金相場は2008年以来の絶好の買い場到来?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2013.05/24 大橋ひろこ 記事URL

「東京金はここ数年来の買い場に来ていると思います。今週から来週にかけての安値は拾ってみたい、その後ドル建て金価格は2000ドルを目指す上昇となるでしょう。」

 


え?!2000ドルですか?! 昨今誰も唱えなくなったターゲット(高値)です。債券から株へ~金から株へ。よりパフォーマンスのいいアセットを目指して過剰流動性マネーが大移動を開始しはじめた2013年。特に金価格の見通しは軒並み下方修正され、「金の時代は終わった」との見方が広がってきた今、こんな強気の見方ができるのは何故?!

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日は投資日報社 林知久さんにサイクル論、テクニカル分析から見た今後の金価格の行方についてお話し伺いました。


 

林さんはズバリ「NY金は1321.5以下の引け値にストップロスを入れて買い。1,420㌦超えで追撃買い。もし1300㌦を割れたら1150㌦台までの下落を想定しなくてはいけないが、ただし、割れても日柄的では今週から来週にボトムが来る公算です。」
と見通しを話してくださいましたが、さて、その根拠は?!

 

アストロロジー、サイクル論で著名なレイモンド・メリマン氏の「フォーキャスト2013」「MMAレポート」で予見された事象がまさに今到来しているのだそうです。今日はサイクル論から金相場を解説いただきました。
サイクルとはボトム(底)からボトムまでの期間。その期間に相場は上昇し天井(山)を作って下落していきます。

 

①    25年サイクル

レイモンド・メリマン氏のフォーキャストではNY金の相場サイクルについて詳細記載されているのですが、
大きくは25年サイクルが存在するのだそうです。
前回の25年サイクルは 76年8月~99年8月(2001年2月):23年【24年6カ月】期間でした。
現在は99年8月(2001年2月)から継続中のサイクルにあって、これは2024年±4年にボトムを付けることとなります。 


②    8・5年サイクル

さらに現行25年サイクルは、3つの「8.5年サイクル」に分けることができます。
1回目は25年サイクルの(ダブル)ボトムから08年10月24日(681㌦)まで。
2回目はここから現在継続中で、2017年2月±17カ月にボトムをつける予定。

そんな8.5年サイクルは、サイクル論では3つの34カ月サイクルか、
2つの4.25年サイクルに細分化されるのですが、

これまでこのどちらのサイクルか、確証が得られなかったといいます。
これが、4月の暴落相場で11年12月29日の1523.9ドルを割り込んだことで

「4.25年サイクルであることが確定」しました。

 
③    4.25年サイクル

その4.25年サイクルも起点から4年7カ月が経過し、ボトム間近。
このサイクルも3つの17カ月に分かれるのですが、
前の17カ月サイクルのボトム(11年12月29日)から今月5月は17カ月目。
そして最新のMMAレポートでは、更にサイクルが細分化されていきます。

同レポートでは、NY金には15~21週のプライマリーサイクル(PC)が存在。
4月16日の安値は日柄(サイクル)的だけでなく値幅的にもキープライスです。
現行4.25年サイクルの起点(08年10月24日の681㌦)から天井(11年9月6日の
1920.8㌦)までの半値押し水準は1300.9±73㌦。上記の安値はこのエリアです。
この安値が維持され、引け値で1,420㌦を上回って行けば、ここで相場は4.25年
サイクルからPCまでのサイクルが全てボトムを形成したことになります。

仮にボトム形成となれば、新4.25年サイクルでは少なくとも、この1920.8㌦を試
しにかかる展開となり、上回れば価格は2000㌦になっても不思議ではありません。
フォーキャストでは、より高値を指向する時期を「2013年後半から2014年」とし
ており、「2018~2024年まで上昇が続くだろう」と記述されています。

一方で、上記の水準を割り込むと。次の目標値は1154.6±90㌦(61.8%押し水準)。
ただし、最新レポートでは、今週、もしくは来週に金のボトムが来る可能性が...。

