ガス黄金時代?!天然ガスをめぐる状況~コモディティフェスティバル参加者募集 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.07/29 大橋ひろこ 記事URL

株式会社セキツウ山内弘史さんと

9/23(祝)コモディティフェスティバルに是非ご来場ください!!
本日のコメンテーター株式会社セキツウの山内弘史さんも参加くださいます。
日本のエネルギー問題は?そしてアメリカの戦略備蓄放出の裏側は・・?
気軽にゲストの皆さんと触れ合うことができるコモディティフェスティバル。
先着120名限定です。お早めにお申し込みくださいね。
当日は私が司会を務めさせて頂きます。

商品価格動向に関心のある方は是非お申し込みを。
☞ コモディティフェスティバル2011
http://www.cfes.jp/
さて。

ガソリン価格とか灯油価格というのは生活に身近なのでその価格動向には
皆さんも敏感かと思いますが、天然ガス市況についてはいかがでしょう?!
震災前と比較して天然ガス価格がかなり上がってしまったのだそうです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか。大橋ひろこです。
今日は株式会社セキツウの山内弘史さんにお話を伺いました。
LNG(液化天然ガス)のスポット価格は 
震災前は6~7ドル/百万Btuだったものが10ドル,12ドルと
高騰,現在では15ドルの唱え価格も。
(Btu=ブリティッシュサーマルユニット英国熱量単位
ヤード・ポンド法のエネルギー・仕事・熱量の単位)

日本が原発停止による電力不足に対応できているのも
LNGの緊急輸入で手当てができたからだとと、
福島原発事故以後、日本の脱原発を目指す国が増加し、
天然ガス,LNGの長期輸入手当てが急増しているのだそうです。

原油価格も高止まり、天然ガスなどの他のエネルギー価格も上昇している…?
と聞くと今後の世界のエネルギー問題が深刻なような気がしますが、
今日の山内さんのお話は「世界はガス黄金時代に入った」というもの。

IEA(国際エネルギー機関)が6月に発表した「世界エネルギー展望2011」
によると天然ガスの世界全体の可採埋蔵量は,
現在の生産量の250 年分を超えるとされ、
現在の消費量の75年分を超える可採埋蔵量があるのだとか!!

在来型天然ガスに加えて「非在来型天然ガス」の生産が急増しているのだそうです。

非在来型天然ガスというのは最近話題のシェールガス、
タイトサンドガス(砂岩層)コールベッドメタン(石炭層のメタン)の3つ。

特にシェールガスは掘削が困難で2005年あたりまでは
生産ベースに乗らなかったのですが、新技術の開発によって
大量生産が可能になったのだそうです。

これがアメリカで急激に増産されており、カタールやアブダビが
米国向けに6,000 万トン~7,700 万トンのLNGプロジェクト完成させたというのに、
自国でシェールガスを採掘し始めたため、
震災前はLNGが余剰気味で安かったなんて事情もあります。

サウスダコタにあるガスの埋蔵量はサウジのガワール油田に
匹敵するボリュームだとも言われており、新技術によってこうしたガスが
エネルギーとして掘削が可能となってきたということは
世界のエネルギー需給の構造が大きく変化するということなのかもしれません。

詳しくはオンデマンド放送で山内さんのお話をおき聞くださいね。


「米欧債務危機と金市場」リスクは去ったのか? [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.07/22 大橋ひろこ 記事URL

金融・貴金属アナリスト亀井幸一郎さんと

EU首脳会議にて第2次ギリシャ支援が決まったことで
ユーロが買い戻され、ダウ平均も上昇。
マーケットにも楽観ムードが戻りました。
これを受けて今週1600ドル台の史上最高値を更新した金価格は
一瞬大きく売り込まれました。

「EU首脳会議の合意に敬意を表しての動きでしょう。
 しかし、、金はすぐに下げ幅縮小しています」

今日は金融・貴金属アナリスト亀井幸一郎さんに
「米欧債務問題と金相場」についてお話を伺いました。

亀井さんは債抜本的解決には遠く、ソブリン・リスクは根強く残り
循環的な金の上昇は、これからも続くだろうと指摘します。

EUによるギリシャ第2次救済策は
1090億ユーロの公的支援を含む総額1590億ユーロの新規支援で合意、
その他ギリシャ財政再建サポートで欧州金融安定化基金(4400億ユーロ)を使っ
た柔軟な貸付買い取り制度の導入、さらにECBは格付け会社がギリシャ債を
部分的デフォルトと認定しても担保として受け入れることを決めたということで、
これまで頑なに譲らなかった「デフォルト」を認めることが一定の評価となったようです。

