ATRを使った資金管理術~リスク許容ポジションを知る
2015/02/17(火) 23:47 大橋ひろこ

3月末まで毎週火曜は小次郎講師による「小次郎講師流~勝敗を分ける投資のポイント」シリーズです。

このシリーズは是非、資料をご覧いただきながらお聞きください。このブログの右側にある「小次郎講師に聞く 勝敗を分ける投資のポイント」という赤いマルがついたバナーをクリックしていただけますと、今シリーズのオンデマンド視聴とそれぞれの回の資料のDLができます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は、前回の放送「トレードで一番大切なこと」の後編です。
前回、資金管理が最も重要ということで、
「ATRを使った資金管理法」について、
ATRの算出のまで小次郎講師にお話をいただきました。

後編の今回はこのATRの算出の仕方をおさらいし、
そして、TOCOMでの取引にどのように活用できるのか
具体的にお話いただいています。


◆「ATR」(アベレージ・トゥルー・レンジ)
計算方法などは前回の放送ブログで。


◆では具体的にTOCOMで取引をする時の例を挙げてみましょう。
投資資金は1000万円あるとします。

①東京金

金のATRは 75.5円(2/3現在)

1000万×0.01=10万円
10万円 ÷ 75.5円 =1324 g
1324g??

これは金のラージ取引(1000g)1枚とほぼ同量です。
つまり、金は1枚の取引量ということですが、
え?1000万円でたった1枚しか取引ができないの?
いえいえ、そういうことではありません。

この計算ではじき出されるこの数字は
「1日1%の投資リスク」
という目安です。

だから5%のリスクを取りたいというなら
×5で5枚買うこともいいでしょう。
まずは自分が投資しようとする銘柄が1日どのくらい動き、
自分の資金量に対してどの程度リスクがあるのかを
計算して把握しておくことが大切なのです。




そして、この表が各銘柄のATR値と1日1%のリスクを許容した際に
取引できるリスクボリューム一覧です。

1000万円で1日1%のリスクを許容する計算で各銘柄の取引許容枚数を
逆算したものです。

1000万円の1%のリスク許容であるということは、10万円のリスク許容ですね。
それぞれの銘柄のボラティリティから換算して、
それぞれの銘柄の1日1%のリスクを許容できる取引量は、、
あれれ、意外と少ないですね。

しかし、1日1%のリスクしか取れないということではありません。
1%のリスク許容を1ユニットと考え、
これを5ユニット程度リスクテイクしてもいいでしょう。

例えば、
金ミニ13.2枚
ガソリン1.2枚
コーン43.9枚
ドル円8.3枚
日経225ミニ3.8枚、、、

という具合に5ユニット保有で1日5%のリスクを取っている、
という計算になります。つまり1000万の資金において
1日50万円のリスクを取っている、ということですが、
お分かりになるでしょうか。

プロなら10%程度のリスクテイクをすることもあるでしょう。
しかし、まだ「エッジ」の効いたポジションテイクが
わからないというような初心者であれば
最大でも5%程度までのリスクでのトレードが望ましい、と小次郎講師。

このATRを使ったリスク管理は1ユニット1日1%のリスク許容できる
取引数量が一目で分かるということを理解できれば
とても簡単で便利ですよね。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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