欧州の石油化学・精製業界の衰退の背景 [大橋ひろこコラム]
2014.03/28 大橋ひろこ 記事URL

アメリカのシェール革命が、様々な世界の構造の変化をもたらしています。

2014年3月7日、世界第4位の石油精製・化学会社であるINEOS(イネオス)のジム・ラトクリフ会長がEUの欧州委員会のバローゾ委員長宛てに「このままではヨーロッパの化学産業はその多くが倒産するしかない」とのオープン・レターを送付しました。一体何が起こっているのでしょう?!

 
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今回は株式会社セキツウ常務取締役の山内弘文さんに
世界の石油精製・石化産業の今後について伺いました。

 INEOSとは石油化学,石油精製業を中心に16の事業部門を有し,世界13カ国に跨る生産ネットワークを形成する世界第4位の石油精製・化学会社です。

その大企業の会長がバローゾ委員長に「なんとかしてほしい」と泣きついたのです。「米国のシェールガス革命がすべてを変えてしまった。このままでは欧州の石化も石油産業も消滅してしまう」。

 

その内容を山内さんに伺いました。

 

ヨーロッパの化学産業は100万人を雇用。関連雇用も含めれば500万人。売上高は1兆㌦にも上ります。

ところが、現在、ヨーロッパのガス価格は米国の3倍,電気料金は50%以上割高となっており、シェール革命に湧く米国や産油国である中東の原料価格と比較すると競争力では到底かないません。燃料、原材料高にあえぐヨーロッパの化学企業の多くは10年に以内に閉鎖の事態に直面するというのです。

 

米国では710億㌦を投じた石化プラントの新増設が進んでいるそうです。一方のヨーロッパは閉鎖が相次いでいるのが実情。英国では22が閉鎖され,新設はひとつもありません。

中東でもアブダビ,カタール,サウジアラビアで石化プラントの建設が続き、イランでも新規600万㌧ものエチレンプラントが立ち上がる予定。また、中国でも次々とプラント建設が進んでおり、これまでは世界の余剰な化学製品をすべて受け入れてきたが,これからは自国生産分を消費して,余剰分は輸出するようになっていきます。

 

ところが,ヨーロッパでは環境税導入,原発閉鎖の方向で、シェールガスはありません。輸入化学品が津波のように押し寄せてくるのに,独禁当局は無関心でリストラを邪魔しているというのです。

 

米国とのコスト格差は米国のシェールガス革命が背景。2006年に始まった米国のシェールガス革命で原油価格はWTIが現在100㌦/㌭前後であるのに対して,北海ブレントは108~109㌦である。今はこの格差が縮まっているのですが,20㌦以上の「ブレント高」という局面も珍しくはなくなってきています。

また、米国の天然ガス価格は2013年平均で約4㌦/百万Btuであるのに対して,ヨーロッパのLNGは14~15㌦と3~4倍にも上ります。

この大幅な格差はまず燃料コストの格差となって跳ね返ってきます。これは電気料金の格差にも現れます。そしてもちろん、原料コストが圧倒的に高いということですね。

天然ガス価格はシェールガス大増産によって2~3㌦まで急落しました。付随してエタン価格も70~80㌦/㌧まで急落したことで「死に体」といわれていた米国の石油化学は再生・復活したのです。天然ガスの急落は電気料金の著しい低下をもたらしガス料金も下落。原燃料費が安くなりました。

この結果,何が起こったかというと,製造業が米国回帰を始めたのです。1950年代には米国から消えてしまったといわれた白物家電製造業まで米国に帰って来ているのです。日本の製造業もこれまでの東南アジアシフトから,最近では米国へ移転するという流れに代わってきています。こうした流れが、ヨーロッパでは半減する利益も米国では3倍となるのです。


税制の見直しや政府支援などの対処がなされても、米国との原油価格格差・天然ガス価格格差・原料価格格差が解消されなければ、根本的に欧州の石化・石油精製産業の衰退は避けられないのが実情です。こうした問題は対岸の火事ではありません。日本の精製・石化に明日はあるのでしょうか?!

