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コモディティ価格の均衡点価格の変化 [金曜・投資α情報]

2010/9/3(金) 23:36 投稿:大橋ひろこ  記事URL トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )

丸紅経済研究所 柴田明夫さん この秋はトルコやインドへ出張されるそうです

丸紅経済研究所 柴田明夫さん この秋はトルコやインドへ出張されるそうです

今日のマーケットトレンドは丸紅経済研究所代表の柴田明夫さんをゲストにお招きしてお話を伺いました。柴田さんはコモディティ価格の「均衡点価格の変化」が始まっていると仰います。

IMF統計によると1980年以降、先進国の一般物価は毎年3%程度上昇し過去30年弱は2.5倍になっているのですが、これに対し一次産品価格はほとんど上昇しておらず、実質価格では長期にわたり下落基調にありました。2000年代に入ってからの名目価格でのコモディティ急騰は、これまでの下げ過ぎた価格の調整であるといいます。
 そもそも、原油は産業の基礎材料。この原油価格の上昇は、相対的に他のコモディティ価格を押し上げる要因であり、長らく10ドル台~20ドル台程度で推移したいた時代からみると5倍にも上昇しており、この原油の均衡点が変わったことがこの先のコモディティ価格を相対的に押し上げるだろうということです。
1990年代、金と原油の比価は20倍程度で安定していた時期が長かったのですが、これが2000年に入って以降、原油の急騰で10倍前後にまで低下して推移していました。これが金融危機以降、原油の急落と金価格の上昇によって再び16倍程度にまで回復してきており、柴田さんは今後、再び20倍程度にまで修正されるだろうと解説下さいました。仮に、これが1990年台の20倍にまで戻るとすると、金価格は1500~1600ドルとなるのだそうです。比価から今後の価格を予測するというのも面白いですよね。

そして、今日はコーヒーの値段についても詳しく解説を頂きました。


コーヒー価格もなんとこの8年ずっと上昇トレンドを継続してなお上昇しています。
背景には、かつての生産国が持続的な経済発展により新たな消費国として台頭してきたことが挙げられますが、柴田さんはもう一つ、見逃してはならない重要なポイントを教えてくださいました。それは「単なるコモディティではなく、政治財としてのコーヒーの側面が価格を下支えしている」というもの。1993年にアメリカはICO国際コーヒー機関から脱退し、その後コーヒー価格は乱高下、2002年には50セントを下回るほどに暴落し、生産国を苦しめました。そのアメリカが2002年に再びICOに加盟します。そう、そこからなのです。コーヒーが大きな上昇トレンドを形成し始めたのは…。さてアメリカのこの動きにはどんな意味があったのでしょうか?詳しくはオンデマンド放送を聞いてくださいね。


 

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