マガシーク株式会社(マザーズ3060)井上 直也社長 [番組サマリー]
2007/8/24(金) 17:00 投稿:yamanashi 記事URL トラックバック ( 1 ) コメント ( 6 )
photo by 渡辺タカコ
マガシーク株式会社(マザーズ3060)井上 直也社長
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インターネット上で雑誌連動型のファッション小売事業を展開
御社の事業内容をお話し頂けますか?
雑誌の最後のページから調べるのをインターネットで出来ないかと妻がアイディアを出し、私がビジネス化しました。当社は、現在380以上のブランドと雑誌14誌と提携してインターネットや携帯でも簡単に洋服を買ってお届けできるサービスを提供しています。
マガシークのHP
創立の経緯をお聞かせ下さい。
2000年当時私は、伊藤忠商事の繊維カンパニーに居りまして、インターネットのブームの時期でしたから伊藤忠の中でもインターネットを使ってファッションの分野で新しい事業で使えないかと考えておりました。その中で妻の一言をきっかけに伊藤忠商事のアパレル企業と提供して人気雑誌の掲載商品が売れないかと考え、スタートしました。
事業を立ち上げて7年間、どんなところでご苦労されましたか?
伊藤忠と言う大きい組織におりましたが、実はほとんどが企業間取引の仕事で消費者に直接物を売るノウハウも経験値もなかったものですから一般消費者に届ける箱を設計したり、物流体制を組んだり、色々なお客様へのサービスは全て手探りでスタートしたところです。
その中で一番難しかったのは、インターネットで洋服を買うことがまだまだ一般的ではない時代でしたからメーカーの方があまり協力的ではありませんでした。最初は、一つの商品に1枚や2枚しか供給しない等、商品の調達に苦労しました。トップダウンではやろうと言うことでしたけれども現場の方は売れが良い物を店に出すものですから最初は非常に消極的でした。
それが手応えを感じたのはいつ頃ですか?
スタートして最初からものすごいアクセスがありまして、商品は足りないけれども買いたい人が殺到しました。そのため、最初から商品さえ集まれば売れるなと手応えはありました。
ただ、これを色々な工夫をしながら、我々が写真を撮ったり、雑誌で色々なページを仕掛けたりしながら2年ぐらい経ってくると通信環境も良くなってきたこともあり、徐々に洋服もインターネットで買うことが広まってきました。3年目ぐらいから業績は順調に右肩上がりで伸びています。
ターゲットはどういうお客様が多いですか?
全体の8割がF1層と呼ばれる20〜34歳の若い女性です。
お客様の数は、現在どれぐらいいますか?
登録上は現在60万人ぐらいおりまして、そのうち約2割がリピーターです。
御社のサイトを閲覧すると膨大な量を取り扱っていますね。
最初は、雑誌に載っていたものだけを取り扱っていましたが、メーカーの方も雑誌に載っていなかった商品もぜひ売ってくれと言うことで広がってまいりました。今380ブランド扱っておりますけれども雑誌に載っていない商品の売上の半分以上を占めています。やはり品揃えがあると言うことで1回マガシークに来て頂いたお客様がリピーターとなって増えている理由だと思います。
その他にアウトレット事業も展開されていると言うことですね。
これは、スタートしてアパレルメーカーのニーズを聞いていく中で、もちろん全ての商品が定価で売れていくわけではありませんので、早くセールにしたいと言う商品もありまして、当初マガシークと言う同じサイトでセールをしていましたけれどもセールをいつもやって欲しいと言う声が多くなってきました。実際の売場でも百貨店と郊外のアウトレットと分けておりますので、OUTLETPEAKと言う別サイトをスタートしました。
OUTLETPEAKのHP
広告事業も展開されているそうですが、どういったものでしょうか?
今展開している2つのサイトは、月間で1億ページビューぐらいありますので、ファッションに興味のある女性がたくさん訪れていますからそこに化粧品やエステの広告を出したい等のニーズがありましたので、今年の春から本格的にタイアップ広告のような形でサイト上に広告をスタートしています。
競合他社と比べて御社の強みはどのようなところにありますか?
