2011年の商品価格展望のポイント [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.01/14 大橋ひろこ 記事URL

三菱UFJリサーチ&コンサルティング芥田知至さんと

今日の日経新聞3面記事は「食料高、世界経済をかく乱」
小麦やとうもろこしなど穀物を中心に食料価格が騰勢を強めている~。そして商品面を開いてみると「原油・銅、再び騰勢」世界景気に敏感な原油や銅の国際価格が新興国と米国で景気回復を
示す指標が相次ぎ、実需拡大の観測が押し上げている~。といったように、商品価格の上昇が紙面を賑わせています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日のコメンテーターは三菱UFJリサーチ&コンサルティング
主任研究員芥田知至さん。本日日経新聞「原油・銅、再び騰勢」
の記事中で今後の見通しについてコメントをされていますのでご一読を。

今日は芥田知至さんに2011年の商品価格が
どのように推移するかお話いただきました。
過剰流動性相場であり、中国インドなどの新興国経済が
堅調で需要が旺盛な中にあって商品高でスタートした2011年、
だからといって全てのコモディティが年間通じて上昇を
続けるわけではありません。2011年の動向を読む上で
ポイントとなるのは一体なんなのでしょうか?

農産物など昨年の干ばつ・洪水といった天候要因で思うような
収穫が得られず、在庫率が低水準にあるものについては、
今年作付けされる分が豊作となれば問題は沈静化擦る可能性も?!
昨年は当初あった豊作予想が天候要因から
大幅に不足となり、穀物価格は高騰してしまいましたが、
今年の天候が穏やかに推移するならば生育、収穫に懸念が生じることなく
高騰している穀物価格が落ち着くかもしれません。
天候要因が連続して市場を刺激するケースはあまり多くはないですよね。

ただし、今年度作付け分が豊作となっても、
それを上回る需要があると予測される
商品については高値警戒が継続擦る可能性も。
大豆、菜種などから作られる食用油の需要増のペースは
それを上回る見込み。今年は中国、インドの景気は堅調に
拡大するだろうとの見込みで、食用油の需要は増加の一途を
たどると予測されているそうです。

昨年中国が輸出を停止して大騒ぎとなった
レアメタルなどはどうでしょう?
芥田さんは基本的にレアと言っていても
供給に大きな懸念がないから使用を始めたというものであるため、
その言語を超えるほどの懸念は生じないと解説下さいました。
米国や豪州から手当するようなスキームも実現すれば
中国自身が苦しい立場にも?!

アメリカを超えて世界一となった自動車販売台数、
中国の動向も無視できません。
中国の自動車生産がプラチナ、パラジウム、ゴムなどの
素材価格の高騰を招いています。
中国の自動車販売台数は今年2000万台にも及ぶと予測され、
これが関連素材の一層の価格高騰を招くだろうと予測されています。

過剰流動性相場で商品市場に資金流入しやすい環境ではありますが、
年間通じての先行きを見通す上では、
銘柄ごとのポイントを押さえて置く必要がありそうです。
詳しい解説を芥田知至さんに頂戴しておりますので、
是非オンデマンド放送をお聴きくださいね。
昨年の反作用、金利の上昇にも注意が必要です。


ファンドの金先物売りVS実需の金現物買い [投資α情報(大橋ひろこ)]
2011.01/07 大橋ひろこ 記事URL

スタンダードバンク池水雄一さんと

「今年は100㌔ウルトラマラソン4本出場します」という驚きの目標を掲げて下さいましたのはTBRC監督の池水雄一さん。

いえ、スタンダードバンク東京支店代表の池水雄一さんです(笑)
この寒い中にあっても毎朝2時間も走られているそうで、池水さんは風邪とは無縁です。私はちょっと風邪気味・・・?!ランナーの皆さんは健康ですよね。尊敬しちゃいます。

昨年は1420ドルという歴史的高値レベルで締めくくった金相場ですが、7
年明けから1400ドルを大きく割り込み、1370ドルまで一夜にして急落。
波乱の幕開けとなりました。一部には今年の金相場の先行きを現している
といった弱気の見方も出てきていますが、この背景には何があったのでしょうか?