さらに、チャートパターンでは金と銀に異市場間強気ダイバージェンスが発生。
金のオシレーターも実勢相場と逆行が生じており、強気転換のサイン。

目先の突っ込み場面は絶好の買い場となる可能性が高まっています。

 詳しくはラジオのオンデマンドを聞いてくださいね。

先進国株価が堅調でも軟調な商品市況、そのワケ [投資α情報(大橋ひろこ)]
2013.05/17 大橋ひろこ 記事URL

5月は例年株価調整への警戒が強まりますが、今年は例年より強く意識された反動でしょうか、史上最高値を更新するダウ平均、アベノミクスでとどまるところを知らぬ日経平均。日米の株価はすこぶる堅調です。米国の経済指標はあまり良くないものも目立つのですが、なぜ米株はこれを警戒しないのでしょうか。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員
芥田知至さんにお話しを伺いました。

 

芥田さんは、フィリー指数など製造業系の数字が悪いのは、
米国の問題ではなく欧州や中国が低迷していることに起因している、
としてあまり悲観的に受け止められていないようです。
雇用や住宅系の指標が好調なことから、米国事態が悪いワケではない
と受け止められているということのようです。

 

コモディティ市場が弱いのも中国など新興国が弱いためで、
過剰流動性マネーが行き着く先は、よりリターンの大きい
証券市場に集中しているのが現状です。

 

芥田さんは2008年前半にかけて新興国需要の上振れと
資源開発の遅れを背景に、コモディティ全般に構造的な
需給逼迫観測が強まっていた時と足元の状況は異なると指摘。
コモディティ価格の高騰から資源開発が急速に進んだことから

供給が大きく増加し、全般に需給が均衡に近づいているのだそうです。

目先は、製造業活動の持ち直しの遅れが下落要因となりやすいと思われますが、
年後半は景気拡大の持続と資源需要の増加を材料に市況は上昇しやすくなると
解説くださいました。

 

また、4月に大幅下落となった金価格について、その下落の背景は、

(1) 財政難の欧州諸国の中央銀行が金を売却するとの思惑が強まった
(2) 欧米を中心にヘッジファンドなど投資家による金ETFの売却
(3)米国金融政策が徐々に量的緩和の出口に向かっている
(4) 中国政府の政策的な景気刺激策に対する慎重なスタンスは変わらない、

ということを、金市況に織り込む動きだったと指摘。

 

しかしながら先進国の財政問題、通貨安懸念、地政学リスクなど
リスク回避的な金買いを促す要因の多くが継続しているということで、
ここからのさらなる下落はなさそう?

 

金価格の今後、コモディティ市況の今後について詳しく聞いています。

オンデマンド放送をお聞きくださいね。

「歴史的急落後の金価格」  [投資α情報(大橋ひろこ)]
2013.05/10 大橋ひろこ 記事URL

ドル円相場が10日未明に100円の大台に乗せました。

100円大台に抵抗があったようには見えず、99.80円前後から100.30円くらいまでは瞬間に突き抜けたような値動きでした。

昨晩は米国の新規失業保険申請件数が発表されましたが、これがきっかけだと見る向きもあれば、

米国債30年物の入札が堅調だったことがきっかけだったとの指摘もあり、これという明白な材料があったわけではありません。

100円大台を狙う水準にあり、急激に心理が好転したことで、円安が進んだところ、ストップやオプションなどを破って

HFT(高頻度高速取引)が走ったことで極端な値動きになったのだろう、と亀井さんは解説くださいました。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日は金融貴金属アナリスト、亀井幸一郎さんにお話しを伺いました。

 

亀井さんは、新規失業保険申請件数が3週連続で35万人を下回ったことの

意味は大きく、急速に心理が好転したとみられると指摘。

また米国債30年物の入札が堅調だった背景に、ジャパンマネーが

入ったのではないかとの思惑が広がったことも起因したのでしょう。

昨晩はドル円だけでなく、クロス円全般、そしてユーロドルやオージードルなど

ストレート通貨でもドル高が進みました。

 

