金上昇も高値揉みあい、プラチナとの鞘縮小へ [大橋ひろこコラム]
2016/04/21(木) 23:21 大橋ひろこ

ドル建て金の現物価格は3月11日に1,280ドル超えとなり、昨年2月以来の高値を更新したのですが、3月半ばから高値調整局面入りし、3月28日に1,208ドルまで下落、現在は1210~1270ドル近辺でのレンジ相場となっています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんに貴金属市場の動向を伺いました。

1~2月は中国人民元切り下げのショックもあり、世界同時株安の様相を
呈したことで金市場には逃避資金が流入、大きな上昇となりましたが、
現在は金融混乱は沈静化し、株高、原油高のリスクオン相場となっています。

にもかかわらず、金市場が崩れず高値圏で持ち合いとなっているのは
ドル安の影響が大きいと思われます。その意味では今後の米金融政策がカギ。
4月のFOMCは26、27日に開催予定ですが、現況では年内2回程度の利上げ観測
となっており、ドル安に傾きやすい環境が金相場の追い風です。

金市場への中期投資資金の流入は続いているものの3月に比べ鈍化しています。
世界12カ国に上場する投資信託(ETF)の金現物保有高は4月20日現在、
1,141.70トン。3月1日現在の1,117.18トンから約2%増加に留まりました。

投機筋のCFTC建玉ポジションは4月12日現在、21万3,807枚まで買い越し。
3月15日現在の16万9,512枚から5万枚近く急増しています。

ETFではなく、先物市場への投機筋の金ロングが増えているのが特徴。

東京金先物価格は3月11日に昨年7月以来の高値4,622円まで上昇後、
18日に1月29日以来の安値となる4,260円台をつけた後、
20日にチャート上にギャップ(窓)を開け急伸。
森さんは100日移動平均線(4,415円)を超えとなると、
上昇相場に転換のサインとなる可能性ありと解説くださいました。

注目はプラチナ。金とプラチナ価格の逆転現象が長期化していますが、
プラチナがようやく長い下落トレンドを抜けて上昇を始めたようです。
今月19日に1,000ドル超えとなり、20日には1,028ドルまで続伸、
昨年8月以来の高値を更新しています。


中国の3月の新車販売台数が前年同月比+8.8%の244万台となり、
1Qの前年同期比が6%増の652.7万台となったことが
需要面からのプラス要因とみられますが、根底にはやはりドル安の影響が。
金と逆ザヤは縮小に向かっていますが、21日の東京時間の午前中時点で
約230ドルもの乖離があり依然として金に対しプラチナは割安です。

今後の金、プラチナの動向を森さんに伺いました。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

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