「ファンドの先物売りに対して実需の旺盛な買いが入っている」
池水さんは強気の見方を変えていません。
年明けの急落は新年入りでインデックスのコモディティ割合の
見直しが入ったのだそうです。価格が高騰していた金のファンドにおける
比率が高まったため、それを売ってポートフォリオのリバランスが行われたと見られ、
こうした売りは金のみならず昨年末にかけて駆け上がった商品全般に見られました。
インデックスという意味では金の調整が最も大きく入ったものと考えられます。

年初からの下落に弱気の声が聞こえてくる中、池水さんは「旺盛な実需の買い」の
実態を解説くださいました。前回の急落時も1370ドル台ではアジア勢の買いに
支えられましたが、今回はその時よりもさらに激しい買いが見られたとのことで、
なんでも1日で数十トンもの現物がはけており、在庫のキロバー・バーチャージが
ほぼ一日で売り切れる状態で、市場は現物不足となっているのだそうです。

高値ではじっと息を潜めていた実需が調整入りの好機を狙って殺到する・・・。
こんな動きが繰り返される中で、金の調整の安値は徐々に切りあがっており、
今回もこうしたサプライズな下落が後からみれば絶好の買い場だったということに
なりそうです。池水さんの2011年の金の見通しは1550ドル~!?

目先の波乱要因としては今晩の雇用統計の数字が予想より良すぎた場合、
アメリカの金融政策の見直しへの思惑が高まれば、過剰流動性相場からの
金市場への資金流入に疑問符がつき、売られる可能性というのも指摘されていました。
ADPなどの雇用関係の数字があまりにも好結果のため、市場は今夜の数字も
期待してドル買いに傾いていますね。ただし、こうした期待でマーケットが事前に
織り込まれすぎると「噂で買って事実で売り」という展開も想定されるということで、
池水さんはどちらかというと後者シナリオになるのでは?とお話くださいました。

直近の金市場の材料と合わせて、2011年の展望も伺っていますので
是非オンデマンド、ポッドキャスト放送をお聞きくださいね。

写真は「たまには写真の構図を変えてみれば?!」というプロデューサーの
アドバイスに池水さんが応え、「明星」を意識して撮った一枚。
池水さん、Goodアイディア!
横に並ぶのではなくて縦で撮ってみました(笑)


2011年の原油価格予想、100ドルはあるか?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.12/24 大橋ひろこ 記事URL

メリークリスマス!オイルエコノミスト藤澤治さんと

メリークリスマス♪
今日はイブですが皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

日本海、北日本地方にはクリスマス寒波が訪れるということで
いよいよ日本にも、、、と身震いしてしまいますが、
今年は欧州の寒波のニュースが早速入ってきていますよね。
イギリスの空港は閉鎖されているようですが、
こうした寒さが原油価格にも影響を及ぼし始めているようです。

足元の原油相場はとうとう90ドル台に乗せてきました。
QE2以後コモディティ市場にマネーが流入していますが、
貴金属などと比較してみると、今年70~90ドルで長らくレンジ相場を
演じてきた原油価格が割安に見える?ということで、原油市場にも
資金が入り始めたようだ、と藤澤さんはおっしゃいます。

今日はオイルエコノミスト藤澤治さんに
2010年の原油相場を振り返っていただき、
2011年のマーケットを展望していただきました。

原油価格は2010年年の瀬に入ってレンジを上に放れてきましたが
今年は殆どがレンジ内での安定した動きでした。
藤澤さんはこの動きを「学習効果」と解説くださいましたが、
ボックス相場に終始したことの一因には、2008年7月の147ドルまで
高騰した原油価格がリーマンショックを受けて30ドル台にまで暴落したこと
で投資家がこうした動きを警戒した、ということのようです。
こうした投機的動きの反省から出てきたアメリカの金融規制法案も
上値を抑える結果となりました。

しかし、QE2以降再び市場にはバブルへの期待が・・・?!
ゴールドマンサックスは2011年の原油価格の予想平均を
100ドルとしていますが、藤澤さんは
「100ドル平均は考えにくい」とおっしゃいます。
さて、2011年の藤澤さんの予想価格はどうでしょう?

