OPEC減産合意で上昇した原油相場、ここからの課題 [大橋ひろこコラム]
2016.12/28 大橋ひろこ 記事URL

ダイナミックに動いた今年2016年の原油価格。1月2月にはWTI原油価格は26ドル台にまで下落するも、年末に向けては50ドル台を回復、安値から2倍になっています。OPECと非OPECが協調減産したことが背景ですが、2017年、原油価格に波乱はないのでしょうか。

皆様ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオイルアナリスト藤沢治さんにお話を伺いました。

OPECの減産は実施されるのか? 

11月30日のOPEC総会では
リビア、ナイジェリア、インドネシアを除いて、
10月の生産量より日量約120万バレルの減産することで合意しました。
(経済制裁を解かれたばかりのイランは日量9万バレルの増産を認める。)
2017年1月からの生産量は、日量3,250万バレルに設定されています。

サウジ、クエート、アラブ首長国連邦などは、ターム契約の顧客に
1月から供給減を通知するなど減産への動きも出始めました。
各国減産幅は、サウジが日量約50万バレル、イラクが日量21万バレル、
アラブ首長国連邦が日量約14万バレル等となっています。

ワイルドカードは、リビア、ナイジェリア、イラクです。

・リビアの10月の生産量は日量51万バレル、減産の非対象国であり、
西部の油田生産が復活に伴い現在は、日量62万バレル生産にまで増産体制。
1月に日量80万バレル、3月までには日量90-100万バレルを
目指すとしています。リビアの最大生産能力は、平時であれば
日量160万バレル。まだまだ増産余力がありますね。

・ナイジェリアの10月の生産量は、日量約160万バレル。
現在は日量170-180万バレル生産しています。
1月には日量210万バレルを生産する計画。
ナイジェリアの生産能力は、日量240万バレルであり、
この2国だけでも、3月までに合計で日量100万バレル程度の
増産となる可能性があるのです。

となると、日量120万バレルの減産合意は形骸化することに。
イラクも予想外に11月の総会では減産に合意していますが、
国内でのISとの紛争で資金が必要だとして、
総会直前まで減産対象外にしてほしいと要望しており、
価格が上がってくれば減産はしない可能性が大きいのがリスクとされています。

そもそも、OPECの減産ですが
過去に減産枠を厳格に遵守したのは、サウジ、クエートだけなのです・・・。


非OPEC産油国の減産は実施されるか? 


ロシア、メキシコなどのOECD諸国外の産油国、
すなわち国の元首によって生産量が変えられる国々が
OPECと協調減産に合意したことも原油上昇の大きなインパクトとなりました。
非OPECHは日量約60万バレルの減産で合意しています。
ロシアの減産幅はその中で最大で日量30万バレルですが、
徐々に減産するとしています。1月に日量10万バレル程度、
3月までに日量30万バレル程度の減産をする計画のようですが、
その他の国も減産を遵守するかどうかは疑わしいとの指摘が。

米国のシェールオイルの増産は? 


すぐ生産量を増やすとは予想できないが、原油価格が50ドルを
超えているので、徐々に増産体制に入るとみられています。
特にテキサスのパーミアン地域は、油井あたりの生産性が上昇し、
採算分岐点価格は50ドルと言われているのです。

現に、ベーカーヒューズ社の発表では、12月23日現在の
石油掘削リグ稼働数は、523基と8週連続で増加、
5月末の316基から大きく増加中。昨年12月末の536基に迫っています。
また掘削済だが生産していないDUC(Drilling but Uncompleted)と
呼ばれるシェールオイルの油井が1,000程度あるとも。
従って50ドル以上の価格が続けば、3月迄には
シェールオイルの生産が増加することが予想されています。
OPEC, 非OPEC産油国の減産合意を打ち消すものとなり得るのです。


トランプ政権のエネルギー政策


トランプ政権は、国内のエネルギー開発計画の規制を
緩和する方向であり、石油業界には朗報。
議会との関係もあり、すぐにこれが米国の原油生産に結び付くわけでは
ありませんが、カナダからのキーストーンXLパイプラインの敷設に
オバマ政権は反対していましたが、共和党はもともと賛成です。
敷設される見込みは高いとみられます。

