PM2.5の次は“沙塵暴”
2013/02/18(月) 22:08 清水研究員

ドラえもんの著作権も多分・・・(上海の凧屋)


 先日、収録に見えたスポンサーから、シミズさんの周りでPM2.5の影響はどうですか?との質問を受けた。
 突然のご下問だったので、いえ、今のところ特に。と、しどろもどろに答えると、それはよかったですね。との返事。なんでもそのスポンサーのところでは、広報スタッフの一人が重度の呼吸疾患で休んでいるとのこと。被害は西日本の方が多いとは聞いていたが既にそういう状態なのか。

 情けないことにPM2.5について、僕はそれほど知識は持っていなかった。いったいどんなモノなんやろと環境省のホームページを開くと、「PM2.5は粒径が非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺癌、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています」なる文言が確認できた。

 さらに、「粒子状物質には、物の燃焼などによって直接排出されるものと、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)等のガス状大気汚染物質が、主として環境大気中での化学反応により粒子化したものとがあります。」とも記してあった。たんたんとした表現がかえってリアリティが感じられ、不気味である。

 どうやらPM2.5は季節性のある黄砂と違って、人民中国の経済発展と正比例しそうである。ちゅうことは、日本列島はこれからも、より一層の濃度を持ったコレに苦しめられる。ちゅうことになるのか?だとするとこれはさながら、中国大陸からの無差別大気汚染テロ。と形容できる気がする。

 さて不幸なことに、日本列島ではPM2.5に加えて、毎年、春になると前述の大量の黄砂が飛来する。この黄砂、中国では「沙塵暴」なる、見るからにオドロオドロしい名前がつけられている。ちなみにこの「沙塵暴」、微量ながら人体にとても有害な放射性セシウムを含んでいるらしい。福島原発事故で反原発運動が加速されているが、こちらも看過できない問題であるように思う。(反原発を主張する市民運動の先生方が、なんでこっちの放射能被害には抗議しないのか不思議ですわ〉

 それにしても、PM2.5といい「沙塵暴」といい、日本列島はまったく受け身な立場である。地理的に損な立場だから・・・と泣き寝入りする以外に、賠償や補償を求める等の、対処の仕方はないのかと思う。


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