TOKYO GOLD FESTIVAL 2015 レポート&音声

番組紹介

ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~金曜日 17:30~17:45
提供:東京商品取引所

毎日夕方に15分生放送。
(月)「世界の経済・政治ニュースから」
(火)「小次郎講師のトレードスクール『基礎編』 ~株・FX・コモディティに使える~」
(水)「コモディティ・マーケットの見通し」
(木)「岡安盛男のFXトレンド」
(金)「投資経験者のためのα情報」 と、日替わりで最新の投資情報をお届けします。
いちはやくライブで、いつでもオンデマンドやポッドキャストでお聴きください。
キャスターは山本郁、大橋ひろこ、櫻井彩子が担当いたします。

新着記事

出光・昭シェル経営統合でJXと2強体制へ~その背景と今後 [大橋ひろこコラム]

2015.07/31 大橋ひろこ 記事URL


石油元売り国内2位の出光興産と5位の昭和シェル石油は30日、経営統合することで基本合意したと正式発表しました。7月31日日経新聞の一面トップニュースです。

出光が昭和シェルの親会社であるロイヤル・ダッチ・シェル(シェル・グローバル)から33.3%(議決権比率)の昭和シェル株式を取得。シェル・グローバルは35%の昭和シェル株式を保有することとなります。昭和シェル株の売却でシェル・グローバルは,日本での石油精製・販売事業から完全に撤退し、今後はLNG中心の資源開発に集中していくことになります。

皆様ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は株式会社セキツウ常務取締役の山内弘史さんに
「出光・昭和シェルが経営統合に向けた協議で合意」
その背景と今後についてお話を伺いました。

大手石油元売り会社は多い時で10社あまりあったのですが
業界再編の末、ガリバーであるJXホールディングス(10.8兆円)と
今回統合にて業界2位へと浮上する出光+昭和シェル(7.6兆円)の
2強体制へ随分数が減りました...。


これまで業界3位だった東燃ゼネラル石油(3.4兆円)、
次いでコスモ石油(3.3兆円)が今後どうするのかが注目されますが
業界再編は最終局面に入ってきています。

なぜ石油元売りの統合再編が繰り返されてきたのでしょうか。

そもそも、石油製品の国内市場が縮小し続けています。
少子化に加えて、燃費の向上がガソリンの消費量を減少させているのです。


◆ガソリン販売量推移、減少が続く。

2010年度 58,159千kl 
2011年度 57,209 
2012年度 56,206
2013年度 55,477
2014年度 52,975

2018年度には49,458へ 
2019年度には48,310へ減少する見込みで
年率1.8%の減少となるとみられます。

このペースでいくと2019年には
2014年度(5年前と比較して)▲8.9%に。

このため、ガソリンスタンド(給油所)数も減少が続いています。

◆給油所数推移、減少が続く。

平成元年 58,285
6年 60,421 
10年 56,444 
15年 50,067
20年 42,090
22年 38,777 
24年 36,349 
25年 34,706
26年 33,510

平成6年がピークで6万ヶ所あったガソリンスタンドが
昨年は33510ヶ所で、およそ半減しています。

この中で今回統合した2社のガソリンスタンドは計約7000カ所。
出光の月岡社長は「当面、両ブランドは維持する」と述べています。


国内需要の低下、マーケットの縮小は今後も続くとみられ、
アジアなど海外市場の開拓が急務となってきていますが、
今後は、出光が進めているベトナムでの製油所事業など
海外展開を加速するとみられています。

しかし、海外市場も競争が激しいと山内さん。

中東など産油国と組んでアジア市場に製油所を作り
製品を販売している競合もあるほか、
アメリカがシェール革命以降、石油製品輸出を拡大しており、
コストも低廉化しているのだそうです...。

◆製油所は2社で6か所、統廃合なし?!