詳しくはオンデマンド放送で山内さんの解説をお聞きくださいね。

 


ウクライナ情勢緊迫化で金、穀物上昇の背景 [大橋ひろこコラム]
2014.03/14 大橋ひろこ 記事URL
ウクライナ情勢の緊迫化を受けて、コモディティ市場では金や原油、穀物価格が上昇しています。ウクライナとはどんな国なのでしょうか。また、何故ウクライナ情勢の緊迫化が様々な商品価格に影響しているのでしょう。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は資源・食糧問題研究所 柴田明夫さんにお話しを伺いました。

2013年11月、ヤヌコービッチ政権がEUとのパートナー協定の調印を拒否したことで、EUを志向する市民による暴力的革命に発展。

ロシアにとって、旧ソ連第2の大国であるウクライナは、安全保障上の「革新的利益」だと柴田さん。

ウクライナが将来EUおよびNATO(大西洋条約機構)に加盟することにでもなれば、ロシアはNATOとの緩衝地帯を失うことになります。このため、南部クリミア半島にはロシア黒海艦隊が常駐し睨みを効かせていました。ここはシリアへの新兵器輸送の拠点でもあるのだそうです。

そのウクライナの反政府運動がロシアのソチオリンピック開催中に激化。オリンピックが明けた3月2日、ロシア・プーチン大統領は、ウクライナ側の武装解除を求めクリミア半島への軍事介入を拡大したことで緊張が一気に高まりました。株式市場はリスクを回避する下落に見舞われましたが、金価格は上昇、昨年10月以来、4カ月半ぶりの高値1350ドルへと上昇しました。

反政府運動を受けて、ロシアが経済面での圧力をかけました。鉄鉱石の輸出などで外貨を得ていたウクライナの1月の粗鋼生産は249万トンで同▲13.5%の大幅な落ち込みとなっています。(2013年は3282万トン)。ウクライナ危機は、政府・民間を合わせて約660億ドルといわれる短期対外債務のデフォルト危機をももたらしています。こうしたリスクも嫌気して金価格が上昇しているものと思われます。


また、長引く寒波で高騰してた原油価格も上昇していました。ロシア国営天然ガス会社ガスプロムは、ウクライナ向けのガス輸出価格の引き上げを発表。

基幹パイプラインを通じた欧州向けガス価格への影響も懸念材料です。天然ガス市場も寒波の影響で高騰していましたが、エネルギー市場はウクライナ問題にも敏感に反応しました。しかし先週米国がSPR戦略備蓄の放出を発表したことからエネルギー価格は急落に見舞われています。


影響が大きかったのが、穀物市場です。
ウクライナは中央部に肥沃な黒土地帯を持ち、近年は小麦やトウモロコシの新興輸出国として注目されています。小麦やトウモロコシ価格が急騰しているのもウクライナの緊迫化を受けての輸出の停滞を懸念したもの。

米農務省は、2013/14年度のウクライナの小麦およびトウモロコシ輸出量をそれぞれ1000万トン、1800万トンと予測しています。


しかしながら世界最大の小麦輸入国(1000万トン)であるエジプトの輸入はこれまでのところ問題はないようです。思惑で動いた相場の揺り戻しもあるかもしれません。

柴田さんは当面のコモディティ市場は、ウクライナ情勢に左右されるとし、直近では16日にウクライナ南部クリミア自治共和国で、ロシア編入の是非を問う住民投票が行われるかどうかに注目だと指摘。すでにロシアはクリミア半島を実効支配していますが、ケリー米国務長官は、投票が行われれば、米・EUが17日にロシアに対して「重大な措置をとる」と制裁発動を警告しています。これに対して、ロシア政府も報復措置を示唆していることから、マーケットの混乱が予想されます。

ただし、対話路線の道も残されておりケリー国務長官とロシア・ラブロフ外相が電話会談⇒対話を続けていることから、緊張が一気に緩む可能性も。こちらの道を辿ってほしいと願いますが。。。

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。
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パラジウム高騰、注目される南ア・ロシア情勢 [大橋ひろこコラム]
2014.03/07 大橋ひろこ 記事URL
2014年に入ってから金価格が上昇していますが、ここにきて騰勢を強めているのがPGM。白金系貴金属です。プラチナ価格は1500ドル目前にまで上昇、そしてパラジウム価格もこれまで長らく上値抵抗線であった760ドルを突破し2013年4月以来の780ドル台にまで上昇してきました。南アフリカ、そしてウクライナ問題がこうした値動きにつながっているということですが...。

みなさんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はスタンダートバンク東京支店長池水雄一さんに
お話を伺いました。

パラジウムは貴金属の中では唯一ゴールドの価格の動きに
影響を受けないメタルです。シルバーやプラチナのチャートと
ゴールドを比較すると少なからずゴールドに連れて動くことが確認できますが、パラジウムはほとんど関係ありません。

つまり、このところの金高に連れてパラジウムが上昇したわけではないということ。
南アフリカの鉱山会社のストライキとウクライナ情勢からの対ロシア経済制裁の可能性が価格を押し上げました。

