原油相場は本格底入れ?!ここからのポイント [大橋ひろこコラム]
2015.04/17 大橋ひろこ 記事URL
原油相場が本格的に底入れしたようです。
週末17日金曜日の原油先物市場でWIT原油価格は56.88ドルの高値をつけています。
今年の2月につけた戻り高値54.24ドルを上回り、
昨年夏からの長期下落トレンドが終了してからの新高値を付けています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はコモディティインテリジェンス代表取締役 近藤雅世さんにお話を伺いました。

1月につけた安値43.58ドルと3月につけた42.03ドルでW底を示現した格好です。
今週発表されたEIA米エネルギー情報局の週間在庫統計で、
米シェールオイル生産がわずかながら減産が続いたことと、
在庫の増加幅が予想より少なかったことが好感されたようです。

テクニカル的にはかなり強い相場に入っており、近藤さんは
70ドル台を目指す展開となっていくだろうとしながらも、
直近では買われすぎの修正が来る可能性も高く、
押し目買いで流れに乗るようアドバイスくださいました。

ではこの強気相場、いつごろまで続くのでしょう。
相場には、テクニカル的に価格目標を達成して一相場終えるケースと、
日柄(時間)をこなして一相場(一サイクル)終えるケースがあります。

価格で見るなら70ドルを目指す流れとなると思われますが、
日柄で見るなら、重要なのが6月末。
ここに向けては注意が必要とのこと。

4月2日、スイスで行われたイランと主要6か国の「核開発阻止」を目指す
協議を終えたジョン・ケリー米国務長官は「記念すべき日」になったと述べ、
ハッサン・イラン大統領は、6月30日の期限までに最終合意をまとめるため、
直ちにその草案作りに入る意向を明らかにしています。

6月30日に、合意がなされればイランはすぐにでも課せられていた
経済制裁の解除を求めており、輸出が禁じられていたイラン産原油も
市場に放出されると思われます。そうなれば、原油価格には
下押し圧力が高まるとみられます。

ただし、この報道があった後に、
米国とイランの当局者は条件をめぐって条件が折り合わずに
対立しているとした報道もあり、6月30日には合意が難しいという
見方も出てきています。合意がいつになるのかは現状では
ハッキリとはわからないのですが、協議の行方、合意がなされるか否かは
原油市場にとっても大きな材料となりますので、
注意して見ておく必要があるでしょう。

また、ギリシャを巡る問題のポイントも近藤さんに伺いました。
現状では、資金は株式市場へと流入する流れが長期的に続いているため、
金価格は冴えない展開が続いているのですが、
ギリシャがもしデフォルトするようなことになれば、
金価格は動くのでしょうか?!
展望を伺っています。

詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。


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BondProxyの先に~金ETF残高増はトレンドとなるか [投資α情報(大橋ひろこ)]
2015.04/10 大橋ひろこ 記事URL
4月10日、日経平均株価は15年ぶりに2万円の大台にタッチしました。ドイツDAX指数も市場最高値を更新中です。米国の株式市場は、政策金利引き上げの時期を巡る思惑で神経質な値動きながら高値圏水準を保っています。株式市場が堅調となる中で、金価格は再び頭が重くなってきました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は金融貴金属アナリスト亀井幸一郎さんに
お話を伺いました。

金利のつかない金よりも配当利回りの大きい株式が選好される
動きが続いている中で、現在、機関投資家の間で
BondProxy(ボンドプロキシ-)という言葉が流行っているそうです。

プロキシ-が意味するのは「債券代替」

日銀が国債を買い入れる量的緩和政策に舵を切り、
ECBも同様に国債を買う量的緩和策を導入しましたが、
ECBは-2%の債券までを購入するとしたことから、
欧州の債券利回りは軒並み低下しており、
4月8日にはスイス国債10年物の利回りもとうとうマイナスに。

金利を得られない債券は買えない、株を買おう、というのが
このところの大きな流れとなっているということです。

資金は債券から株へ。そして金から株へ。
金利のない時代に入り、配当利回りが見込める株へと
資金が集まっているということですが、
では、債券と金ではどちらに魅力があるでしょう。

3月の雇用統計のネガティブサプライズを受けて、利上げが遠のくとの
思惑からドル安となり、金が買われ直す展開が続いていたのですが、
今週は8日に好評されたFOMC議事録の予想外と言える
ややタカ派的な内容に金が売り直される展開となりました。

しかし、この日、金ETFの最大銘柄である
「SPDRゴールド・シェア」は3トンもの残高増となったのです。
先物市場では金が売られる中、
金ETF市場には資金が流入していた、、、?!

