野神隆之氏に聞く2019年原油価格展望 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019/01/23(水) 19:57 大橋ひろこ

2018年10月に向け原油価格は上昇し、WTIで76.41ドルと4年ぶり高値を示現。2017年ハリケーン来襲等による特に軽油需給引き締まり感に加え、18年5月のトランプ大統領による11月対イラン制裁再発動と輸出の全面停止、代替する他の産油国の増産による余剰生産能力の低下による供給リスクを織り込む動きでした。しかし、年末に向けWTI価格は42.53ドルと1年半ぶりの安値に急落となりました。何が起きたのでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日は石油天然ガス・金属鉱物資源機構 首席エコノミスト 野神隆之氏をお迎えし、
2019年の原油市場動向と展望をテーマにお話を伺いました。


原油急落の背景は米国株式相場急落、及び米ドル上昇という金融要因のほか、
米国・中国貿易紛争複雑化及び米国金融当局の利上げ継続方針で、
石油需要の伸びの鈍化懸念が台頭したことが背景ですが、
最も効いたのが、イラン原油輸出停止に関し米国が一部免除を決定したこと。
供給は不足するどころか、他のOPEC産油国の代替のための増産で
供給過剰に転じてしまったのです。


2019年に入るとWTI原油価格は50ドル台前半へと回復基調へ。

① 米国及び中国貿易紛争に関する協議進展と解決への期待
② 米国金融当局の利上げペース減速方針
③ サウジアラビアの原油供給削減に対する積極的姿勢の明確化

などが材料となってリバウンド、しかしながら足下では上値が重くなってきました。


ここからは、OPEC減産がどこまで効いてくるのかが焦点ですが
WTI50ドル台後半の原油価格では、
米国シェールオイル等の開発・生産活動が活発化するとの観測があるほか、
トランプ大統領の原油価格上昇に対する牽制発言にも留意しなくてはなりません。


野神氏はリスクとして、リビア、ベネズエラ、イランの地政学的要因が原油価格を押し上げる
可能性を指摘くださいましたが、2019年のWTI原油の予想レンジは50~60ドル、±5ドル。


詳しくはオンデマンド配信で野神さんの解説をお聞きくださいね。

コメント