ロシアは世界最大のパラジウム生産国であり供給者。
ロシアの鉱山会社ノリリスクニッケル社がパラジウムの供給の
42%を占めています。2位は南アフリカで37%程度。
つまり、ロシアと南アで80%近い生産ということになります。

ここ数年市場ではロシアのパラジウム国家在庫はほぼ底を
ついていると言われ続けていますが、事実は定かではありません。
しかし、売却量は確実に減少していることからおそらくは市場の見方は
正しいと思われると池水さん。

こうした状況にある中、ロシアがクリミアに軍事侵攻
したことを受けてアメリカが対ロ経済制裁を発動する、というニュースが
市場を揺るがしています。ロシアからのパラジウム輸出に影響があるのでは
ないか、という懸念がパラジウム価格を押し上げました。

これまではパラジウム価格が750ドルを超えると(高くなると)
ロシアからの売り出てきてが相場の頭を抑えてきました。
生産者は価格が高いときに売れるほうが利益が大きいため、
750ドルを超えてくると売りに出てきていたのですが、
今回ロシアからの売りが出ていないのです。

これで、780ドルにまで価格が高騰してしまった、とみられますが、
もう一つの要因が南アフリカの鉱山ストライキ。

労働組合の賃上げ要求によるストライキは7週間目にはいりました。
南アでは1/23日からストにより実質的に生産がストップしている状況です。
これはパラジウム生産第2位の南アのこうした状況もパラジウム価格を
下支えています。

加えて先週は、南アフリカの電力公社エスコムが過去2週間で3度目の
poweremergencyを発令。電力不足による節電が呼び掛けられ、
計画停電の可能性が高まってきています。

(プラチナ価格が2300ドル(現在1500ドル近辺)の史上最高値を
更新した2008年も年初エスコムの電力不足問題が騒がれていました)

池水さんによるとエスコムは南アフリカの電力供給の95%を占めており、
うち鉱山業に15%を供給、そのうちの47%がゴールド採掘に
使われているそうです。

また、南アフリカではランド建てのパラジウムETF上場が承認されており、
これも注目されているようです。昨年上場したランド建てプラチナETFのNewPlatは
上場後たった4か月で世界一のプラチナETFへと成長しました。
さて、パラジウムETFはどうでしょうか?

また、パラジウムは主にガソリン車の自動車の触媒として使われますが、
中国など新興国の自動車販売の伸びが期待が高まれば
パラジウムの触媒需要に直接的につながるものです。中国のニュースも
変動要因としては大きいですね。

南アのストライキ、そしてウクライナを巡るロシアと西側諸国との緊迫化で
パラジウム価格は800ドル越えの可能性も?と池水さん。
しかしながら、問題が解決するとこのレベルを維持するのは困難で
急速に価格が失速するリスクもあると指摘しています。

今後の展望はオンデマンド放送で池水さんの解説をお聞きくださいね。

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WTI原油高騰の背景、クッシング在庫減少のワケ [大橋ひろこコラム]
2014.02/28 大橋ひろこ 記事URL

WTI原油価格が100ドル台で推移しています。
1月前半はイラン制裁の緩和期待で原油価格は下降しました。イ

ランの核開発問題を受け、米英ロなど6カ国による経済制裁は核兵器、ミサイル、特別な軍事技術などの軍事関連の輸出を禁止し、石油、天然ガス、石油化学製品に投資することも禁止しています。つまり、イランは原油輸出が出来ない状況でした。

この経済制裁の一部解除を受け原油輸出が再開されるとの思惑で、WTI原油は下落したのですが、1月後半に入るとアメリカの寒波の影響で原油が上昇。それでも1月のWTIの平均は、$94.86, Brentの平均は$107.11, いずれも12月より$3程度低下していました。

これが2月に入るとCushingの在庫が減少したことや、
1月下旬からの米国の大寒波で暖房油需要が上がり、
TIは2月10日に$100を超え、19日には、
寒波予想で$103.31迄上昇しています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はオイルエコノミストの藤沢治さんに原油価格の動向を
伺いました。

この冬のアメリカの寒波の影響はいたるところで確認できます。
アメリカの経済指標では雇用や住宅、消費などの指標が
著しく悪化していますが、寒波による一時的なものとして
楽観する向きが多いようですが、原油価格も大きく動かしました。

一時的に暖房油使用が増加したことも大きいのですが、
これも寒波による影響が収まれば沈静化すると思われます。

また、クッシング在庫の減少が原油価格を押し上げたとも言われていますが、
これもオクラホマのクッシングから南部のメキシコ湾岸への
キーストーン・パイプラインが開通、稼働開始したことが背景。

