2018年の商品市場は? [日経新聞編集委員]
2017/12/25(月) 23:13 山本郁
2017年最後の月曜日。
日本経済新聞社 編集委員の志田富雄さんにお越しいただきました。

去年の今頃は、来年は選挙も多く、地政学リスクも心配されていましたが
終わってみれば(あと一週間ありますが)非常に大人しい一年でした。
それをふまえて来年を展望すると
世界経済は今年よりも更に力強さを増し、株も強い...というのが、大勢の見方。
商品相場も、上値は限られるが、相場展開としては確りとした相場が続く...という見方です。

ただ、前半でも振り返ったように、去年の今頃は欧州を中心に警戒感が強かったにも関わらず、何も起こらなかったため
マーケット全体に安心感が広がってしまい、その結果、ビットコインに象徴されるようにリスクオン相場になってしまった。
そういう時こそ気を付けなくてはならないと思うと志田さん。
2018年は1年前よりも地政学リスクが高まっているのに安心感が広まっている。
恐怖指数(VIX指数)は過去最低に近い水準。
こういう時こそ、リスクに対して敏感になる必要があると。

どんなリスクがあるかというと、まずは、北朝鮮を中心とした東アジアのリスク。
状況は悪い方向に向っているのでいつ軍事衝突が起こるか分からない。
万が一軍事衝突が起きた場合、当然景気に対する警戒感が広がり、商品相場はダウンサイドに向うリスクがあります。
地域的にも一番影響を受けるであろう中国経済への影響も懸念されます。
かつ中国自身も、足元で回復は見られますが、債務拡大などのリスクを抱えている状態であることは間違いありません。
また、中東情勢も緊迫しています。
特にサウジアラビア。王室で起きた皇太子の交代により不安定化していることにも気を付けなくてはならないと指摘されました。
詳しい解説はオンデマンド放送をお聴きくださいね。

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