17年前半、過剰期待とリスク警戒剥落~年後半の注目テーマは [大橋ひろこコラム]
2017/06/15(木) 19:13 大橋ひろこ

2017年前半は、過剰な期待と過剰なリスクがマーケットを覆っていました。

トランプ大統領誕生で、金利上昇期待が高まりドル高が加速。原油市場ではOPEC減産への期待で先物市場には原油ロングポジションが積みあがりました。欧州ではポピュリズムが高まる中でのフランス大統領選挙のリスクにユーロ安が進みましたが、全てを通過する過程でマーケットには大きな巻き戻しが。

トランプ大統領への過剰な期待は剥落し金利は低下、ドル高からドル安へ。原油市場ではOPECの原油減産遵守率は評価できるものの、5月のOPEC総会には過剰な期待が失望へ。米国シェールの増産も重石となり原油価格は下落しています。ユーロも国民戦線ルペン党首敗退で過剰なリスク警戒ポジションが巻き戻されユーロ高へとつながりました。

結果、現在のドル建て金価格1260ドル、WTI原油価格47ドル、ドル円相場109円、米長期金利2.1%台というのは正味の世界、ニュートラルな価格と言えましょう。
さて、年後半に向けては何がテーマとなり価格はどちらへ向かうでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は住友商事株式会社 執行役員 住友商事グローバルリサーチ 社長 高井裕之氏をお迎えしお話を伺いました。


トランプ大統領誕生に湧き、様々なイベントリスクを警戒した2017年前半が経過し
足元ではマーケットのボラティティが低下しています。
こうした値動きの背景を高井さんに解説いただき、さらには今後の注目点をお話いただきました。


原油市場はOECD在庫に注目。高井さんは米シェールは40ドルでは採算が合わないと指摘。
OPECが減産する中で原油価格は40ドル台へと下落してきていますが、
この環境が続けばシェール生産増にも歯止めがかかるとみられます。
中東リスクにも触れていただきました。カタール問題はどこを見ておけばいいのか。


また、ゴールド市場においての材料はFEDの金融政策。
6/14FOMCにて4回目の利上げが発表されました。
年内後1回の利上げ見込みとバランスシート縮小への着手も明らかとなりましたが
高井さんは、現在のインフレ率を見ると年内さらなる利上げには懐疑的。
もちろんこれは今後の経済指標を見て、ということですので、
今後の雇用、インフレ指標が力強いものとなっていけば問題ないのですが、、、。


FEDが金融市場をクラッシュさせるリスクについてお話いただいています。
低金利環境が続けばゴールドには下支え要因となりますが、
株式市場が崩れることがあれば、それは下支えではなく
リスク回避としてのゴールドの上昇要因となってきます。


詳しくはオンデマンド放送で高井さんの解説をお聞きくださいね。


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