ドル高となればコモディティ価格は下がります。

勿論、金価格にもネガティブ材料となります。

大きくドル高が進んだ割には、金価格はこのところのレンジを

下抜けることなく底堅く推移していました。

 

現在のドル建て金価格は1440~1480ドルのレンジに終始。

1500ドル台割れから1321ドルまでの暴落の半値押しレベルで

揉みあいが続いています。

実需筋の買が旺盛であることが下値をサポ―トしていると思われます。

 

価格急落後に巻き起こったアジア・インドを中心にした現物買い需要は

凄まじいものがあります。 中国 1-3月期需要は 320.54トン。

中国の3月の輸入は223.5トンにも上っています。 2月は97.1トンと

前年同月比 +225%にも上ります。

インドの 4月の輸入も100トン超となっており、 5月も同じ見込み 。

現物市場では品薄状態が続きプレミアムがついている状態です。

では、このレンジ、実需の買いサポートが効いてきて上方ブレイクできるのでしょうか。

亀井さんは、実需の買だけでは急落前の下値サポートラインだった1500ドルを

回復するのは難しく、このラインがレジスタンスになるだろうと指摘。

すぐに上昇することはないだろうしながら、今後のポイントを解説くださいました。

 

緩和拡大・縮小、双方向を盛り込んだ5月1日FOMCでしたが、

議事録が5月22日に発表されます。

またファンド筋の金ETF保有の数字が5月16日に出てきます。

SECへの届け出内容が明らかとなることで、金が動意づく可能性も。

(前回ソロスのETF保有減少が明らかとなり市場心理が悪化、

金が売られる流れが形成されるきっかけにもなりました)

 

ここからの金投資のポイント、詳しくはオンデマンド放送で

亀井さんの解説をおききくださいね。

ブレントオイルも一時100ドル割れ、軟調の背景は?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2013.04/26 大橋ひろこ 記事URL

2013年年明けはアメリカの復権、中国経済減速懸念後退から一次産品銘柄などコモディティ価格の上昇が予想されていました。景気が良くなれば需要が増加する原油価格もそうです。堅調推移が予想されていたのですがGW前にして、ゴールドが急落、原油価格もブレントオイルが100ドルを割り込むなど軟調に推移しています。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオイルエコノミスト藤沢治さんに原油市場の動向と
今後の見通しを伺いました。

 

昨今の国際指標となっているブレントは2月9日の年初来の高値である$118.90/バレルから、以後徐々に低下し、4月16日には$99.91で$100割れとなりました。これは9ヶ月ぶりの価格です。WTIも2月12日の$97.51高値より下落が続き4月17日には$86.68に落ち込みました。

特に4月に入ってから下落傾向が顕著となっています。第2四半期は不需要期で、製油所の定期修理も多い


 
ので原油需要は弱いのですが、3月の供給量は需要量を日量300万バレル上回って、例年では第1四半期は在庫減となるところが、在庫増に。 OECDの嵜油需要の在庫カバー日数は53日が適正とされていますが60日と高く、需給緩和が価格下落の主因と考えられます。

また、4月15日の金価格の下落も他商品市場に波及しました。このところ、株式市場が堅調でファンド筋が、商品市場から株式へ資金を移動していると指摘されています。

 

現在の下方調整局面が続くのでしょうか?

欧州景気も期待できず、中国景気も弱含み。
IMFも今年の経済成長を下方修正しました。
ユーロゾーンを-0.2%、
米国を+1.9%、中国を8.1から8.0%に修正しています。

石油需要増も米国が伸び悩み、中国も3%程度と見られています。
欧州、日本はマイナスです。

 

インベストメントバンクはここからの原油価格予測を

比較的強めに見ているようです。地政学的な動乱が無ければ,

需給面だけからみると第2四半期は価格下落基調が続くと

思われるのですが、おそらく、株式市場に流入している資金が

再度循環でコモディティに戻るという予想の上に立っているのでしょう。

 