オクラホマ州のクッシングにはテキサス州やオクラホマ州などで
生産された原油の貯蔵庫があります。各地からパイプラインで
運ばれてきた原油がこのクッシングに集まることや、WTIの
受け渡しがこの場所であることから、このクッシング在庫の
増減が原油価格を動かす材料となっています。


しかし、これが需要増で在庫減となったわけではなく、
集積所としての役割が分散されたということでの在庫減ですから、
これも後には、買いすぎたという反応が出てくるとの指摘も多いようです。

藤沢さんには需要面ではOECDの経済回復で
意外と堅調とみられるものの、あくまで緩やかなものであるとし、
中国需要の不確定性がポイントになると解説くださいました。
中国は2014年1月、史上最高量の原油を輸入しています。

シャドーバンキング問題に揺れる中国ですが、やはり景気がいい
ということではないようで、藤沢さんの調べによると
備蓄のための原油を大量に買い付けたようだとのこと。
備蓄原油の購入は長期的に起こるものではささそうですね。

供給面が、歴史的エネルギー需給の構造変化をもたらしていることも
ポイントで、米国の原油生産がシェールオイルの生産増によって
大幅に増加しており、米国の原油生産増加は2014年は前年比
日量100万バレル増となる見込み。
これで現在のリビア、南スーダンの生産減少を補うことになります。

イラクの生産増、イランの生産増があれば価格が維持されるためには
サウジが減産しなければならないのですが、サウジはサウジで
日量900万バレル以下には下げたくないと見えて、イラクに減産を要求、
OPEC諸国は高止まりする原油価格で外貨を稼ぎたいのが本音です。

ということで、不確実性の高い需要に比べて、供給は増加の一途。
年末に向けて需給は緩和傾向となることから、原油価格は下落するものと
藤沢さんは解説くださいました。

今年の原油価格の予測、ブレント原油との価格差予想など
詳しくはオンデマンド放送で藤沢さんの解説をお聞きくださいね。

 

上昇を開始した穀物相場、ここからの材料 [大橋ひろこコラム]
2014.02/21 大橋ひろこ 記事URL
商品市場に資金が流入しているようです。1月に入ってから金価格が上昇を開始し、1300ドル大台を回復する強さとなっているほか、WTI原油も寒波の影響で在庫減との解説から100ドル台へ乗せています。現在は南米産の穀物の収穫期にあたることから売り圧力が強まるとされている穀物相場も2月に入ってから上昇開始。CRBインデックス(商品指数)は300を超え、ここ1年での高値を更新中です。

皆さんご機嫌いかがでしょうか。大橋ひろこです。
今回はコンチネンタルライス代表茅野信行さんに
穀物市場の動向と今後の見通しを伺いました。

2月からの穀物の上昇は、ユーロの上昇とピタリと符合しています。
時期的には、南米の収穫期にあたり農家からの売り圧力が強まることから何故上昇しているのか不可解だと茅野さん。


どうやら、穀物が上昇しているということではなく、
ドル安が招いている商品市場への資金流入が背景にあるようです。

ではここからの穀物相場を見る上でのポイントは何でしょうか。

南米産の穀物の収穫が終わると、今度は米国産穀物の作付が注目されます。
毎年3月31日に発表される「作付意向面積」は、アメリカの農家が
今年どの作物を生産するかのリサーチが発表されるとあって、
穀物関係者が注目する材料のひとつです。

昨年2013年はトウモロコシが大豊作でシカゴトウモロコシ価格が急落、
干ばつで高騰した2012年につけた8ドル台から半値にまで下落しました。

価格が安くなったトウモロコシを生産するよりもっと儲かる穀物に
生産を切り換えようとする農家がどのくらいあるか?

現在のところ、安価なトウモロコシよりも大豆や小麦などの穀物の方が
作付面積が増えるのではないかという予想が増えています。

茅野さんは、アイオワのトウモロコシ農家の方
何人かとお会いしてリサーチしたそうですが、
今年もトウモロコシを作付する予定だとか。

実は12月中にすでにトウモロコシの種子を購入済みだそうで、
茅野さんによると、12月中に種子購入すれば、3割引き【早割?】
だとか。種子メーカーも早く売りたいということで、割引するのでしょう
けれど、農家にしてみれば広大な農地全ての種子代は膨大ですから、
少しでも安く抑えたいということなのでしょう。

蓋を開けてみなければ実際に農家がどの程度、生産する穀物をチェンジするかは
わからないのですが、週末には農業観測会議のアウトルックカンファレンスで
おおよその作付意向動向が確認できます。この数字に注目ですね。

投機筋のポジションはショートが解消され途転ロングになっています。
大豆にいたっては17万枚にまでロングが膨らんできました。

短期筋の資金もにわかに商品市場に流入してきましたが、
さて、ここからマクロ要因に加えて、穀物の独自材料がどの程度
相場を動かしていくのか。天候相場を控えて動き出した相場に
今年は大相場の予感?!

