収束させることができるのか
素人にはさっぱり解らないのですが、オイルの専門家の間では
そもそもこうすれば良かったという方策があるのだとか。

「脇にバックアップ井戸を2本堀り、これを繋げて
今暴噴している油井からの圧力を弱め封印する」

というもので、これはこの事故の当事者である英BPも
当初からそう提言していたのだとか。
しかし、これには相応の時間がかかることから別の方策が
取り急ぎ採用されたということのようです。
暴噴というくらいですから流出の勢いが
思いのほか激しく結局失敗に終わり、
確実な手段を講じるのに回り道をしてしまっているようです。

損害賠償問題が議論されていますが、日本企業の三井石油開発も
10%権益を持っており、三井石油開発のおよそ70%に株主である
三井物産の株価も大きく下落してしまっていますね。

今日は藤澤さんにこの事故を巡る問題のほかに、
現在の原油市場にどのような影響が出ているのか、
そして目先のオイルマーケットの動向について
お話を伺っています。

実際WTI原油価格にもじわりと影響が。
原油先物は2020年まで無効10年先まで限月が立っており
先になるに連れ価格が上昇するカーブを描いています。
現物市場では在庫が潤沢で決して需給が逼迫しているわけでは
ないのですが、この事故の影響で海洋油田の掘削の許可が
厳しくなるなど将来に向けての需給逼迫が
懸念されているということです。
これが期近物の原油価格を多少押し上げているとも。

今後の原油市場のポイント詳しくは藤澤さんの解説を
オンデマンド放送で聞いてくださいね。

リスナー感謝キャンペーンにはたくさんのご応募をいただき
本当にありがとうございました。
写真は商品のipad!!初めて触りました~♪
思ったより軽いです。記事や本なんかはiphoneより圧倒的に
読みやすいですね。公正な抽選の結果は番組で!!


キャンペーン締め切りまで1週間!!/排出権取引の現状とマーケットの可能性 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.06/18 大橋ひろこ 記事URL

東京証券取引所 上場部 排出量取引プロジェクト 松尾琢己さんと

締め切りまであと1週間となりました。ipadや金貨が当たるキャンペーンの締め切りは25日金曜日です。もうお申し込みはされましたでしょうか?お申し込みはコチラのお申し込みフォームからどうぞ!

皆さんご機嫌いかがでしょうか?大橋ひろこです。

なんでもそうですが、申込まなきゃ当たりません。宝くじだって買わなきゃ当たりませんもの。
それから投資してみなくちゃ解らないこともありますよね(笑)
当事者になってみないと解らないことっていうのも沢山あります。

「排出権取引」も今日のマーケットトレンドでお話を伺って
初めて知ることが沢山ありました。正確には「排出量取引」なんです。
でも、一般的には排出権取引と呼ばれていますよね。
これは決して別の取引を指すものではないのだそうです。

今日は東京証券取引所 上場部 排出量取引プロジェクトの
松尾琢己さんをお迎えして、「排出量取引の現状とマーケットの可能性」
というテーマでお話を伺いました。

ご存知のように民主党政権になって日本は2020年までに
1990年比でCO2排出を25%削減、2050年までにはなんと80%削減する
という非常に野心的な?厳しい目標を掲げて世界の注目を集めました。

これを実現するには大変な努力が必要となるのですが、これ実行する
ため政府に計画を定める「地球温暖化対策基本法」という法律が
国会に提出されました。この法律は日本国内にも排出権取引制度を
導入すること、これを1年以内に制度の最終案を確定させると
規定しています。

では世界の取り組みの現状はどうなっているのでしょう?

EUは京都議定書で負った8%削減目標を達成するため2005年から
EU域内の排出量取引制度、EU-ETSをスタートさせました。
京都議定書は国ごとの削減義務でしたが
EU-ETSは各国の主要な発電所や工場を対象に義務を課し、
その分の排出権を配布し取引するという仕組みとなっています。

なんと現状では主要先進国で排出権取引制度を導入しているのは
このEUのみ。アメリカは京都議定書に批准しませんでしたものね。
日本でも企業の自主的な取り組みに委ねているのが現状です。

しかしながら、厳しい目標を掲げ世界の関心を集めている日本も
排出権取引制度の設立に動き始めています。
今年4月、東京証券取引所グループと東京工業品取引所が
排出権取引所設立のための準備会社を設立し注目を集めました。

今日の番組では東京証券取引所の松尾さんに、
そもそも「排出権取引とはどういうものか」
また、「世界的流れと排出権取引の現状」
そして「排出権マーケット設立への具体的な取り組み」などを
詳しくお話を伺っています。

そもそもCO2を自身で削減せず他所から買ってくるという考え方が
なんだか不思議なのですが、これについてもストンと
胃の腑に落ちるわかりやすい解説を頂戴しています。

大切なのは地球規模で物事を考えることなんだわ!!