番組では藤沢さんにここからの原油価格を予想していただいています。
イラン問題は現在膠着状態ですが、6月14日の大統領選挙に注目。

以後、イスラエルとの対立激化となればまた市場に混乱が生じる可能性も。

 

詳しくはオンデマンド放送で藤沢さんのお話しをお聞き下さいね。

USDA米農務省の数字に作為はないか? [投資α情報(大橋ひろこ)]
2013.04/19 大橋ひろこ 記事URL

3月末~4月にかけてシカゴ穀物価格が急落しました。大豆は1ブッシェル=14ドルの節目を割り込み、トウモロコシ、小麦も6ドル台半ばまでの大幅安となっています。4月12日~15日の金の暴落に先だって穀物市場が崩れた背景には何があったのでしょうか。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日は資源・食糧問題研究所 代表 柴田明夫さんに

「アメリカ農務省の数字に作為はないか?」というテーマでお話しを伺いました。

 

穀物市場の急落のきっかけは3月28日にUSDA米農務省が発表した

四半期在庫と農家の作付意向面積の数字にありました。

 

大豆およびトウモロコシの在庫が、それぞれ9.99億Bu、

53.99億Buと発表され、事前予想を大幅に上回る結果となったのです。

農務省は価格上昇により、飼料用需要が大きく落ち込んだとしています。

これをレイショニングと呼びます。

 

発表を受けて市場では需給緩和ムードが広がり、これまでの

「旧穀物の需給ひっ迫」状況が「需給緩和」へと一変したのです。

 

追い打ちをかけたのが作付意向面積の数字です。

トウモロコシの作付は9,586万エーカーと

事前予想の9,472万エーカーを大幅に上回り、

昨年の9,192万エーカーから僅かに増加する見通しとなりました。

この作付けが実現すれば、米国では1936年に統計を取り始めて以来

最大の作付面積となります。

 

大豆およびトウモロコシの作付面積が意向調査通り過去最高レベルとなった場合、

今年の生産量はどうなるでしょうか。

2013/14年度の生産量を決定するのはエーカー当たり単収ですが、

USDAは今年2月の「2013農業フォーラム」で、干ばつは2年

続けて起こらないという前提において


トウモロコシが163.6Bu、大豆が44.5Buという驚異的な予想をしました。

作付面積に対する収穫面積の比率を過去の経験則から大豆99.8%、
トウモロコシ90%とした場合、2013年の生産量は、

いずれも史上最高の豊作となることになります。
これが実現するならば、穀物の上値は極めて重いことになります。

 

しかし、柴田さんはUSDAの数字を鵜呑みにすることはできないと


指摘されています。

昨年(2012年)は、6月後半に入って半世紀ぶりの干ばつが

米中西部穀倉地帯を襲ったことでUSDAの8月の需給報告では、
トウモロコシ、大豆とも主要な予測数字が2カ月連続で大幅下方修正されました。

空前の豊作シナリオを描いていた6月時点の報告からの

「つるべ落とし」の修正となったことから穀物価格は暴騰しました。

 

また2006年、オーストラリアの干ばつで小麦相場が暴騰したことが

ありましたが翌年2007年も干ばつ気味の天候でした。

2年連続の干ばつはない、という前提での豊作予想であることは

天候リスクを排除したものなのです。

 

空前の大豊作予想となった今年の穀物市場ですが、


乾燥・冷温により作付の遅れが指摘されていることもあり、現在、トウモロコシの生産地では作付が始まっています。

こうした事態が長引けば、農家はトウモロコシの作付を諦め、

大豆生産にシフトすることも考えられるのです。

天候リスクは誰にも予想ができません。

さて今年の穀物相場はどうなっていくのでしょうか。

 

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。


 

また、柴田さんの新著「シェール革命の夢と現実」が4月4日

PHP研究所から出版されています。

アメリカは再びエネルギー覇権を握るのか?

アメリカはシェールガスを日本に売らない?!

資源の専門家、柴田さんが喝破するエネルギー戦争の正体!

 

早速読みます~!!

