ゴールドの生産コストは3年連続低下 [大橋ひろこコラム]
2016/09/15(木) 23:32 大橋ひろこ

いよいよコモディティフェスティバル2016が今週末17日土曜は大阪、来週末24日土曜は東京で開催となります。今日は大阪、東京とコモディティフェスでご講演いただく講師のICBCスタンダードバンク東京支店長 池水雄一さんに金市場の動向と今後の見通しを伺いました。

大阪と東京イベントの間に21日日銀会合とFOMCがありますので、
金市場、現在はすっかりレンジ入り。大きな動きがありません。

こんな時こそ、ゴールドのバリュエーションについて考えてみましょう。
今回は池水さんい「生産コスト」から見る金価格についてお話を伺いました。皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

ゴールドの生産コスト、今回はオールインサステイニングコストを用いて考察。
ゴールド生産を続けるために含まれるすべてのコストで
トータルキャッシュコストにて資金コストやロイヤリティーフィー、
会社の運営コストなどすべてを加えたものです。


2015年の世界のゴールドの生産コストは897ドルでした。
私が記憶している中では2012~2013年ころの1200ドルというコストラインが
ありましたが、随分生産コストは下落しました。

生産コストの下落は2015年で3年連続だそうです。前年比でなんと8%もの下落。

何故ゴールドの生産コストは下がっているのでしょうか。

①2015年までのドル高で、金生産国通貨が弱くなった。

 豪ドル20%、カナダドル16%、ロシアルーブル59%、南アフリカランド18%

生産国通貨が安くなるということは、その通貨建てで見れば金価格は上昇します。
TOCOM金を見るときに円安となれば金が上がることを考えればわかりやすいですね。
金価格上昇は鉱山会社の利益となりますね。


②原油価格下落、1年で38%ものエネルギー安

鉱山開発では重機を稼働させるためのディーゼルや、ダイナマイト爆薬などに
使用される灯油などのエネルギーが必要となります。
このコストが下落したために、金生産コストも低下しているのですね。


現在の金価格が1320ドル程度。世界の鉱山会社の金生産コスト平均が897ドル。


となると鉱山会社のマージン(利益)は1オンス当たり420ドルあにも上り、
ゴールド鉱山会社は、大きな利益を上げていることがわかります。
鉱山会社株は大きく上昇していますね、ソロスが金鉱株投資に動いたことも
話題でした。現在は一度手仕舞っているようですが、さて、ここからの金価格は?!


詳しくはオンデマンド放送で池水さんの解説をお聞きくださいね。

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10月5日・6日は"TOCOMの日"です!

TOCOMの日を記念して10月5~6日は日本橋TOCOMスクエアにて記念イベントを開催します。

この2日間は「マーケット・トレンド」の公開生放送だけでなく、
TOCOMスクエア見学ツアーなど、放送後にも様々なイベントを開催。

5日水曜日
落語家・立川志の春さん、入船亭小辰さんが「TOCOM寄席」で落語を披露。

6日木曜日
ゴールドのスペシャリスト、
池水雄一さん・亀井幸一郎さんのスペシャルトークショー開催。


「マーケット・トレンド」の公開生放送はどなたでもご覧いただけますが、
その後のイベントは事前にお申し込みが必要です。

詳細とお申込みは下記バナー「TOCOMの日」イベントHPをご覧ください。



また9月22日(祝)にはTOCOMスクエアにて「とすの」イベント開催します。
「とすの」は「ト」コム「ス」クエア「の」スタッフによる小さな催し。

Vol.1は「さ、きもので楽しみましょう」

今年最後の浴衣を、自分で着付けして日本橋七福神が祭られた
「椙の森(すぎのもり)神社」を参拝しましょう。

9月22日(木)秋分の日。午後3時~5時(雨天決行)TOCOMスクエアにて開催。
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