1Q予想 90ドル台での推移
2Q予想 80ドルへ調整
3Q予想 90ドル台へ再上昇、95ドル

詳しくはオンデマンド放送を聞いてみてくださいね。

また、中国の需要が旺盛でドバイ原油価格が高騰、
WTI価格を上回っているのですが、これは長く続かないのでは?と
解説いただきました。今日中国主要都市、自動車登録を制限というニュースが
ありましたが、中国は加熱すればガス抜きを行いますね。
現在中国国内のガソリン価格のほうがアメリカ国内のガソリンより
高いという話ですが、だからといって青天井に中国の価格が高騰するような
事態となれば中国当局が引き締めを行うはず?!
しかし、2011年も中国の動向からは目が離せないことには
違いがないようです。
それでは皆様、よい週末を!!
メリークリスマス♪


2011年、国際商品市況は上昇継続するのか? [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.12/17 大橋ひろこ 記事URL

丸紅経済研究所 柴田明夫さんと

2010年の国際商品市況は、前半と後半で明暗を分けました。年の前半はレンジ相場でしたが、後半に入って強い上昇基調に転じたのですが、その背景には一体何があったのでしょうか。

今日は丸紅経済研究所代表の柴田明夫さんに
「国際商品2010年の回顧と2011年の展望」という
テーマでお話を伺いました。今年も残すところあと2週間です。

今年前半のマーケットが停滞したいた理由は
1)景気回復による出口戦略が模索され金利が上昇、ドル高へ
2)オバマ大統領による金融規制法案
3)欧州ギリシャ問題が南欧諸国のソブリンリスクへと伝播

などが上げられますが、実際には景気回復は実体を伴うものではなく、
アメリカは出口戦略どころか金融緩和への舵取りを
迫られることとなりました。

米連邦準備銀行(FRB)は11月のFOMCで、
2011年6月末まで向こう8カ月間にわたり6000億ドルの
米長期国債を追加的に購入する量的金融緩和を決定。

また欧州は欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が
最大約1兆ドルの緊急融資制度の創設で合意するなど
目先のリスクが後退、結果、年後半は通貨の過剰流動性から
商品市場へ資金が流入することとなりました。

金融面からの転換だけでなく、需要の側面からの材料も
大きく商品市場を押し上げることとなりました。
この夏の干ばつでロシアが小麦の輸出を停止、穀物相場が
急騰するなどの特殊要因もありましたが、
そうでなくても中国、インドなど新興国の旺盛な資源、
エネルギー需要が商品価格の上昇にも繋がっているのです。

では2011年はどうなるでしょうか?

柴田さんは金融面からの過剰流動性による商品市場へのマネー流入は
まだ続くとおっしゃいます。それだけでなく、世界の石油需要は
過去最高水準を更新していくとも・・・。
原油価格「70~80ドル」を適正と主張してきたOPECは、
この11月望ましい価格帯を「70ドル~90ドル」に引き上げ、
とうとう100ドルを望む声も出始めたそうです。

では金価格はどうでしょう?

柴田さんは金/原油比価でみると、1700ドル前後までの上昇が
期待できるとお話くださいました。金/原油比価は、2000年代初めは
10以下でしたが90年代前半の20前後まで現在修正される過程にあるようです。
これで換算すると原油が85ドルであれば金は1700ドル(85ドル×20倍)へ、
90ドルであれば1800ドルという試算ができるということですが、
現在1400ドルの金が1800ドル?凄いパフォーマンスですよね。

でも、振り返ってみれば1000ドル前後で始まった2010年、大方の予想は
年末までに1200ドルとか1300ドルだったのですが、夏以降には
あれよあれよと上昇、1400ドルまで上昇しました。今年400ドルもの
上昇を見せたのですから来年の1800ドルも、決して大袈裟な数字では
ないのかもしれません。

詳しくはオンデマンドで柴田さんの解説をお聴きくださいね。


TOCOM市場を利用されている当業者の声は?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.12/10 大橋ひろこ 記事URL