 

USDA発表で急落、天候相場入りとなるトウモロコシ相場の今後 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2013.04/12 大橋ひろこ 記事URL


3月28日のUSDAアメリカ農務省の作付意向面積、在庫率の発表を受けシカゴのトウモロコシ価格が暴落となりました。
作付意向面積よりも3月1日時点のトウモロコシ期末在在庫が市場関係者の予想を上回る内容だったことが要因とされていますが、
穀物市場はそろそろ天候相場にはいるということで、今後さらにボラティリティがあがってきそうです。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日はマーケット・リスク・アドバイザリー津賀田真紀子さんに

トウモロコシ市場の動向についてお話しを伺いました。

 

今回の急落がなくともシカゴトウモロコシ相場は昨年秋から下落が続いています。

昨年夏に米国において歴史的な干ばつが発生し、

相場が大幅に上昇したことから南米の生産者の増産意欲が強まったことで

南米産トウモロコシが増産、豊作となることで需給が緩んでいるようです。

米農務省の予想によると、2012-13年度のブラジルの生産高は+1.4%、

アルゼンチンは+26.2%といずれも過去最高となることが予想されているそうです。

現在、南米は収穫期に当たりますが、今後は輸出が活発化する時期になり、

更に相場の上値を重くする要因となりそうです。

 

レアル高にもかかわらず、ブラジルからのトウモロコシ輸出量は

昨年6月以降急激に拡大しており、3月の輸出量は

前年同期比で+474%と3月としては過去最高を更新しています。

およそ5倍です!!

ブラジルではサントス港を中心とした港湾インフラの問題や、

頻繁に起こるストライキ、河川での運搬事故など

輸送に関する問題が山積しているため、これらの報道が

一時的な上昇を招く可能性がありますが、

中長期的には世界的な需給緩和見通しが

相場を押し下げる展開になると津賀田さんは分析されています。

 

今後は米国トウモロコシの作付け動向に注目が集まる時期となりますが、

2013-14年度は単収改善の影響により生産高が過去最高に達すると

予想されています。

需要面では、米国内では食肉価格の上昇に伴う屠畜頭数減少の影響により

飼料需要が落ち込んでいる上、日本向けを中心に輸出需要が

落ち込んでいることから、供給面とは対照的に需要面は弱い状態。

5月10日には2013-14年度の最初の需給報告が発表される予定ですが、

シカゴトウモロコシ相場は米国トウモロコシの需給比率(需要÷供給)と

比較的相関性の高い値動きをする傾向があるため、

この発表で改めて需給緩和が確認されれば、

更にもう一段下落する可能性もあると解説くださいました。

 

現状、需給は緩んでおり弱気材料が多いトウモロコシ相場ですが、

下支え要因としては作付の遅れを津賀田さんは指摘されています。

通常であれば、今の時期はトウモロコシの作付けが始まっているはずですが、

今年は主要産地である中西部の気温が例年よりも大幅に低いことから

作付け作業が遅れているのだそうです。

ちなみに、米国最大のトウモロコシ生産州であるアイオワ州の気温は

例年と比較すると最大14度も低くなっているとか。

まだまだ追い上げが十分に可能な時期ですが、

市場参加者の間では、受粉期に間にあわなくなり単収に影響が出る

可能性があるとして懸念する声も出ているようです。

 

また、農産物生産に欠かせない石化由来の肥料価格が高止まりしていることも

相場の下支え要因。現在、米国ではシェール革命の影響により、

原油等のエネルギー価格が下落していることは一見マイナス要因に見えるのですが、

現段階では肥料工場の建設が進められているだけであり、

供給が潤沢ではないため、依然として化学肥料の価格は高水準を維持しています。

つまり、まだまだ生産コストの低下が見込み難い状態。

中長期的に見た場合、シェール革命は弱気材料になり得ますが、

石化由来の肥料価格のが下がらない限り、これがトウモロコシの

下支え要因となるようです。

 