マガシークと言う社名は、「マガジン(雑誌)」と「シーク(探す)」と言う意味の造語なのですけれども出版社と提携していることが当社の特徴です。主な株主の中で小学館、集英社、講談社、光文社等、大手出版社が入っています。出版社が持っているファッションを作る力は、当然図抜けたものがありますので、なかなかネット企業が作れる状態ではありません。そういった中で当社の事業としては、雑誌と組んで女性が欲しくなるようなコンテンツを作れることが当社の強みになっています。
今後の成長性についてはどのように見ていますか?
婦人服のマーケットだけでも日本国内で6兆円あると言われています。アメリカのインターネット販売では、全商品の3分の1が洋服だと言われていますので、まだ日本は数%と小さい割合ですからまだこれからも伸びていく市場だと考えています。
さて、業績について伺います。7月27日に第1四半期の決算を発表されました。売上高が15億3,600万円(前年同期比47.8%増)、営業利益が9,500万円(同38.7%増)、経常利益が1億200万円(同44.1%増)、純利益が6,000万円(同47.5%増)となりました。4-6月を振り返ってどのように見ていますか?
平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況
ほぼ予算どおりの数字が出せましたので、当社は全ての期が増収増益で来ておりますので、このペースで予算を達成していきたいと思います。
そして通期の予想なのですけれども売上高で80億円(同48.7%増)、営業利益、経常利益共に6億5,000万円(それぞれ同60.0%増、同71.6%増)、そして当期純利益で3億7,500万円(同73.8%増)を見込んでいらっしゃいます。
非常に伸び盛りのマーケットですし、第1四半期も予定通り来ていますからこのまま目標に向かって着実にやっていきたいと思います。
配当についてはいかがでしょうか?
前期に純利益の3割を配当していくと言う方針を発表し、初めて配当を出しました。これを継続的に来期も同じ割合で行きたいと考えています。
中長期的な数値目標としてはいかがでしょうか?
売上高200億円、経常利益20億円と言う目標を平成25年までに達成したいと考えています。もっと早く達成できるように頑張りたいと思っていますし、200億円は先ほど申し上げた数千億円のマーケットの割合から見たら小さいので、楽にクリアできる数字だと思っています。
今後強化していく部門や取り組みはありますか?
一つは、来月9月にオープンするメンズのサイトでございます。従来からメンズをやりたいと思っておりましたけれどもレディースのブランド数も増えておりますし、なかなか体制が付いていきませんでした。しかし、上場も果たしましたので、メンズのサイトをまず立ち上げようと動いております。
ターゲットの年齢はいくつですか?
30〜40代のややリッチな層を狙っていきたいなと思っております。雑誌で言いますと「Leon」とか「Uomo」とか「EX」と言ったちょい悪な方もいらっしゃるでしょうし、ファッションにお金を掛ける方をイメージしております。当社は、マガシークで培った強みと言うのはたくさんの雑誌と組むことによって色々なセグメントのお客様にリーチが出来ますので、展開する中で20代後半等、若い層にもアプローチをしていこうと思っております。
御社の足りない部分又は課題はありますか?
会社の事業がスピードを持って展開していますので、それに社員が付いて来られるかどうかと言うことが大きい課題だと思います。
現在服飾中心ですが、他の部門に拡大していく予定はありますか?
マルシェと言う婦人向けのサイトを運営していますが、鍋やコップなど台所用品も結構売れています。色々なセグメントによっては雑貨やインテリアに広げています。メンズも当然ワイン等色々な趣味がありますから他社と提携しながら洋服以外の分野もチャレンジできたらやってみたいと思います。
個人投資家にメッセージをお願いします。
先ほども申し上げましたが、予算を達成して増収増益を続けている会社です。配当も3割配当と言うことで、株主に報いるのはまずは配当からだと思っていますし、きっちりと業績を出す会社、そしてもちろん伊藤忠を母体としてスタートした会社ですからマザーズと言う新興市場の中でもきちんとした会社であることをご理解して頂けたらと思いますし、近い将来東証一部に行きたいと考えていますので、マガシークと言う会社をぜひ覚えて頂いて、注目して頂けたらと思います。
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来週は、ディーブイエックス株式会社(JASDAQ3079)若林 誠社長がご出演されます。お楽しみに。
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4平成20年3月期決算短信
5平成21年3月期第1四半期決算短信
6平成21年3月期 第2四半期決算短信
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