TOKYO GOLD FESTIVAL 2014 レポート

番組紹介

ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~金曜日 17:30~17:45
提供:東京商品取引所

投資情報番組「マーケット・トレンド」は平日月曜日から金曜日17:30~17:45の生放送番組。
(月)「世界の経済・政治ニュースから」(火)「商品先物取引の仕組みとポイント」(水)「コモディティ・マーケットの見通し」、そして(木)は新登場!「岡安盛男のFXトレンド」(金)は「投資経験者のためのα情報」。
いちはやくライブで、いつでもオンデマンドやポッドキャトでお聴きください。
キャスターは(月)・(火)が山本郁、(水)・(金)が大橋ひろこ、(木)は櫻井彩子が担当いたします。

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南ア労組鉱山ストに進展?!プラチナ下落 [大橋ひろこコラム]

2014.04/23 大橋ひろこ 記事URL

1月から始まった南アフリカの鉱山の労働ストライキで、プラチナん供給懸念からプラチナが買われる局面がありましたが、足元では4月14日の1471.5ドルから今週火曜の1400.7ドルまで70.8ドル、▲4.8%下落となっています。鉱山ストに動きがあったのでしょうか?!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日はコモディティー インテリジェンス 代表取締役社長の近藤雅世さんにプラチナ、金、原油価格の今後を見る上でのポイントを伺いました。

プラチナの72%を生産している南アの三大プラチナ鉱山会社では1月23日から労働組合のストライキが続いていますが、
17日新たな提案が行われ、22日と23日両日に亘って
労使協議が行われています。今夜が2日目、23日ですね。

新たな提案とは2017年までの3年間に亘って労働組合が要求している
地底鉱山労働者の最低賃金を12,500ランド(年額15万ランド:約146万円)に
引き上げるというもの。毎年段階的に現金給与を引き上げ、
7.5~10%の賃上げとなります。
その他の手当ても含めれば会社側の負担は労働者一人当たり
年間約200万円になると鉱山会社側は述べているのですが、
さて、組合側はこの提案を受け入れるのでしょうか?

近藤さんは、二つの見方をご紹介してくださいました。

一つは、労働組合側も相当疲弊しているので、妥協案を修正して
受け入れるだろうという見方。1月下旬からのストで鉱山労働者は
現在までの期間、賃金収入がありません。さすがに懐も厳しいでしょう。

もう一つは5月7日に予定される南アの大統領選挙までは
解決しないという見方ですが、労働組合の幹部はいかなる
政治的背景も無いと述べており、それほど長期化しないとの見方が
優位なようです。これでプラチナ価格が供給懸念の軟化から
下落したということなのでしょうか。ではここからは?!

近藤さんは、ニューヨーク市場では、パラジウム価格が
過去9カ月で最大の下落となり、プラチナは過去12週間で
最大の下落となっているとしながらも、
日本の市場(TOCOM)は、これまでこの日のために
ショートポジションを持っていた投機家が買い戻すために
それほど下がらないという見方もあるようで、
だからといって、素直に下がるかどうかは難しいようです。
市場は単純にニュースを受けて動くわけではありません。
ポジションの偏りに注意が必要ですね。

また、近藤さんはウクライナ問題について
国際紛争にはなりえないと解説くださいました。

ウクライナの問題は、ある日突然起こったことではなく、
かなり以前からプーチン大統領とオバマ大統領及び、メルケル首相との
間で長く話し合われた末の行動であり、すべて両者の合意の下で
動いているものと近藤さんは指摘。

オバマ大統領も、メルケル首相も、クリミア半島のロシア併合に際しては、
世論向けに経済封鎖を行ったにすぎず、だからこそ、数人のロシア人の
ビザ発給停止など緩やかなものだったというのです。

※クリミア半島は、フルシチョフが1969年に当時のソ連邦の一員であった
ウクライナに施政権を委譲したもので、当時はソ連が崩壊することは
前提になく、この点についてプーチン大統領はフルシチョフの決断は
ソ連の内政問題だったと述べています。

近藤さんは問題は、ウクライナ東部は工業地帯で、
ウクライナは世界第6位の鉄鋼石産出国であり、
世界第8位の鉄鋼製品輸出国でもあります。


更に、ウクライナ東部には米国のシェールガス田と同等の規模を誇る
天然ガス埋蔵量があるのだそうで、プーチン大統領が狙っているのは、
おそらくその天然ガス権益で、逆に米国やドイツもこれだけは死守
すべきウクライナの権益として西側に取り込みたいとの思惑があるとか。
ただ、それを巡って東西の冷戦が復活するほどのものではないと
近藤さんは、商社時代から長く追い続けて来たこの3者間の関係について
あまり懸念していないようです。