しかし、このギリシャ支援3ヶ月サイクルでギリシャの財政状況をチェックして
融資されるとのことですから、ここでギリシャが緊縮財政に消極的であるようなら
融資できないなんて事になる可能性もある?!亀井さんは一旦は落ち着いたように
見えるこの問題、3ヶ月後には再燃するかもしれないと解説くださいました。
そもそも「ギリシャだけ救済されるのか?」ポルトガルは?アイルランドは・・。
モラルハザード問題として市場が騒ぎ出すことも考えられますね。

そして問題は欧州だけではありません。
アメリカの連邦債務上限の引き上げ問題も「デフォルト」問題です。
基軸通貨であるドル、アメリカの・・・です。
アメリカがデフォルトすることなど有り得ないとして、
共和党とオバマ大統領「パフォーマンス」に踊らされるなと楽観する
専門家が多い中、亀井さんは99%デフォルトはないと思うとした上で、
「ワシントン(政治家)とウォールストリート(金融関係者)の
意識の違いが気がかり。このズレは意外と波乱要因なのかもしれない」
とお話くださいました。
「ドルは基軸通貨なんだから足りなければ印刷すればいいじゃないか-。」
こんな思考の政治家が多いのだとか。
詳しくはオンデマンド放送で亀井さんの解説を聞いてほしいのですが、
そういう発想があること自体が驚愕ですよね・・・。

そもそも雇用の問題や住宅市場の低迷など基礎的回復力に疑問が
噴出しているわけで、今はHOTな話題として連邦債務上限問題ばかりに
関心が集まっていますが、これを過ぎれば再びQE2終了後のマーケットへの
懸念が高まってきそうです。しかしない袖はふれないですね。
一体この後どのようなシナリオが待ち受けているのでしょうか。

亀井さんによると11月のFOMCは注目だそうです。
そして金価格はこれらの問題を前にどのように推移するのか?
オンデマンド放送をお聞きください。


天然ゴム相場 反発のタイミングはいつか? [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.07/15 大橋ひろこ 記事URL

マーケットリスクアドバイザリー津賀田真紀子さんと

バーナンキ氏の発言に振り回された今週のマーケットですが、QE3って言葉はマーケットのキーワードになりつつあるようです。バーナンキ氏が否定しようとも。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットリスクアドバイザリー津賀田真紀子さんにお話を伺いました。
テーマは「天然ゴム相場 反発のタイミングはいつか?」

現状のマーケットは欧州のストレステスト(ギリシャデフォルト懸念問題)や
アメリカのQE3議論などマクロ要因に大きく振り回される展開ですが、
こうした脆弱な、不安が渦巻く流れの中にあっては、逃避先として金市場に
資金が流入、原油価格は景気減退懸念と需給逼迫見通しの綱引きで
より神経質な動きを見せています。

そういった中で、ゴム市場は5月に500円台までに到達した大相場からは
大きく値を沈めて(現在380円前後)冴えない値動きが続いています。
この相場、もう大天井を見てしまったのか、あるいは資金循環で再び
値が飛ぶ時が来るのか。。。。。

津賀田さんは2月からの下落基調が続くゴム市場について
この時期は世界最大の輸出国であるタイの増産期にあたるため、通常、需給逼迫懸念の後退から相場が一時的に軟化しやすい季節要因があったこと、そして中国の新車販売台数が鈍化している
を上げて解説くださいました。

中国は4月6日以来今年3回、昨秋からでは5回の利上げを実施しており、
インフレ抑制の姿勢をいっそう鮮明にしています。
中国の自動車生産のピークは通常旧正月明けの3月。
その後8月まで減少する傾向があるとのこと。
これに合わせて中国の天然ゴムの輸入量は3月がピークで、
5~6月にかけて減少していく傾向があるのだそうですが、
今年の落ち込み方はかなり急だったのだといいます。

利上げの影響が色濃く出ていたともとれる動きだったため、
これを反映したゴム市場(タイヤ需要)は冴えない値動きとなっていたと思われます。

一方の生産地の状況をみると世界最大の天然ゴムの輸出国である
タイのゴム集荷量が前年に比べ低調。この影響を受けて中国の在庫が
依然としてギリギリの状態となっているのだそうです。
つまり天然ゴムそのものの需給が崩れているわけではないということ・・・。