一体どういうことでしょう。

亀井さんは、スイス国債10年物利回りまで(長期債まで)
マイナス入りした状況を受け、欧州系の資金が入ったのではないか、
と指摘。金利を生まない金ETFのデメリットが、
欧州の債券利回り低下で縮小している、という見方ができると
解説くださいました。

今後の金の見通しとして亀井さんが注目されているのは
4月にも資金が尽きるとされるギリシャの債務問題、
そして4/29に発表される米国1-3月期のGDP。

ことによっては金の見直しに繋がるイベントとなるやもしれません。

詳しくはオンデマンド放送で、亀井さんの解説をお聞きくださいね。


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サウジの誤算と原油価格のNew Normal [大橋ひろこコラム]
2015.04/03 大橋ひろこ 記事URL

WTI価格は、50ドル前後で下げ止まる気配を見せていますが、世界的な原油の供給過剰が解消されたわけではなく、上値は限定的となっています。価格が戻らぬ背景には「サウジアラビアの誤算」があったとも見られますが、この先、原油の「新常態New Normal)」価格は何ドルなのでしょう。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
資源・食糧問題研究所の柴田明夫さんにお話を伺いました。

WTI価格は、50ドル前後で下げ止まる気配を見せています。
しかし世界的な原油の供給過剰が解消されたわけではなく、
上値は限定的となっています。

OPECの2月の原油生産量は目標の3,000万バレルを超えており、
OECD(経済協力開発機構 34カ国)の原油商業在庫は
2013年の25.67億バレル⇒2014年末27.78億バレルへと
2億バレル以上増加しています。
その他に戦略石油備蓄が15億7,800万バレル存在している、という
状況にあって、在庫増加が止まりません。

EIA(米エネルギー情報局)発表の2月27日時点の
米国の原油在庫は4.44億バレルで、統計を取り始めた
1982年以降の最高水準を8週連続で更新中です。
背景には、やはりシェールオイルの増産が大きく影響しています。

◇サウジアラビア:サルマン国王の誤算とは

① 米国での石油増産が長期化


増産の大半はシェールオイル。
確かに、米国でのリグ(掘削装置)稼働数は、

昨年11月の1,925から減少を始め、2月末986へ急減
しているのですが、老朽油井の稼働停止によるところが
大きく実質的な減産にはつながっていません。
シェールオイルの生産性が急速に高まっているのです。

多くの鉱区では初期投資コストを回収するために
増産せざるを得ないという事情などがあるのです。
テキサス州東部のイーグルフォード地域では、
1掘削リグ当たりの生産量が2007年から2014年までに
約10倍に拡大したとの指摘もあるそうです。

② スンニ派のサウジにとってもう1つの誤算は、
中東地域におけるシーア派イランの影響力の強まり。

欧米との核開発問題協議が大枠合意され、6月の最終合意に
向け具体的詰めの段階にはいってきました。
イランに対する経済制裁緩和を警戒するのはサウジアラビアです。
IS(イスラム国)により制圧されたイラク北部の主要都市
ティクリート奪還に向けた動きの中で、イラク政府軍を
支援しているのはイランのシーア派革命防衛隊です。
シリアのアサド政権やイエメンのイスラム教シーア派の
武装組織「フーシ」を支援しているのもイラン。

原油55ドル前後で推移すれば、2015年のサウジの歳入から
890億ドルが失われるとの試算されています。
今年1月23日、アブドラ国王の死去に伴い新国王に
即位したサルマンにとって、予算の50%を占める
社会保障給付や公務員給与の削減を行い、
国民の不満を買うわけにはいきません。

力を付けてきたイラクやイランが結束して、
6月5日に予定されている次会OPEC総会では
大幅減産を求めてくると予想されますが、
しかし、実のところは減産で油価上昇への衝動に
駆られているのはサウジかも知れない、
と柴田さんは解説くださいました。

では、ここから。
原油の「新常態(New Normal)」を何ドルとみるか。

2つの見方があると柴田さん。


① 75~80ドル。
・新規のシェールオイルに投資する際の
限界生産コストに相当。
・サウジアラビアが、市場が安定化するために
長期的に望ましいと考えている価格レベル。