ということで、今後有事の金買いなど、金の押し上げ要因に発展
する可能性は極めて低く、これは原油市場に於いても同様だと
解説くださいました。

詳しくはオンデマンド放送で、近藤さんの解説をお聞きくださいね。

商品先物取引(CX)とは [商品先物取引の仕組みとポイント]

2014.04/22 山本郁 記事URL

火曜日にお送りしている「商品先物取引のしくみとポイント」
今週からしばらく 東京商業品取引所 広報部の 森金静香さんにご登場いただきます。
今日は商品先物取引とはどのようなものかについてお話しいただきました。

商品先物取引は、金、原油、トウモロコシなど、私たちの生活に欠かせない"モノ"を対象とした取引です。
そして、商品先物取引は、英語では「Futures」というように、将来の取引を現時点で約束する取引。
現時点で商品、数量、価格を決めて、その場で商品を受け取り、代金を支払う「現物取引」とは違い、
「ある特定の商品を」、「一定数量」、「現時点で定めた価格で」「将来の一定期日に、商品を受け渡す契約の取引」です。

決済方法は「受渡決済」と「差金決済」の二つの方法があります。
「受渡決済」は、将来の決められた期日:納会日に商品の授受(受渡し)を行って取引を終了させる方法。
納会日を迎えるまでの間は市場参加者は自由に売ったり買ったり出来ます。
「差金決済」は、納会日までに反対売買を行って、その売買価格の差額を清算することで取引を終了させる方法で、一般の投資家の場合はほとんどがこの差金決済を行って取引を終了します。
差金決済が出来ることから、実際にモノを持っていなくても将来商品の価格が下がると予想すれば、売りから取引に参加することも出来ます
つまり、価格が下がるときでも利益を出すことが出来る場合もあるのです。

取引に参加するために必要な費用は、取引の担保となる証拠金。総取引金額の一部を証拠金として預け入れる必要があります。
金の場合は当初預託が必要となる証拠金は、最低102,000円。
値動きは総取引の金額の分だけ変動するので、資金効率のよいレバレッジの効いた取引が出来、ハイリスク・ハイリターンと言われます。
予想と反対の値動きになった場合は大きな損失がでるので、損失が出ている状態のままで取引を継続する場合は追加の証拠金が必要になる場合があります。
証拠金の金額は、各商品先物取引会社によって異なりますが、その基となる基準額は、日本商品清算機構(JCCH)が定めています。
http://www.jcch.co.jp/
森金さんの詳しい解説はオンデマンド放送でお聴き下さい!
そして来週・再来週はGWで火曜の放送はお休みですので、森金さんには次回は5月13日にご登場いただきます。
お楽しみに!!

木質バイオマス発電がブームに [日経新聞編集委員]

2014.04/21 山本郁 記事URL

今日のコメンテーターは、日本経済新聞社 産業部 編集委員の安西巧(たくみ)さんです。
今回は今ブームになっている「木質バイオマス発電」についてお話いただきました。
木質バイオマス発電とは、主に廃材をチップにし、それを燃料とした発電方法で
2012年7月に始まった「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度」が追い風となり
今全国で木質バイオマス発電所の建設が始まっています。
来年、再来年は発電所稼働開始ラッシュとなりそうなのです。
もともとは3.11をきっかけに脱原発の発電に関心があつまるようになったことがきっかけ。
木質バイオマス発電が盛んなドイツもチェルノブイリの事故がきっかけだったのだそうです。

自治体ぐるみで木質バイオマス発電取り組んでいる真庭市の場合、木材メーカーと森林組合などと共同出資して地域電力会社を設立。今年2月から発電所建設に着工し、来年4月に稼働開始予定ですが、人口約4万9000人、約1万8000世帯の真庭市の全家庭の消費電力を賄うことが出来るそうです。

この木質バイオマス発電、電力問題だけでなく、衰退している日本の林業の救世主にもなるというのです。
森林の環境破壊の原因とされている間伐材や、木造建築の低迷で木材需要が減少したために伐採されることなく放置された高齢樹を燃料のチップとして消費することが出来るのです。
また、新しく雇用も創出出来ること、地域電力会社ということで地元が潤うということ、期待される点が多々あります。
これからますます注目される木質バイオマス発電。
安西さんの詳しい解説はオンデマンド放送でお聴き下さい!