では今後のゴム相場の行方は?!夏場は中国の電力不安が増すのだそうです。
詳しくはオンデマンド放送で津賀田さんの解説をお聴きくださいね。


強気?弱気?QE2終了後のマーケット [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.07/08 大橋ひろこ 記事URL

三菱UFJリサーチ&コンサルティング芥田知至さんと

QE2終了後のマーケットを懸念するような動きが顕著だった6月。
アメリカの経済指標も悪いものが目立ち、ダウ平均は12000ドルを割り込むところまで
大きく下落し、原油や貴金属などのコモディティも下落していました。
ところが、7月に入ってみればリスク志向の動きで株は大幅高。
この地合いの変化はいったい?!このままリスクオンの強気相場が
続くのでしょうか?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティングの
芥田知至さんにお話を伺いました。

ここから先行き見通しが「強気派」「弱気派」に分かれてきた
と芥田さんは指摘されます。双方の気持ちがよくわかると(笑)

ここからの強気派の見方は、基本的に中国の高成長が続いていることで
世界の景気が支えられると見ているようです。
6月のマーケットでは米国のソフトパッチ懸念が台頭していましたが、
これは中国経済の影響だったのでは?との指摘も。
今年は例年見られる春の産業活動の盛り上がりがなく
世界中が、近年の季節パターンよりも弱くみえたことも関係していそうです。

しかし政策の押し上げと反動を除いた基調的な部分では、
中国の経済活動は拡大していると見られることで、このまま
強気が継続するというシナリオ。


一方の弱気派の見方としてはもう十分相場は高いとの指摘。
「日米欧の株価の高さに付いていきにくい」
「コモディティ市況の高さについていきにくい」

芥田さんは「基本的に今の相場を拒否すると相場の解説はできない。
相場はいつもだいたい正しい、、と考える」ということで、
この楽観ムードが漂う足元のリスクテイク相場は景気が強いという
ことの現れと見ていいのではないかと解説くださいました。

ポイントの一つは通貨価値の下落。

QE2が招いたドル安。ソブリン問題からユーロもその価値を低下させています。
そして財政問題、東日本大震災のあった日本円の価値の喪失。。。?!

先進国の中央銀行のの緩和政策が株などの資産高を、
そして物、コモディティに高を招きました。
信用不安は債券をも招きました。
これは同時に利回りが低いということですね。
こうした状況を鑑みると資産が高すぎるということはないのでは?
通貨への信任低下が相対的な資産高を招いたということなのではないか。
となると、今後のマーケット見通しは?!

オンデマンド放送で芥田さんの解説をお聞きくださいね。


QE3に踏み切れないアメリカ~金市場の行方 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.07/01 大橋ひろこ 記事URL

スタンダードバンクの池水雄一さんと サロマ100㌔ウルトラサブ10達成おめでとう~

7月に入りました。
6月をもってアメリカのQE2が終了しましたが、
QEなきマーケットは一体どんなものになるでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか。大橋ひろこです。
今日はスタンダードバンク東京支店長池水雄一さんに
お話を伺いました。

金価格は先週のギリシャ問題、IEAの石油備蓄放出をキッカケに
大きく売られました。これは金だけでなく、コモディティ市場全般に
売りが広がったものですが、こうした下落を「QE2終了によるもの」と
関連付けて解説される向きもあります。やはり、これまでのコモディティ価格の
高騰はアメリカによるQEマネーによるものだったのでしょうか。

池水さんは商品市場の上昇トレンドの流れは基本的に変わらないとお話くださいました。
足元のギリシャのデフォルト懸念は先送りされましたが、欧州の問題は
解決には程遠く、アメリカの実体経済もQEによって改善したとはいえない状況。
QE3に踏み切らない理由は「やっても意味がない」からなのではないか?!
資金は企業や家計などの実体経済の担い手に回らずインフレを招いてしまっただけ。
これ以上QEを実施してもアメリカの景気回復につながるとは言えません。
信用不安からの金市場への資金流入は今後も継続するだろうとのこと。

実際、金価格の1500ドル割れでは非常に大きな現物需要があり、
一挙に数十トン程度の買いがあったと見られるということで、
池水さんは、ここ2年ほどのマーケットはファンドの売りに対して実需が旺盛に
買ってマーケットを支えてきたと解説くださいました。
実需が旺盛に買ってファンドの売りによる下落の底を形成するという構図ですね。