詳しくはオンデマンド放送で、茅野さんの解説をお聞き下さいね。

足元のドル建て金価格の反転上昇を考える [投資α情報(大橋ひろこ)]
2014.02/14 大橋ひろこ 記事URL

2014年に入ってから金価格が上昇してきています。昨年12月31日大晦日に1181ドルと1200ドルを割り込むところまでの急落を見せたのですが、年明けからは上昇が続き、なんと2月13日までで7連騰中。その背景には何があるのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は金融貴金属アナリスト亀井幸一郎さんにお話しを伺いました。

金相場がこれだけの連騰を見せるのは久しぶりですね。
2011年7月には 10連騰する相場がありましたが、もう2年も前のこと。

何故ここにきて、下落が続いていた金が買われているのでしょうか。

亀井さんは、まず、テクニカル要因について解説くださいました。
12月31日には1181.40ドルまで下落したのですが、
ちょうどこのレベルというのは昨年6月28日につけた1179.40ドルと
3ドルに迫るもので、チャート的には綺麗なW底形成です。

不思議ですが、ちょうど半期末であった6月28日(金)と
年末である12月31日に金が売り込まれて最安値を付けたことには
いろいろと意味を含んでいるようです。

ひとまず6月の安値をブレイクすることなく支えられたことが
買戻しのきっかけとなりました。テクニカル主導のモメンタム相場に移行
したということでしょうか。

そして、2014年に入ると、弱い雇用指標などを材料に高値修正局面に
入った株式市場と逆相関の形で金の買い戻しには拍車がかかります。
株式市場が強気の修正に入り、金市場が総弱気の修正相場に入ったと亀井さん。

NYコメックスでのショートカバーが主導となってのショートカバーは
年始グロスショートの312トンが 257トンにまで減少させています。

 また、金のETF市場からの資金流出が続いた2013年でしたが、
ここにきて金保有高の残高減少がとまっています。
SPDRゴールドシェアは昨年末比増加に転じてきました。

亀井さんはこのETF残の変化について、おそらく、リ・バランシングだろうと
指摘、リ・アロケーションによる積極的な買いではないとしています。
リ・バランシングとは、金価格が下落し、安くなることで、保有アセットの
金保有割合が減少することで、組み入れ比率が下がることの修正で
テクニカル的に金買いをするということ。一方で価格の上昇で保有比率が
増加した証券などを売って、金を買うというようなバランシングが
行われたのではないか、ということです。

こうした欧米勢の変化に対して、実需はどう動いているのか。

景気減速が懸念されている中国ですが、とうとう
これまで世界一の金の消費国だったインドを抜いて
金需要トップに躍り出ました。

2013年の中国の金需要は初めて1000トンを超えています。
香港発の輸入統計から2013年の中国の金輸入は
ネットで1157トンと過去最高でした。
これで生産(供給)と需要の双方で中国は世界一です。
景気減速が囁かれていた1年であったにもかかわらず、です。

世界需給はWGCから10-12月期の需給統計が
2月18日(火)に発表されますので注目しておきましょう。

しかし、この週末、また中国のシャドーバンキング問題が
取り沙汰されています。果たして、中国は2014年も金の
消費大国であり続けるのでしょうか。

そして、ここからの金相場展望は?
詳しくはオンデマンド放送で亀井さんの解説をお聞きくださいね。

底入れしたのかトウモロコシ相場 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2014.02/07 大橋ひろこ 記事URL

年初から株式市場、為替市場ではリスク回避相場となっていますが、商品市況は比較的底堅い銘柄も出てきました。金などが逃避先として買い戻される傾向があることや、トウモロコシなどの穀物銘柄の下落が一服、小幅に上昇する値動きとなっています。

皆様ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はマーケット・リスク・アドバイザリー津賀田真紀子さんに
トウモロコシ相場の展望を伺いました。

シカゴのトウモロコシ相場は年初から小幅に上昇する動きとなっています。

2月~3月は主要生産国であるブラジルとアルゼンチンの収穫作業が
開始される時期に当たりますが、2013-14年度は両国ともに生産者の
増産意欲が弱かったことから、作付面積が縮小され、
この結果、生産高はブラジルが前年比で▲13.6%、
アルゼンチンが▲5.7%となることが予想されていることが
強材料として意識されているためだと、津賀田さん。