② 100ドル前後。
・石油需要が長期的に拡大していく中、
シェールオイルなど非在来型原油以外に、
在来型原油資源の開発が難しくなっています。
「液体で濃縮され、生産しやすい場所にある
安い石油資源」は見つからなくなっている中で、
再生可能エネルギーの開発などが進められるには
原油価格が高いことが前提となってきます。
需要が減少する一方というなら別ですが、
緩やかに需要は拡大しています。
在来型の原油資源が限られていることが、
原油価格が再度100ドル台近辺に戻るという
見方の背景にあるようですが、さて?

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説を
お聞きくださいね。

米国の原油生産量が横ばいに,今後どうなる?
2015.03/27 大橋ひろこ 記事URL

 3月第4週、原油価格が動きました。サウジアラビアなど湾岸10か国によるイエメン空爆を嫌気し地政学プレミアムが乗った形での急伸。これは、今後も続くでしょうか。また需給に変化はあるでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか。大橋ひろこです。
今日は株式会社セキツウ常務取締役 山内弘史さんにお話を伺いました。

2014年夏、100ドル台で推移していた原油価格は2015年2月に向け43ドル台にまで下落。
半値以下になるというすさまじい下落となりましたが2月に底値を付けて以降
50ドルを挟んでのもみ合いに入っています。
今週に入って、52ドル台にまで上昇する局面がありましたが、この背景には

① 26日、サウジなどスンニ派国10カ国がイエメンへ空爆

地政学上のリスクが嫌気された格好ですが、長期化すればイエメンの原油生産、
輸出への懸念から原油価格が下がりにくい状況となるかもしれません。
今週の原油価格上昇の主因はこの地政学要因でしたが、
それ以外にも注目すべき変化がありました。

② EIA3月25日発表の3月第3週の原油生産量で生産横ばいに

 9,422千㌭/日 前週比3千㌭/日の増加 
内訳は本土48州が8,911㌭/日で横ばい 

在庫は11週連続の増加でしたが、生産増には歯止めが?!
これまで原油価格下落後もほぼ一貫して増産が続いていたため
生産量が「横ばい」となっただけでも
「さしものシェールオイル増産もピークを超えたか!?」
という見方に繋がった、ということが25日の原油価格を押し上げました。

これまでも、ベーカー・ヒューズ社発表の石油稼働リグ数は
減少を続けており、3月20日現在では前週比56基減少の1,069基。
リグ数の減少は15週連続です。うち石油リグは前週比41基減の825基。
昨年の12月5日比では750基減と大きく減ってきたにも関わらず、
これまでは原油生産は伸び続けていました。

稼働リグがこれだけ減少しているのになぜ原油生産量が
減少しないのか。山内さんはその背景を3つのポイントに分けて
解説くださいました。

① 古い垂直掘りのリグの閉鎖
② 非効率生産井の閉鎖
③ 将来を見据えた試掘の域を出ない生産井の閉鎖。

総じて今量産されているシェールプレイへの特化、
選別と集中が行われているということですね。

四大シェールオイルと呼ばれる
バッケン,イーグルフォード,ナイオブララ,パーミアン
この4つで約530万㌭/日の石油(原油+NGL)を生産しています。
また、掘削技術は日進月歩で1リグ当たりの生産性が向上
していることも生産減とならない一因となっています。

多段階式水平坑井と呼ばれる新しい技術で、
これまで垂直に掘られた一つの穴から横に這わせた1本のパイプ
からのみ掘削してきたものが、一つの縦から横に何本ものパイプを
這わせる「多段階式」構造での掘削が可能となっていることも
大きく生産性を向上させました。

また、生産性の向上だけではありません。
原油の販売契約は1年単位であり、契約があるうちは
減産するわけにはいかないという「減産できない事情」もあるそうです。
「少なくとも2015年夏までの契約がある」との分析もあり、
契約上の縛りがあって減産に至らない側面も。

こうした背景から、なかなか生産が減少に転じないのですが、
横ばいになってきた、ということは大きな変化の予兆かも
しれません。

4~5月からのガソリン需要期を控えて、3月中は
製油所のメンテナンス期でもあり、ボトルネック問題から
原油在庫が減りにくい状況にあります。
製油所メンテナンスが終わり、需要期に入ってくれば
在庫増に歯止めがかかるかもしれません。