米国は原油輸入量を減らすことを目指していますが、
米国の精製会社は、精製装置の構造上、価格の安い重質油が
必要であるため、中東の中重質原油の輸入を継続しなくてはならない事情が。
軽質のシェールオイルの輸出量を促進し在庫を減らす努力をするものと
見られます。また、トランプ大統領誕生で環境問題に関する施策は後退すると思われます。

藤沢さんに2017年の原油価格を予想していただきました。

詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。


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激動の2016マーケットを"寸劇"で振り返り、2017を考える。
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膠着の円建てゴールド、プラチナとの逆鞘縮小へ [投資α情報(大橋ひろこ)]
2016.12/22 大橋ひろこ 記事URL

金ドル建て現物価格は11月8日の米大統領選挙でトランプ候補が当選すると、米経済への不安を背景にドル安から1,336ドルまで急騰したのですが、そこが2016年の高値となってしまいました。12月15日に今年2月以来の安値となる、1,123ドルまで下落しています。昨年2015年12月の安値は1,046ドルですが、この水準までにはまだ若干の下値余地があります。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんにお話を伺いました。

12月FOMCでは2016年初めてとなる米利上げが発表されました。
2017年の金利引け上げ見通しは2回から3回実施見込みへと引き上げられていますが、
FOMCを受けてもなお、NYダウは史上最高値の更新が続き2万ドルに接近する値動きが続いています。
株高で金市場から投資資金が流出する流れには変化はありません。


ETFの金現物保有高は12月21日現在、1,162.22トン。
10月31日現在の1,283.10トンと比べ、9%以上の減少。
英国の国民投票でEU離脱決定前の6月20日現在の1,245.60トンの水準からは
7%近い減少となっています。


二ューヨーク金市場での大口投機家の買い越しは今月13日現在、
12万9,311枚まで減少となりました。1カ月前の11月15日現在の
17万7,660枚から5万枚近く減少しています。
13日現在、売り建て玉が10万0,444枚となり、
11月15日現在の68,090枚から3万枚以上増加しています。


ドル建て金価格は下落、金市場から資金流出が続く中で、
東京金先物価格は、円安の進行から下値が固く、
おおむね4,200~4,300円のレンジ相場に終始しています。
レンジ相場が長期化していることから放れた方向に大きく動く可能性が
高まっています。


プラチナとの鞘逆転も長期化の様相を呈していますが、プラチナ価格は
下値を切り上げる格好となっており、金との鞘が縮小中。


ここからのポイントを森さんに伺いました。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。


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2017年ドル円相場展望~トランプラリーどこまで [大橋ひろこコラム]
2016.12/21 大橋ひろこ 記事URL

2016年、年初ドル円相場は1ドル120円台でスタートするも、日銀のマイナス金利導入以降、下落が加速。6月ブレグジット後には100円割れ示現となり、アベノミクスの終焉が声高に叫ばれましたが、11月米国大統領選挙でトランプ氏が勝利したことで、マーケットのセンチメントはガラリと変わって、118円台にまでドル高円安が進みました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はソニーフィナンシャルホールディングス 金融市場調査部 為替アナリスト 石川久美子さんに2017年のドル円相場の展望をいただきました

2016年のドル円相場の変動幅は20円あまりにも上ります。
2015年はわずか10円幅のレンジ内での値動きだっただけに
レンジを下に抜けて下落が加速した相場となりました。
こうしたボラティリティの大きな地合いは2017年も続きそうです。

トランプラリーとも評されるドル高ですが、期待を先取りしている側面が大きく、
就任後の政策によってはリスク商品の下落も大きくなるとの指摘もあります。

とはいえ、トランプ氏の掲げる大型減税やインフラ投資は金利上昇要因。
先週の12月FOMCで2017年の利上げ見通しがこれまでの2回から3回に
引き上げられたこともあり、市場を取り巻く材料はドル高要因が大きく、
まだこのドル高の流れは継続しそうだと石川さん。

欧州リスクも気がかりです。イタリアの銀行問題、そして2017年に予定されている
オランダ、フランス。ドイツなどの選挙の行方によっては
ユーロドル相場はパリティ示現の可能性も?!