なぜ南米の作付け意欲が弱かったのでしょうか。

生産者はシカゴ大豆とシカゴトウモロコシ相場の比価を見て、
どちらを生産した方がより高い収益が期待出来そうかと考え、
それによって生産する作物を決めるのですが、
2013-14年度の場合は圧倒的に大豆を生産した方が有利な
状況だったことから、割安なトウモロコシを生産する生産者が
減ってしまったということが背景にありました。


通常、大豆とトウモロコシの比価は2.5程度ですが、
2012年9月末(南米の作付けが始まる頃)の比価は
2.11だったのに対し、2013年は2.89だったそうです。

収穫期に入ってくる南米産が減産となることが、足元のトウモロコシ価格を
支えているのですが、これも長くは続かないと津賀田さんは指摘します。

トウモロコシは、世界全体的に見た場合、需給がタイト化していません。
むしろ大幅な緩和が予想されているのです。
2013-14年度は主要生産国である米国において生産高が
前年度比で+29.2%と大幅に増加し過去最高の豊作でした。

一方、米国内の需要は堅調に伸びておらず、これまでトウモロコシ相場を
押し上げる一因となっていたエタノール需要は、
米国内のガソリン需要自体が伸び悩んでいることから
頭打ちの状態となっており、既に生産量も昨年12月以降
減少に転じています。

また、大口消費国であった日本の飼料需要が近年
大幅に減少していることから、輸出向けの需要も軟調となっています。

つまり、南米の減産は一見するとトウモロコシ相場にとって
プラス要因と言えますが、米国の大豊作や需要減少によって
相殺されてしまうため、インパクトが薄いということなのです。。。

ただし、シカゴ相場を比価で見た場合、依然として大豆を生産した方が
生産者にとって有利な状況が続いています。

今月20日には米国でアウトルックフォーラムが開催され、
2014-15年度の大まかな作付面積が発表される予定となっていますが、
現在の状況から考えると、今後、米国においてトウモロコシの作付面積が縮小し、
大豆へシフトする可能性が考えられます。
仮に予想通りとなった場合、中長期的な相場の押し上げ要因となることも?!

また、今年は日米ともに大寒波に襲われていますが、天候もトウモロコシ市況には
大きな価格の変動要因となります。
仮にこの春、米国の農家がトウモロコシの作付を減らしたところに
天候リスクがあれば・・・・?!

今後の展望はオンデマンド放送で津賀田さんの解説をお聞きくださいね。

 

米国大寒波で暖房用エネルギー急騰 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2014.01/31 大橋ひろこ 記事URL
この冬、アメリカを襲った大寒波でエネルギー価格が大きく動いています。1月第4週の寒波は米国の4分の3をすっぽり覆うほどの勢力で、  中西部ではマイナス40度にもなりました。南部のジョージア州やテキサス州も氷点下まで気温が下がり、降雪・凍結で物流・輸配送も大混乱、天然ガス市況も急騰しています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は株式会社セキツウ常務取締役の山内弘史さんにお話しを伺いました。


この冬の寒波で天然ガスの需要が大幅に増え、在庫急減となっています。
1.24の在庫量は前年同期比22.5%減、
過去5年間の在庫平均比16.6%減にまで減少しています。


また、1.22~1.29の天然ガス需要は前年同期比24.8%増と急増。
(電力用は同29.4%増・家庭業務用は同32.0%増です)
アメリカはこうした需要増にカナダからの天然ガス輸入や
LNGの輸入増で対応しており、その輸入量は同週31.9%増に上りました。

これをうけてヘンリーハブの天然ガス市況は急騰し、
1.27には5.69㌦/百万Btuまで上昇。
2010年1月14日の5.77㌦以来の高値を記録しました。
昨年秋までは3.50㌦強で安定推移していたのですが、
実に60%以上の急騰となっているのです。

これを受けて、プロパンの市況も急騰,在庫は昨年の5割減となっています。
28日のモントベルヴュー市況はプロパンが800㌦超となり,翌29日には
プロパン858㌦,ブタン739㌦,イソブタン751㌦と言う状況。

しかし、アメリカはシェール革命に湧いているのではないのか?
なぜガス増産下で在庫水準が低いのか?と言う疑問もありますが、
これにはなんと、2013年の穀物の大豊作が関係しているのです。

2012年は大旱魃となったことで、穀物価格が高騰、
これを受けた農家は2013年、高価格となった穀物を増産することで
利益を拡大しようと作付面積を拡大しました。

しかしながら、13年夏は猛暑に見舞われたものの降雨量も多く
大豊作に。。

実は穀物は出荷前には水分を15%以下に乾燥させなければ
なりません。最初は日本でもよくみられるように天日干しにする
のですが、その後取り込んで燃料を使って乾燥させるのです。

