人品卑しからず
2012/12/28(金) 22:56 清水研究員

古のクメール人は品のある顔立ちをしている


 有馬記念はぼろ負け。カネを大損したままで年を終えたくなかったので、リターンマッチに翌日も競馬場に行ってしまう。

 阪神9Rのパドック、休養明けの⑤アドマイヤオウジャがやけに良く見えた。鞍上は岩田騎手。しかしオッズを見ると、なんちゅうことか、単勝で20倍以上の数字が表示されている。休養明けが嫌われてるのか?それでも馬体は決して太く見えず、ウマも走りたくてうずうずしている様子で、周囲を睥睨するかの如き目つきである。

 これは天が与え給うたチャンスと思い、迷うことなくアドマイヤオウジャから、同枠のルメール騎乗のノーブルコロネットと6枠の浜中騎乗プリムラブルガリスの2頭に枠連とワイドを流す。枠連を買ったのは、もしルメールの馬が来た場合、その時点のオッズでは枠連の配当の方が高かったからだ。

 ゴール前、なんと単勝20倍のアドマイヤオウジャが大外からモノ凄い勢いで突っ込んできた!心臓が爆発するほど興奮する。然し内からプリムラブルガリスも伸びてきている。内と外の2頭はほぼ同時にゴールに飛び込んだが、一体、どっちや?僕が見ていた位置からは、やや内のウマの方が優勢のように思われた。

 単勝は外しても、枠連とワイドが当たってるので、まーエエかと暫く判定を待っていると、なんと、⑤が1着で確定のランプが灯る。体中に歓喜が沸騰する。これだから競馬は止められない。ブチ込んだカネが10倍以上になって戻ってくる。有馬記念の損害を補ってあまりある配当にありつけたのだ。

 そのまま払い戻しをサイフに入れ、競馬場を出たらよかったと後から後悔する。
 もっとも、ツキがあるときは勝負し続けるのが競馬に限らずギャンブルの一大鉄則。そのあと中山の10Rも枠連で勝つことができたので、徹底的な戦果拡大を狙い、その日の勝ち分の全てをメインの阪神カップに入れてみることにした。(勿論、保険にワイドを数点散りばめる)

 ところが、僕の予想とは似ても似つかぬウマ(もっとも勝ち馬は昨年と同じウマだったが)が1着2着になり惨敗。メチャ幸福な気分でいられたのは、ほんの30分ほどであった。あまりに儚なすぎる。鄭還古の『杜子春伝』の如き結果に立ち直れないショックを味わう。だが後悔してももうカネは戻ってこないのだ。

 さて、人品卑しからぬ。ちゅう言葉がある。その言葉に該当する人物、政治家は今の日本にどんだけおるねん?と思う。

 先の選挙で敗北宣言を発せられた未来の党の嘉田さんは、遂に小沢サンと袂を分かち、本日新たに日本未来の党をオープンさせた。との報に今日接する。

 選挙も競馬も「たられば」は禁物である。なんで選挙前に当事者はそんなことが分からなかったんやろと思う。嘉田さんと小沢さんは、まさしく水と油、陽と陰ではないか。
 「人品卑しからぬ」政治家なぞほとんどおられないが、僕は個人的には嘉田さんは、マスコミがどう叩こうが、その数少ない一人であるように感じるのだ。

 水清ければ魚棲まず。と謂う。然し、脱原発、反消費税増税、反TPPと、長い目で見た場合、氏の主張には耳を傾ける要素が多分にあるように思う。氏は、喧伝されているほどは左翼的ではない印象を受ける。なによりも人相が決して卑しからぬ点が、他の、反対の為の反対を繰り返している連中と違うように感じられるのだ。

 閑話休題。

 今年もいよいよ大詰めです。今年一年、拙ブログにお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。皆様方におかれましては良いお年をお迎えください。


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