2016年商品底入れか?!CRB指数15~16年サイクルボトム [大橋ひろこコラム]
2016/03/08(火) 23:59 大橋ひろこ

毎週火曜の「小次郎講師のトレードスクール中級編」ですが、小次郎講師が体調を崩されたため、今回は特別に商品アナリスト菊川弘之氏をお迎えし、昨今急反騰を見せている商品市況の背景についてお話を伺いました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

WTI原油価格は37ドル台へ、NY金価格も1270ドル台へと上昇、
プラチナやパラジウムも猛烈に反騰し始めています。

一体何が起きているのでしょうか?

CRBインデックス(商品指数)のひとつの大きなサイクルは15~16年。
前回の底値は2000年、そして今年は2016年。
生産、供給が増える中での中国の需要減で2015年まで総悲観であった
商品価格ですが、大局的な大底を見たと言ってもいいようです。

1月~2月の金融混乱で上昇した金価格ですが、菊川さんによると
3月の陽線確率は12か月中最低なのだそう。

2015年12月の1040ドル台が大底であった可能性は大きく上昇トレンドに
入ってはいるものの、1270ドル台まで上昇した金市場には
相応の調整局面があるかもしれません。

原油市場は3月20日に生産各国による会合が予定されていることから
生産量の凍結、あるいは減産への期待が高まっています。

20ドル台半ばまで下落したWTI原油価格ですが、チャート的には
Wボトムを付けて上昇している格好であり、大底確認の可能性は高いのですが、
需給環境においての改善は見られず、(米国在庫増、需要端境期)
現在の上昇はショートカバーによるものです。

短期筋、ヘッジファンドのポジションもショートが解消される流れにあるものの、
ファンドポジションはショートだけでなくロングも大きいことから
価格が上がれば、買い方の手じまいも出やすい環境にあります。

また3月期末のエネルギー関連企業の社債の償還、利払いなども
多いようで、価格上昇はこうしたエネルギー関連企業をサポート
しているという見方があります。こうした企業は価格上昇で資金調達できる
ことで破綻を免れることができますが、価格上昇局面ではヘッジ売りに
出る可能性が高く、需給の改善が見られぬ中での、カレンダー的な特殊事情が
垣間見える原油価格上昇には注意が必要と菊川さんは解説くださいました。

詳しくはオンデマンド放送で、菊川さんの解説をお聞きくださいね。

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