岡地株式会社エネルギー部 部長の橋本和則さんと

「ゆーきやこんこ~♪」のメロディーで灯油の巡回販売をしているシューワ株式会社。車を見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか。関西から九州地区を巡回しているそうですが、その地区の皆さんにはなじみが深い光景なのでしょうね。

TOCOMなどの商品先物市場を利用しているのは個人投資家だけでは
ありません。ガソリンや灯油の販売店や商社など、現物を扱う業者も
商品安定調達のために先物市場を利用しています。

今日は実際にTOCOM市場で現物を調達しているという
シューワ株式会社の会長、矢野秀男さんにお話を伺いました。
インタビューは岡地株式会社エネルギー部 部長 橋本和則さん。
シューワさんは岡地を通じでTOCOMを利用し、
現物を手当てしているのだそうです。

矢野会長の話はとても面白くて、すっかりそのパーソナリティに
引き込まれてしまいました。だって「損切りしたことないよ」なんて
軽くおっしゃるんですもの(笑)
実は矢野会長、ヘッジ目的でTOCOMを利用して現物を調達するだけでなく、
トレーディングもおやりになるのだそうです。さてその目的は?!(笑)
ガソリン、灯油などの石油銘柄を取引する上で、矢野会長のように常勝する
ポイントは、安くなったら買い、高くなったら売る・・さてその手法は?!

ヒントはこのところの原油価格の値動きにもありそうです。
このあたりのポイントは橋本さんにインタビューを受けて
詳しく解説いただいていますので是非、オンデマンド、ポッドキャストで
聞いてみてくださいね。

そして、橋本さんには中京石油銘柄についてもお話いただきました。
この10月からTOCOMでは中京石油市場が開設し取引スタートしています。
同じ取引所に従来からある「東京ガソリン」「東京灯油」と
この10月から取引できるようになった「中京ガソリン」「中京灯油」があるわけですが、
この東京のオイル銘柄と中京のオイル銘柄の違いは何なのでしょうか?!

ひとつには中京銘柄は取引に必要な証拠金が東京銘柄より安く
五分の一の金額です。取引に参加しやすいというメリットがありますね。
東京ガソリン灯油が10万5000円ですが、中京ガソリン灯油は2万1千円。
(12月10日現在)

取引単位も内航船による受け渡しの東京銘柄は50キロですが
陸路のローリー受け渡しの中京銘柄は10キロと五分の一です。
油脂は一緒でも受け渡し方法などが異なるため、取引単位と
証拠金が異なるのですね。

また、こうした違いから価格に鞘が生じるといった部分に注目した
鞘取りなどにも妙味があるということで、個人投資家の皆さんにも
比較的ローリスクで手がけられ、注目が高まっています。

岡地のエネルギー部長、橋本さんにいろいろとお話伺っていますので
放送オンデマンドをお聞きくださいね。

岡地株式会社
http://www.okachi.co.jp/company/corporation/energy/index.html
シューワ株式会社
http://www.shu-wa.jp/


2011年から日本の商品取引がより身近に! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.12/03 大橋ひろこ 記事URL

東京工業品取引所の小渕大樹さんと

金が連日の史上最高値を更新し、穀物も干ばつからの高騰を見せるなど商品市場の上昇が注目された2010年。TOCOM東京工業品取引所も大きな変革を遂げた年となりました。

■2月「NEXT FUNDS
日経・東工取白金指数連動型上場投信(プラチナ先物ETF)」と
「国内金先物価格連動型上場投信(金先物連動ETF)」が
大阪証券取引所に上場

■3月TOCOM-NEXT日経・東工取商品指数上場

■9月夜間立会いの取引時間が朝4時までに延長

■中京石油市場の開設

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
商品ETFの上場で商品取引の裾野が広がり、
大きな動きとなる海外市場に連動してTOCOMの取引が可能になるなど
個人投資家の皆さんにとっても商品取引が身近になったことかと
思いますが、来年以降も大きく変わることがたくさんあるんです。