今後の見通しについて詳しくはオンデマンド放送で
山内さんの解説をお聞きくださいね。 

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ゴールドのベンチマーク、London Gold Fixingに幕 [大橋ひろこコラム]
2015.03/20 大橋ひろこ 記事URL

 

ゴールドのロンドンフィキシングと呼ばれる金の値決めのスタイルが3月19日幕を下ろしました。

今日、3月20日からそれに代わる「LBMA Gold Price electronic system」が今後の世界の金価格のベンチマークとなります。

ロンドン時間のAM10:30とPM3:00に、価格が決められ公表される、という流れ自体は変わらないのですが、これまでと違うのはその過程に価格が決定されるプロセスにICEのシステムが入ります。

何故100年近くもの伝統があったロンドンフィキシングのスタイルからICEのシステムを介在させる新しいプライス公表に切り替える必要があったのか...。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はスタンダードバンク東京支店長 池水雄一さんにお話を伺いました。

背景にはLIBORの不正操作問題が。

池水さんは、ロンドンフィキシングによる金の値決めは
LIBORのように参加銀行の自己申告でのレートセットではなく、
少なくとも日本語でいう「競り」売買であり、
そこでは売買の需要と供給で価格が決まるため
Fixing memberの恣意的なコントロールはなかったと思うとしながらも、
わずか四社のFixing memberを通じてしか取引できないという形態であったため、
世界中からの売り買いの注文がこの4社に集中、この4社は
そのオーダーのすべてを見ることが出きるというメリットがあったことは
事実であり、その意味では新しいシステムに移行し、
誰もが直接システムに注文を入れることができるようになってこそ
フェアな取引と言えるのかもしれないとお話くださいました。

さて、新しい「LMBA GoldPriceelectronic system]は
現在のFixing memberである Barclays, HSBC, Scotia Mocatta、Societe Generalの
4社にUBSなどが加わって6社でのスタートですが、今後は参加者が
どんどん増えていくものと思われます。

今のところ、中国の参加はないようですが、いずれ中国が参加者となると
見られ、関係者の一部には、中国が金価格に及ぼす影響をリスクとして
懸念する向きもあるようです。

Industrial and Commercial Bank of China (ICBC;中国工商銀行)
China Construction Bank(中国建設銀行) の3行は、
ロンドンゴールドマーケットとのかかわりも深く
最初からこの直接参加者となっていてもおかしくない資格を有しており、
参加の意思を表明していることから、中国の参加も時間の問題ではないでしょうか。

また、おそらくメディアで取り上げるのは当番組が初?!となる
得ダネニュース!上海から池水さんのところに入った情報によると、

中国人民銀行と中国関税が共同で、
これまで12銀行にしか許可してなかったゴールドの輸入を、
4月1日から「要件を満たすすべての中国企業」に許可すると発表。

これまでは12銀行に限定されていた金の輸入が宝飾業者や鉱山会社など
要件を満たした企業にも許されることとなるのです。

中国は金の世界一の生産国でありながら、2013年は
世界一の消費国にまで躍り出ましたが、限られた銀行が買っていたわけで
どちらかというと国家による政策的側面が強かったのですが、
今後は商業的に金の輸入が解放されて活発となっていく、
ということで中国もゴールド自由化への舵を大きく切りることで
金のマーケットにも大きな変化があるかもしれません。


詳しくはオンデマンド放送で池水さんの解説をお聞きくださいね。

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金、日経平均、16日からの週サイクル転換の可能性 [大橋ひろこコラム]
2015.03/13 大橋ひろこ 記事URL

ドル高に押され、コメックスのドル建て金価格は下落基調を鮮明にしています。2015年、年が明けてからは大きく反騰し1300ドル大台を回復したのですが、金の反騰は1月中旬までで、再び、昨年の安値トライの展開となってきています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は投資日報社の林知久さんにお話を伺いました。

林さんには、テクニカル、サイクル、アストロロジーの観点から
マーケットを展望いただいていますが、昨年ご出演いただいた際の
「金相場は11月7日の安値1,130.40㌦は目先の底となり反騰、
1250~1350ドルまで上昇の可能性」というシナリオがズバリでした。