両社が保有する製油所は

 出 光 :北海道(苫小牧)、千葉、愛知(知多)の3か所
昭和シェル:四日市、川崎、山口の3か所

計6か所あります。

「製油所の統廃合は必要ない」と月岡社長は話されていますが、
 製油所統廃合が元売統合の最大のメリットかと思われますが、、、。

しかし、競合他社が保有する製油所とエリア的に重複しないため
一体運営による効率化でコストを削減が可能であれば
統廃合しなくてもやっていけるということなのかもしれない、と
山内さん。

詳しくはオンデマンド放送で山内さんの解説をお聞きくださいね。

FOMCで利上げ時期は明言されず

2015.07/30 櫻井彩子 記事URL


28-29日にFOMCが開催され、
日本では本日未明に声明発表でした。
発表後一瞬ドルが売られたものの、買い戻されてじり高というところ。


9月の利上げ期待が高まっていた中で、
利上げ時期が具体的に示されなかった為やや失望感が出ました。
しかし利上げをすること自体は確実ということで、
マーケットの方向性的には"bull"。


雇用に関しては幾分さらなる改善が見られる、と
「幾分="some"」 が加わったことで幅が生まれました。
利上げしやすい状況を徐々に整えているようです。


イエレン議長が「年内の利上げが必要」と発言し
FRB理事も「9月の可能性は50%以上」とそれを後押している中、
今回のFOMCを受けて9月は難しいという話も再び出ています。


先週末には、FRBのスタッフのミスにより
5年くらい非公開とすべき本来出してはいけないデータが
出てしまっていたハプニングがありました。
そこに記されていた見通しが、FOMCの見通しと随分違うことが話題に。


内容的には、潜在成長見通しがFOMCより低く、
政策金利は0.35%というもの。

FOMCによる政策金利は0.65%。
いま0.1%なので、残りの0.5%を0.25%×2回で行うというのが
コンセンサスとなっており、利上げ2回説の根拠でもありました。


しかし0.35%ということは、残り0.25%。
こうなると1回で消化できる数字であることから、
12月1回か?とも取られています。
(もちろん9月1回でも良いのですが。)


いずれにせよ、
スタッフの見通しとFOMCの見通しが違うことに違和感が。
FOMCの方を全体の見通しとして出したのは
利上げの可能性が高いというサインと捉えることもできそうです。


来週は米雇用統計で、予想が22.3万人です。
9月まであと2回ある雇用統計において
20万人以上が続き、ほぼ目標の失業率に近い状態が続けば
利上げの可能性は高まります。
今晩発表のGDPも良くなるという予想がありますので注目です。


債券市場では先週に引き続き米金利があまり上がっていません。
7年ぶりの緩和から利上げに移る大きな節目なので、
債券や株式がどのような動きをするかは未知数です。
冒険というのはリスクが高く、もはやギャンブルになってしまいますから、
リスク商品、新興国、金なども一旦売り、
安全な米債券に資金を置いているとみられます。


実際に利上げした際、その資金がどこにいくのかが重要。
予想以上に安定を見せれば再びリスク商品へ向かいます。
それまではマネーが縮小する傾向は続きそうです。


また、そろそろ夏休みに入る「夏枯れ」の時期。
たた、今年はアノマリーがあまり当てはまらない年であることからも
資金の流れが今までとは違うとみていた方が良さそう。


利上げというテーマがあるドルに比べて
円もユーロも材料がない状況。
ポンドも年内利上げなど、
はっきりとしたものに対して動いているという感じ。


ユーロポンドも巻き戻し。
FOMCの前にはユーロを買ってポンドを売る等
目先の調整の動きがみられます。


ドル円は
利上げを織り込みに織り込んでいるので、
利上げ後は下落するという論もありますが、
実際はまだ上りきっていないような印象も受けます。
ざっくりとは120〜125円、
細かくは122.50〜124.50円の黒田レンジの中にいるのが現状。
今回も123.01まで下がりましたが、
オプション絡みがあったのか狭いレンジの動きです。
125円をブレークする力がだんだん縮小しているなか、
来週の雇用統計にはその力があるのかどうか。注目です。

