日米欧重要金融政策イベントこなしドル全面安も... [大橋ひろこコラム]
2016/03/18(金) 23:55 大橋ひろこ

ドル円相場が再び110円台まで下落した3月第3週。3月はECB理事会に始まって、日銀の金融政策決定会合、FOMCと日米欧の金融政策イベントが相次ぎましたが、全てをこなした結果ドル独歩安の様相となっています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は外為どっとコム総合研究所 石川久美子さんに
為替市場の今後のポイントを伺いました。

ECB理事会では、市場の予想を上回る追加緩和策が発表され、
初動は素直にユーロ安に反応していたのですが、ドラギ総裁の
会見にて、今回で利下げが打ち止めになると受け止めた市場は
一転ユーロの買い戻しに動いたことで、ドル安ユーロ高が進行。

日銀の金融政策決定会合では、大方の予想通りの据え置き発表
だったのですが、一部にETFの買い入れ枠増額などの期待があったとも
指摘されており、結果、軽い失望で円高へ。ここでもドル安円高です。

そして、最大の注目となったFOMC.
3月利上げは見送られるだろうという市場の予想通りに
利上げは見送られたのですが、これまで2016年は年4回の利上げを
見込むとされていたFOMCメンバーの見通しが年2回に修正されたことを
受けてドル全面安の展開となりました。

石川さんは、これまでの2016年の利上げは不可能なのでは?
年1回程度の利上げに留まるのでは?という過度な悲観から見れば
今回のFOMCの結果はそれほどハト派という内容ではないと思われるが、
足もとではドルの戻りが弱いことが懸念材料だとして、
今後のポイントを解説くださいました。

嫌な値動きとなっているのがドル円相場。

原油安、中国リスクなどで急落し110円台まで下落した2月の安値に
面合わせ水準まで下落してきました。
このレベルがトリプルボトムとなって反発する可能性もありますが、
カレンダー的に日本は3連休となることが懸念材料。

2月の110円台までの急落は11日の祝日の出来事でした。
日本勢が休みの日に短期筋に仕掛けられたような値動き。
今回もまた、レンジ下限での日本勢のドルロングが休日に
狙われるということはないだろうか、、、。

短期的には、警戒が高まっています。

しかしながら、3月は本決算。年度末に向けての株式市場の
ドレッシング買いや、配当取りが株価を押し上げるカレンダー的
支援材料もあることから、仮に短期的に急落することがあれば
その後は大きく買い戻される可能性が大きいと石川さん。

リスクコントロールさえしておけば投資妙味は高そうです。

詳しくはオンデマンド放送で石川さんの解説をお聞きくださいね。

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