今週の放送予定(4月21日~25日) [山本郁コラム]

2014.04/20 山本郁 記事URL

19日(土)、仕事に出かける途中に錦糸町駅にほど近い墨田区の大横川親水公園で開催されていた「すみだガラス市」を覗いてきました。

スカイツリーをすぐそばに望めるこの東京下町のエリア(墨田区・江東区・江戸川区)ではガラス産業が盛んなのです。
東京都の伝統工芸品に指定されているこの「江戸ガラス」ブランドを広くアピールするために
一般社団法人 東部硝子工業会の主催で、平成4年から年に2回、4月と10月にこの「すみだガラス市」が開催されているのだそうです。
実はガラスの器だけを扱う市というのは、日本で唯一この「すみだガラス市」だけなのだそうです。

この日は雲に覆われて肌寒い気候でしたが、公園の広場には16のガラス工房の
吹きガラスや江戸切子など様々なガラス製品のテントが立ち並びとても賑わっていました。

私は長年愛用してきたボヘミアガラスのタンブラーが割れてしまったため
夏を迎える前に氷をたっぷり入れてアイスティーやアイスコーヒーを飲める新しいタンブラーが欲しいなぁ...という目的で、このガラス市を覗いてみたのです。

まず目に飛び込んできたのは、憧れの江戸切子。
かなりお値打ちになっているのですが、それでも中々手が出せません...。
でも、このお値打ち価格を狙って足を運んできた江戸切子ファンが私の横で次々とお買い上げ。
私はというと指を銜えて見ているだけでした。(涙)


中でも大変な活気があったのはこのテント。
大きな人だかりが出来ていたので
何を売っているのかと覗いてみたら
ワイングラスの訳あり品。

よ~く見ないと分からないような小さな傷や、少し歪みがある製品です。
たとえば一番手前のブルゴーニュ用の大きなグラスは正規品が1万8000円で販売されているのですが、この訳あり品は何と1500円!

このワイングラスの訳あり品も常連さんに人気で、毎回買いに来るという方もいらっしゃいました!
「家で使っていればすぐにこれくらいの傷は付くんだから、十分よ!」って。
納得です。
本当に飛ぶように売れていました。
こんな格安商品を見つけて購入するのも増税対策にもなるのではないでしょうか?

このほかにもオリジナル作品や、ワゴンセールなどもあり見応えたっぷり
また、トンボ玉や切子の体験コーナーもあって買い物しなくても楽しめます。。
次回は10月4日(土)と5日(日)に開催されるそうです。















それでは今週の放送予定です。

4月21日(月)
安西 巧 さん(日本経済新聞社 産業部 編集委員)
「木質バイオマス発電所がブームに」

4月22日(火)
森金静香さん(東京商品取引所 広報部)
「商品先物取引(CX)の仕組みとポイント」

4月23日(水)
近藤雅世さん(コモディティー インテリジェンス 代表取締役社長)
「商品市場の動向と今後の見通し」

4月24日(木)
岡安盛男さん(FXアナリスト)
「岡安盛男のFXトレンド」

4月25日(金)
藤澤 修 さん(オイルエコノミスト)
「専門家の目~オイルマーケットと世界の経済」

今週も一日15分、マーケットトレンドにお付き合いくださいね♪



エルニーニョ懸念で大豆価格上昇?! [大橋ひろこコラム]

2014.04/18 大橋ひろこ 記事URL

米国産の大豆、トウモロコシがいよいよ作付の時期に入ります。3月末に出てくる大豆、トウモロコシの作付の予想から実際の作付の進捗状況、そして夏場には生育状況などが価格の変動要因として重要となってきます。これが天候相場と呼ばれ、穀物相場にとっては非常に大きな値動きとなるシーズンです。

最初の注目は例年3月末にUSDAアメリカ農務省から、発表される
「作付意向面積」米国農家に、今年は何を作付(生産)するのかを
アンケートするものですが、今年2014年度産は
「大豆の作付が増え、トウモロコシの作付が減少」する結果となりました。


農家はより利益が見込める穀物への生産意欲が高いため、
アンケートされる時点までのトウモロコシや大豆、小麦などの価格が
重要となってきますが、今年は大豆を生産したほうがより利益になると考える農家が
増えているということでしょう。

しかし、こうした結果が出れば今年は大豆の生産が増え、
トウモロコシの生産が減少するという思惑に繋がることから、大豆価格は下落し、
トウモロコシ価格は上昇するのが相場のセオリー。
思惑通りにはいかないものです。
ところが、現状の値動きを見てみますと、大豆価格が堅調の上昇、
トウモロコシは頭打ちでジリ下げの様相となっています。

一体どういうことなのでしょうか。

皆様、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケット・リスク・アドバイザリー、津賀田真紀子さんに
大豆価格の現状と今後の見通しについてお話しを伺いました。