****

櫻井は今回が最後の出演となりました!
聞いて下さったリスナーの皆さん、本当にありがとうございました。
岡安さんやスタッフの皆さんにも感謝で一杯です。

来週からは、「ザ・マネー」でお馴染みの
袰川 有希(いやがわ ゆき)さんが木曜日キャスターとしてご登場ですよ♪

どうぞ今後とも「岡安盛男のFXトレンド」よろしくお願い致します。


原油ショートカバーとなるか、EIA石油在庫統計に注目 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]

2015.07/29 大橋ひろこ 記事URL


商品市況の低迷が続いています。7月最終週、27日月曜の上海株式市場は8%を超える大きな下落となりました。中国株式市場の下落は商品市況の低迷の長期化を暗示しているようです。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンス代表取締役社長の
近藤雅世さんにお話を伺いました。


銅・ニッケル・アルミニウムの非鉄金属は現在、
その半分以上を中国が消費している構図です。
鉄鉱石に至っては需要の6割以上を中国が占めています。

原油の需要トップの米国の日量2,444万バレルに次いで中国は第二位。
日量1,081万バレルで世界のシェアの12%を占めるに過ぎませんが、
2015年の世界全体の消費量増加量が+129万バレルに対して
中国は27%増である+35万バレル。需要の増加幅も大きかったのですが、、、。


世界の商品需要における中国の存在感があまりに大きかったために
中国の景気後退がもたらす商品需要減少は市況に大きく影響してきます。
長期的には商品価格は低迷すると思われますが、
足元では金や原油相場が反発する可能性があると近藤さん。


原油と金に対するファンドの売り残が金は過去最大の▲160,13枚、
原油は3月24日の281,026枚が過去最高でしたが、
5月中旬には12万枚台まで減少し、先週再び増加し202,339枚になっています。


ファンドがショートポジションを膨らませているため、
これが買い戻されれば反発する、ということですが、
特に原油は日本時間の木曜日朝にEIA米国エネルギー情報局が発表する
石油週報がトリガーとなって反発するのではないか、というのです。

先週は原油在庫が大幅に増加しました。
近藤さんは、先週の原油在庫増がイレギュラーであったため、
今週は原油在庫が減る可能性があるとして注目、
もし、在庫減となれば、ショートカバーから原油が大きく反発する
可能性もあると近藤さんは解説くださいました。


また、タイのコメの穀倉地帯で干ばつとなっているので、
世界最大のコメ輸出国の生産に影響があれば、コメ価格が上がるかも?
日本にまで影響があるかどうかに注目ですね。

証拠金制度とレバレッジ [『小次郎講師のトレードスクール』基礎編 ]

2015.07/28 大橋ひろこ 記事URL

7月からスタート!毎週火曜の「小次郎講師のトレードスクール基礎編」
このシリーズはテキストがございます。ご覧の画面の右側にある「小次郎講師のトレードスクール」波の柄のバナーをクリックしていただけるとテキストをダウンロードしてお聞きいただくことができます。只今、4回分のテキストDLできます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師こと手塚宏二さんのトレードスクール
第4回のテーマは
「証拠金制度とレバレッジ」です。

商品先物取引はレバレッジを活用した取引。
それゆえに、危険だとか怖いというイメージもあるのですが、
小次郎講師はレバレッジを制する者が投資を制する!と説きます。

レバレッジはリスクでもありますが、大きなリターンをもたらす
武器にも成り得るのです。

レバレッジはコントロールできることをご存知でしょうか?
ハイレバレッジでハイリスクハイリターンの取引をするのか、
ローレバレッジでローリスクローリターンの取引をするのか、
実は自分次第なのです。先物取引はハイリスクという考え方では
利益を最大限に伸ばすことができない考え方なのです。

リスクをコントロールできれば、リターンを享受できる、、、
ならば、リスクをコントロールしてレバレッジの効用を最大限に
引き出せばいいのですが、どうすればいいのでしょうか?