今日は東京工業品取引所 営業部長 小渕大樹さんに
TOCOM 2011年に向けて~というテーマでお話を伺いました。

■まず来年1月1日から法律が変わります。
これまでの商品取引所法から商品先物取引法となるのですが、
国内、海外を問わず、そして取引所内外問わず
商品先物取引(取引所に対してではなく)に対しての法律へと変わります。

簡単に説明すると株式などを扱う証券、FXなどの金融市場との垣根が
なくなり、デリバティブ取引全般にかかる法律が施行されるわけですが、
これによって、証券会社やFX会社が商品取引の取り扱いを始めるなんて
こともあるかもしれません。取引の裾野が広がる可能性もあるんですね。

■また、個人投資家の皆さんにとって注目なのは
「損失限定取引の導入」です。

商品先物取引は、大きな利益を手にすることが可能は反面、
当初預けた証拠金以上の損失が発生する可能性もありますよね。
これが、商品取引の敷居を高いものにしてしまっていたという
見方もありますが、これが法律によって変わるのです。

今回導入される「損失限定取引」というのは
当初預け入れた証拠金以上の損失が出ないよう取引が反対売買される
仕組みで、FXで言うところのロスカットの仕組みと同じと考えてよさそうです。
この取引で商品取引を始めれば、例えスリッページなどが発生したとしても、
追証になることはありません。
勿論、これまでのように、ポジションを切らずに追証を入れることで
大きなトレンドを取ることも可能です。投資家の皆さんが、どちらの仕組みで
取引するかを選択できるようになるんです。これは大きな変化です。
初心者の方は是非、この「損失限定取引」から始めていただきたいですね。

■そして「SPAN証拠金の導入」
また「穀物銘柄がTOCOMのシステムで取引可能になる」など
(つまりザラ場取引で穀物トレードが可能になります)
来年も大きく商品市場が変わります。個人投資家にとっては
取引がしやすく、取引の裾野が広がるものと期待されていますので、
是非、オンデマンド放送で、何がどう変わるのか、
小渕さんのお話を聞いてみてくださいね。

これは投資家がどちらの仕組みで取引するか選択ができます。


高騰するゴム市場の今後 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.11/19 大橋ひろこ 記事URL

マーケットリスクアドバイザリー津賀田真紀子さんと

今日のマーケットトレンドコメンテーターは、番組ご出演半年ぶりのマーケット・リスク・アドバイザリー津賀田真紀子さん。

現在は中小企業向けに原材料価格のヘッジ手法をアドバイスする
コンサルティング会社でコモディティアナリストをされているそうです。
原材料高で中小企業の調達コストもかさむことが懸念されていますものね。
ところが、こうした将来のリスクをどのようにヘッジしたらいいのか
わからないという中小企業も多いのだそうです。
オープニングではそうしたお話も伺いましたが、
今日のテーマは「ゴム」

今年7月から続いていたゴム価格が上昇を続けていますが、
「上海の取引所の在庫量が例年に比べかなり少ない水準にある中で、
中国の自動車販売台数が伸びている」ことが背景でした。
自動車販売が好調の2010年の中国のゴム消費量は
前年比9.7%増の645万トンに達する見通しだそうです。
中国の消費量が急増しているんですね。

ではこうした状況からのゴム価格の高騰はまだ続くのでしょうか?
季節的要因としては生産地がゴム樹の生育が進む雨季を迎えるため
11~1月が年間で最大の生産期となります。
11月12日に発表された上海ゴム在庫は、前週比1万0,735トン増の
6万0,291トン。6万トン台に回復するのは4月2日以来だということで
需給の逼迫懸念は緩んできているのだそうです。

ということは?