シカゴ大豆相場は年初から上昇傾向、現在は昨年7月以来の高値圏となっています。
最大生産国である米国主要産地集中している中西部で低温が続いている影響により
作付けの遅れが懸念されている上、今夏は5年ぶりにエルニーニョ現象の発生が
予想されていることが背景にあると津賀田さん。

エルニーニョ現象が発生した場合、米中西部では雨が少なくなる傾向があるから、
今後予想単収が下方修正されるのではないかという見方が広がっているようです。

ただし、主要生産地であるアイオワ州とイリノイ州の作付けが本格化するのは通常、
5月中旬から6月上旬にかけてであり、まだ先の話。
作付けが遅れた場合、近年は6月中旬から下旬にかけて追い上げを見せる傾向も強く
現時点ではそれほど問題視する必要はないと思われると解説くださいました。
現在は先を織り込んで上昇している大豆価格ですが、現実にはまだ懸念が
実現していないために、価格が落ち着くだろうということで、これは弱気材料ですね。

では中国の経済成長率低下で輸出需要には影響はあるのでしょうか?

中国の1-3月期のGDPが前年同月比で+7.4%と1年半ぶりの低い伸びでしたが、
中長期的な視点で考えると、中国の景気減速が今後のシカゴ大豆相場にとって
大きな圧力となる可能性が高いようです。

中国では大豆は搾油した後、主に家畜の飼料として使用されますが、
このところ国内のクラッシュマージンがマイナスになっていることから、
積極的に搾油しようというマインドが働き難い状況となっていることに加え、
肝心の豚肉スポット価格(主要都市の平均)も2011年6月をピークに下落傾向です。

加えて近年は豚肉そのものの輸入量が香港経由で増加しており、
このまま国内の豚肉価格の下落が続いた場合、畜産農家の増産意欲が低下し、
飼料需要がさらに落ち込むという展開が考えられ、
大幅な需要の伸びを期待するのは難しいのではないかと津賀田さん。
これも、弱気材料ですね。

では価格を支える強気材料はあるでしょうか。

津賀田さんはウクライナの情勢悪化に伴う影響について解説くださいました。

ウクライナでは大豆を生産していない為、大豆の輸出市場に直接影響はないのですが、
トウモロコシや小麦など、配合飼料の原料となる他の穀物が輸出されなくなった場合は、
代替として大豆ミールに対する需要が増加する為、間接的に影響が出る恐れがあります。

今のところ、ウクライナ・ロシアともにトウモロコシや小麦の輸出量が減少すると
いう動きは見られておらず、むしろドル高となっていることから積極的に
輸出を行っている状態ですが、
今後ロシアからのエネルギー供給が停止された場合、
ウクライナの燃料コストの上昇に伴ってトウモロコシの生産コストが増加する可能性が
あり、この点が懸念材料。

2010年時点では、穀物生産における燃料コストの割合は15%程度でしたが、
これが上昇してしまうと、輸入単価で見た場合のウクライナ産トウモロコシに対する
魅力が低下することになり、結果的に代替として米国産トウモロコシに対する需要が増加、
この影響で大豆ミールも需要も増加するという流れになることが考えられ、
ロシアのエネルギー供給問題には引き続き注目しておく必要があるとそうです。

これらの材料を踏まえて今後の展開をお伺いしたところ、津賀田さんは
世界全体で見た場合、決して需給が逼迫しているわけではないことを強調。
今後作付け作業が本格化する2014-15年度の米国産大豆は、
作付面積の増加や単収改善の影響により過去最高の豊作を達成することが
予想されている現状から、上値を追う展開にはならないと展望。
今夏発生が予想されているエルニーニョ現象の影響によって
作柄がどの程度ダメージを受けるのかにもよるとしながらも、
中長期的には新穀を中心に値を崩す可能性が高いと解説くださいました。

詳しくはオンデマンド放送で津賀田真紀子さんの解説をお聞きくださいね。

BOEはFRBのちょっと先を行っている!?

2014.04/17 櫻井彩子 記事URL


値幅自体は小さいものでしたが、
先週放送後にNY株が急落、その後戻すという動きと連動し、
振り回される形で右往左往したドル円となりました。


そんなマーケットも、明日は海外のイースター休暇
もちろん、為替にも影響があるそうです。
日本でいうお正月のようなもので、早い人は今日の後場からお休み。
明日は東京だけが動くというイレギュラーな一日になります。
相場が終わる前というのは
ポジションの巻き戻しが出やすくなり流動性が低くなるので、
ちょっとでも変な材料が出るとワンサイドで動いてしまうことに
注意が必要だそうです。