小次郎講師はTOCOMでの金取引を例にあげて
取引するために必要な資金、価格変動によるリスク率から
リスクコントロールのための具体的な考え方を教えてくださいました。

・自分の取引する銘柄は1日平均でいくら動きますか?!

・1枚(最小単位取引)でいくらの損益となりますか?

・投資用資金に対してそれは何%のリスクですか?

・適切な取引量は何枚までですか?

これにパッと答えられないようだと、、、、
リスクコントロールができているとは言えません。

自己資金に対して、どの程度のリスクを取っているのか。
リスクをコントロールすることで資産を守り、
また、資産を増やすことが可能なのです。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

「『小次郎講師のトレードスクール』基礎編 ~株・FX・コモディティに使える~」アーカイブ [『小次郎講師のトレードスクール』基礎編 ]

2015.07/28 スタッフ 記事URL

オンデマンドで第1回目からお聴きいただけます。

※放送日と内容は変更する場合があります

参考テキスト1 参考テキスト2

下値を探る国際商品 [日経新聞編集委員]

2015.07/27 山本郁 記事URL

本日のコメンテーターは 日本経済新聞社 編集局 編集委員の志田富雄さんです。
今日はまず、最近のトピックスとして、中国中央銀行の金保有高更新のお話しをしてくださいました。
前回2009年は1054tとの発表があり、1000tを超えたということで市場はポジティブに捉えられましたが
今回は600t増えたにもかかわらず、「3000tくらいあると思っていたのに、思っていたよりも少なかった...とネガティブな捉え方をされたようです。
最近の金の下落には、この金保有高が影響しているという見方もあるようですが、志田さんの考えは違うようです。
中国の外貨準備に占める金の割合は1,6%くらい。
ポートフォリオの中で金は3%組み込んであれば十分資産を安定させる効果があるので、少なすぎるというこうとは無いのですが、と志田さん。

では、金のそして原油の下落要因は何でしょうか。
そして今後の見通しは?

詳しい志田さんの解説はオンデマンド放送でお聴き下さいね。

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パーソナリティ

山本 郁
やまもと かおる

新潟テレビ21アナウンサー・ラジオNIKKEI契約アナウンサーを経てフリーに。
ニッポン放送では『高嶋ひでたけのお早う!中年探偵団』最後のアシスタントをつとめた。
ラジオNIKKEI『聴く日経』、『テイスト・オブ・ジャズ』のパーソナリティー等。

新しい一週間の始まりにお耳にかかれて光栄です!!
今聴いて下さっている“あなた”をマイクの向こうに意識して価値ある情報を、正確に分かり易くお伝えします。

大橋 ひろこ
おおはし ひろこ

フリーアナウンサー。マーケット関連、特にコモディティ、デリバティブ番組でキャスターとして活躍中。一方で映画やアニメなど声優としての顔も持つ。趣味はアンチエイジング。

櫻井 彩子
さくらい あやこ

東京生まれ。一般企業にOLとして就職後に転身し、フリーアナウンサーに。
ラジオNIKKEIでは「マーケット・トレンド」ほかを担当。
特技は3才から始めたヴァイオリンで、アマチュアオーケストラにも所属。

岡安 盛男
おかやす もりお

1979年4月アムロ銀行(現ABNアムロ銀行)入行。アービトラージディーラー としてスタートし、マネーやフォワードディーラーを経て外為スポットディーラーとなる。83年RBC(カナダロイヤル銀行)資金為替部長。85年ウエストパック銀行にシニア為替ディーラーとして入行。ロンドン支店を含み約10年間勤務1994年にはインドスエズ銀行(現カリヨン銀行)にチーフカスタマーディーラーとして入行。自動車や石油会社などのメーカーや、生損保、商社などの大手顧客へ為替のアドバイスを行う。 1998年独立してデイトレーダーに転身。日本ではまだFX業者はなく、海外のFXブローカーを使ったFXデイトレーダーの先駆けとなる。

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