その他にも、今年の天候相場がどうなるか、天候予想や

今後の見通しなども伺っています。

詳しくはオンデマンド放送で津賀田真紀子さんの解説を

お聞きくださいね。

レンジ下限目前の金価格、サポートなるか?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2013.04/05 大橋ひろこ 記事URL

今週は黒田新日銀体制での初の金融政策決定会合の予想を超える異次元金融政策発表で、株式市場では日経平均が13000円到達、ドル円相場も97円台へ上昇、債券市場も10年物金利が0.3%台へ低下した後、サーキットブレーカー発動の乱高下と大きく動きました。日本市場の円建ての金価格は為替市場でドル円が円安へと動けばこれに連れて上昇しましたが、COMEXドル建ての金価格は、大きな反応はなかったようです。



皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はスタンダードバンクの池水雄一さんに
金市場の動向と今後の見通しを伺いました。


COMEXドル建ての金価格は今週1550ドルの心理的サポートラインを
割り込んでしまいました。NY株式市場、ダウ平均が連日の
史上最高値更新となる中、金ETF市場からの資金流失も止まりません。

今週3日、4日と中国が清明節でお休みだったことも下値がサポート
出来なかった一因かもしれません。安くなれば旺盛に入る中国実需勢の
買いが入らなかったことが、今週の下落が大きくしたようです。


ゴールドマンサックスやクレディスイス、ソシエテ ジェネラルなどの
金融機関が相次いで金の見通しを下方修正していますが、
ここ数年のレンジ下限にまで到達したここから、金相場は
どのように推移するでしょうか。

池水さんは EPFが理論値よりも極端に小さくなっていることを指摘、
COMEX金先物価格が現物価格と比較してかなり割安となっていると
解説くださいました。EPFとはロコロンドン現物価格に対し
COMX先物価格をスワップするレートのことです。
COMEXプレーヤー(ファンド勢)が金売りを仕掛けているために
先物価格が極端に安くなってしまっている状態にあり、
これはいずれ買い戻されることを考えれば、
このレンジ下限の金価格はサポートされるのではないでしょうか。
2012年5月16日につけた1526ドルが意識されるポイントです。


COMEXドル建て金価格が底入れするとなると、
円建て金価格も、いよいよ再浮上でしょうか。
円安効果で上昇トレンドを形成していましたが、
新年度入りで日銀の政策への過度な期待への警戒から
ドル円相場がレンジ入りしてしまって以降、
ドル建て価格に連れ安する局面が目立っていました。

再びの5000円大台回復はあるのか?
池水さんに伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で池水さんの解説をお聞きくださいね。

エネルギー超大国となったアメリカ [投資α情報(大橋ひろこ)]
2013.03/29 大橋ひろこ 記事URL

1~3月は米株高、ドル高が顕著でしたが、その裏には金融政策による景気回復期待だけでなく話題のシェールガス、オイル革命もあるのでしょうか。米国覇権の復権がささやかれる中、最新の米国のエネルギー事情について専門家、株式会社セキツウ常務取締役の山内弘史さんに伺いました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

 シェールガス革命と呼ばれるノースダコタ州バッケン油田の天然ガス、原油生産ですが、実は随伴してNGLと呼ばれる天然ガス液も生産されています。性状はナフサ、軽油に似た成分ですが、原油とNGLを合わせて「石油」と呼んでおり、現在のアメリカの石油生産量はすでに日量950万㌭にも達しています。

厳密にいうと米国のエネルギー生産にはエタノール燃料があり、日量85万㌭。これがガソリンに混合されて使われていますが、この分を加えると広義では米国の石油生産量は日量1000万㌭を超えているのです。

 IEAは2020年には米国が世界一の産油国となるとの試算を発表しており、
2035年には日量2200万㌭の生産が見込まれるといいます。

 内訳で見てみると、原油生産は21年ぶりに700万㌭を超え、
このうちシェールオイルが200万㌭を占めています。
天然ガス生産は2011年世界で120Tcf生産されていますが、
米国の2012年の生産量は25.3Tcfにも上り、
内シェール効果で10Tcfが生産されています。
米国の天然ガス生産は世界の5分の1にまで拡大しているのですね。