プラチナ価格も1700ドルまで下落してきましたが、池水さんによるとこのラインは
生産コストに近いレベルであり、これ以下の水準では供給が減少してしまうリスクが生じます。
となると目先景気の先行きを懸念して金よりも大きく売られてきたプラチナも
中長期的には買いのレベルにまで落ちてきたと考えていいのかもしれません。

詳しくは池水さんの解説をオンデマンド放送でお聞きくださいね。

池水さんは先週サロマ湖100キロウルトラマラソンでサブ10達成されました!!
1年前の番組でもウルトラマラソン完走おめでとう~とお話させていただいた記憶が(笑)
1年は早いですね。そして100キロもの道のりを10時間以内で走る池水さんも速い!
池水さんが監督を務められているTBRC(マラソンチーム)メンバー13名の皆様も
ほぼ全員が完走されたということです。おめでとうございます。

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IEA石油備蓄を放出、その背景は?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.06/24 大橋ひろこ 記事URL

オイルエコノミスト藤澤治さんと

今日の日経新聞の一面記事は
「IEA、石油備蓄を放出」です。
※IEA=国際エネルギー機関 OPECが産油国側の団体なのに対してIEAは消費国側の団体

その規模は日量200万バレルにものぼり、これは世界の原油需要日量8700バレルのおよそ2.3%にも及びます。放出は当面30日間継続されるといい、この発表を受けて原油先物市場は一時80ドルを下回る下落となりました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオイルエコノミスト藤澤治さんにIEA石油備蓄放出について
お話を聞きました。

藤澤さんは「寝耳に水、皆がそう思っています」として
多くの石油アナリストが疑問を呈していることをお話くださいました。

先般OPECが増産の合意にいたらず一時的に原油価格が高騰する
ということがありましたが、その後サウジやクウェートなどは
独自に増産しており、現在は価格が緩やかに下落しているところでした。

しかも、在庫は余剰気味、先進国経済の低迷で需要も減退しており、
このまま様子を見ていても、価格は下落傾向にあると見られていたのです。

IEAが石油備蓄の放出に踏み切ったのは過去2回。
湾岸戦争時とハリケーンカトリーナが製油所施設を直撃した時で
この2回は需給が逼迫したことによる放出でした。

ところが、今回は在庫余剰であるのに放出に踏み切った。
実質「IEAの価格介入」とも言えるわけです。

OPECもこの動きには不信感を露わにしているとも伝えられており、
これが、産消対話がなされたのかどうかにも疑問だと藤澤さんは解説くださいました。

考えられるのはアメリカの景気後退への梃入れ。
この6月にQE2終了となりますが、アメリカの景気は思わしくありません。
ダウ平均は下落傾向が続き市場はQE3を催促しはじめたようにも見えますが、
財政状況を考えると新たな資金拠出は考えにくく、
苦肉の策が「原油価格を下げることでの消費マインドの回復」を狙った
今回の備蓄放出なのではないか…関係者の間ではこんな声も出ているようです。

裏を返せばこんな@「ウルトラC」策をやらなければどうにもならない
というところまでアメリカの経済は追い詰められているということなのでは
ないか、という懸念もあり、これがこの先どのような波乱を生むかは
まったく読めません。

OPECがどう出るか、、、という問題もありますし、
(サウジは反政府デモを恐れて巨額の金を国民にばら撒いたため
原油価格は高値であるほうが都合がいいとの指摘もあり、
反発して減産に踏み切る可能性もあるとか)
マーケットが思うように動くのかどうかも不透明。

さて、今後の市場は?
詳しくは藤澤さんの解説をオンデマンド放送でお聞きください。


原油価格が上値重い3つの背景 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.06/18 大橋ひろこ 記事URL

金価格が堅調なのに上値重く推移する原油市場。
これまではコモディティ市場全般に資金が流入し、何もかも
買われるという動きでしたが、銘柄ごとに個性が出始めました。
WTI原油は5月2日に115ドル弱まで高値があったのですが、
現在は90ドル台での推移。一体なぜ原油価格は下げてしまったのでしょう。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は丸紅経済研究所代表の柴田明夫さんにお話を伺いました。