この強力な抵抗体である1250~1350ドルを超えられずに再反落中ですが、
林さんは今週~来週(16日の週)に、転換する可能性が高いと解説。
現在のサイクルは昨年の11月7日安値から起算して17週目に当たります。
通常は起点から15~21週でボトム形成するため、この期間に入ってきています。

また、PC(プライマリーサイクル)に内包されるハーフPCは
8~11週でボトム形成するのですが、今週は1月2日から10週目、
来週が11週目ということで、サイクル完了で新たなサイクルが誕生する
ことを示唆しています。つまり、大底かどうかは別としても、
16日からの週に金は反転する可能性が非常に高いというのですが、
面白いのが日経平均とドル建て金の綺麗な逆相関。
日経平均とドル建て金の週足チャートを反転させると
非常によく似た動きになっていることが分かります。

一部には、日本株を買いヘッジとして金を売っているのではないかと
いう指摘もあるようです。日経と金での裁定取引が存在する可能性が
高いということですが、となると、日経平均が下落すると金が反転する
可能性が出てくるという仮説が成り立ちますね。

チャートをよく見ると、日経平均は新高値を更新しているのですが、
金は更新していない「ダイバージェンス」が発生しています。
この場合は金が大下げになるか、日経が下がって
金が反騰するかの2パターンが考えられるといいますが、
投資日報社が発行しているレイモンド・メリマン氏の
MMA日経週報の見解によると、
今週は1月16日の安値16592から起算したPC(13~19週)の8週目。
ハーフPC(7~11週)の天井形成場面。目先が強気でも弱気でも
4月3日までにボトム形成場面が到来するのだそうです。
複数の上値目標値がシンクロしている水準は19,196±307円という
ことで、ここからの日経平均は積極派は短期売り推奨だそう。

となると、ここから2週間が非常に重要です。
日経平均のサイクルトップアウトの可能性と
金のサイクルボトムアウトの可能性が合致。

また、ドルインデックス。今週100の大台達成したことが話題ですが、
昨年7月からドル指数は9カ月連続で上昇しています。
これは林さんが検証した81年12月からのデータで見ても例がないことで、
上昇に過熱感が出ているため、どこかで押し目(陰線)が
出てきておかしくない水準だそう。
これが、今月3月になるのか、4月になるのか。。。
ドル相場からみてもいったんの修正局面が近いというタイミングです。


また3月17日は天王星・冥王星スクエアの最終回。
これはレイモンド・メリマン氏を研究されている方にとっては
非常に重要な天体位相です。
QEに関するステイトメントが発表されたのが
このスクエアの時期と合致しましたが、今回が7回目で最後の
天王星・冥王星のスクエアとなります。
21日の春分点は相場の節目になりやすいこともあり、
ここから先はトレンドの転換に留意したトレードを。

しかし、だからといって金が大底を入れたかどうかについては
林さんは慎重なスタンスでいらっしゃいます。

短期的反騰があったとしても、その後の展開で
11月7日の安値を割り込む展開があればシナリオは弱気転換。
1000ドル割れの可能性が高まる、ということで、
大局の大転換か否かについての判断は時期尚早。

まずは16日からの週のトレンド転換を見極めてから、
ということになります。

詳しくはオンデマンド放送で林さんの解説をお聞きくださいね。

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【TOKYO GOLD FESTIVAL 2015お知らせ】

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下げ止まるも膠着強まる原油相場 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2015.03/06 大橋ひろこ 記事URL

このところのコモディティ市場や金融市場は、強い先行き懸念材料から荒れていた状態が一服して、小康状態を取り戻しています。ギリシャ問題に伴って膨らんでいた欧州発で金融市場が混乱するという懸念や、原油安に伴って世界経済が混乱に陥るという懸念は後退したようですが、原油の下落は止まったのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員の
芥田至知さんにお話を伺いました。

1月にかけて大幅下落した後、2月前半は上昇したものの、
2月半ば以降はもみ合いにはいっており、方向感がなく推移しています。


まず1月半ばにかけ原油相場が大幅に下落した背景には、
① 米国のシェールオイルを中心に原油供給が増加したこと
② 中国や欧州の景気下振れなどに伴って原油需要が鈍化したこと
③ FRBの金融政策変化などを背景としてドル高が進んだこと
④ OPECが需給の調整役としての役割を少なくとも当面放棄
などが上げられます。