石川さんには2017年に想定されるリスク、そしてドル円相場の予想レンジを
解説いただきました。詳しくはオンデマンド放送で石川さんの解説をお聞きくださいね。


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ゴールド価格下落も静かな実需勢 [大橋ひろこコラム]
2016.12/15 大橋ひろこ 記事URL

ゴールドの下落が止まりません。今週14日の米FOMCでは市場の予想通りに0.25%の政策金利の引き上げが決定されましたが、2017年の利上げ見通しがこれまでの予想の年2回から年3回に修正されたことで、米金利が上昇。米長期国債利回りは2.5%台に乗せたことで、ドルが上昇。ドル高によるゴールド下落が加速しています。

皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融・貴金属アナリスト 亀井幸一郎さんに金市場の動向と今後についてお話を伺いました。


昨年2015年の利上げ発表後はドル高が一服し、ゴールド反転のきっかけと
なったのですが、今年はドル高が止まりません。ゴールドもずるずると下値を
拡大する値動きですが、昨年と違うのは「実需」が静かであること。

価格が下がれば買いに出てくるのが、中国やインドなどの実需勢。
昨年の安値では旺盛が実需の買いが下値を支えた側面もありましたが、
今年は中国もインドも積極的に買ってきていません。

中国人民元安が加速していることで、当局は口先介入という形で
金の輸入に制限をかけています。元安のヘッジとして金需要が高まる半面、
金買いは人民元売りにつながるとして当局が懸念を強めているのです。
このため、上海の金価格は20ドル超のプレミアムがついています。
現物が不足しているということですね。

一方、インドは11月9日から高額紙幣である500ルピー(約815円)と
1000ルピー(約1630円)の流通を差し止めています。
偽造紙幣や不正蓄財などの根絶が目的ですが、この混乱でインドは現金が不足。
このため、金が買えない状況に陥っているとか。
インドでは買いたくても現金がないために金が買えないという事情から
金価格は逆にディスカウント状態にあるようです。

こうした実需勢の買いが出てこない事情がある中で、金融要因による
下落が大きくなっているのですが、ここからさらに金利は上昇するのでしょうか?

来年2017年は欧州の選挙が多く予定されており、政治リスクが高まります。
焦点は4-5月のフランス大統領選挙とみられますが、
ここからのゴールド相場、どのように見ればいいでしょう。

亀井さんに伺いました。

詳しくはオンデマンド放送で亀井さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師のトレードラジオ講座~増し玉のテクニック [『小次郎講師のトレードラジオ講座』第3期(~17年3月)]
2016.12/13 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜日「小次郎講師のトレードラジオ講座」今回から第3期がスタートします。第3期は2017年3月末までの全15回。詳しいカリキュラムとオンデマンド等のアーカイブはこちらのページをご覧ください。
http://blog.radionikkei.jp/trend/post_668.html


また、本講座をより深く学びたい方の為に、講座内容をわかりやすくまとめたテキストを有料販売いたします。詳しくは、http://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=110845976 こちらをご覧ください。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
第3期、Lesson1は「増し玉(ピラミッティング)」です。

タートルズトレードルールにしたがって、
直近1年の米ドル円をトレードしたとします。
増し玉無しの場合の利益は 1,521PIPS
増し玉ありでトレードした場合の利益はなんと 6,363PIPS 
4.2倍もの差が出ました。
増し玉をしなければ大きな利益にはつながらないのです。



増し玉というのは、あくまで利益が出ているトレード時における
押し目での追加玉です。損失が出ている時に損失額を薄めようと
追加玉を入れる「難平(ナンピン)」とは異なりますのでご注意!!