この燃料が天然ガス・プロパン・灯油。
昨秋は大豊作のところへ冷たい秋となったために
霜や雪で天日干し穀物が湿ったことで、乾燥用燃料需要が
秋に急増していたのです。これによりエネルギー在庫がタイトに。

11月半ばに乾燥用需要増がやっと収まった時に
大寒波襲来となったのです。

穀物大豊作による乾燥用燃料需要、寒波による需要で急騰した
エネルギー価格ですが、これは対岸の火事とも言っていられません。

日本はヘンリーハブの市況リンクのLNG輸入の長期契約をしています。
まだ実際に輸入はされていませんが、将来的に価格が高騰すれば
市況リンクであるため、決して安価なエネルギー輸入が
実現するとは言えないのです。

日本にはどのような影響が考えられるのか。。。
詳しくはオンデマンド放送で山内さんの解説をお聞きくださいね。


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ここで!『マーケット・トレンド』特別番組のお知らせです。

2月4日(火)午後3時10分~40分
「マーケットトレンド」10周年記念スペシャル
「東京商品取引所誕生1周年 プラス 専門家の目;農産物市場の動向」

が放送されます!


出演は東京商品取引所 執行役 小野里光博さん
資源・食糧問題研究所 代表 柴田明夫さん
聞き手は私、大橋ひろこです。

前半では小野里さんに「東京商品取引所」スタートから1年を
振り返っていただき、今後の計画を伺います。

番組後半では柴田さんに2014年の農産物市場について伺います。
是非お聞きくださいね。



中国リスクはコモディティ市況にどのように影響するのか [投資α情報(大橋ひろこ)]
2014.01/24 大橋ひろこ 記事URL

アメリカの景気回復シナリオ、そして、中国経済のソフトランディングに底堅い成長シナリオに、世界の景気拡大観測を背景に、昨年末までイケイケで上昇していた株式市場ですが、暗雲が立ち込めてきました。日経平均は今日300円超えの大幅下落、ドル/円相場も102円台にまで下落する局面も。アルゼンチンの通貨ペソが昨晩大幅続落し、1日としては2002年の金融危機以来最大の下げとなったことも嫌気されているようです。アルゼンチン中銀がペソ支援の介入を止める姿勢を示したことが背景ですが、アルゼンチンは過去何度もデフォルトしており、最近では2001年にデフォルトしていましたね。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか。大橋ひろこです。

今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング芥田知至さんにお話しを伺いました。

 

昨日はペソの急落のほかにも中国のPMIの悪化が
下落開始のトリガーとなったと指摘されています。
中国は資源消費国。中国の減速の懸念から資源国通貨とされる
豪ドルやカナダドルも大きく売られました。

 

コモディティ市況で中国を連想させるのが鉄鉱石や石炭。
中国経済の先行きの懸念が再燃していることから再び下落に転じています。

金融関係者の間で、世界の景気を測る指標としてウォッチされている
コモディティのひとつに銅があります。
銅も中国の需要が大きいイメージですが、電化製品や自動車などにも
使用されることから最終需要はアメリカや欧州であり、
中国の景気のみに左右されて動くわけではありません。

銅市況は鉄鉱石や石炭と比較すると底堅く、昨晩の中国PMI、ペソショックで
株価や商品銘柄が下落した際は若干の大きめの下落をみせましたが、
それでもチャートを見ればレンジの範囲内。

石炭や鉄鉱石が崩れているのは中国の景気失速懸念が
色濃く反映されているためを思われますが、
銅がまだ崩れていないということは、つまり、アメリカなどの先進国の
景気回復シナリオはまだ崩れていないということだろう、
と芥田さんは解説くださいました。

 

また、このところの株価の下落と逆相関で上昇している金、プラチナ。
金は大きな上昇を見せています。金が上がっているということは、
リスク回避で資金の逃避先となっているのか?という連想も働きますが、
芥田さんは、金は生産コストラインが意識され、1200ドルを割り込んだことから
テクニカル的なショートカバーが入っているだけだと指摘。
12月からアメリカは量的緩和の縮小に踏み切っていますが、
これが粛々と進められていくシナリオのもとでは、
金は上値は限定的だと解説くださいました。

 

しかしながら、プラチナの上昇はまた中身が違っていて、
南アフリカの鉱山会社労働組合のストライキによる供給懸念が
価格を押し上げており、これは金融要因ではなく需給要因であることから、
この先も上昇傾向が続くだろうとお話しくださいました。