柴田さんはWTI原由価格の上値が重くなっている
3つの要因を解説くださいました。

1. 米国景気の回復力の弱さ 

2011年1-3月期の実質GDPは、前期比年率1.8%。
7四半期連続のプラス成長となったものの
10-12月期の同3.1%から大きく減速。

米国の新築住宅販売件数は2007年3月の約150万戸から大きく縮小、
この2年半は50万台と三分の一程度での底這い状態が続いている。

雇用環境の低迷。サブプライムローン問題が深刻化した2008年1月から
2010年2月までの26カ月間で累計728万人の非農業部門の雇用の喪失。
失業率は9.1%と以前高止まり。

こうした景気回復力の弱さはガソリン社会であるアメリカの
石油需要減退観測 につながっています。
そもそも1ガロン3ドルを超えると需要が減退すると言われているのですが
これが4ドルを超える瞬間も。これは2008年の原油価格147ドル高騰時と
同じ程度のガソリン価格の高騰です。

2. ギリシャ債務問題の再燃
⇒ ユーロ安・ドル高 ⇒原油安

3. OPEC総会(6/8)での加盟国間の亀裂後のサウジの増産発表

6月8日に開催されたOPEC定例総会では日量2485万バレル
の現行生産枠の据え置きが決定されました。サウジの増産提案があったものが
合意にいたらず、一時原油価格は急騰したのですが、その後サウジが
独自に増産の意向を示し急落となりました。
(OPEC加盟国が、生産枠を引き上げるか据え置くかの判断基準は
どうやら原油価格100ドルにあるようだとの市場のコンセンサスも)

こうした背景から原油価格の上値が重くなってきましたが、
さて今後の動きは?原油価格は此のまま下落を続けるのか、
あるいは再び100ドル台に乗せて上昇していくのか、
詳しくは柴田さんの解説をオンデマンド放送でお聴きくださいね。


原油国際価格高騰の背景と日本の夏場の電力供給 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.06/10 大橋ひろこ 記事URL

株式会社セキツウ 山内弘史さんと

ダウ平均が下落基調にある中で原油価格が上昇しています。景気先行きに懸念が生じれば原油価格も下げることが多いのですが、何故今週の原油価格は上昇しているのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は株式会社セキツウ山内弘史さんにお話を伺いました。
今週の原油上昇の背景は、OPEC増産の決裂にあります。

高止まりする原油価格に米景気先行き懸念が台頭、
IEAからOPECに対して直接的な増産要請が行われており、
サウジアラビアは増産姿勢をとっていたのですが、
イランやベネズエラといった加盟国は増産に反対し、
6月8日のOPECでは増産に踏み切ることができませんでした。

山内さんによるとOPECの決裂は20年ぶりのことだそうで、
カルテルとしての力の弱体化も指摘されているようです。

また、そもそも100ドル前後での高止まりの背景には
①リビア原油生産は平時の日量165 万バレル生産から大幅減少して
現在はたったの30万バレルに落ち込んでいる事→供給不安
②世界の石油需要は緩やかだが引き続き増加している事
③各エネルギー機関が2011年の需要を2010年日量140 万バレル 増加を予想
④サウジが中東問題で増産していた原油を減産している事
⑤天然ガスも価格上昇基調に転じている事
などが上げられます。

これを受けて、これまで震災の影響などで7週連続で値下がりが
続いていた日本の石油価格も値上げ通告。
山内さんによると6月6日の147.6円がボトムとなって上昇に
転じることとなりそうです。

また、懸念されている日本の夏場の電力供給についても
山内さんに伺いました。

これまでは
カタールからLNGを大量輸入できた
原油の生焚きで対応(もったいないという指摘も)
LSC重油の輸入で対応
企業の節電努力
でなんとか電力供給は火力発電に頼らずともまかなえていました。
これがこの先迎える夏にまかない切れるのかどうか・・・・。

またカタールから輸入しているLNG。
これは実はアメリカ向け輸出を見込んで年間7700万トンの
生産体制を整えて2010年にプロジェクトを完成させていたのに
アメリカは「シェールガス革命」でLNGが不要に。
買手を失ったカタールのLNGを震災後のエネルギー不足の
日本が輸入している・・・・という裏話も聞くことができました。

面白いですね。世界のエネルギー事情は絶妙なバランスで
成り立っているのです。詳しくはオンデマンド放送で
山内さんのお話をお聞きくださいね。


過剰流動性相場から需給相場へ~注目の商品とは [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.05/28 大橋ひろこ 記事URL

コモディティインテリジェンス代表取締役 近藤雅世さんと

5月の連休中に急落した商品市場ですが、まだまだ神経質な値動きが続いています。
再び買い直されている商品と、戻りが鈍い商品があるようですが、今後の注目の銘柄はいったい?!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティー インテリジェンス 代表取締役社長の
近藤雅世にお話を伺いました。
近藤さんは、連休中の下落は商品バブルの崩壊と言う程のものではなく、
単なる利食い局面における手仕舞い売りの連鎖だったと振り返ります。
しかしながら、これまでのように何もかもが上がる環境ではなくなったといいます。
ではこれからどんな商品が上がるのでしょう?