タートルズの増し玉のルールは
エントリーしてから、予想通りの値動きをした場合、
ATR(1日の平均値動き)の半分動くたびに
1ユニット追加していきます。



保有するポジションは最大で4ユニットまで、
つまり増し玉は3回までとなります。



増し玉に合わせてトレイリングストップを使って
ポジションが増えた分のリスクを抑えていきます。



タートルズの増し玉ルールは押し目や戻りを狙うものではないのですが
小次郎講師の増し玉ルールは移動平均大循環分析を使って
押し目を狙っていきます。また、増し玉は2回までとリスクも抑えた手法。



増し玉ののテクニック、注意点を小次郎講師に解説いただきました。
詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。

ゴム大相場の様相、産地豪雨の影響も?! [大橋ひろこコラム]
2016.12/08 大橋ひろこ 記事URL

ゴム相場が大相場の様相を呈しています。
東京ゴム相場12月8日一時246.4円まで上昇。2015年6月につけていた247.9円に接近しています。上昇の起点である今年1月の安値144.5円から100円を超える大幅上昇となっています。(安値からの上昇率72%)東京の動きを先導しているのが上海ゴム相場で、同相場は11月28日に1万8915元まで上昇し、2013年12月以来の高値をつけた。今年1月の安値9590元からは9300元を超える上昇となり、上昇率も97%とほぼ2倍に及ぶ大幅高に至った。しかし上げ過ぎの反動から、29日夜間取引で暴落するなど、本格的な上値修正の動きに入っていきそうな状況下にあります。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。


上海市場では銅、アルミ、亜鉛、ニッケル、鉄筋、鉄鉱石、石炭などの
産業消費材が軒並み大幅上昇となっています。
しかし市場管理当局が過熱気味の市場に対し規制を強化する動きにあることで
高値波乱の様相。上海ゴム市場も同じく高値圏で神経質な乱高下となっています。

中国金融市場では、債券利回りが急騰しているため、投資資金が
コモディティを中心としたリスク商品から債券市場を中心とした金融商品へ
シフトする傾向が強まる可能性も。

こうした資金シフトが続けば上海ゴム相場の下落は上げ過ぎによる一時的な
反落にとどまらず長期化する可能性もあります。この流れが東京ゴム市場にも
及んだ場合、最近の鋭角な上昇から一転して大幅続落となるリスクとなります。

しかし円安の傾向を強めていることは円建ての東京ゴム相場にとって
押し上げ要因であることや原油相場が産油国の減産合意から急騰していることも
ゴム相場にとって上昇要因。このように上げ材料と下げ材料とが複雑に交錯し
状況分析が難しい局面となってきています。

需要面からは自動車の販売が世界的に堅調なことがポジティブ。

アメリカの11月新車販売台数は、値引き額を増やしていることなどから、
4か月ぶりに増加。新車の販売台数は138万558台で、
前の年の同じ月を3.7%上回りました。

中国10月の新車販売台数は、前年同月比18.7%増の264万9900台。
多目的スポーツ車(SUV)の人気と小型車に対する減税効果が重なり、
5カ月連続の2ケタ増となっています。

中国では天然ゴムの80%を輸入依存しているため、人民元安は産業用コモディティ
上昇につながっています。中国の輸入が上昇をけん引しているのでしょうか。

雨の影響で天然ゴム生産地タイ、マレーシアでゴムの供給が減少しているようです。
ではここからの展開は?!

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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上昇続くパラジウム、今後のリスクは?! [大橋ひろこコラム]
2016.12/01 大橋ひろこ 記事URL

プラチナ・パラジウム比価(プラチナをパラジウムで割った比率)が1:1.18となりました。プラチナ1173ドル、パラジウム773ドル。プラチナとパラジウムの値段が近づいています。比価は1:5にまで開いたことがありましたが(もちろんプラチナ高)そう遠くない将来に1:1、いわゆるパリティとなるかもしれません。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はICBCスタンダードバンク東京支店長 池水雄一さんに
パラジウム上昇の背景について伺いました。

パラジウム価格は10月28日の610ドルを底値に11/28には760ドル
にまで上昇。一ヶ月で150ドル、25%も高くなっています。
円建てパラジウム価格も2055円から2730円で約700円、
およそ34%の上昇を記録しています。

このパラジウム高の背景にある需給構造について
池水さんに解説いただきました。
簡単に言えばパラジウムは需給がよりタイトなのです。
2012年から6年連続の供給不足状態。

