11月次なるイベントはOPEC総会 [大橋ひろこコラム]
2016/11/09(水) 23:43 大橋ひろこ

トランプ新大統領誕生!で大荒れとなった東京市場。ドル売りが加速してドル円相場は一時101・19円まで下落。不透明感からドル建て金価格が急上昇、1300ドル大台乗せとなりました。日経平均株価は5%超もの下落となりましたが、さてここからは?!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員 芥田知至さんに
ここからのコモディティ市況についてお話を伺いました。

11月はコモディティ市場にとっては、もう一つの大きなイベントがあります。
11月30日のOPEC総会です。

9月28日のアルジェリアでの石油輸出国機構(OPEC)の臨時総会における
減産合意を受けて、上昇基調で推移していたWTI原油価格は一時52ドル台まで
高値がありましたが10月中旬以降、下落基調に転じています。


ロシア石油最大手のロスネフチのセチン会長が減産や増産凍結に否定的な考えを
述べたことから同国の協調行動に懐疑的な見方が広がったことや、
10月23日にはイラクが減産に否定的な姿勢を示したこと、
さらに、10月28日に開催されたOPECの専門家会合で、
サウジアラビアとイランの対立が再び先鋭化したとの報道に押され、
11月30日の公式会合での減産合意は難しいのでは、という思惑が広がっています。

まずは11月25日に、再びOPECの専門家会合が開催され、
国別の生産量割り当てなど減産の詳細が協議される見込みとなっています。
芥田さん、各産油国の立場は対立しているものの、協議の決裂は回避されると
解説くださいました。イラン、イラク、ナイジェリア、リビアといった
増産志向の産油国にある程度譲歩する一方で、サウジアラビアがやや大きめの
減産を飲む形で、交渉をまとめることになる公算が大きいと見込まれると思われます。

ただし協議決裂の可能性もゼロではない上、仮に合意が出来ても、
実際にそれが順守されるのか、実効性が疑問視され原油相場の上値は
重くなるとお話くださいました。

詳しくはオンデマンド放送で芥田さんの解説をお聞きくださいね。

コメント