近藤さんは今後は需給要因からファンダメンタル的にタイトな銘柄に
資金が集まるだろうと指摘、具体的には、トウモロコシや大豆、天然ゴム、
そして金に注目しているとのこと。

トウモロコシに関しては8月末の在庫は需要の5.43%しかなく、
「今年が大豊作で、エタノール需要が増えた分だけ輸出が減る」という前提で
ようやく6.74%に在庫が少し増えるという予測となっています。
つまりモノがない。加えて雨で作付が遅れているようで、昨年の今頃は92%の作付けが
終わっていたのに、今年はまだ79%しか進んでいない。これが今後の供給への大きな懸念
材料となっています。

しかしながら、現在の7ドルを超えた価格は過去最高値水準。
高値から需要が減退するレイショニングの可能性もしてきされており、
何か他の飼料代替品を探される可能性があるということも解説くださいました。

また金価格の今後に大きな材料となってくるのは中国の存在。
現在中国は世界一の金生産国で、昨年は340トンを生産、
これは世界の約13%にあたります。
これが2014年には400トンを生産することになると
中国最大の金鉱山会社が見解を表明。
なんだ、じゃあ、供給量が増えるからそれほど心配はいらないのか、
というとそれは違います。
チュウゴクの金需要がすさまじい。
中国の金の需要は昨年が571.5トン、2014年には700トンに
増加するとされているのです。
GFMS社は2012年末までに金価格が1600ドルになるとの
見通しを示していますが、今再び1500ドル台に乗せてきて
下値固く推移しており、1600ドルは寧ろ控えめな
ターゲットだという印象。まだまだ金の上昇トレンドは続きそうです。
詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聴きくださいね。


何故、コモディティ価格の上昇が止まったのか。 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.05/20 大橋ひろこ 記事URL

三菱UFJリサーチ&コンサルティング芥田知至さんと

5月GWを機に軟調なコモディティ市場。
調整なのか頭打ちなのか・・・。
今後の世界経済の行方を占う上でもコモディティ市場の動向からは目が離せませんね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティングの
芥田知至さんにお話を伺いました。
テーマは「何故、コモディティ価格が不安定化しているのか」

5月GWのコモディティの暴落の背景として
(1)景気減速(米中の指標の悪化)
(2)原油供給制約の緩和(OPEC増産の可能性、ビンラディン氏死亡)
(3)金融環境の変化(ECB政策見通し、銀の証拠金引き上げ)
などが考えられますが、
芥田さんはどれも説明力不足だとおっしゃいます。
GWのクラッシュから2週間たっても、
市場のボラティリティは大きいままですね。

昨年11月のQE2以降、コモディティ市場の上昇テンポが
速すぎたことからマーケットは価格の落ち着きどころ、
コンセンサスがわからなくなっている・・・?

これまではQE2によるドルの価値下落をテーマに
上昇してきましたが、QE2が6月で終了する見通しであることも
不安心理に繋がっています。

しかしながら、原油価格の高騰は米景気の先行きに大きく影響するため、
原油価格が落ち着いてくれることは悪いことではないのです。
さて、では一体どのくらいの水準が原油の適正水準なのでしょうか。

芥田さんにはエネルギー市場を取り巻く様々な問題、テーマについて
詳しくお話を伺いました。

日本の原発事故の影響がもたらす世界のエネルギー問題。
次世代クリーンエネルギーはなんなのか。
対外エネルギー政策に変更はあるか。
また中東問題から見る今後の原油価格の動向・・・。

芥田さんによると今後のコモディティ市場は何もかもが上昇するというより
原油が下がると他のコモディティが上がる、
原油が上がると、他のコモディティが下がるなどの動きが
見られるかもしれないとか。
原油価格が「景気のバロメーター」的になっていく?!

詳しくは芥田さんの解説を
オンデマンド放送で聴いてみてくださいね。

また「日経・東工取商品指数の限月取引」を記念しての
プレゼントキャンペーン、今日が締め切りです。

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