① 米国のシェールオイルを中心に原油供給が増加

石油掘削リグの稼働数の減少などから、増産には歯止めが
かかるとの見方が出てきています。
すなわち、米国のシェールオイルの油井の開発にかかる時間は、
従来型の油井の開発にかかる時間よりも短く、
石油掘削リグの稼働数の減少は数カ月程度で
原油生産量に影響を及ぼし、年央あたりから
米国の原油生産量が減少するとの観測につながっているのですが、
実際に原油生産が減少するのかどうか、まだ不透明感が強いのが現状。
足元の原油の供給過剰の状況がどのように展開するのか、
シェールオイルの生産動向を中心に思惑が交錯しやすい状況にあります。


② 中国や欧州の景気下振れなどに伴って原油需要が鈍化

足元では欧州景気に改善の動きがみられるなど、
世界景気の下振れ懸念は後退しています。
もっとも、中国経済は不動産部門の停滞が続くなど
減速感が残っており、雇用を中心に好調を続ける米国でも
足元の経済指標はやや弱めのものがみられるなど、
世界景気の拡大テンポは緩やかにとどまっていると考えられます。


③ FRBの金融政策変化などを背景としてのドル高

FRBによる利上げが見込まれる一方で、欧州中央銀行(ECB)が
量的緩和を導入したのをはじめ、FRB以外の中央銀行は
金融緩和に向かう傾向があり、足元でもドル高が進んでいます。
もっとも、FRBによる利上げについては、その時期については
後ずれするとの観測が出ている状況で、過剰流動性相場は継続する
との安心感も出ています。


⑤ OPEC、需給の調整役としての役割を放棄

当面、原油相場がどのように動こうと、
OPECは減産しないであろうことを市場が織り込んだ状態。
サウジアラビアの石油相は20ドルまで下落しても減産しないと
発言していますが、こうした材料はすでに市場に織り込まれて
ネガティブ要因としては新味がなくなってきています。


センチメントの変化から上記①~④の材料は1月半ば以降、
原油安に繋がらなくなってきています。

① や②はむしろ原油高につながる面もあったと思われると芥田さん。
しかし今後を考えると、①~④とも方向性がはっきりしない状況であり、
当面、原油相場は、一進一退が見込まれると解説くださいました。

詳しくはオンデマンド放送で芥田さんの解説をお聞きくださいね。

増産続く原油生産量が減少に転じるのは... [大橋ひろこコラム]
2015.02/27 大橋ひろこ 記事URL
1月は下げ止まらぬ原油価格がリスク要因とされ株式市場含め金融マーケットは不安定な値動きが続きましたが、原油が下げ止まってからは、リスク回避ムードも払しょくされ、気がつけば米国、ドイツ、日本など世界の株式市場は歴史的高値を更新する展開となっています。果たして原油市場は本当に落ち着きを取り戻し田と見ていいのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はオイルエコノミストの藤沢治さんにお話を伺いました。

◆1~2月の原油価格動向

原油価格は年初2015年1月2日は$52.69(WTI), $56,42(Brent)
一か月後の30日には$47.33(WTI), $49.76(Brent)にまで下落しました。
最安値は1月28日のWTI$44台。5年11ヶ月振りの安値をつけています。
月間平均価格は、WTIで$47.33, Brentで$49.76となり
前月比で双方共に$14以上の下落でした。

下落のもっとも大きな理由は原油過剰感。
米国の商業在庫は、23日に4億バレルを付け市場最高水準となっています。
2月半ばにかけてはイラクの悪天候による輸出減や
リビアの輸出の落ち込み、米国の寒波などで価格は反発しまし、
17日にはWTIで$53.53、Brentで$62.53迄回復するも、
戻りは弱く冴えない値動きが続きます。


米国では、コンデンセートの輸出が行われているとはいえ、
基本的には原油は戦略物資ということで輸出が禁じられている
閉鎖市場であるため、原油の余剰感は大きく価格の下落は激しくなっています。
またBrentも中東の騒乱の影響を受けやすく底堅いとはいえ、
やはり下落基調が大きく変わっていないようです。

◆これからの価格決定要因

現在の過剰量は、日量約150-200万バレルとされており高在庫。
米国の原油在庫は更に上昇するとみられています。

 米国の原油、タイトオイル生産は、前年比で未だ増加しており、
 最近では前年比日量120万バレル増で、日量929万バレルに。
 藤沢さんは米国の高在庫は第2四半期も続くと指摘。