詳しくは是非、今日のオンデマンド放送、
もしくはPodcastを聞いてくださいね。


TOCOM NEXTプレゼントキャンペーン実施中!/無国籍通貨としての金 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.06/11 大橋ひろこ 記事URL

今日はディレクターの一眼レフカメラで撮影

このところ「無国籍通貨」という言葉を耳にする機会が増えました。
これは今週NYで史上最高値を更新した金を評したものですが、ドル建ての金だけではなく、ユーロ建て金やポンド建て金でも今年最高値を更新していることが現しているように、欧米通貨からの資金が金市場に流入しています。
もはや金が商品としてではなく、通貨としてその価値を認識されてきたということなのでしょう。

今日はスタンダードバンク東京支店代表の池水雄一さんに
「今後の欧州経済、無国籍通貨としての金の動向」というテーマで
お話を伺いました。

欧米では金の現物(コイン)売上が急増しており、
アメリカのイーグルコインの5月の売上は11年ぶりの高水準の
5.9トンにまで膨らんだそうです。
これは1-4月の平均の2.5倍にものぼります。
オーストリアのウィーン金貨も5月は前年比で6倍もの売上だとか!
そうそう、「マーケットトレンドリスナー感謝キャンペーン」でも
ウィーン金貨が当たります。
この機会に金の現物を手にしてみてはいかが?
キャンペーンでは本日のコメンテーター
池水雄一さんのDVDも当たります。
「金価格急騰!5つの変動要因を学ぶ」
今年1月の講演会の模様を収録したものだそうですが、
金をポートフォリオに入れるべきか?など
今後の資産運用におけるヒントが盛りだくさんの内容です。
キャンペーン詳細、お申し込みはコチラから
たくさんのご応募お待ちしております。

さて欧米勢は金が安い時にせっせと保有金の売却をしていましたが
今は個人が凄い勢いで金を買っているというのが興味深いですね。
一方のアジア勢はこのレベルではスクラップの売りが強くいそうで、
1230ドル近辺では売り一色状態なのだとか。

欧米の現物買い、ファンドの先物買いVSアジアのスクラップ売り
といった綱引きの中、ETFの買いも増加中。
5月の一ヶ月だけで150トンもの急増を見せており、
実需の売りをETFが飲み込んでいるという状況のようです。

しかし、その実需も1200ドルを割れてくると
買いに回るのではないか、と池水さん。
欧州経済を取り巻く問題と金価格、そして今後のシナリオなど
詳しくは池水さんの解説をオンデマンド放送でお聞き下さい。


広がる欧州経済不安と商品市場の変化 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.06/04 大橋ひろこ 記事URL

三菱UFJリサーチ&コンサルティング芥田知至さん

先週までのマーケットは名付けるなら「欧州不安相場」
どんな材料が出ようと、結局はユーロが売られるという流れが続いていましたが、今週に入ると地合いに変化が。

ユーロ売りが一服し、リスク回避からの円高も一服。
週末に向けて円安進行となったのは、日本の政局が材料でしょうか?
それとも今晩のあまりにいい数字が予想されている雇用統計?

「日本の政局がマーケットのテーマになることは考えにくい」
と芥田さんは指摘します。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員の
芥田知至さんにお話を伺いました。
実際今日、民主党代表選挙で菅直人氏が選出された瞬間も
為替市場動きは殆どありませんでしたね。
ユーロドルのチャートを見ると、
ユーロは最安値から最高値の値幅の
ほぼ半分下げた辺りで揉み合っており、
下落が止まりやすい水準にあることがわかります。