■為替市場ニュース
アメリカではいくつかの経済指標やベージュブックが出ましたが、
全体的には緩やかな景気改善が続いているという状況です。
イエレン議長は「利上げ6ヶ月後発言」の修正に入った感じ。
失言ではなく、相場の反応を見る動きだったのではないかということで、
結果、利上げは少し先になりそうです。


反対に、日本では黒田総裁の発言からも強気路線が伺えます。
低金利をずっと続けるわけではないというような発言も、
出口戦略を示唆しているようなもの。
これも株価がしっかりしている中で出たのかなという印象だそうです。


今週はアメリカの決算発表が目白押しです。
これまでの金融相場に変わり、
業績相場でNYが上がって行く時が本当の景気回復。
企業決算が良ければ、株価が上がり、ドル円も上がるということで、
アメリカ企業の決算もチェックしておいたほうがよさそうです。



■今週の注目通貨
先週に引き続きポンドです。
BOEが利上げの基準とした失業率7%を下回り、
今回は6.8%という数字が出てきました。
目標値がどんどん近くなって来たので、2月頃からは
失業率だけではなく他も総合的に見ましょう」という流れになっています。
まるでアメリカのような動きですので、
FRBのちょっと先を行っているのがBOEとも考えられるようです。


ユーロ/ポンドで見ると、
2015年の5月頃の選挙前にやるという利上げが
もしかしたら景気良好で早まるかもしれないということで・・・
金融緩和のユーロ、引き締めのポンドという形から
ユーロ/ポンドは売りが強くなると考えられます。


ポンド/ドルで見ると、
アメリカの金利は動いていないことから、金利差でみると
ポンド買い、ドル売りが見えてくるようです。



■チェック項目
101.50から下あたりからは個人投資家がかなり買い意欲強く、
.35までしか行きませんでした。
日足200日移動平均線は100.80あたり。ボリンジャーバンドもこのあたり。
週足52日移動平均線は100.60近辺で、鉄板と言われ、相当堅い様子です。
アベノミクス2012年11月から、52日平均線は実勢レートの下にありますが、
徐々にお互いが近づいています。
(それ以前はずっと実勢レートの上)

アベノミクスによって上抜けして、円安トレンドができましたが、
実勢レートがこの52日線を下抜けすると、アベノミクスは終わってしまう
という海外勢の見方もあります。
101円は底堅いポイントではあるものの、
抜けた時は損切りを入れるなど注意をしておきましょう。


ちなみに抜けるタイミングは分かりませんが、
5月連休前は良く動くので、要チェックです。
ウクライナ、中国は常にくすぶっていますし、
逆にウクライナが良くなった時は、ユーロが売られる可能性が高まり、
さらにユーロ円が抜けた段階でドル円も下げる可能性が出てきます。
週足52日平均線、GWまでの動き、注視してみて下さいね!

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山本 郁
やまもと かおる

新潟テレビ21アナウンサー・ラジオNIKKEI契約アナウンサーを経てフリーに。
ニッポン放送では『高嶋ひでたけのお早う!中年探偵団』最後のアシスタントをつとめた。
ラジオNIKKEI『聴く日経』、『テイスト・オブ・ジャズ』のパーソナリティー等。

新しい一週間の始まりにお耳にかかれて光栄です!!
今聴いて下さっている“あなた”をマイクの向こうに意識して価値ある情報を、正確に分かり易くお伝えします。

大橋 ひろこ
おおはし ひろこ

フリーアナウンサー。マーケット関連、特にコモディティ、デリバティブ番組でキャスターとして活躍中。一方で映画やアニメなど声優としての顔も持つ。趣味はアンチエイジング。

櫻井 彩子
さくらい あやこ

東京生まれ。一般企業にOLとして就職後に転身し、フリーアナウンサーに。
ラジオNIKKEIでは「夢企業探訪」ほかを担当。
特技は3才から始めたヴァイオリンで、アマチュアオーケストラにも所属。

岡安 盛男
おかやす もりお

1979年4月アムロ銀行(現ABNアムロ銀行)入行。アービトラージディーラー としてスタートし、マネーやフォワードディーラーを経て外為スポットディーラーとなる。83年RBC(カナダロイヤル銀行)資金為替部長。85年ウエストパック銀行にシニア為替ディーラーとして入行。ロンドン支店を含み約10年間勤務1994年にはインドスエズ銀行(現カリヨン銀行)にチーフカスタマーディーラーとして入行。自動車や石油会社などのメーカーや、生損保、商社などの大手顧客へ為替のアドバイスを行う。 1998年独立してデイトレーダーに転身。日本ではまだFX業者はなく、海外のFXブローカーを使ったFXデイトレーダーの先駆けとなる。

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