2007年のイベント展示会スケジュールと見所について-ハイテクアナリスト 杉山勝彦氏 [番組サマリー]
2007/1/26(金) 17:30 投稿:yamanashi 記事URL トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
photo by 渡辺タカコ
杉山 勝彦氏
1943年東京都生まれ。
和光経済研究所(当時)を皮切りに国内外の証券会社で
ハイテクアナリストとして活躍後、
株式会社武蔵情報開発を設立。
日本証券アナリスト協会検定会員。
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「2007年のイベント展示会スケジュールと見所について」
証券市場と展示会などのイベントの結び付きは?
イベントに報道陣が集まり、報道されて株価が動くと言うことが一番大きいと思います。それから新製品がイベントを目標に開発されて発表されることが多いです。後はアナリストにとってもイベントは重要な情報源ですから調べてレポートやレーティングに反映された結果、株価が動くこともあります。
そうすると個人投資家にとってもイベントは重要になってきますね。
一番大きいメリットは、普段見ることが出来ない製品や部品を見ることが出来ます。例えば、パソコンやテレビの中など自分が投資している会社の製品が使われていることを見ることが出来ます。
それから融合製品を発見出来ます。例えばまだ物になっていない有機ELやキャノンのSEDなど新聞で報道されていますけれども、実際に綺麗な画像なのかを見ることが出来ます。
それから企業間取引は発表される事はありませんが、例えば部品会社のブースに行きますとメーカーの製品が展示されているので、納入先を知ることが可能です。又、ブースに立っている社員にライバル会社や業界の状況の事を直接聞くことが出来ます。
イベントでの過ごし方
まず自分が見たい企業のブースの場所を地図で確認します。それから製品のカタログを入手することが非常に重要です。特に新製品のカタログは、参考カタログとして裏で隠している場合があります。それを請求すれば出してくれるので、これは、お宝物です。
それから人気のないブースに行くことを考えた方が良いです。例えばCEATECでは、液晶画面やプラズマ画面がずらりと並んでいてそちらに行きがちなのですが、実はその隣にプラズマ用の部品が置いてあることがあります。株と一緒で人が見ない物を見ると案外儲かるケースがあると言うことです。
さらに展示会全体を特集する経済誌の特集号があるので、それは良くまとめてあり、重点も全部書いてあるのでもらって来ると良いです。
大きいイベントとしては、先ほど杉山さんがおっしゃったCEATECと東京モーターショーが挙げられますね。
この2つは、大きいので有明のビッグサイトではなく、幕張メッセで行われます。例えば、モーターショーは150万人の人が集まり、CEATECも20万人が来ます。
それだけ大きなイベントとなるとあえて人気がないブースに足を運ぶ意味があるのでしょうか?
みんなが知っている情報は、株価に織り込まれます。例えば、CEATECの部品のブースはがらがらですから説明員にいくらでも質問が出来ます。テレビなど家電屋に行けば見られますからわざわざ幕張にまで見に行く必要はありません。
モーターショーも車だけ見ていても意味がないので、例えば、ギアボックスなど最新の部品や排気ガスの規制の問題に対応する部品とモジュールがあることが分かれば投資に非常に役立ちます。
今年の主なイベント・展示会はどんなところがありますか?
CEATECとモーターショー以外は、ほとんど有明のビッグサイトで開催されます。
2月7日〜9日 第3回 国際 水素・燃料電池展:
今家庭用の燃料電池と携帯機器用の燃料電池がもうすぐ実用化されますので注目したいと思います。意外なメーカーが出ていますから多分おもしろいと思います。
2月7日〜9日 NET&COM 2007:
インターネットと通信のソフトウェアの展示会も行われますから一緒に見て頂くことが出来ます。
2月21日〜23日 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議:
これは今最先端のナノテクの総合展示会です。海外からもたくさん出品していますので、非常におもしろい展示会になると思います。日本のナノテクのポジションとナノテクの各国の予算や重点項目、実用化製品、等色々なデータが収集出来ると思います。
3月6日〜9日 IC CARD WORLD 2007:
最近普及している非接触ICカード、SUICAやICOCAや電子財布のEdyは、実は全部ソニーが開発したFeliCaと言う規格なのですが、これの動向が注目されています。例えば、携帯にもフェリカが使えますので、これがどこまで普及するか、それからコンテンツはどこが作っているか、などが分かります。まだクレジット対応が充分ではありませんし、携帯コンテンツも充実する余地があると思います。
3月22日〜25日 フォト イメージング エキスポ2007(カメラショー):
今カメラと言ってもほとんどデジカメですが、デジタル一眼レフなど高級カメラの部品が直に見ることが出来ます。それから普段見られない放送機器も見られますからぜひ一度足を運んでみると良いと思います。