津賀田さんは、中国の金融引き締めへの懸念など、
今後のゴム市場の展望を詳しく伺っています。
是非、オンデマンド放送をお聞きくださいね。


金価格1400ドルも時間の問題、果たしてバルブなのか? [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.11/05 大橋ひろこ 記事URL

丸紅経済研究所 柴田明夫さんと

NY金価格は昨晩、1393ドルまで上昇し、再度史上最高値を更新しました。終値ベースでは値を削ったものの、1400ドルの大台も時間の問題ですね。

背景にはFOMC、QE2の結果を受けたものかと思われますが、
6000億ドル、金市場はこの結果を受けた直後は売られたんです。
中には1兆ドル規模の緩和を予測する向きがあったため、若干の
失望がはいったのでしょうね。ところが、よくよく考えてみれば
10%近くに高止まる失業率、低迷する住宅市場などを抱えた米景気を
一転浮上させる力があるわけではなく、状況によっては更なる緩和も
あるとのFRBのスタンスに、金は見直しの買いが入ってきているようです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか?大橋ひろこです。

そうは言っても1400ドル近くまで休みなく上昇を続けている金価格。
買われすぎ、バブルを懸念する見方も出始めています。
果たして金はバブルなのでしょうか?

今日は丸紅経済研究所 代表の柴田明夫さんにお話を伺いました。
柴田さん曰く、金は「1000ドル時代」を迎え、
1000ドル以下の時代とはステージが変わったのだそうです。

金が800ドル台の安値を付けた1980年の世界GDPは約10兆ドル。
これにに対し、再び800ドルを回復した2008年の世界GDPは
60兆ドルを超えています。実体経済が6倍強に拡大した一方、
金の地上在庫は14万トンから16万トンに増加しただけ・・・。
現在の金相場は依然として安過ぎると思いませんか?

今上昇しているのは決して金価格だけではありません。
原油価格も90年代までは20ドル前後をうろうろしていたことを
考えれば、現在の80ドル台というのはその4倍です。

柴田さんは金と原油の比価を持ってみても、
金が割安であると解説くださいました。

1990年代前半、金相場は350~400ドルで安定推移していました。
この間、原油は20ドル弱で推移。
金・原油ともにが安定していたこの間、
金と原油比価も20倍前後で推移していました。

ところが1990年代後半、原油が20ドル弱で推移するなか、
金は大きく値を下げ1999年と2002年には250ドル台まで下落します。
すると比価は10倍前後に低下してしまいました。
この10倍前後の比価での推移は2000年ころから
2008年まで継続しましたが、これが、現在16倍にまで
上昇してきました。金が上昇してきたことで、過去の20倍にまで
近づいてきているんですね。

今後、この比価が1990年代前半の20倍に戻るとすれば、
原油が現在の85ドル前後と過程した場合、金価格は1700ドル!!
(85ドル×20倍)つまり、まだまだ金は原油に比べると割安だと
言うことになりますね。

詳しい解説はオンデマンド放送で柴田さんの解説を聞いてくださいね。


丸紅、BO油田権益の一部取得とフランスのストライキ~原油価格は?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.10/30 大橋ひろこ 記事URL

オイルエコノミスト藤澤治さんと

今週、丸紅がイギリスBPのメキシコ湾の油井権益を520憶円で取得したというニュースがありました。これって良いニュースなのかしら?!
今日のマーケットトレンドはオイルエコノミスト藤澤治さんをゲストにお招きしましたので
このニュースについてお話を伺いました。

丸紅が取得する権益の持分生産量は原油天然ガス合わせて日量1万5000バレル。
丸紅の世界での油井の持分生産量は日量3万5000バレルで今回の計画で
5万バレルの増える計画です。
この1万5000バレルというのはどのくらいのボリュームなんでしょうか?
藤澤さん曰く「ピーナッツ」取るに足らない採掘量だそうです。
520億円の権益とはその程度なのか・・・・。
これは「国産原油採掘量」に匹敵します。
国産?!原油って日本でも採掘出来るんだ・・・という驚きもありますが、
新潟の油井ってその昔、戦前の江戸時代とか明治時代くらいまでは世界有数の
採掘量を誇っていたんですって。
現在の主要産地は新潟、秋田、山形、北海道。
戦前は国内需要の 20 ~ 30 %を供給していたのだそうですが、
現在では国内需要の大幅な増加により
現在では1%にも満たない状態なのだとか・・・。
現在の新潟の採掘量が1万2000バレル前後だそうですから、
今回丸紅が取得した権益はこの程度ももので
些少なボリュームに過ぎないのですが、
それでも円高である今、こうした買い物は
決して悪いものではないと
藤澤さんは解説くださいました。
詳しくは是非オンデマンド放送での藤澤さんのお話を!