今日は芥田さんに
「広がる欧州経済不安と商品市場の変化」と題して
お話を伺いましたが、商品市場に見られる変化として
3点ポイントを上げていただきました。

①4月上旬までに形成されたミニバブルが崩壊
欧州問題をきっかけに少し加熱気味に買われていた
エネルギー銘柄中心に大きな調整が入っている状況

②リスクの拡大・縮小が相場変動要因へ
コモディティ銘柄の独自要因よりも、マクロマーケットにおいて
リスクテイク相場ならコモディティ買い、リスク回避相場になると
売りといったようにほかのアセットと同じように動く
但し、金だけはリスク回避で選ばれる銘柄となってきており、
金が高止まりしている昨今の状況は市場がリスクに対して
敏感になってきていることの表れ

③為替市場とコモディティ市場の相関性の大きな変化
これまでの教科書的解釈では「ドル安=コモディティ高」だったが、
現在はユーロ安ドル高でもコモディティ市場に資金流入

さらに、今後の原油相場を見るうえでのポイントも
いろいろと伺っています。テクニカル面からみた原油の下値の目処や
今後のシナリオ、そして直近の材料として注目の今晩の雇用統計を
どう読むかなど詳細お話いただいています。

詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。


これからの資産運用とコモディティ [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.05/29 大橋ひろこ 記事URL

楽天証券 山崎元さん

昨今では新聞や雑誌、テレビやラジオだけでなく、PCやスマートフォンから情報を収集するようになったと言う方も多いかと思います。今日はiPodの発売日。Apple Store前の行列凄かったですねー。本格的な電子書籍参入で出版や流通業界も大きな変革を迫られることになりそうです。

今日は楽天証券 経済研究所 客員研究委員の
山崎元さんにお話を伺いました。

山崎さんもblogTwitterで情報発信されていらっしゃいますが、
やはり最近の傾向としては紙媒体での原稿執筆の比率が
落ちてきてWEBやメールマガジンのようなデジタル分野での
仕事の比率が増えて来ているとお話されていました。
時代の流れとともに私たちの仕事や生活も変化して行きますね。

そして時代とともに中国などの新興国が台頭、このところの欧州問題に見られるように、先進国経済には先行き不安が渦巻いています。私たちはどのように自分の資産を防衛し運用していけばいいのでしょうか。
資産運用の分野においても、投資の選択肢は大きく広がりを見せており、伝統的な株や債券といったアセット以外にも魅力的な商品はたくさん出てきています。ただし、何を選ぶかによって未来は大きく変わってくるのかもしれませんね。

山崎さんは欧州問題は日本のバブル崩壊でたどってきた道と同じようなことになりかねない根の深い問題だと指摘されています。ギリシャの財政問題が大きく取り上げられてますが、問題の本質はギリシャ救済ということではなく、今、欧州の銀行が抱えている巨額の不良債権。
銀行の信用問題(不良債権処理)が解決しないことには、欧州も日本の失われた◯年を歩むことになるかもしれません。
目先一段落したように見えても、1年後2年後また問題が蒸し返されるような構造的な問題を孕んでいるということですね。

では日本株投資はどうでしょう。
外国人勢に元気がないと日本株が上がらないと考えてしまいますが、今日本株のPERは17倍、PBR1.1倍、配当利回りは2%というところまで売られてしまっています。投資対象としては魅力的ですよね?!

また、よく言われるのが日本の財政問題。
円の価値の低下、将来の購買力の低下(インフレ)に対するヘッジ手段にはどんなものがあるでしょうか。
山崎さんはTOCOM NEXTの日経・東工取商品指数といったコモディティ指数取引を取り上げて解説くださいました。日経・東工取商品指数は納会がなく長期保有が可能であること、そして、今、金価格が高騰しており、金投資に世間の関心が高まっていますが、金や、原油と言った銘柄単体への投資には銘柄ごとの需給や変動要因に気を配らなくてはなりません。これが指数ですと工業品銘柄への分散投資が可能です。ITデバイスの世界だけでなく、投資の世界にも新しい商品がどんどん誕生していますが、時代の最先端を走らずともせめて時流に乗り遅れないように新しいもに触れて学んでいく姿勢を失わないでいたいものです。

詳しくはオンデマンド放送で山崎さんのお話を
聞いてみてくださいね。


メキシコ湾原油流出事故が今後の原油市場に与える影響 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.05/21 大橋ひろこ 記事URL

オイルエコノミスト藤澤治さんと

原油価格はとうとう70ドルを割り込んでしまいました。
80ドル台後半の高値をつけたのもこの5月でしたが、欧州発信用不安は株式市場だけでなく、コモディティ市場にも波及し、特に景気敏感銘柄である原油やプラチナの下落幅が大きくなっています。

この原油の下落の大きな要因はEU財政問題に違いないですが、
では現在の原油独自材料はどうなのでしょう?


