10月9日TOCOMにTSRゴム先物上場! [大橋ひろこコラム]
2018/09/26(水) 20:27 大橋ひろこ

10月9日(火)TOCOMに新しいゴム先物としてTSRが追加上場します。現在は天然ゴム先物としてRSSが上場していますが、今後のゴム先物市場はRSSとTSRの二本立てとなります。今日は、同じゴム先物銘柄のTSRとRSSの違いと、上場の意義についてマーケットエッジ(株)代表取締役 小菅 努氏にお話を伺いました。


天然ゴムは大きく分けて三種類あります。


1) ラテックス(latex)
2) 生ゴム 1)RSS(ribbed smoked sheet)=視覚格付けゴム
    2)TSR(technically specified rubber)=技術格付けゴム



ゴムは農産品ですので、生産状況によって品質が異なるため、
品質の格付けがされていますが、TSRととRSSでは
その格付けの手法が異なるんです。

現在上場されているRSSは、
シート状のゴムを公式国際見本に準拠した視覚検査で格付けされていますが、
TSRはゴミ、灰分、窒素含有量、揮発性物質、可塑度、可塑度残留率など
技術的規格で格付けされます。

※RSSは1X号を最上位に1号~5号まで格付けされますが、
国際取引が最も多いのがRSS3号、現在TOCOMで取引されているゴム先物です。

※TSRはCV、Lが上級規格、TSR10、20が標準規格。
今回TOCOMに上場されるのはタイ産TSR20。

元々、世界的にはTSRが主流で、欧州系のタイヤメーカーは
TSRを使用することが多いのですが、日本は伝統的にタイ産への依存度が高く、
タイで主流だったRSSの輸入量が多かったため、これまでTOCOMではRSSが
取引されていました。近年、インドネシア産への依存度が高まってきたおり、
TSRへの需要シフトが発生、TOCOMにTSRも追加上場することとなったのです。

<TOCOM主催セミナーのお知らせ>

10月6日土曜日13:30~さらに詳しく小菅努氏にTSRについて解説いただきます!

東京商品取引所・TOCOMでは、TSR(技術的格付けゴム)上場を記念したセミナー
「勝つトレーダーになるために必要なこと<実践編>」を開催します。
場所は東京日本橋・TOCOMスクエアです。
詳しくはこちらから→https://cfes.jp/tsr/

皆様のご来場をお待ちしております。

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