今後の原油価格を占う材料は
、来週のFOMCでのQE2の規模などマクロマーケットの
要因が大きく影響するとのことですが、藤澤さんは、
「フランスの精油所の労働ストライキ」による影響も
指摘されていました。
原油需要のほぼ全てを輸入に頼っているフランスの港湾ストにより
原油の輸入が滞っており、欧州の原油価格が下がっているのだそうです。
下がっている?!
通常ならモノがなくて原油価格が上がるのでは?
と思うのですが、上がっているのはディーゼルなどの製品価格。
原油価格は消費されず輸入出来ない分が
ダブついている影響で下落しているというのです。
こういう場合、直接消費される製品価格は上昇するものの、
精製されずに滞っている原油は下落するという動きになるんですね。
事情を知らなければ、こうした動きは不可解に感じるものですが、
これが長引けば欧州の原油価格だけではなく、
WTI価格への影響もあるかもしれないとのことです。

でも、目先はやはりマクロマーケット、来週のFOMCのです。
オイルの専門家、藤澤さんの原油価格の今後の見通しを
是非オンデマンド放送で聞いてみてくださいね。


金価格下落、調整か天井か?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2010.10/22 大橋ひろこ 記事URL

金融・貴金属アナリスト亀井幸一郎さんと

G20を控えて、潮目に変化が現れたようです。
一本調子で下げ続けた米ドルが下値固くなってきました。
つまり、ユーロドルでのユーロ高、ドル円での円高に一服の兆候が
見られるということでもありますが、
こうした流れの中で何よりも明らかな変化に見えるのが
連日史上最高値を更新し続けていた金価格の下落です。

NY金先物価格は先週14日に1388ドルまで歴史的高値を更新していましたが、
昨晩は1318ドルの安値まで売られました。70ドルもの調整が入っています。
チャートを眺めれば、いつ調整が入ってもおかしくないというような上昇を
続けていましたので、ようやく来たという下落を好機と見る向きも多いかもしれません。

しかし、このところの金価格は金の独自要因での上昇というより、
世界の、特にアメリカの金融政策によってもたらされた側面が大きく、
今後の金の動向を占うには、どうしても今後のアメリカの政策を知っておく
必要があるかと思います。

皆さんご機嫌いかがでしょう、大橋ひろこです。

この金の下落が、絶好の買い場となるのか、目先の大天井となるのか
気になるところですが、今日は金融・貴金属アナリストの亀井幸一郎さんに
「金市場の動向と今後の見通し」をテーマにお話を伺いました。

亀井さんは第1弾の追加金融緩和織込みの相場は終了し、
相応の調整が来るのではないか、と解説くださいました。
11月3日のFOMCでの追加緩和については、ここにきて様子を見たほうが
いいのではないかという声も出てきたりしていますが、
仮に今回見送られるようなことがあっても、12月14日には行われるだろう、
ということで、来週以降の中古、新築住宅販売などの米系指標で緩和への期待が
後退し、金が売られるような局面があれば、金を買いたいと見ている向きには
好機到来となりそうです。

そもそも、金は何故こんなに上がっているのか。という今更な疑問に
亀井さんは至極わかりやすい答えをくださいました。

金は今、世界中の高山会社が堀りまくってMAXで年間2600トンくらいだそうです。
これは日本円に換算するとおよそ9兆円。
これに対して、FRBが09年4月から10年3月までの1年間で新規に印刷してばら撒いた
ドルはなんと150兆円だそうです。
この対比をみるだけでも何故今ドル安がこれほどに進んでいるのか、
そして金が買われているのかわかりますよね。

さらに亀井さんにはTOCOMの金価格の今後の見方についても
詳しい解説をいただいています。
是非オンデマンド放送をお聞きくださいね。
Podcastでも聞くことが出来ます。


 全40ページ中37 ページ   前の10件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 [37] 38 39 40 次の10件