2018年注目のコモディティ [大橋ひろこコラム]
2017/12/20(水) 23:57 大橋ひろこ

米国の税制改革法案がいよいよ成立する見込みで米株は3指数揃って12月に史上最高値を更新。減税法案が成立すれば、次は、来年1月30日の一般教書演説に先立って、インフラ投資計画を発表する見込みです。2017年は株式市場にとっては「適温相場」いい環境が続きましたが、2018年はどうなるでしょう。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員 芥田至知氏に
世界経済とコモディティをテーマにお話しを伺いました。

株式相場が上昇を続ける中で、経済全般に「過熱感」があまり強くない背景には、
コモディティ相場の上昇が緩やかにとどまっていることも一因だと芥田氏。

2008年当時はコモディティが(特に原油がWTI原油は147ドル示現)上昇、
企業収益の圧迫やインフレ懸念が強まるリスクとなりました。

マクロ経済環境をみると、中国や欧州の景気が、年前半に
想定されていたよりもやや上振推移。世界景気の好調も
2017年は株高のトレンドでもコモディティ相場は「適温」の範囲内にあります。

11月30日のOPEC総会と非加盟産油国も含めた閣僚会合は、
ほぼ予想された内容でしたが、その後、ナイジェリアでのストライキ懸念や
欧州北海でのパイプライン事故などもあり、ブレントを中心に原油相場が上昇しています。

18年は、協調減産が継続される中、原油需給は緩やかに引き締まるとみられますが、
6月22日の次回OPEC総会までに、石油在庫が産油国が目標とする
過去5年平均並みの水準まで減少することはなく、結果的に、18年末までの
減産が予定通りに行われることになるとみられます。
 協調減産があってこその価格水準ということですね。

18年に、中国やインドの需要増加を背景に需給はやや引き締まるも、
米国ではシェールオイルの増産傾向が続き、原油の上値を抑えるとみられ、
WTI相場は50㌦台後半~60㌦台前半を中心に推移すると芥田氏は予想されています。

芥田氏にはゴールドの2018年展望もうかがっています。
詳しくはオンデマンド放送で芥田氏の解説をお聞きくださいね。

コメント