 

詳しくはオンデマンド放送で芥田さんの解説をお聞きくださいね。

2014年の商品市況展望、注目は穀物 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2014.01/17 大橋ひろこ 記事URL
2013年下落の一途を辿った商品市況。アメリカの景気回復による量的緩和縮小観測が商品市場からの資金流出を招き、株式投資が主役となった1年でした。2014年もこの傾向は続くのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。今回は資源・食糧問題研究所 柴田明夫さんにお話しを伺いました。

写真は1月18日に毎日新聞社出版から発売となった柴田さんの新著「中国のブタが世界を動かす」タイトルからして面白そうです!是非、お手に取ってみてください。

柴田さんは2014年の商品市況について「少なくとも年前半は反発力は乏しいものの、商品市況全般に底は打ったと思われる」と柴田さん。実需面で、中国経済の減速懸念が残るほか、金融面でも、世界的な金融緩和が継続し投機資金は「モノ(実物商品)」から「カネ(金融商品)」へシフト(リスクオン)する傾向は続くと見られます。

しかし、2013年、トウモロコシ価格は2012年の高値から半値にまで売り込まれ、金価格は500ドルもの下落となりました。柴田さんは売り込まれすぎたために下値は限定的となってきていると指摘。それぞれの銘柄の2014年の見通しを伺いました。

まずは原油。

原油価格は、2013年を通じてWTIが1バレル=90~110ドル、北海ブレントは100~120ドルの水準で推移しました。柴田さんは2014年も基調変わらず、基本的には高値圏での推移となるとご覧になっています。

昨年8月の原油価格高騰を招いたシリア問題。OPCW(化学兵器禁止機関)が10月、シリア政府の申請した化学兵器の生産・加工施設をすべて破壊したことを確認し、当面の危機は去ったかに見えますが、内戦は激化。短期的な解決の見通しは全く見えていません。
イラクの核開発問題も、核開発問題の打開に向け、協議が進んでいるように見えますが、イランは自国の核開発に関しては「国家固有の権利」との主張を変えてはいないのです。

またサウジは、米国がシリアに対する軍事介入を回避したことで、アサド政権を倒す機会を逃したことなどの米国の対応に強く反発しています。親米国であるサウジと米国の間に隙間風?!米国の中東における軍事的影響力の低下により、中東情勢は安定に向かうのではなく、さらなる混乱の始まりに過ぎないとの指摘もあり、米国におけるシェール革命の影響を考慮しても、2014年のWTI原油は90ドル超での高値圏で堅調に推移する公算が大きいと解説くださいました。


NY金相場。


柴田さんは金に関しては今のところ強材料が見当たらないと見れいます。昨年2013年の金相場については、原油の上昇が、リスクヘッジ、インフレヘッジの両面から買い材料になると見ていたものが、そうはならかったことをあげ、原油と金の相関が崩れてしまったことがインフレヘッジとしての金投資が止まっていることの表れだと指摘。もし2014年に金が買い戻される場面があるとすれば、中東情勢の混乱がサウジアラビアにも伝播し、同地域での地政学的リスクが一段と高まる事態になった時だと解説くださいました。


シカゴ穀物。


柴田さんが最も強気見通しなのが穀物。現在が底値、底固めした後4月より下値切り上げとの展望。
トウモロコシの史上空前の生産量がほぼ確定した9月以降急落。2012年9月の史上最高値からはほぼ半値であり、大豆も一時13ドルを割り込むなど、高値からは約3割下落となりました。
さらに、11月15日には、EPA(米環境保護局)が2014年の再生可能燃料の使用義務を181.5億ガロン(1ガロン=3.8リットル)から152.1億ガロンへの引き下げを提案しています。これが実施されれば、トウモロコシ由来のエタノールは144億ガロンから130億ガロンに14億ガロン引き下げられる。トウモロコシ1ブッシェルで2.8ガロンのエタノールが生産されるから、エタノール14億ガロンは5億ブッシェルに相当することに。

このニュースはトウモロコシにとっては需給緩和要因(弱気材料)です。。しかし、これは2014年のトウモロコシの作付けが300万エーカー強(単収160ブッシェルとみて、5億ブッシェル/160ブッシェル=312万エーカー)減少で相殺される量であり、需給が大きく緩和するとみるのは早計だと柴田さん。むしろ安値では中国の輸入が拡大する公算が大きく、また、春先から天候相場に入る米国の農家による生産調整で相殺される程度。穀物相場は春先以降下値を切り上げていく可能性が高いとの見通しをお話しくださいました。詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。

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