4月4日〜6日 国際セラミックス総合展2007:
今セラミックスが注目されていて金属の部品の代わりにセラミックスが使用されるケースが増えています。例えば、自動車がらみの所で耐熱性が高いセラミックスが使われています。それから電子回路の基板も実はセラミックス系ですからこれが色んな方面で拡大している所です。皆さんが良くご承知のイビデン、京セラ、日本ガイシ、TOTO等を含めてたくさんの会社が展示していますからぜひ新製品を見に行って頂きたいと思います。
4月11日〜13日 第3回国際フラットパネルディスプレイ展:
ご承知の薄型テレビや携帯機器用パネルなどの最先端技術が展示されます。特に製造装置や材料に注目して欲しいと思います。これは、多くの上場会社が目白押しになっています。
4月25日〜28日 新機能性材料展2007:
実は日本で一番国際競争力が強いのは材料なのです。例えばオリンピック選手のユニフォームは、全部日本の素材です。今年は、液晶用フィルムを始めとする導電性フィルムやタッチパネルに注目して欲しいです。
4月25日〜28日 金型展2007:
先ほど申し上げましたように企業秘密の部分があるのでめったに見られません。日本が誇る最強の技術であることを頭に置いて見て頂きたいと思います。
5月30日〜6月1日 2007マイクロエレクトロニクスショー:
これは、名前のとおり電子回路と実装技術の最新展示会です。ここには最先端の技術が含まれてきますので、非常に注目されていて、去年は12万人も入場者が来た人気のある展示会です。
6月20日〜22日 国際バイオEXPO & 国際バイオフォーラム:
これは、アジア最大のバイオイベントです。バイオは難しいのですが、ただIPOする会社(コスモ・バイオ、シスメックス、DNAチップ研究所、プレシジョン・システム・サイエンス)が出て来ていますので見逃せないと思います。
7月18日〜20日 ワイヤレスジャパン2007:
名前の通り携帯電話とiPodなどのモバイルデジタル機器の一大展示会です。これも入場者が4、5万人いますので非常に人気がある展示会です。特にテレビや新聞のメディアがすごいです。
11月28日〜12月1日 2007国際ロボット展:
産業用ロボットはつまらないと思うかも知れませんが、液晶パネル搬送ロボットなどは非常に強力でしてアニメのロボットより強力ではないかと思うくらいです。それからNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)や経済産業省が支援しているエンターテイメントロボットや介護ロボットなど可愛い人型ロボットがずいぶん出ます。お子さんを連れて行かれると非常に楽しめると思います。
幕張メッセでのビッグイベント:
10月2日〜6日(予想) CEATEC JAPAN (旧エレクトロニクスショー):
これは、昔のエレクトロニクスショー、オーディオショーやパソコンショーを1つにまとめた展示会です。1月にラスベガスでCESと言う同じような展示会がありますが、それと並んで世界の2大展示会と言われています。ここでは、あらゆるエレクトロニクスの製品や部品が見られます。韓国や台湾からも展示が来ていますので、ぜひ一度来て特に部品を見て頂きたいと思います。
10月27日〜11月11日 東京モーターショー:
これは、カタログを入手して、最先端の部品を見て行かないとだめだと思います。自動車の場合は、部品メーカーの方がグローバルなのです。もちろん自動車メーカーも世界に展開していますけれども部品メーカーはもっとグローバルですからその辺に注目して勉強した方が良いと思います。
最後に個人投資家へアドバイスを
説明員と丁寧に応対して話を聞けば目からうろこの話ばかり聞けます。裏情報と言うことではなく、勉強のために聞くわけですからIR的にも問題はありません。
ご参考:他の展示会・イベントは、下記のサイトでご確認できます。
東京ビッグサイト
幕張メッセ
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来週は、株式会社オウケイウェイヴ(名古屋セントレックス3808)兼元 謙任社長がご出演されます。
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スター・キャピタル・パートナーズ株式会社では、2007年2月3日(土)「第24回個人投資家向け合同会社説明会」を大阪で開催します。リスナーの皆様も直接経営者へ質問できるチャンスですので、ぜひご参加ください。ご来場された方には、参加企業各社からもれなくプレゼントを差し上げます。
日時:平成19年2月3日(土) 13:00PM〜
場所:阪急グランドビル26F (大阪・梅田)
参加企業:
カワムラサイクル株式会社(東証マザーズ7311)村山民生社長
燦キャピタルマネージメント株式会社(ヘラクレス2134)前田健司社長
基調講演:「伸びる新興企業とその経営者」ベンチャーコンサルタント/放送ジャーナリスト 菅生 新氏
参加費:無料
詳細については、スター・キャピタル・パートナーズ株式会社のホームページをご覧下さい。
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