今日はオイルエコノミストの藤澤治さんにお話を伺いました。

WTI原油価格の急落には
アメリカの需給状況も影響しているのだそうです。
WTIの現物の引渡し場所であるCushing在庫は
増加の一途をたどり、米国全体の在庫も1月から増加傾向を持続。

それが証拠に、現在のWTI原油価格は欧州のブレント価格や
中東のドバイ価格より下がってしまっているのです。
裏を返せば、中国をはじめとするアジア市場の堅調を反映している
とも言え、藤澤さんによると、あるオイルの専門家は
これで本来の需給に沿った相場になったと話しているとか。
信用不安の拡大で投機分のプレミアが剥げ落ちたということでしょうか。

しかしながらこうした異常な状況はそうは長くは続かないのでは?
と藤沢さんは分析されています。5月末のメモリアルデーが明けると
米国はドライブシーズン入りします。最も需要が伸びる時期に入るため
欧州の不安が一段落すれば、過剰流動性マネーは再び
コモディティ市場に戻ってくるのではないか、ということです。

また、メキシコ湾のイギリスBP社の原油流失事故。
日本では報道が薄いのですが、これが中長期的に原油価格を
押し上げる要因となるかもしれないと藤沢さんは指摘しています。

海底油田の開発には政府の許可がいるのですが、
今回の件でオバマ大統領、相当お怒りのご様子・・・。
今後、政府の規制が厳しくなり新たな海底油田の開発が
進まないという状況になると、将来的な原油の逼迫への
不安が広がる可能性があるというのです。
大陸油田の開発には限界が見えてきた昨今、
海底油田の開発に期待されていた矢先のこの大事故が、
今後の原油市場にもたらす影響は意外に大きいのかもしれません。

ということで、藤澤さんが読む今後の原油相場の行方、
具体的な分析は放送の中で伺っています。
詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。


原油価格と為替の相関性って?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.05/14 大橋ひろこ 記事URL

三菱UFJリサーチ&コンサルティング 芥田知至さん

原油価格は5月3日には高値87ドル台までありましたが、
現在は70ドル前半にまで落ちてきています。

GW明け5月6日に起こった欧州発ソブリンショック(って呼んでいいかな?)がありましたので原油価格も下落するのは仕方がないとしても、金価格は逆に上昇しているのですから、やはりコモディティ市場は金とそれ以外の銘柄を分けて考えなくてはならないのでしょうね。

皆さんごきげんいかがでしょうか、大橋ひろこです。

原油はやはり産業用需要商品ですから、
世界景気には敏感に反応してしまいます。
信用不安から景気の先行きへの不安が広がり、
原油にも大きく調整がはいったのですが、
それでも、ほかのマーケットに比べれば
比較的高値で持ちこたえている印象だと芥田さん。

今日は三菱JFJ&リサーチコンサルティング 主任研究員の
芥田知至さんをお迎えしてお話を伺いました。


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金、コモディティから金融商品へ [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.05/08 大橋ひろこ 記事URL

雨が降り出し天気が気になる池水さん

GW前後にはマーケットが荒れやすい傾向があるとはいいますけれど、今年は歴史に刻まれるほどのインパクト!
ギリシャに端を発するソブリンリスク問題でユーロの下落が止まらず、リスク回避的動きが加速していたところにNY株式市場での誤発注問題が重なり、ダウ平均が1000ドル近くも下落、為替市場でもドル円が88円割れの急激な円高、原油はじめコモディティ銘柄も軒並み暴落となり、多くの日本の投資家の眠りを妨げる一夜となった6日のNYマーケットでしたが、金価格だけは1200ドルの大台に乗せる上昇となりました。
さて、この動きが意味するところは?

今日はスタンダードバンク東京支店代表の
池水雄一さんにお話を伺いました。

池水さんは「過去30年貴金属市場を見てきた中で、今回のように
金だけが大きく上がるというような動きはこれまで経験がない」と仰います。
原油はじめ、プラチナ、穀物と他のコモディティが軒並み大幅下落となるなか
金だけが大きく買われるというような相場はディーラー人生においても
初めて経験する特異な動きだと。

これは一体何を意味するのか。
なぜ、こんな動きとなったのか。


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