 また米国はLPガス輸入国だったのですが 2012年には輸出が急増しています。
LPガスはシェール革命でガス、オイル生産の副産物として出てくるもので、
この分野の生産拡大も凄まじい勢いです。震災後、搬送できるエネルギーとして
日本でもLPガスが見直されましたが、副産物として大量に生産され始めた米国のLPガスを
日本が積極的に輸入するという動きが出てきています。
パナマ運河の拡張工事が2015年半ばに完工するということですから、
大型ガスタンカーでアジア・極東にLPガスやLNGが輸出される日も近いですね。
LNGもLPガスも価格は米国の市況にリンクしますので、
現在原油価格にリンクしているLNG価格も,サウジのCPで決まるLPガス価格も
大幅に下がりそうです。2015年にはプロパンを中心に日量1000万㌭の
LPガス輸出国となるとみられます。

 天然ガス、原油、石油製品、LPガスとあらゆる分野で大増産となっている
米国のエネルギーですが、需要はというと
2005年の米国の石油需要量は2,080万㌭/だったものが、
2012年には1,860万㌭/日まで減少しています。
米国は「原油」を「戦略物資」と位置付けており輸出できません。

このダブついた石油をどうするか・・・・・。

答えは「原油」でなければいいということ。

すでに石油製品など原油から形を変えて
輸出しているのですが、米国メキシコ湾岸製油所では,
割安な原油を処理して石油製品にして輸出しており、
米国は62年ぶりに石油製品純輸出国になっています。

 こうした原油の大増産で在庫量が急増、
2005年末の原油在庫が3.2億㌭だったものが2012年末3.6億㌭にまで
膨れ上がっていることで、「WTI安・ブレント/中東原油高」が定着してしまいました。
WTI・ブレント格差は最大26㌦/㌭にまで広がっています。
この背景にはシェール革命があり、米国はこの安価となった原油を安いコストで
石油製品にすることが可能で、コストを抑えて世界に輸出することでエネルギー輸出国へ、
エネルギー超大国となってきたのです。

詳しくは、オンデマンド放送で山内さんの解説をお聞きくださいね。

サイクル、アストロロジー分析からみた今後のマーケット [投資α情報(大橋ひろこ)]
2013.03/22 大橋ひろこ 記事URL

投資日報社 林知久さんと

11月半ばから4か月あまりに渡ってアベノミクス相場とアメリカの景気回復期待からリスクアセットが大きく買われてきましたが、このところ上値が重くなり神経質な値動きとなってきました。これまでのように押し目買いで利益を手にすることができる相場がまだ続くのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は投資日報社の林知久さんにテクニカル、サイクル論、
そしてアストロロジーからの切り口でここからのマーケットを
展望していただきました。

円建ての商品市況を占う上で今最も重要なのが為替です。
ドル円相場は2012年10月31日の75.57円から96円台後半まで
一気に駆け上がってきましたが、97円台を目前に頭が重くなって
来ました。林さんは1985年4月19日に79.70円を付けてから98年の
140円台まで駆け上がった過去の円高の大底からの転換時の
チャートパターンと比較して、フラクタルであるならば
4月は上昇が止まり、乱高下すると指摘。
月足チャートを確認すると85年の円安トレンド時には
大底形成から6か月陽線が続いた後
7か月目には5円幅もの乱高下を演じての十字線が出ていました。
そして今回の円安トレンドも6か月連続陽線が続いています。
7か月目となる来月は乱高下?!しかし、為替の16年サイクルの
大底を形成したことには違いなく、4月の急落、安値は拾う
スタンスで、とのことでした。

そしてNY株式についてはアストロロジーの観点から
3月27日から4月6日にかけて急騰する傾向が高いとの示唆があり、
ここから値頃で売りに回るのは注意が必要。売りから入るなら
その噴き上げの後の高値を待つほうがより安全であるとの見方を
お話しくださいました。しかしながらアメリカの株式も
長期的には強気継続。目先の調整のタイミングの目安と
お考えください。