 つまり原油価格はまだ下落する余地が十分に残っているということ。
 従って、7月頃までは原油価格は大幅には反発しないとみられます。

 専門家らの間ではシェールオイルの生産増が止まるのは、
 8月か9月頃になるとの予想が大勢で、あと半年は、生産増が
 続くとみられています。このような状況の中で、原油価格が
 劇的な反発を見せるということは考えにくいということですね。


◆藤沢氏による今後の原油価格予測

 

1Q 2015

2Q 2015

3Q 2015

4Q 2015

Brent

$58

$60

$65

$70

WTI

$52

$55

$60

$60

注意点としては地政学的要因(過激派組織がが中東の油田を破壊するなど)が
生じれば、$10は急騰するリスクもあるという点に留意しておく必要があります。

詳しくはオンデマンド放送で、藤沢さんのお話をお聞きくださいね。
トウモロコシ、生産コストから見た今後 [大橋ひろこコラム]
2015.02/20 大橋ひろこ 記事URL

1月中旬以降、シカゴトウモロコシ相場は1ブッシェル400セントを下回る状態が続き、上値の重い値動きが続いています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケット・リスク・アドバイザリーの津賀田真紀子さんに
トウモロコシ相場の現状と今後の見通しについてお話を伺いました。

そもそも、昨年の米国産トウモロコシは歴史的な豊作でしえた。
ファンダメンタルズ自体が弱いことから、積極的な買いが入りにくい環境にあります。

今月10日に米農務省から発表された需給報告では、
最大輸出国である2014-15年度の米国の期末在庫は
前年度比+48.3%となり、大幅な供給過剰となる見込みです。
トウモロコシ由来のエタノール生産量も昨年末以降頭打ち状態で
米国内在庫は急激に積み上がっており、顕在需要の落ち込みが
意識されていることも相場の下押し圧力となっているのだそうです。

今後は南米の収穫が注目される時期ですが、
南半球最大の生産国であるブラジルの生産高は前年度比で▲5.1%の減産と
なることが予想されているようです。ならば、なぜもっとトウモロコシ相場は
買われないのでしょう?

津賀田さんによると、近年はファーストクロップよりも
1月から3月にかけて作付けされるセカンドクロップの生産が伸びている
のだそうです。セカンドクロップの収穫が終了するのが8月下旬ぐらい。
南米の収穫期って長いんですね。

ということで、8月が終わってみないとわからないということ。
それまでは予想生産高が上下する可能性があり、
しかも、今年はエルニーニョ現象による天候異変が懸念されていましたが、
気象庁からは既に終息に向かっていると報じられているため、
作柄に影響を及ぼす可能性は低下しているという見方があることが
ブラジルの生産高予想が減産でも買いにくいという状況に
繋がっているとみられます。


また、世界全体で見ても需給緩和となることが予想されています。
前年度比+0.23%と小幅増にとどまるものの、
そもそも期初在庫が同比25.9%と多いことから、
期末在庫は前年度比で+9.1%となることが予想されており、
ブラジルの減産予想も結局は世界需給緩和状況であることに
変わりはないということです。

唯一強材料を挙げるとすれば、1月下旬以降NY原油相場が
下げ止まりの動きを見せている影響により、機械燃料や化学肥料などの
生産コストの下落懸念が弱まっていることです。

前年同期と比較すると原油価格はほぼ半値の状態です。
また、トウモロコシ生産コストのうち、最も高い割合を占めているのが
土地の賃借料ですが(2014-15年度は約25%)、
先週末には米中西部の農地価格が28年ぶりに前年比でマイナスとなるなど、
土地の賃借料の低下を意識させるニュースも伝わっていることから、
今後予想生産コストが更に下方修正される可能性は高いと考えられます。

ではそのトウモロコシの生産コストはどのくらいなんでしょう。

農務省が発表している統計を元に計算すると、2014-15年度の米国産トウモロコシの
1ブッシェル当たりの生産コストは403.06セントです。
つまり、現在のトウモロコシの相場水準は売られ過ぎの水準。
短期的には買戻しによって相場が押し上げられる可能性があります。