パラジウムの用途の7割は自動車触媒需要です。
工業用メタルの色合いが強く、景気に左右される銘柄です。
一方プラチナの需要の3割は宝飾でゴールドの動きに
より大きな影響を受けやすい側面があります。
また、その宝飾需要の8割が中国によるもので、中国の贅沢禁止令の
影響がプラチナの宝飾向け需要を減少させているほか、
プラチナの自動車触媒はディーゼル車向けであり、
おもに欧州であることも影響しているようです。

中国の10月の自動車売り上げは270万台で、9月の260万台から増加、
前年比でも19%も増加しています。10月は8ヶ月連続の販売増加となり、
ここまでで年初から2190万台の売り上げとなり、
2015年の同期は1900万台なので14%の増加です。

中国・北米の自動車売り上げは好調であることから、ガソリン車向けの
パラジウム需要増思惑が足元の価格上昇につながっているのです。

ただし、この中国の自動車販売は来年も続くかどうかは疑問です。
中国は2015年9月末に1.6リッター以下の小型車に対する売り上げ税が
50%カットされましたが、その期間は今年2016年末まで。
この需要は来年の需要を先取りしている恐れがあります。
この減税の延期も噂されていますが、まだどうなるかはわかりません。

もしこの減税が予定通り今年いっぱいで終わるならば、
パラジウム需要の伸びは年内まで、ということになる可能性が?!

また、鉄鉱石や石炭、銅などの産業用銘柄がトランプ大統領誕生とともに
急激に上昇していますが、パラジウムも同様のトレンドです。
トランプラリーである可能性も高いとみられることも、来年以降のリスク要因。

詳しくはオンデマンド放送で池水さんの解説をお聞きくださいね。

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● 都営新宿線 馬喰横山駅(A3出口より徒歩6分)
● 東京メトロ銀座線 半蔵門線 三越前駅(A4出口より徒歩13分)

<バス>
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トランプ新大統領誕生で下落が続くゴールド市場 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2016.11/24 大橋ひろこ 記事URL

アメリカの大統領選以降、ゴールド価格が大きく崩れています。祝日となった11月23日に1,200ドル割れとなり、1,170ドル台まで下落しています。ゴールド市場では200日移動平均線が意識されてきましたが現在200日SMAは1,280ドルに位置しており、すでに100ドル以上もの乖離。金の時代は終わったのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんにお話を伺いました。

トランプ氏勝利となってから、金融市場では米金利上昇が続いています。
米金利上昇がドル高を引き起こしていることからゴールド下落が顕著。
12月にはFRBによる金融政策で利上げが見込まれていますが
一方で、金利上昇は元来株式市場とは逆相関となるため、株式市場への
影響が気になるところです。利上げの影響が株式市場に及ぶようなら一時的には
金市場が下げ止まるでしょか、あるいは同時に売られる展開でしょうか...。

かつて著名投資家のジョージ・ソロス氏の下で働き、1992年のポンド危機で
イギリス中央銀行に対し空売りを浴びせた著名投資家で、
大量の金を購入していたことで知られるスタンレー・ドラッケンミラー氏が、
米大統領選挙の夜に金をすべて売却したことを明らかにしていますね。


二ューヨーク金市場での大口投機家の買い越しは
今月15日現在17万7,6609枚まで減少しています。
今月8日現在、21万7,238枚まで増加していましたが、
米大統領戦況後に手じまい売りが進みました。
16、17、18日は取組高の増加を伴った下げが見られましたので、
買い越し幅は更に減少したものとみられますが、まだ処分の余地があり
金下落が続くリスクはぬぐえません。

ゴールド・フィールド・ミネラル・サービシズ(GFMS)による
「ゴールド・サーベイ2016Q3」(10月27日発表)によりますと、
第3四半期の金需要は前年同期比30.1%減の767トン、
供給は同1.3%増の1,153トンとなりました。
需要減少の背景にはブレグジットの影響で価格が大幅上昇したことが挙げられます。
またスクラップ供給が同20.3%増の336トンと
2012年第4四半期以来の高水準となり、供給過剰につながりました。