そして林さんが現在注目されているのが東京トウモロコシ。
東京トウモロコシ相場は54から66ヶ月のおよそ5年サイクルが
存在し、5年に1度ボトムを形成します。
昨年は干ばつの影響で急騰したトウモロコシ価格ですが、
この上昇トレンドの起点は2008年12月。すでに51ヶ月目に
入っていますので、そろそろサイクル的には上昇局面が
終了する頃なのです。アストロロジーサイクル分析と
重要変化日で知られるレイモンド・メリマン氏が
2012年末に出版された「フォーキャスト2013」の中に
穀物相場は5月1日までにトップアウトすると記しており
3月25日、5月1日、9月9日の前後2週間が重要であるとしています。

アストロロジ―と穀物相場というのは非常に親和性が高く、
昨年の干ばつと穀物相場の急騰も、その前年からメリマン氏は
ピタリと予想していました。そのメリマン氏が
2013年の穀物は豊作予想。下落すると予想しているのです。

林さんのテクニカル分析では東京トウモロコシは
綺麗な三角持ち合いを形成しており、レジスタンスが
機能している状況ですが、ではここからどのような戦略で
売ればいいでしょうか。今すぐ売ればいいということではありません。

詳細はオンデマンド放送で林さんの解説をお聞きくださいね。


日米株高でも商品市況の上値が重い背景に・・・ [投資α情報(大橋ひろこ)]
2013.03/15 大橋ひろこ 記事URL

三菱UFJリサーチ&コンサルティング芥田知至さん

ダウの最高値に実態はあるのか。アベノミクスに実態はあるのか?!
日米の株式が堅調です。株価は期待感で動きだすので実態はまだ確認できないのですが、株式の上昇から実態経済も循環回復となるでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は三菱UFJリサーチ&コンサルティング芥田知至さんに
コモディティと世界経済についてお話しを伺いました。

米国は住宅部門の調整が一巡し、雇用部門の改善にも期待が
高まってきています。またシェール革命が米国製造業の復活をもたらすと
いう話が出てきていますが、その経済効果は、雇用で100~200万人等々
いわれています。全米の雇用者の1%前後に該当します。
このシェール革命でエネルギー需要の構造変化が起こり、原油から
天然ガスに大きくシフトするといったことが起これば、
天然ガス自動車がガソリン車にとって変わるほど普及することもある
かもしれません。アメリカの製造業の復活は、シェールだけではなく、
中国等の人件費上昇、3Dコピー等の技術革新、産業集積効果への期待など
総合的なもので、欧州や中国の現状と対比すればに比べて、
米国を見直す動きは、当面続きそうだと、芥田さんはお話しくださいました。

一方で、近年、世界経済を牽引してきた中国は成長率が鈍化しています。
まだ成長率の鈍化に企業や社会が適応できていない模様で、
日米の株価が上昇を続けている一方でコモディティ市況の上値が重いのは、
中国経済の調整の余波だと考えられます。

今回のリスクオン相場の景気回復の中心は米国です。
これまで中国が中心でコモディティ需要につながりやすかった状況とは
異なってきているのです。特に、鉄鋼など中国の供給力が過剰な分野では、
調整圧力が強くなっています。

しかし日本は円安によって、輸出型企業が恩恵を受けやすい構図。
輸入サイドは、コスト増となっています。
芥田さんは投資家の立場からすると、円安のマイナス効果が大きく
出てしまうリスクをヘッジするために、コモディティの買いポジションを
持つことは効果的で、日本株を中心に投資している方は
日本のウィークポイントであるエネルギー関連、
原油などの銘柄を保有するのがいいのではないか、と解説くださいました。
また日本株はまだ割安という見方には賛同したいとしつつも、
輸出企業の業績見通しでコンセンサスが形成され始めると、
一方で、円安のマイナス材料も冷静に判断されるとこになるのでは?
と芥田さん。ここからの金投資についても伺っています。
詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。


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