低迷するシルバー価格に注目!4年連続供給不足だが... [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2017/08/02(水) 22:05 大橋ひろこ

シルバー、銀価格が低迷しています。現在16ドルくらい。ゴールド価格は米金利上昇思惑で1200ドル割れをテストするかと思われましたが、足元では1270ドル台まで反発中。金と銀の比価は(金÷銀)77:1。

ここ30年貴金属価格をウォッチし続けている池水さんによると、その比価はおおよそ50~60くらいであることが多かったとのこと。80にまで接近しているということは、シルバーが金に対して非常に割安である、ということです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はICBCスタンダートバンク東京支店長 池水雄一氏をお迎えしお話を伺いました。

2000年以降、金銀比価が80を超えたのは2003年6月、2008年11月、2016年2月の3回だけ。
そしてその度にシルバーは大きく上昇しました。つまり、比価80を超えると、
割安であるシルバーの価格修正が起きるということで、1990年には50%近くもの上昇、
2003年の時には以降3年間で224%も上昇しています。2008年は、そのあとの3年間で371%の上昇...。
今回2016年2月に再び80を示現して、現在70台へと比価下落となっていますが、
2月以降のシルバーの上昇率はわずか9%。
さて、ここから、さらに上昇し、この大きく開いた価格差の修正が進むのでしょうか。


そもそも、シルバーの生産量はゴールドの約8.5倍程度。
しかも、供給(生産)は2015年にピークアウトしています。


一方需要は増加しています。


需要の中心は太陽光電池需要。
米国の家庭の屋根の太陽電池は平均で2kgのシルバーを使うのだそうです。
仮に米国の2割の家庭がソーラーパネルを取り付ければ、
それだけで現在の全工業用需要に加えて30%もの需要が喚起される、
いう試算をしているアナリストがいると池水さん。


現状でも需要が供給を上回っており、
シルバー市場では過去4年間供給不足状態が続いています。


こうした中で、Nymexの投資家ポジションは、
ほぼ2年ぶりに一時ネットショート(投資家の売り越し)になる局面が。
直ぐにネットショートは解消されましたが、それでもほとんどロングが
積みあがっていないフラットな状況。


投資家はシルバーの対して弱気、もしくは無関心ということですね。
「売られすぎ」ているという状況は、今後もっとも「買われやすい」
という状況でもあると池水さん。


詳しくはオンデマンド放送で池水さんの解説をお聞きくださいね。


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