しかしながら為替市場で13円もの円安ドル高が進行。
東京金先物価格は膠着、下落につながっていません。
円安は円建て金の上昇要因。ドル建て金が大きく下落していますが
円安に相殺されてもみ合いに終始する展開となっています。

ここからのゴールドの展望は?
森さんに伺っています。詳しくはオンデマンド放送で
森さんの解説をお聞きくださいね。

トランプ氏勝利で金急落、金の時代は終わったのか [大橋ひろこコラム]
2016.11/17 大橋ひろこ 記事URL


トランプ候補勝利の大統領選以降、株高、ドル高が進んでします。NY金価格は11月2日に1308ドルだったものが1205ドル前後まで100ドルもの下落となっています。トランプ新大統領の財政出動、減税に注目が高まり金利が上昇。株式市場に資金が集中する中で金投資の時代は終わってしまったのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
コモディティインテリジェンス代表取締役 近藤雅世さんにお話を伺いました。

近藤さんが注目されているのは12月のFOMC。
利上げが目されていますが、
昨年2015年も同様に12月14日に7年ぶりに利上げが行われました。

為替市場では、この利上げに向けてドル高が進行していたのですが、
実際に利上げが実施されてからは一転ドル安が進行。
年明けからは株価が急落する展開となりました。
金価格は底入れして大きく上昇しています。

近藤さんは今年も相似形の相場となるのではないか、と指摘。
金価格は足元下落基調を強めていますが、利上げ実施を機に
反転する可能性も?!では原油市場はどうでしょう。

減産合意が正式に発表されるかどうかが注目される11/30OPEC会合。
仮に減産合意にこぎつけても供給過剰であることには違いありません。
ここからの原油相場。そして急騰しているゴム市況など近藤さんに
伺っています。詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。

産業素材関連コモディティ急伸~ゴム相場どう読む [大橋ひろこコラム]
2016.11/10 大橋ひろこ 記事URL

ゴム相場が急騰しています。ゴムだけではありません。銅、アルミ、鉄鉱石、石炭など産業素材関連コモディティが足元急伸しているのです。中国がゾンビ企業を淘汰、過剰生産削減を急ぐことによる需給の引き締まりへの期待感もあろうかと思いますが、5年にもわたって続いた長い下落トレンドの底入れ感の背景には、生産コスト割れによる供給減少といった構造的変化もあるようです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

小針さんは、大統領選でトランプ候補勝利を織り込むような
産業銘柄の上昇も見られた、と指摘します。クリントンのメール問題が
出たころから、資源産業関連銘柄の上昇が加速しているのですが、
トランプ氏が掲げる巨額のインフラ投資、公共事業への期待が
コモディティ市況を動かした側面があったのかもしれません。

では、こうした産業銘柄の上昇は今後も続くでしょうか。
今回はTOCOMゴム市場の展望を小針さんに伺いました。

東京ゴムには比較的はっきりとした相場変動パターンが存在します。
年初高。年明け後の1月から上昇し2月に年初来高値をつけることが多いのです。
この上昇相場の初動は11月。過去20年間平均で、最も安値が出やすいのが11月に
底入れし、相場は上昇に転じる確率が高く、今年もそのパターン通りの底入れ。


月足でみる長期トレンドでは2001年の歴史的大安値62.0円と、
2008年に起こった世界金融危機後の暴落安値99.8円、
今年1月につけた7年ぶり超安値144.5円の3つの安値をつないだラインが
強力な下値支持線として形成され、基本トレンドが変化しています。

このサポートが割れなければTOCOMゴム相場は大底が形成されて
月足レベルでのトレンド大転換となったとみることができますね。

また、10月24日から上海ゴム相場も上昇基調にあります。
小針さんは上海市場は、証券市場などで投資をしていたファンド勢の
資金の一部がコモディティ市場に流入していることによるもので、
鉄鉱石や天然ゴム市場などで投機的な動きが広がっているようだ、としています。

大局の流れでは構造的変化が起こっていると思われるのですが
(長期価格低迷でのコスト割れでの供給減)
足元の相場は投機的な上昇の側面も強く、高値を追うより
買い方の整理が入るまでは待った方がいいかもしれません。

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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