また、現在、大豆とトウモロコシの値差は約2.6倍と、
割安なわけではないものの、1ブッシェルあたりの生産コストが大豆に比べ
トウモロコシの方が割高であることから、2015-16年度は作付面積の減少が
予想されているため、今後、このことが買い材料視され反発する可能性もあります。

ただし、世界的に供給過剰の状態であることを考えると、
仮に反転したとしても上値余地は限られることになると思われます。
今後、南米ブラジルのセカンドクロップの生育に問題が生じない限りは
引き続き上値の重い値動きが続くものではないか、と津賀田さん。

詳しくはオンデマンド放送で津賀田さんの解説をお聞きくださいね。

米金利上昇が影を落とす金市場 [大橋ひろこコラム]
2015.02/13 大橋ひろこ 記事URL

2015年に入ってから騰勢を強めていた金価格ですが、1月分の米雇用当家が発表され、その中身が非常に強かったことが確認されたことで、一晩に30ドルもの大幅下落となってしまいました。雇用統計が発表された後から、アメリカの長期金利の上昇が金市場に影を落としています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は金融貴金属アナリスト 亀井幸一郎さんにお話を伺いました。


米雇用統計は、アメリカの金融政策を占う上でマーケット関係者の
注目の高い経済指標ですが、これまでも、いい数字が出るたびに
短期的に米国債の利回りの上昇が確認され、ドル高となることで
金が売られるということが繰り返されてきました。

しかしながら、不思議なことにアメリカの利上げ時期が近いと
目され続けながらも、金利上昇は雇用統計直後の一時的な現象に
終わり、再び金利は下落し、低金利状態が続くというパターンが
昨年来から続いていたために、今回も金利上昇が一時的なものか否かが
注目されていました。今回はというと、雇用統計が発表された6日金曜から、
米国債10年物の利回り上昇が続き、なんと11日水曜日には2%台に
乗せてきました。ひょっとしたら、本格的な金利上昇が始まるのでしょうか?!


このまま金利上昇が続くかどうかが
市場関係者の関心ではありますが、1月分の雇用統計が
米国の金融政策の大きな転換を後押しする内容であったことに
違いありません。これが今後も金市場にとって
上値を重くする材料となってきそうです。

しかし、一方で、欧州は1月に量的緩和政策を導入しています。
今週はスウェーデン中銀のマイナス金利と量的緩和策を発動しており、
「マイナス金利政策」を導入した国は、
ECB、スイス、デンマークについで4行目となります。

日本も長いことゼロ金利政策を取っていますが、
米国以外の先進国は、利下げラッシュ。
金利がない時代に入っています。

これが、金利がつかない金のデメリットを消し去ってしまうとも
言えるのですが、米ドル以外の国の通貨は緩和政策で
通貨安誘導しているわけですから、通貨の信認低下は
金の魅力を高めているともいえますね。

特に1月15日のSNBスイス国民銀行が発表した
1.20の通貨高防衛ラインの撤廃は、金市場にとっても
大きな買い材料となりました。

通貨の信認どころか中央銀行への信認低下でもあったSNBショックは、
金市場への資金流入を招き、これ以降金のETFの残高が急増しています。

SPDRゴールドシェアの年始から今週12日㈭まで62.49トンも残高を
増やしており、2014年1月だけでみると49.35トンで2011年11月に
みせた55トン増以来の規模で、ETF市場への資金流入が確認できます。

先物市場での足の速い資金の流入だけでなく
年金などの機関投資家が中期的な運用で金ETF市場へ
資金をシフトさせているという事実にも注目ですね。

米国だけが金利を引き上げる方向にあり、
2015年の為替展望はドルの一人勝ちでドル高になることが
予想されていますが、これはドル建て金にとっては
下落バイアスですが、一方で、他通貨市場からみれば
金の投資魅力が毀損しているとは考えにくいという現状。

今後をどう読めばいいでしょうか。

詳しくはオンデマンド放送で亀井さんの解説をお聞きくださいね。


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3月5日(木)夜7時~東京・虎ノ門ラジオNIKKEIにて
公開録音「"GOLD大座談会"~金投資について話そう」を開催します。


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亀井幸一郎さん(金融・貴金属アナリスト)をお迎えし
ゴールド徹底討論!


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皆様のご来場お待ちしております。
http://blog.radionikkei.jp/trend/gold.html
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